受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士補試験を目指した理由・契機

過去に不動産業務に関わった経験から、関連する資格に興味があり、また、数年後に現在の職場で定年を迎えるにあたり、今後は、不動産関係の仕事に関わってみたいという思いから、何か役立つ資格を探し始めました。アガルートのホームページで過去問にしっかり取り組めば合格できる資格であるという講師の言葉とカキュラムの内容を見て挑戦しようと決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受験するなら3回までと覚悟を決め、独学での合格は難しいと思い、他の専門学校の講座とも比較をしました。アガルートの講座は、相対的に安価でありつつも、講師の方の講座紹介の動画なども説得力があり、さらに、合格率がかなり高く、自分も合格者の一人になれる確率も高いと感じたため、アガルートを選びました。

合格体験記・学習上の工夫

文科系出身で数学が苦手だった私は、勉強を始めた頃は、それなりの出題数がある計算問題について、全く手を付けないのは現実的ではないので、全部は取れなくても決まりきった計算パターンだけはマスターしようと思い、何度も書いて計算し覚えました。

また、計算問題以外の制度・規則などの文章問題については、講座の動画は分かりやすく理解したつもりでも、時間が経つと忘れてしまうことがあったため、テキストのページを開いた時に、最初にそのページに何が書いてあるかをイメージできるまでに、講師の動画を思い出しつつ繰り返しテキストも読み込みました。

勉強期間の中期になると、計算問題に関しては、途中で解けた気持ちになり、最後まで計算しないこともあり、解き直した時に、度分秒あるいはラジアンに換算する計算方法で混乱して分からなくなったことがありました。また、小数点の割り算は、桁数が多く計算過程でのミスに気付かず、最終的な答えが間違たことも何度もありました。手を使って最後まで解く大事さを身をもって感じました。

文章問題に関しては、通勤途上の電車の中で目をつぶりながら、大きなテーマを自問自答して、講師の説明内容(繰り返し大きな声で説明していた部分など)も思い出しながら、テキストどおりポイントを述べることが出来るかどうかを試していました。試験はテキストを見ることが出来ないので、読んで覚えた気で終わらせないために、自分の頭からポイントを引き出す訓練もしていました。

勉強期間の終盤は、計算問題は、ランダムに問題を解いていました。そのかいもあって、時間がかかりそうな問題と簡単に解けそうな問題を、ある程度見分けることが出来ようになったと思います。

試験当日は、問題を解いている最中は、新しい問題は気にせず捨て問題として飛ばし、確実に解ける問題をしっかり解くというやり方で解き進めました。新しい問題は最後まで分かりませんでしたが、それでも、合格点である18問以上は、解けた実感がありました。

総合講義のご感想・ご利用方法

講義が細かく分割されており、長くても20分程度、短いと5分程度となっており、視聴していけばいくほど学習進捗率の円グラフが色付けされ、達成感を得ることが出来ました。また、分からないところや間違った部分は繰り返し録画を聞き、理解できている部分は確認という意味で速度を上げて聞いて時間を節約していました。さらに、測量業務に関わった経験がありませんでしたが、講義の中で、講師の方がTSを実際に動かしながら説明していた部分などは、具体的なイメージがわき、分かりやすかったです。講座視聴の仕方として、通勤途上で聞くやり方もあったかと思いますが、私の場合には、休日にある程度まとまった単位で視聴するやり方でした。なるべく、前後の単元も聞きつつ、まとまりを大きくして聞いた方が理解はし易かったです。

3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

計算の公式・手法などについては、全てを理解できたわけではなく、理屈抜きでそのまま覚えたものもありました。テキストには類似の問題が用意されていおり、同じように見えても、違う視点・計算方法で問われている問題のなども掲載されているため、計算問題はほとんどの出題パターンをカバーできていたテキストだと思います。このテキストだけマスター出来れば大丈夫だと自分に言い聞かせ、実際に、本番の試験でも、そのパターンが数多く出題されており、安心して自信をもって解くことができました。

3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

テキストの最初の1週目は時間がかかりましたが、繰り返し解くことで回答のスピードも速くなり、反射的に答えることが出来る問題(何度も出ている過去問)などは、頭の中への定着も早かったです。取組ながら何度も同じように間違えてしまう問題に絞っていき、繰り返し解いていました。テキストのチェック欄はとても役立ちました。また、単に回答を暗記するのではなく、なぜ、その選択肢が間違っているのかについて、きちんと理由を言えるようになるまで、動画の復習も合わせて繰り返し解きました。

実力診断模試のご感想・ご利用方法

模試は、過去のデータ等を分析の上作成しているものと思うので、本番を想定して、本番と同じ時間帯である日曜日の1時から始めました。満点は取れませんでしたが、思った通りの水準には達していたと思います。2回目は、間違った部分を復習することで活用しました。そして、試験会場では、最後に模試の問題を見て直前のチェックに活用していました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

勉強の始めた頃は、文科系出身の私が短期間で合格できるのかという不安も少しありましたが、カリキュラムを信じて取り組むことが出来ました。試験当日は、見たことのない問題もありましたが、問題を解きながら、過去問をしっかり解ければ合格できるという講師の言葉どおり、テキストなどカリキュラムに沿って勉強して良かったと思い、落ち着いて、一つ一つ解き進めることができました。

実際の測量業に携わり円滑に業務をこなしていくためには経験なども必要となってくると思いますが、試験に合格するという目的達成ためであれば、アガルートのカリキュラムにそって勉強していければ、十分だと思います。大変お世話になりました、ありがとうございました。