受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私は官公庁で働いており、仕事で土地家屋調査士の資格を知る機会がありました。土地家屋調査士の資格は難易度が高いと聞いていたので、特に土地家屋調査士資格に挑戦しようとは思っていませんでした。しかし、5年前の部署異動で境界立会いや登記嘱託を扱う仕事をすることになりました。そして、土地家屋調査士の方の仕事ぶりを直接拝見することで、楽しそうな仕事であると思いました。また、境界に関する仕事は難しい用語も多く、高度な専門的知識を学ぶ必要があると感じておりました。そこで、調査士の資格を勉強することが仕事にも役立つと思い、土地家屋調査士試験合格を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私には4歳と2歳の子供がおり、仕事から帰宅した後に子供の面倒を見たり家事をしたりする必要があり、予備校に通学することは出来ませんでした。平日は寝る前、昼休みや通勤時間、休日は子供の昼寝時間や夜中の数時間といった隙間時間を使って勉強することしかできませんでした。よって、自宅でも職場でもどこでもオンラインで学べる予備校を選ぶことにしました。その条件をもとにインターネットで検索するとアガルートアカデミーを見つけました。サンプル動画や教材を取り寄せてみると、素人でも理解できる語り口で丁寧に説明していただける講義であり、テキストも見やすかったので勉強を続けることができると思いアガルートアカデミーでの受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私は宅建士の勉強経験があったので、勉強する習慣はあると考えていました。しかし、インプット講義を一周したところで、今までの確保していた勉強時間だけでは到底合格レベルに達しないと思いました。宅建士の勉強は、寝る前と休日の数時間を勉強に費やしていましたが、それだけでなく通勤時間や昼休みの隙間時間も有効活用できないかと考えました。アガルートアカデミーの合格体験談で、音声ダウンロードして通勤時間に聞いているという方がいたので、それなら自分も出来そうだと思いました。通勤は車で往復2時間ほどかかるので、その時間に耳学できると思いました。理解しようと集中して講義を聴くので眠気防止にもなりました。音声では分かりにくかったところは、車を止めた後にテキストを見て確認していました。何回を重ねるうちに、音声のスピードを上げていたので、最終的には1.5倍速で聞いても内容が理解できるようになりました。スピードを上げることで頻度をあげてインプットすることができました。

Facebookの質問では、他の人の質問も確認できました。それにより、他の人の進捗具合やどういったところに疑問があるのかを知ることができました。同じ疑問があれば、共感することができましたし、他の人の疑問点の意味が分からなければ、自分でも調べて知識を補うことができました。

オンライン講座は時々孤独に感じることもありましたが、他の人の質問等を見て、ライバル意識が芽生え、勉強のモチベーションを保つこともできました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

テキストはコンパクトにまとめられており、色彩や挿絵のおかげで記憶に残りやすかったです。不動産登記法と土地家屋調査士法のテキストは一冊にまとめられていたので、これさえ覚えれば合格できると思い、取り組みことができました。

民法の知識については、宅建士の勉強経験があり、すでに理解しているつもりでした。しかし、改めてアガルートアカデミーの講義を受け、間違えて理解していたものがあったことや、より正確に学ぶことができました。なかでも以前は丸暗記していたことが、中山先生の講義のおかげで、理由をもって理解することができたので、暗記することが少なかったように思います。また、債権関係の分野については必要最低限の知識を身に付けるようにアドバイスいただけたので、テキストの内容をすべて理解することなく、合格に必要な知識を重点的に効率よく身に付けることができました。

暗記が必要な不動産登記法上の書類の保存年限については、中山先生のアドバイスどおり表を作成し、冷蔵庫に貼り、毎日見ることで暗記しました。

不動産登記法に関しては、初めて聞く専門用語が多いのにも関わらず、だれでも分かるように噛み砕いた説明で講義をしていただいたので、ストレスなく学ぶことができました。

特に私は、総合講義を通勤中に音声で学習していたので、テキストを見ることなく理解することができました。重要な点は、繰り返し丁寧に説明いただいたので、印象に残りました。

講義の雑談で、調査士としての経験談を語っていただけたので、楽しく勉強することができました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問については、5周以上繰り返し解きました。解説は全ての選択肢についてされており、全ての選択肢に関する正確な知識を理解することができました。問題の記載されている次のページに回答解説が掲載されているので、非常に使い勝手が良かったです。問題冊子も上巻と下巻に分かれており、あまりかさ張らなかったので使い勝手がよかったです。

解説講座では、問題に関連する知識についても解説していただき、より広く横断的に知識を習得することができました。解説講座だけでは理解できないことは、Facebookで質問しました。理解できるまで何度も説明していただけたので、心強かったです。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

当初、記述式の問題を解いた数年分は自力で解くことができませんでした。解説を見ながら、電卓や定規を使い解答を作成しました。解説どおりに解いても、電卓の使い方が間違っており、正しい答えを自力で作成するのに非常に時間を要しました。

ただ、ホームルームでも同じ悩みを抱えた受験生がいることが分かり、諦めることなく何度も解き続けました。

解説では、電卓の使い方について細かく解説されているので、電卓の入力方法を確認しながら答えを算出することができました。

何度も繰り返し解くことで、少しずつ自力で解き切ることで達成感を感じることができ、楽しく勉強することができました。

図面の模範解答は、原寸大の図が添付されていたので、自分の作成したものと重ね合わせて簡単にチェックすることができました。

問題が自力で解けるようになると、次にどのように時間短縮ができるかを考えました。

図面の記載時は、記載する事項の順番を決めることで、早く忘れることなく図面を作成することができました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

講座は数回視聴するのみで、あとは手早く図面を作ることができるか研究しました。また、定規に透明なビニールテープを貼るというアドバイスは非常に役立ちました。定規が固定され、ズレないので、ストレスなく線を書くことができました。

私が苦手にしていたのは、補助目盛りをどの位置にどの数値から記載するかを考えることでした。目盛りを作成した後に、図面が解答欄に納まらないと気付き、もう一度目盛りを作り直すミスが多かったです。それを防ぐために、算出した座標値をもとに図形の端がどの位置になるかを慎重に考えて目盛りを作成することを心掛けました。また図面に方角と単位が重ならないように、できるだけ小さく端っこに方角と単位を記載することを心掛けていました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

関数電卓を使ったことがない私にとって、複素数は未知のものでした。講義では基礎的な知識から解説していただき、苦手意識を持つことなく取り組むことができました。交点計算は複雑な公式を覚えることに苦慮しましたが、中山先生のアドバイスどおり体が勝手に覚えるまで繰り返し解くことで、公式に当てはめてスムーズに計算することができました。複素数計算を学び始めたころは、公式を覚えることに必死だったため、電卓への入力間違いが多かったです。ただ、計算練習を繰り返すうちに、電卓に入力した数値を確認する余裕が生まれてきました。それにより、格段に正答率が高くなり、計算を楽しんですることができるようになりました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は過去問を2周した後に取り組みました。

最初は解くのにも時間がかかり、半分も得点をとることができませんでした。

択一の問題は、過去に問われた論点を異なる表現や異なる観点から作成されていたため、解答に戸惑うことが多かったです。実践答練をすることで、自分の知識はまだ浅いということに気付かされました。この悔しさをバネにして、実践答練の後はテキストのインプットに戻り、過去問を何度も繰り返し解くことにしました。

その後も実践答練3回以上解き直しました。解き直すうちに、問われている論点が見えてきました。知識が身についている感覚が現れてきたので、自分の自信にもなっていきました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正対策については、今まで学習したこととは異なる知識を学ぶことになるので、混乱してしまわないか不安でした。法改正部分を解説したものは、分野ごとに単元が切られていたので、理解することができました。今までの学習内容と対比していただいている講義だったので、違いを理解することで、記憶に残りやすかったです。また、テキストや過去問題を法改正に合わせて、問題解説を作り直していただけたので、混乱することなく知識を習得することができました。

また、テキストや過去問の差し替えについては、冊子と同じ大きさで切り貼りすることができたので、そのまま使っていたテキストが引き続き使えるのがよかったです。