受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

以前、独学で宅地建物取引士試験に合格し、もう一つ何か資格に挑戦しようと思い、いろいろと調べていく中で土地家屋調査士を知りまた2級建築士資格で午前試験免除があるため土地家屋調査士を目指そうと考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

サンプル講義動画やサンプルテキストが凄く分かりやすく感じたのと、本試験の少ない時間のなかで合格点までもっていくには、複素数を使用した計算方法が最適と考え、アガルートが一番、複素数使用に特化してると感じたため。

合格体験記・学習上の工夫

初受験では、アガルートの入門総合カリキュラムで勉強しましたが、甘い考えと準備不足で不合格になってしまいました。ただ合格点まで10点程必要と分かり択一正解2問増し、記述で5点増しにさらに予備的に2点多くなるように合計で12点アップの目標を設定し再度挑戦しました。上級パックに加えて合格ゼミにも参加しました。2度目の本試験結果は目標を上回る15点アップに成功しましたが、合格点まで1点足りずにまたも不合格になってしまいました。

ここで諦めてしまうのは、もったいないと考えて、合格する決意を新たに勉強再開しました。講座を取らずに挑戦しようとも考えましたが、より合格を引き寄せる為、上級カリキュラムと合格ゼミを受講しました。インプットを早々に終わらせて早い段階で過去問、答練を本試験のつもりで取り組みました。自分の弱点を考えて、電卓の機種を変更したり、座標値が出せない場合を想定してできところまで答案を埋める練習なども行いました。

本試験では、想定していない記述問題でしたが答案を全て埋めて終えることができました。

最後見直し時間を15分程度取れる予定でいましたが、本試験では3分程しか残っておらず試験後見直すと信じられないようなミスもあり、合格発表まで非常に不安でした。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

上級カリキュラムを受講したので、上級総合講義についての感想・利用方法を記します。

合格総合講義テキストの民法編1冊と不動産登記法・土地家屋調査士法編1冊、これら2冊に対応した動画講義は無かったので、初年度の合格総合カリキュラム受講時にダウンロードした音声を聞きながらパラパラ見る程度であったが、ところどころ改定されていたり変更している点があり少し混乱しました。一度、音声を聞きながら目を通した程度でその後この2冊はほとんど開く機会がありませんでした。法改正の発表があってからの切り貼り作業で再度登場しましたが、切り貼り作業が終わったらなんとなくその作業で満足してしまったような気になってしまったようで、かなり綺麗な状態を保っている状況です。

上級総合講座テキストの民法編と不動産登記法・土地家屋調査士法編は、コンパクトで持ち運びにも大変便利で、講義動画も分かりやすくテンポもよく何周も視聴することが可能でよかったです。音声をダウンロードして移動中などに毎日毎日、聞いておりました。本試験までの9、10か月ほどの間、中里先生の声を聴かない日がないほどに聞きこんでおりました。間違いなく択一の得点アップに一番効果的だったと思い返しております。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問解説は、とにかく解説が分かりやすい点が大変に助かりました。常に2冊中1冊を持ち歩いて仕事の合間、移動時などに活用しておりました。

ページをめくれば正誤も分かるし詳しい解説もあるので、何度も間違えてしまう設問や難しい設問には、付箋を付けて少ない隙間時間でも1、2問だけでも考えて仕事に戻ったりしておりました。1問1問に〇×をフリクションペンで付けて1冊終わった段階でアイロンがけして〇×を消してまた始めから解答するのを繰り返し行って学習しておりました。

またある程度は、仕方がないこととは、思いますが誤字脱字などがあるとなんだか信用できなくなってしまい、学習意欲が削がれてしまうのですが、アガルートの解説は、比較的に誤字等が少ない印象で余計なストレスを感じることなく勉強を進めることができた点が大変助かりました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式と同様に、解説内容が非常に分かりやすく重宝しました。複素数での計算過程も細かく解説されているので、細かいミスで微妙に座標値などがズレてしまったときなども、よく解説を読めば直ぐに解決できたのは、無駄なストレスがなくて非常に良かったです。

自分なりに工夫した点ですが、本試験を想定してアガルートで公開している過去問題の解答用紙を裏表に印刷して練習するのと本試験会場のスペースを考えて自宅でもあえて狭いスペースで練習を重ねました。

今回の本試験時には、想定していた記述問題とは言えないものが出題されましたが、なんとか切り抜けられたのは記述式過去問講座でしっかりと練習できたのが要因ではないかと思っております。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練講座は、解説冊子を過去問題解説冊子とローテーションさせながら、常に持ち歩いて移動時間、待ち時間、仕事の合間なんかに目を通して特に択一の練習に使用していました。問題冊子には、できるだけ書き込み等を加えないようにしながら、3、4回は通して本試験方式で練習に使いました。どの問題も本試験で出てきそうな非常に現実的な問題ばかりだったと思います。某予備校などの練習問題などには、こんなの絶対出ないんじゃないかと思うようなもののばかり並べられていてただただ気力を削ぎ取られていくばかりのものに比べて本試験を意識した緊張感のある問題だったと思います。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正対策に関しては、動画を1回、視聴してテキストや過去問題集に法改正関連部の切り貼りをしてしまってからは、さほど法改正を意識しすぎずに取り込むことができて良かったです。また過去問や答練を通しで練習するようになった時期の休憩、気分転換に動画の視聴を何度かしていました。手先を動かして切り貼りする作業をやりながらテキストの前後の確認など行うので一石二鳥的な作業だった気がします。一番重要なのは、過去問題の解答や解釈が法改正によって変わった部分を確実にすることであると思うので、これを独学で行っていた場合の時間を考えるとこの講座は、コストパフォーマンスが良いものと考えます。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

書式ひな形対策講座は、50例+αを1週間で一回りする何周もして活用しておりました。

申請書例ごとの問題部分をコピーして1つファイルにして1日に土地3例、建物3例、区分建物2例など1日に7から8例を問題を見ながら、申請書を実際にボールペンで書いて練習していました。最初のうちは、登記の目的や添付情報などもすべてフルに書いて練習しました、そのあと用語を暗記できたところで、自分なりに略した書き方で書くようにしました。この自分なりの略した書き方は本試験での答案構成用紙にメモする方法となりました。試験直前期は、またフル漢字で書くようして本試験であまり考えることなく書けるような訓練に当てました。

記述式過去問実演講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問実演講座は、何度か動画視聴して非常に参考になった部分もあれば、ならなかった部分もありました。

わたしの場合は、問題を読む順番は本講座の通りを踏襲していましたが、その時々のキーワード的なものをひとつひとつ答案構成用紙に自分なりの略字を使ってメモしていきながら進める方法が一番早く間違いがないように思えて、本試験でもこの方法で挑みました。

いろいろな問題の解き方、読み取り方があると思うので、すべての年度の過去問題を同一人物の中里先生だけではなく、ほかの講師の方の手順もあるとより参考になったのでないでしょうか。

中里先生のような答案構成用紙不使用者は、少数派のようですし・・・

記述式計算ステップ講座のご感想・ご利用方法

記述式計算ステップ講座は、特に計算に不安な要素は感じていなかったので勉強の合間合間のちょっと間延びしてしまった時期などに休憩感覚で動画視聴しました。

実際に動画視聴するとなかなか今まで気にしてなかった部分などの発見があったりしてより理解が深まった印象です。

また私は、座標値の数が多くて電卓のメモリが足りなくなったときにどうしてもミスを犯してしまう傾向があったので、メイン電卓をCASIO製電卓から、よりメモリ数の多いCanonの電卓に乗り換えを決行しました。

Canon電卓は、キーの位置や打数も変わってくる操作方法の習得の練習に活用させていただきました。

両方の電卓を使えるようになったので、本試験では、CASIOとCanon2台並べて挑みました。

作図特化答練のご感想・ご利用方法

作図特化答練も計算ステップ講座同様に作図そのものにあまり不安視していなかったので、休憩感覚でコツコツやろうと考えていました。

しかし実際にやり始めてしまうとなんだか楽しくなってきてしまい、一気に最後まで終わらせてしまって特に土地の問題は少しもの足りなさを感じてしまいました。

建物の作図は、区分建物で曖昧な部分があったので実際に作図することでより確実に定着した気がします。

さらに、本試験用の解答用紙を用意して練習にあてたので、どの位置に作図するかなどの練習になって、計算が終了した時点で迷わずに作図に進めるようになりました。

合格ゼミのご感想・ご利用方法

合格ゼミは、モチベーション維持に大変役立ちました。自分以外にも自分と同じ位やそれ以上に頑張っている人がいるというのは、もの凄く励みになりました。

ゼミの択一問題と解説を印刷して自分で簡単に製本して、過去問冊子同様に持ち歩いて場所選ばずに勉強できました。

解答用紙を使う前にコピーして、本試験同様に裏表に印刷して通しの練習にあてました。

あと他のゼミメンバーの答案を見ることができるので、良い点、悪い点とも大変参考になりました。

特に文字・数字の丁寧さの具合が実際に目視出来て自分の答案作る際の基準を決めるのに役立ちました。