受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

数年前市役所で市有地と民地の境界確定の仕事をしていて、公嘱の土地家屋調査士の先生方に筆界確定のやり方を優しく指導していただきました。また、過去の資料からひも解く土地の境界の謎解きがとても楽しかったので、調査士の仕事に興味を持ちました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1年目は調査士の資格を取ろうと思って、いろいろ評判を検索しました。価格が比較的お手頃で合格返金制度もあり、中山先生の講義やテキストのサンプルを拝見し、これならわかりやすくて私でもできそうだなと思いました。

3年目が最後の挑戦で教材にも飽きてきて、効率よく勉強できそうだったので中里先生の上級講座を受講しました。

合格体験記・学習上の工夫

1年目は、こんなに大変な試験とは思っていなくて、甘く見ていました。建築士を持っていたので、午前中の試験は免除で楽勝と思い、あまり必死に勉強もしていませんでした。図面も、建築図面と比べるとシンプルで、直前にやればなんとかなると思っていました。民法も昔ですが宅建でかじっていたので、何とかなると楽観してました。

仕事のお昼休みに過去問択一を解いていましたが、スピードが追い付かず20問できない日もありました。勉強を先延ばしにして、結局本試験では択一で足切りとなりました。

2年目は仕事を辞めたので、受験に専念しました。しかし過去問のスピードや点数もそんなに上がらず、直前まで択一は伸びませんでしたが、他社の直前講座を購入したら急に択一ができるようになり、本試験では19点を獲得。しかし、ほかの方も皆さん解けた年だったので、それは武器にはなりませんでした。結果はまさかの記述足切り。総合点は取れていたので、とても悔しい思いでした。

3年目は、平日は試験と同じ13時から過去問を1年分解きました。時間は2時間以内で。覚えるまで繰り返し、かなりいい点を取れるようになっていました。休日は仲間と答練問題を解いたり、過去の模擬試験を解いたりして、本番に備えました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

初めての受験で、予備校をいろいろ探していて、テキストやお試し講座を見てどれがよいか検討しました。その中で、テクストがカラーで分かりやすく、受験のエッセンスが過不足なく書いてあり評判も良かったのでアガルートに決めました。お値段や合格したら全額返金されるシステムも魅力的でした。

1年目は中山先生の総合講義を聞いていましたが、初めての学習であることもあり、途中で眠くなり、あまり内容が入ってきていなかった様な気がします。

また、建築基準法との違いを理解するまでにかなり時間がかかりました。Facebookの質問コーナーや月毎のアドバイスも半分くらい途中で活用を始めました。

2年目はテキストと音声だけになってしまったので、あまり講義を聞きませんでした。過去問はくり返し解いていました。

3年目は、上級を購入したのですが、総合講義はテキストしかなかったので、わからないこと、間違えた問題を確認する為にテキストを読んで知識の向上に努めました。さすがにこのころにはかなり理解が進んでいたように思います。時々、どうしてもわからないことだけ、中山先生の音声講義を聞きなおしていましたが、該当の箇所を探すのが大変でした。時々家事をしながら聞いていましたが、すぐに終わってしまうのでそれも長続きしませんでした。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

1年目はちんぷんかんぷんでなかなか点数もアップしなかったですが、2年目でなんとなくコツをつかみ、3年目でほとんどパーフェクトに解けるようになってきました。

読むスピードが上がるには、何度も繰り返しかなりの問題文を読み飛ばすほどの知識が必要でした。

2年目は平日は毎日、1年分はくり返し解いていましたが、直前まで点数がアップせず、また読むスピードも上がりませんでした。直前まで択一は伸びませんでしたが、他社の直前講座を購入したら急に択一ができるようになり、本試験では19点を獲得。3年目も同じく19点取れました。

3年目は間違った問題だけ解く日もありました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

1年目は、8月くらいから記述問題を解き始めたので、計算や関数に時間を取られあまりたくさん問題を解くことが出来ませんでした。特に土地の古い問題は計算やスピードに歯が立たず、今から思えばそこで時間を取られてしまったのはよくなかったかもしれません。試験直前に中里先生に弱音を吐くと、やらなくても良い年度を教えていただけましたが、もっと早く知っていれば無駄な(?)時間を費やすこともなかったかもしれません。

2年目は、1日1年分の土地・建物を解き、やはり土地の昔の問題は時間内に解くことはできませんでした。

3年目は、さすがに時間内に土地・建物ともに解けるようになっていました。しかし、本試験はボロボロでその努力を発揮することはできませんでした。

実践答練のご感想・ご利用方法

本試験を意識して、時間を計ってやりました。解説も、中山先生と中里先生の解説がそれぞれあり、別の視点で知識の強化を図ることができたと思います。問題も、3年目の私にはむつかし過ぎず、簡単すぎずちょうどよかったと思います。

でも、択一が少し難しく、初見の問題がたくさんあり、思ったほど高得点はとれませんでした。

実践答練は、問題と、問題用紙と、解説テキストが分かれていたので、本試験を意識して解くことが出来るように構成されていて、よかったです。

が、届いてすぐに問題用紙と問題をファイルにしまってしまったので、それに気づいたのは、試験が終わった後でした。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正のページですべてのページをダウンロードして、カラーでプリントアウトし、使い慣れたテキストに貼り付けてアップデートできるので、この方式はありがたかったです。

中山先生の講義もわかりやすく、すぐに頭に入れることができました。

改正部分も不安を残すことなく、本試験に臨むことができました。

今まで使っていたテキストに張り付ける方式は、とても良いアイデアだと思いました。ただ、切って張って調整してと時間はかかるので、気分転換にはなりましたが、お仕事が忙しい方はそんな時間は取れないかもしれません。シールなどが送られてくると便利かも。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

1年目も2年目も「てにおは」間違いで減点され、苦手だったので3年目はかなり本気でやりました。日中は過去問を解いていましたので、書式ひな形は夜寝る前に1日数題ずつ解いていました。

皆さんがされているような工夫はあまりしませんでした。とにかく、書いて、口で唱えて覚えるを繰り返しました。また、中学高校の時に利用していたような、赤い下敷きで文字を隠したりも1年目は工夫してやっていましたが、3年目は普通に解いていました。

受験が終わって中山先生のYouTubeが配信されたので、もし、試験勉強に間に合っていたらとちょっと残念でした。

記述式過去問実演講座のご感想・ご利用方法

「百聞は一見に如かず」ということで、中里先生が一通りすべて解いて実演してくださるので、参考になりました。でも、すべて同じ手順なので、すべては見ていません。(ごめんなさい)

できれば初年度にあったら、尚参考になったと思います。中山先生編も見てみたいと思いました。

それぞれ、先生によってやり方があると思いますので、おひとりの先生ではなく、複数の先生の解き方を見ることが出来ると、いいとこどりができてもっと参考になったかもしれません。今、YouTubeで配信されている問題構成用紙の使い方なども、試験前に知りたかったです(笑)

記述式計算ステップ講座のご感想・ご利用方法

苦手だった三角関数も、1年目の中山先生のものより、さらに必要最低限の講義となっており、とても分かりやすいテキスト、解説でした。これなら私も全部マスターできると思い、実際マスターしました。

近年の計算問題(土地の求積や座標値の計算など)は、それほど難しくないので、最初からこの程度の知識があれば十分だったなと思いました。昔の様な三角関数、座標計算はもう出題されなさそうですから。

1年目のテキストの最後の問題は、3年目にやっと解けるようになっていましたが、何度繰り返してもなかなか解けない難問でくじけてしまいそうでした。

作図特化答練のご感想・ご利用方法

基本的に日曜の早朝に時間を決めてやっていました。計算をして図面を書くと目が覚めるのでちょうどよかったです。土地と建物を1題ずつセットで毎週解いて、引っかからないように意識を集中して解いていました。

問題は前半は簡単でしたが、時間を気にするとケアレスミスや忘れ物がありました。後半はいろいろな罠が仕掛けられていたので、とてもいい訓練になりました。

問題の設定時間が絶妙で、ギリギリ時間内に解けるようになっていて何度もシミュレーションをされたんだろうなあと感心しました。ミスなく解けるようになるように何度も毎週繰り返し解いてみました。解答用紙を横にしないと図面が入らなかったり、いろんなパターンの罠があり、いい訓練になりました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

3年間お世話になりました。おかげさまで、登録完了、4月には開業できそうです。年を取ってからの資格取得は思ったより大変でしたが、これからスタートが切れる貴重な仕事なので、楽しんでいこうと思います。