受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

宅建を取得し不動産屋で営業として働いたところ、もっと土地と建物に専門的に携わりたいという気持ちが強まり取得を決めました。土地家屋調査士の仕事には内勤、外勤があるのも魅力に感じました。試験は難しそうだなと思いましたが、慣れれば解けるようになるという今までの経験を信じ、受験することを決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1年目に、アガルートと東京法経学院で迷った末に東京法経学院の講座を受講しましたが、不合格となってしまったため、2年目は迷わずアガルートを選択しました。

YouTube上での講義サンプル動画や、講師の方の座談会なども視聴しとても分かりやすく、法経学院のような堅苦しさがなくて私にはこちらの方が合っていると確信しました。

合格体験記・学習上の工夫

私は子育て中のパート主婦であるため、子どもが寝た後から朝方にかけて学習をしていました。毎日寝不足の状態で育児、家事、パートをして辛い2年間の受験生活でした。

1年目は法経学院の通信を受講しました。ひたすら動画を全て視聴し、そのあと問題集を解き、7月ごろには答練を解いたりしました。

1年目はインプット学習が多く、アウトプットにはあまり時間がとれませんでした。過去問は直近3、4年分を1、2回程しか解いていなかったのも反省点です。もっと古い過去問も含めて何回も解くべきでした。

関数電卓の使い方に関しては、私が受講したときは法経学院のほうでも講座があったのですが、理解が出来ずに困っていました。YouTubeに情報がないか調べていたところ、「ぴよの学校」という動画を見つけ、この講師の方の関数電卓の講義が分かりやすかったため、このやり方を習得し最後まで貫きました。

令和4年の本試験は択一は18問できたのですが、記述が全くできず不合格でした。やはり過去問をもっと解き本試験に慣れておく必要があると感じました。またアガルートの講師の方がおっしゃっていたように、知識の幹となる部分が出来ていなかったようにも感じました。1年目はインプットに時間がかかったため、2年目はアウトプットも頑張ろうとすぐに気持ちを入れ替え、アガルートの講座を申し込みました。

アガルートは教材がカラーで見やすく、持ち運びもしやすいサイズなので、外出時の隙間時間での学習にも便利でした。講師の方のホームルームがあり、励みにもなりましたし、不安の解消にもなりました。Facebookで質問ができ解答を迅速にしていただけるので、分からないところがすぐ解決できたのも良かったです。

2年目は過去問を何度も解きました。法経学院の過去問テキストも持っているため、20年前位までの過去問で土地か建物のいずれかを一日一問解きました。50分でタイマーをかけ時間内に解くように練習しました。

配点が大きい択一も重要であるため、一日10問程解き、答えだけでなく理由も答えられるようにして解きました。

令和5年の本試験は択一は16問と前年よりも下がってしまいました。やはり知識の幹が出来ていなかったのかと落胆しました。

記述は試験中から歯が立たず、不合格でも仕方ないほど難しいなと思いながらも、時間の限り最大限の努力をしようと必死で解きました。試験終了後は不合格を確信し、その日の夜から勉強を再開しました。

合格発表の日はまったく期待していなかったため、合格していたことが信じられませんでした。嬉しい反面、記述がひどい出来だったため合格したことが不思議に感じました。思い描いていたような合格ではなかったですが、合格できて一安心です。

講師の皆様、通信でも孤独にならずに勉強できる環境を提供してくださったこと、感謝いたします。

本当にありがとうございました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

テキストがオールカラーでサイズもコンパクトで持ち運びがしやすく、外出時の隙間時間での学習にも利用しやすいと思います。図解や様々なパターンの申請書例が記載されており、親切なテキストです。文章も初学者にも分かりやすいように平易な表現が使われていて分かりやすかったです。

通信に特化した授業が展開されているため、法経学院と比較しても学習がしやすいです。法経学院は板書スタイルの授業が動画配信されており、通信でなく通学者向けだと感じたため、よりアガルートの良さを実感できました。ホームルームとFacebookの質問制度により、独学者の孤独感を軽減させてくれているのも良かったです。法経学院の時はとても孤独感を感じていたため、よりそう感じたのだと思います。法経学院は質問が郵送で手紙でのやり取りになるのでタイムラグが生じるため、アガルートのFacebookでの質問はとても活用しやすかったです。

動画は1つの動画が確か30分程の収録なので、飽きずに疲れずに視聴できました。講師の方の説明も簡潔で明瞭でした。法経学院はほとんどが3時間の動画だったため、途中で飽きたり疲れて集中がそがれてしまうときが多々ありました。また法経学院は収録時間の都合上なのか、全ての単元について説明をしてもらえる訳ではありませんでした。簡単な単元については各自で読んどくように、と指示が出されるだけでしたので、全ての単元について説明していただけるアガルートはありがたかったです。

利用方法としては、まずは全動画を視聴するところから始めました。2年目なので復習と知識の強化が目的でした。動画を見終わったら問題集を解き、知識が曖昧なところや分からないところは都度テキストを見て確認しました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

単元ごとではなく年度ごとに問題がまとめられているので、単元を偏ることなく隈なく演習できるところが良かったです。

1日に一つの年度の全問題を解くのは時間的に難しかったため、一つの年度を2、3日に分割して解くようにしました。選択肢は理由付きで答えられるように意識していました。引っかからないようにスピードよりも正確さを重視して読むようにしていました。1年の間で3、4周解きましたが、本当はもっと回したかったです。

過去17年分が収録されており、出題傾向の変遷が分かりますし、ボリューム的にもちょうど良かったです。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

こちらの講座は過去問を講師の方と一緒に解けるため、特に初学者の方にとってはとても親切な講座であると思いました。1年目の受験生なら、考え方や、何から手を付けたらいいのかなど、分からないことだらけですので、とても助かる講座だと思います。私も1年目の受験生時代に出会っていたかった講座でした。

私は2年目だったため、多少の慣れはあるため動画を視聴するよりは解説文を自分で読んで理解するようにしていました。解説を読んでいて少し驚いたのが、関数電卓のたたき方まで記載されていることでした。法経学院には関数電卓のたたき方の解説はなく、全て三角関数を用いた解説だったため、座標や角度の出し方は自己流になってしまっていました。三角関数を使う前提がある試験なのだから、電卓のたたき方も解説に掲載するべきと思っていたところ、丁度アガルートはそのような解説がなされていたので、これは1年目からアガルートを受講するべきだったな、と思いました。

実践答練のご感想・ご利用方法

問題は3回分でしたので、法経学院と比較すると少なく感じました。今後はもっと増やしても良いような気もしました。けれどこれらの答練を通して、自分の弱い知識を補強することが出来たので、良問だったと思います。過去問で出たことがないような登記の目的、論点が出題されていたのもためになりました。全問本番と同じように時間を計って3回ずつ回しました。

答練の解説動画もあって、動画が充実しているな、と思いました。私は、動画を見ていると限られた時間がなくなってしまうので、解説文を読んで理解するようにしていました。解説文を読むだけでも十分に理解できました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

PDFを印刷して、既存のテキストの上に貼ることで法改正に対応したテキストに変身できるようになっているので便利でした。PDFもカラーで見やすくまとめられていました。動画の中での解説もしっかり尺を取られており、丁寧な解説があって分かりやすかったです。改正前と改正後の比較が記載されているパワーポイントのスライドも分かりやすかったので、そちらも印刷して活用していました。

実際の本試験には改正点は出題されなかったものの、毎年何かしら改正があって何が改正したのか受験生には分からないので、必ず受講すべき講座であると思いました。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

登記申請の全てのパターンについて、事例、申請書例、図面例が記載されていて、見やすく明瞭でした。記述の練習をするうえで、基礎の部分の理解が大事ですので、基礎を学ぶのに良い教材でした。

私は申請書を書くときに「原因及び日付欄」の「を」「に」「から」などの使い分けが苦手だったため、不安になるたびにこちらのテキストで確認していました。こちらの申請書例を見ながら申請書は裏紙などに何度も書いて練習しました。やはり書いて覚えたほうが頭に入ってきて、理解が定着しました。もちろん動画も用意されていて、実際に書きながら解説をしてくださるのもありがたかったです。特に初学者の方に親切な動画であると思いました。

記述式過去問実演講座のご感想・ご利用方法

こちらの動画はサンプル版がYouTubeにアップされていたのでアガルート受講前から視聴したことがあり、いざ申し込みを決意するきっかけとなりました。講師の方が実際に解説し電卓をたたき、三角定規で作図する全過程を見ることができ、法経学院にはない講座だったため驚きもありました。初学者の頃に見ておけば作図をするイメージをつかみやすかっただろうな、と思いました。私は自己流で作図を習得していたので、自分のやり方は間違っていなかったか確認をする目的で視聴しました。結果、講師の方とは電卓のたたき方やプロットの仕方が多少違いましたが、自分のやり方でも大丈夫であることが分かり、大変安心感を覚えました。動画の尺を取りますし、収録が大変にも関わらずここまで丁寧に動画で教えてくれるのはアガルートだけなのではないかと思いました。 

講座のご感想、講師へのメッセージ等

アガルートの講師の皆様のおかげで孤独を感じず勉強を頑張れました。合格まで導いて下さり、本当にありがとうございました。