受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

興味があって取得した測量士補を活かせる(試験の一部免除がある)資格として土地家屋調査士を知りました。

測量や不動産とは別業界の会社員でしたが、土地家屋調査士という仕事を調べていくうちに今後の生き方の一つとして考えるようになり、まずは資格取得を目指そうと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

インターネットで予備校比較サイトや口コミを検索しました。

いくつかの予備校のサンプル動画なども見ましたが、学習前の状況では講座の良し悪しは判らなかったというのが正直な感想でした。

アガルートに決めたの理由は①価格、②合格率、③高評価の口コミです。

合格体験記・学習上の工夫

全ての講義をまずは1周しました。

その上で理解していることに時間を使うのは無駄なので苦手や曖昧な部分に時間を使うことを心掛けました。

具体的にまず取り組んだのは書式ひな形対策の50例をすべて覚えること。

出来たものは置いておき、解らないところを繰り返すようにしました。

初めは1から順番にやっていましたが、ある程度できるようになってからは、乱数生成アプリでランダム順に解くようにしました。

最初はチンプンカンプンでしたので暗記しようと思いましたが、繰り返していくうちにコツが解りすべて覚えることができ、その後は添付書類の記載漏れなど自分がミスしやすい部分の把握することができました。

次は過去問をやりこみました。

平成17年から令和4年分をこちらもランダムアプリでどの年度をやるか決めてました。

答え合わせし間違えた部分をテキストの見直しやインターネットで調べて理解するようにし、過去問解くのに3時間かかっていましたが最終的には平均2時間でほぼ満点になりました。

択一対策としては過去問直近10年分の1肢ごとを暗記カードアプリに登録して、移動や仕事休憩、寝る前などの空き時間を利用して解いていました。

○×で解るとしても内容に曖昧なところがあればテキストの見直しやインターネットで調べ、間違えた問題として登録し繰り返すようにしました。

Facebook質問も活用しました。

私自身が質問投稿したのは1回だけでしたが、他の人の質問に対して中里先生・高野先生がどう回答するかを予想してから先生方の返信を見るという本来と違う活用方法でしたが(笑)

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

動画については大事なところ・そうでもないところが伝わるよう解説していると感じました。

動画はほぼ1周しか見ていませんが、それで理解できるようなわかりやすいものでした。

テキストはとてもシンプルに必要な部分が書いてあり読み易いです。

疑問点などあればまずはテキスト確認し、併せてインターネット検索しますが、テキスト解り易さが実感できます。

(なんでもインターネット検索するのは私の性分です)

時間的に一番お世話になったのはダウンロードした音声講義です。

通勤などの移動時間にいままでは音楽を聴いていましたが、ダウンロードした音声講義を聴くようにしました。

電車で座れることもあまりなく、移動の際に動画を見るのは難しく、音声講義は最適です。

ポケモンGOなどのスマホゲームをしながらも聞いていました。(ゲーム側の音声が重要ではないため)

集中して聴いているときもあれば流し聴きしているときもあり、用語が頭に入れば良いなと思い聴き続けていましたが、徐々に何の解説をしているのか聞き取れるようになり、最終的には1.5~2倍速で聞き取れるようになっていました。

上級講座 不動産登記法の音声を聴いている時間が多かったので、中里先生の声が耳に焼き付いています。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問のすべての肢ごとに解説があり解り易いです。

解説はシンプルなものなので、解説を見ても納得できない問題は理解が足りない部分として認識することができ、テキストや総合講義など詳細に調べるようにしていました。

単純に過去問を転載したものではなく、法改正や表現を改変して齟齬が生じないようにしているようですので、独学との違いを感じられる講座だと思いました。

こちらの講座テキストを活用して1肢ごとを暗記カードアプリ(アガルートではないフリーソフト)に登録して、移動や仕事休憩、寝る前などの空き時間を利用して解いていました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式問題の読む順番や読むべき部分を学べました。

最初に答案用紙に書くべき事柄、図面に書く項目・省略する項目をまずは読み取り、答案構成用紙にメモること。

その後、問題文の状況を把握するという解き方の流れがとても大事だと思いました。

申請書の書き方は書式ひな形50例をマスターしていれば解けるだろうと感じましたし、土地の解説では関数電卓の計算方法も詳細丁寧にしてくださっていてとても解り易かったです。

座標計算は幾通りか方法があるので、解説の計算方法も参考になり、未知の問題に対する自信にもなったと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

試験前の3か月くらいで3周ほどやりましたが、過去問とは少しずらした目線で、過去問並みか若干優しい問題になっている印象です。

試験直前になると過去問も数回やっているため、知っている問題ばかりになってしまったので、実践答練が未知の問題として新鮮な気持ちで取り組めました。

過去問をやりこんでいればある程度解ける難易度になっており、自身の理解度が実感できるとともに、試験シミュレーションとして初めて解く問題である程度解答できたことが実際の試験でも合格できると自信をつけることができたと思います。

未知問題不足になったので欲を言えば追加3回分ほしいと思いました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正対策過去問対策講座について、独学ではなく講座を受講していることで恩恵を受けられる重要ポイントの一つです。

法改正や通達の背景を含めた説明から、改正前後の内容を比較していてとても解り易く、印刷してテキストに上から貼れるつくりになっていて良い講座だと思います。

また、法改正だけでなく通達についても解説がある部分が良かったです。

23年でいうと吹き抜けに接する階段部分について、試験で問われる可能性は低そうですが、実務未経験の自分としては、居宅としてよくある構造でイメージできる事例として参考になりました。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

個人的には書式ひな形対策講座がアガルートの目玉講座だと思っています。

登記の目的は何なのか、そのために必要な添付書類は何が必要か・なぜ必要か、と考えることによって不動産表題登記を俯瞰して認識することができるようになり、申請書50例がすべて出来れば記述式の申請書欄は問題なく解けるようになりますし、択一式の対策にもなる部分もあります。

令和5年度試験の記述式建物問題では少し変則的な回答用紙欄になっていましたが、申請書例をやりこんでいたおかげで応用して解答できました。

実務でも申請書は必ず必要なものですので参考書としてこれからも使わせてもらいます。

記述式過去問実演講座のご感想・ご利用方法

受験生仲間がいるのであれば図面の書き方のコツやテクニックなどの会話もあるかもしれませんが、一人ぼっち受験生の私にとっては実演講座はとても参考になる動画です。

記述式の解き方は人それぞれ自由ですが、速度アップやミスをなくすために参考になりました。

具体例としては、地積測量図の辺長の書き忘れるミスをすることがあったのですが、答案構成用紙のラフ図に辺長をメモして、地積測量図のプロットの時点で辺長の確認をするようにしました。

答案構成用紙に記載するのは時間削減のために最小限が良いと思っていましたが、座標計算ミスに気付けるようになるなどメリットが多く、自分に合っている方法だと採用しました。

記述式計算ステップ講座のご感想・ご利用方法

私自身は座標計算や関数電卓を使う計算などのことに関しては得意でしたので、試験勉強に使う時間として計算分野は少なくしていました。

記述式計算ステップ口座についても、楽しくなってしまい時間を忘れてやってしまうので、民法・不動産登記法など他の時間を取るようにしていました。

試験勉強の息抜きとしてこの講座を見直して、放射計算・交点計算・正弦定理・余弦定理・面積計算などを一通りやることを時々やっていました。

特に、過去問や実践答練などでも常にあるわけではない正弦定理・余弦定理の見直しとして活用していました。

作図特化答練のご感想・ご利用方法

試験直前期になると過去問や実践答練をやりつくして、未知の問題不足に陥っていましたが、作図特化答練が未知問題として活用しました。

作図に関しても計算同様に、自身の得意分野であまり時間を割かないようにと心掛けていましたので息抜き気分で1周だけですがやりました。

改めて計算や作図に関しては調査士試験では合格レベルにあると認識し、自信を持つことに繋がった教材でした。

問題数がかなり多く、過去問にないパターンもあるので新たな発見あり、試験勉強というよりゲーム感覚でクリアしていくような感覚で問題を解いていました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

土地家屋調査士試験に無事に合格することができました。

アガルートを受講してよかったと思います。

ありがとうございました。