合格者の声|曖昧な知識を補うために上級カリキュラムを受講した 中村 小太郎さん
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります
目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
私は大学を卒業後、建築関係の仕事に従事していましたが、縁があり現在公務員として業務にあたっております。業務内容は技術系の職種ですが、公僕として最低限民法等の法的な知識をつけたいと考え、士業の資格試験を調べていた際、土地家屋調査士を初めて知りました。建築士の資格を保有していることから、午前の部を免除できる点にひかれ、資格取得を目指しました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
私は2回アガルートアカデミーを受講しています。資格勉強を始めるにあたり、インターネット等で土地家屋調査士の勉強方法を調べたのですが、法律や測量の基礎知識がないまま独学で進めるのは効率的でないと思い、幾つかの資格学校の中から、合格率の高かったアガルートアカデミーの講座を受講することに決めました。一度目の試験は不合格となりましたが、勉強の進め方に間違いはないと感じたため、2回目も続けてアガルートアカデミーの講座を受講しました。
合格体験記・学習上の工夫
私は2022年1月から土地家屋調査士の試験勉強を始めました。一度目の試験では約10ヶ月の勉強期間だったこともあり、手を広げても効果的でないと考え、講義を聞きながら択一の過去問をひたすらまわす作業を行い、8月までに平成17年からの択一を肢毎には曖昧な点はあるが、20問すべて正答できるところまで学習を進め、残りの2ヶ月で記述の勉強を行いました。結果、一回目の試験は不合格となりましたが、択一は9割得点することができたことから、勉強の方針は変えずに記述の対策を重点的に行うとともに、曖昧な知識を補うために、上級カリキュラムを受講しました。
一回目の試験での反省点として、『試験時間内に解き切ったものの、見直しの時間がほぼ取れなかった』、『記述の学習が浅く、申請書が曖昧』、『関数電卓の打ち間違いによる誤答』がありました。反省点を改善するため、今年度の勉強方法は、週三回は1年分の過去問をストップウォッチを使い時間管理をしながら通す。択一は20問とは考えずに肢別で100問/1年として理由を説明できるようにする。申請書例を完全に覚える。関数電卓を日頃から持ち歩き、計算を習慣づける。を基本に学習を行いました。
結果、合格点を取ることはできましたが、当日の試験では見直しの時間は確保できず、択一は初年度より点数が下がり、申請書も無理やり作成し、唯一座標計算は間違わずに計算できただけという、効果があったかどうか非常に分かりづらいものでした。
ただ、一年間細かいところに目を向けて、時間管理を行い学習を続けたことで、他の受験者のかたが正解できる問題は落とさずに得点し、記述の穴埋め等で部分点を稼ぎ、未完にならない程度の時間管理ができたことが、合格に繋がったと思うようにしています。
【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法
上級カリキュラムを受講しました。一問一答形式の講義は空いた時間でも進めることができ、また都度解説をしていただけるので、効率的に学習ができたと感じています。
私の利用方法は、一度映像講義を通したあとに、音声をダウンロードして、通勤時間にひたすら聞き続ける学習を行いました。一日の通勤時間は往復で1時間半程度かかるため、10ヶ月で約300時間音声データを利用することができました。
音声の聴き方は、民法、不動産登記法、土地家屋調査士法にフォルダを分けて項目ごとに学習する方法と、それ以外に理解が浅い内容や、間違った問題用の苦手フォルダを作成して、フォルダ内の音声データをランダムに再生して、理解ができたらフォルダから削除する方法で、苦手フォルダが空になるまで繰り返し学習を行いました。最終的には、講師の方の喋る内容が先に分かるようになり、再生速度を上げることができ、短時間で多くの講義をこなすことができました。
効果としては、択一の理解に繋がったこと以上に、本試験の記述の穴埋めで、問われている内容に対して、講師の方の言葉で内容が思い出せたことで、正答をすることができたので、非常に講座に助けられたと感じております。
択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
択一試験の対策は、過去問の理解を第一優先で行っていたため、解説が詳しくされている、択一過去問解説講座は、学習初期において内容を整理するために非常に有効であったと感じております。私は2回目の受験でしたので、択一については初年度の知識でも問題はないと考えていましたが、同じ問題でも、解説を聞くことで曖昧であった箇所の確認や、誤って覚えている内容の修正をすることができました。特に肢ごとでの解説は、同様の関係する問題と関係づけて理解することができ、知識の定着が深くなり、本番での問題回答時間の短縮に繋がったと感じています。
記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
記述式過去問解説講座は学習初期及び本試験直前期に利用しました。学習初期に講座を見てから記述式の対策は、計算問題のバリエーションと関数電卓の使い方を覚える、アガルートアカデミーの書式例50問を理解する、作図の速度を上げてかつミスを少なくする、択一の学習の都度不動産登記法を読み直して穴埋め対策を行うというのをメインで行っていました。令和5年度の記述の問題ではそれらの対策よりも問題文の読み込みを間違えないかという点に重きを置かれていたように個人的に感じています。読み込みという点で本試験直前期の、過去問については、ほぼ暗記している状態で、再度解説をみて頭の整理ができたことは非常に良かったと考えております。
実践答練のご感想・ご利用方法
実践答練は7月以降に週一回、一個の答練を行うペースで実施しました。7月に行った理由は、基本的には試験対策としては過去問を中心に行うことを前提に学習に取り組んでいたため、あまり直前期に過去問以外を解いて、試験元の傾向と違うことをしたくなかったためです。実践答練の感想としては、学習後期では過去問をやりきってしまっていたので、本試験と同様に初見の問題を、実際の試験時間で解くための練習になったと感じています。また昨年度は他の資格学校の答練も受けたのですが、本試験を想定したものというよりは、誰も知らない知識を埋めることが目的のようなものもある中で、アガルートアカデミーの答練は難易度等も比較的過去問に近く、かつ問題について得られるものもあったように思います。
法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法
法改正対策過去問対策講座は試験直前期に知識の整理をする程度の思いで学習を行いました。利用方法の理由としては、試験直前で施行される法改正については、出題される可能性は低いだろうとの意見を耳にし、私自身も試験元が問いたい部分はそこではないと思うことができたので、過去問中心の勉強のなかで混乱しない程度にするため、そのような利用としました。結果としては、知識を整理する程度の知識は非常に曖昧なものであったため、本試験の択一で迷ってしまい、必要以上に時間をかけて失点することになったので、学習するならしっかりとする。しないなら全くしないぐらいに割り切るべきだったかと反省しています。
書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法
書式ひな型対策講座の利用方法について、講座自体は反復して見たわけではないのですが、講座を基礎として書式例を毎日とき続ける学習は継続して実施しました。私は今回が二度目の試験となります。一度目の試験では記述式の点数が伸びずに足切りとなりました。一度目の結果から記述で得点ができるように、まずは書式例を完璧に覚えようと学習に取り組み本試験に挑んだのですが、実際の試験では見覚えのない傾向であったため、非常に焦ったのを覚えています。その際に、本試験問題の解答欄の形から、書式ひな形に一番近くて意味が通りそうな解答を無理やり入れ込んで形にしました。結果的には部分点をそこで稼ぐことができたのだろうと考えるので、ひな形を暗記するのではなく、考えて解くことは有効な勉強方法であったのかなと思います。
記述式過去問実演講座のご感想・ご利用方法
私は今回が二度目の試験となります。一度目の試験では記述式の点数が伸びずに足切りとなりました。そのため記述式の学習方法について迷うことが多かったのですが、記述式過去問実演講座は、解くための手順を複数年度の過去問について、一貫性を持たせて身につけることができたため、非常に助かったと感じております。当講座を受ける前では、過去問を解く手順に一貫性がないために、問題を解くうえで無駄な時間があったように思いますが、手順を整理することで記述式を解く速度が上がり、時間配分に余裕が出たことで、なんとか本試験でも時間内での完走ができたのだと感じております。
記述式計算ステップ講座のご感想・ご利用方法
記述式計算ステップ講座の利用方法は、月に一回ほど各計算手順を誤っていないか資料を確認するようにしていました。学習後期になると、記述過去問の座標値等を半分覚えてしまっていたため、計算を適当にするわけではないのですが、問題に慣れてしまっているような状態だったので、頭を整理しリセットするために活用しました。感想としては、私は昨年度座標値を間違うミスをしてしまい、思ったように点数が伸びなかったのですが、今年度は同じミスをしないように、手順というものにこだわるように学習を行いました。その中で記述式計算ステップ講座は、自分の中で計算について一つの基準をつくるのに役立ったと感じています。
作図特化答練のご感想・ご利用方法
作図特化答練の利用方法は、学習初期において、作図時間短縮を目的に行いました。学習初期の段階ではそこまで詰めることは出来なかったのですが、作図の手順について何からどの順番で書くかなどを意識して、整理することで無駄な時間を使わないように考えながら解くように心がければ、もっと効率的であったと感じております。感想としては短時間で問題を通すことができるので、スキマ時間や一日の学習開始の際に頭を慣らすために利用することができ、時間がないときやもう少しだけ学習を行いたい際に、手軽に取り組むことが出来た点が良かったと感じています。
合格ゼミのご感想・ご利用方法
合格ゼミは受講相談の際に講師の方に進められ受講を決めました。利用方法は添削なしの受講だったこともあり、極力ゼミの前日までに問題を終わらせて、当日にゼミを受けるようにしていました。アガルート2年目ということもあり答練自体は記憶の片隅にある内容だったのですが、受講して良かった点としては、添削ありの受講生の添削内容から、皆が陥りやすい課題等から、自分の改善点を見つけることが出来たことと、モチベーションの維持に繋がったことだと思います。正直モチベーションを維持するのが非常につらい時期もあったのですが、定期的な合格ゼミのおかげもあって、なんとか勉強を続けることが出来たと考えております。