受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

全くの他業種でサラリーマンをしておりましたが、30代を超えて転職を考えてるようになりました。漠然と転職をするのが嫌だったため、何か資格を取得してから転職をしようと思い、色々と資格について調べる日々を送っていました。ある日、自身が測量士補の登録を行う資格を既に持っていたことに気付き、これだと思い調査士の受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

ブログやYoutubeなど更新頻度が高いのを見て、様々な情報を取得するのに最もアンテナを張っておられる予備校だと思いました。また、サンプル講義を見て、講義を行う中山先生自身がとても楽しそうに説明をしているのが凄く良いなと思いアガルートさんに受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

勉強を始めたのが令和4年の本試験の直前で、ちょうど1年の勉強期間となりました。仕事を続けながらの勉強と、家に小さい子供がいる為、最初は勉強時間は取れても2時間程度でした。

記述の勉強は体調によってパフォーマンスがかなり変わることに気づいてからは、眠たい日や体調が微妙な日は早い時間に寝てしまい、朝4時~5時に起きて勉強するサイクルに切り替えました。最終的には通勤時間に約90分の講義の再インプット(1.5倍速)、仕事の昼休みの30分内に1年分の択一を、家で1年分の土地建物を解き、5分10分の隙間時間に申請書例を書くことをルーティンとするようになりました。

土曜日だけは子供との時間を作り、日曜日、祝日は過去問を150分の通しで2年分解くことを目標にしていました。なるべく一日の中で択一、記述(作図、計算含め)、申請書例の全ての要素を取り入れることを意識しておりました。

8月ごろから試験直前までは前述のルーティンを確実にこなしていく日々となりました。勉強期間の最後の方に新しい答練を取り入れるか悩みましたが、結局は基本の過去問ベースで最後まで突っ走ることにしました。

答練に関してはカリキュラム内の実践答練、合格ゼミ、直前予想模試を受けましたがこれで必要十分と感じました。やはり過去問を何度も繰り返えし解くことが最も成長に繋がると感じました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

サンプル講義をみてアガルートさんの受講を決めたのですが、中山先生ご自身が物凄く楽しそうに講義をしているのが非常に印象的でした。これまでの自分の経験でも学校の先生や教授が楽しそうに行っている講義は内容が頭に入って気易かったですし、なによりも眠くならないので、講義を受ける側も講義に集中しやすいと感じていました。

実際に本講義の中でも常に楽しいそうに講義をされており、飽きることなく見続けることができました。実は毎日毎日、今日も中山先生何か良いことあったのかなーと思いながら講義を聞いていました…(動画が変わるたびに髪型が変わるのも面白かったです)感情を込めて講義ができるのは先生自身が内容を完璧に理解しており、初学者相手にも教え込む自信があるからこそできる技術だと思うので、安心して講義を聞き続けることができました。

基本1.2倍速、再インプット以降は1.5倍速、わからない所やより理解を 深めたい時は等倍速と再生スピードを使い分けれるのが非常に良かったです。

7月頃からは毎日通勤時間に総合講義を聞いていました。申請書例の講義抜きで5週くらい廻せたと思います。択一の過去問の範囲外の知識の定着に、総合講義の再インプットは非常に強力だったと思います。

法改正後に総合講義と対策講座がリンクしたらもっと使いやすくなると思います。    

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一過去問を解く際はパっと見て答えを覚えている問題でも必ず理由を考えながら全肢検討で行っていました。もちろん本試験も全肢検討派ですが、日々から全肢検討を行うことで択一の時間配分を意識することができるようになり、過去問でも模試等の新問でもそんなに解く時間が変わらなくなりました。少しでも完璧に理由が出てこなかった肢に付箋を貼って総合講義の再インプットに移行の繰り替えしを行いました。

解説講座は問ごとにチャプターが分けられていた為、解説不要の問は飛ばせるのが非常に効率的でした。テキストも常に持ち運ぶのに丁度よいサイズ感で、場所を選ばずに隙間時間で択一の問題を解くことができました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

最初は1年分解くだけで物凄い時間がかってしまい、こんなペースで果たして本番までに間に合うのかと絶望していました。しかし解説講座でどのような解き方をすべきかを学んでいくうちに少しづつスキルが身についていく実感を感じることができ、確実に解くスピードも速くなっていきました。最終的には答案構成用紙を駆使する解き方が身に付き、どんな問題がきてもある程度の点数は確実に取ることができると自信がつきました。

記述の勉強はどこでもできるわけではないので、択一と違いもう少し大きいサイズのテキストの方が使いやすいかなと思いました。問題はすべて印刷して使っていた為、テキスト内の問題文はほとんど見ていません。回答だけの冊子と分かれてても良いかなと思いました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

初めて使うタイプの三角定規でしたが、どのように使っていくかを講座内で細かく説明しているため、この講座を受けるだけで試験に必要な使い方は全て詰まっていました。実際に動かしている手元を見れるのは非常に真似しやすかったです。

こちらの講座は記述に入る直前に活用しましたが、択一の一週目は非常に辛い期間で煮詰まる時が来るので、息抜きとして択一の合間にこちらの学習を進めればよかったなと後で感じました。特に講義の中では触れていませんでしたが、三角定規裏のビニールテープは気づかないうちにグリップ力が低下しているので張替え必須だと思います。(感覚が全然変わるので私は試験1か月前に張り変えました)

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

最初は初めて使う機能ばかりで非常に戸惑いました。もっと練習用の計算問題があればいいなと思っていましたが、過去問で覚えるべき計算方法に何度も何度も触れるので、計算方法だけ練習するよりも記述の全体像を掴むのが優先だと思いました。

初めての触れる過去問を解くとき、わからない場合答えを見るのではなく、複素数計算テキストでヒントを見つけ出して解いてみるという使い方をしました。過去問を廻していけば計算スキルは自然と身に付いていくと思います。練習問題としては巻末にある練習問題をスラスラ解けるように練習するので十分だと思いました。

実践答練のご感想・ご利用方法

合格ゼミが終了した8月後半から活用しました。8月末から2週間おきに解いていき、本番直前は直前予想模試と、過去問ベースの日々の中に常に2週間おきに新問に触れて手ごたえを感じていくという流れを作りました。新問ですが、内容は過去問から逸脱したものでは無く、一度解いた後は過去問のルーティンの中に組み込んでいました。

追加の実践答練を購入するか悩みましたが、このペースを乱したくなかった為、あえて追加購入はしませんでした。このペースが自分にはハマったようで、本試験の一か月前にランナーズハイのような覚醒状態になったのを感じ、新問を恐れず楽しみにできるようになりました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正が出てから、講座動画を出すまでがとても速かったと記憶しております。択一過去物も法改正後のものへの差し替えがあったのには非常に助かりました。

ただ、紙を切って貼り付けるのも結構時間がかかった気がします。その時間すら惜しかった覚えがあります。費用が掛かっても良いので貼り付けるシールを送っていただける等の対応があればなお良かったです。説明動画が既にテキスト、総合講座に変更があるものとそうでないものとの区別がつきにくかったので再インプットでは使いにくかったです。スピード感が求められる講座だったと思われるので仕方がないところかもしれませんが…

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

自分の進捗状況に合わせて基本の学習の進め方を変えていただけたので、勉強効率は確実に上がりました。試験内容だけではなく、転職の相談に乗っていただきました。初めはこちらも緊張していましたが、終わってみれば月一の楽しみとなっていました。

ただ、人気の日程は速攻埋まっていたので、なかなか取りたい日程に予約を入れるのが難しかったです。仕事をしながら勉強している人が明らかに不利でした。午前中に予約の解禁が多かったと記憶しておりますが、夜の解禁もあればよかったです。たまたま開始時間直後に予約画面を見れたこともありますが、中山先生の日などは予約開始直後に全て埋まりきっていました。

合格ゼミのご感想・ご利用方法

2週間に一度の座談会がとても楽しかったです。オフレコ環境で色々と聞くことができるのは貴重な体験でした。もし来年再受験となっていても追加購入していたと思います。個人的にはそれくらい重要なオプションでした。

新問に触れるルーティンづくりに丁度良いと思いますし、内容も多すぎず少なすぎず丁度良かったです。添削が来年からは無くなるということは残念ですが、他の受講生との比べて自分の勉強の進捗状況がどんなものかを確認できるのが更なる勉強のペースアップに繋がりました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

大変な勉強生活でしたが、終わってみれば勉強する楽しさを感じることができた一年となりました。中山先生、中里先生中心に、様々な手段で勉強を楽しくするエッセンスがちりばめられていると感じました。感謝感激です!