合格者の声|一発合格!司法書士と土地家屋調査士のダブルライセンスへ 梅澤 高賢さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
一昨年度の司法書士試験に合格しています。表題登記や土地の境界についての専門家として土地家屋調査士の重要性は認識していました。調査士の勉強をして知識をつけ、資格も取得すれば不動産登記において対応できる幅が広がると思いました。
試験内容として作図や計算があり新鮮な気持ちで学習できると思いました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
土地家屋調査士は市販テキストが少なく、また記述式の計算や作図の方法の最適解を導き出すのに時間がかかるのは必至だと思い、予備校を探しました。そこでブログなどを発信されていて計算方法などを確立しているアガルートがよいのではと思いました。また中山先生の授業の評判がよく、実際にyoutubeを視聴してわかりやすそうだと感じたことが決め手となりました。
合格体験記・学習上の工夫
10か月の期間をとって学習を開始しました。学習スケジュールを見ておおまかな計画(講義動画→択一→記述→講義動画)をたて、ホームルームで学習方法などを確認するという方法をとりました。
民法は学習経験があり学習時間のほとんどは不動産登記に集中しました。
まず講義動画を周回しました。中山先生の講義は聴きやすいうえにわかりやすく、見ているだけでポイントをつかむことができました。記憶の定着のためにテキストを読み込むことなく講義動画を何度か周回することで知識がつき、択一の過去問学習はスムーズでした。そのため試験勉強の時間を記述をどう乗り越えるかに当てることにしました。
記述問題を取り組むにあたって必要となる作図や計算は毎日やるようにして、作図に疲れたら答案構成だけする日も作るようにしました。答案構成は簡易的なものではなくできるだけ詳しく情報を入れ込む方法がわたしにはあっていました。この方法は高得点だった受講生や中山先生の答案構成の方法と似ていたので試験もこれでいこうと思いました。
試験直前は不動産登記法の申請書例のひな型を覚えるためにデジタルブックの申請書例の部分だけを繰り返し見て覚えました。
試験本番では、択一試験は細かいところを突いてくる問題が多く、また土地の問題把握も難しい年度にあたったと思われました。建物の記述でも試験では申請書例にないものが出て、登記目的を導入的な問いによって推論させる問題だった記憶していますが、講義で語られていたことを思い出してこういう登記があるはずだと思ってある程度自信をもって解くことができました。試験では試験終了直後に気づくミスがありました。
試験後の感触として合否の確率は半々だろうと思いましたが、何とか合格することができました。
試験を振り返ってみて、近年の傾向から難しい記述の計算問題に拘泥せずに学習バランスをもう少し択一寄りにすべきだったこと、また解答をし終わった後でふと冷静になる時間に答案を見返す時間を組み込んでおくべきだったと思いました。難しい問題でもとれるところをとる姿勢を最後まで持ち続けたのはよかったと思います。
【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法
司法書士試験で学習していたこともあり、民法は司法書士試験で使った一問一答の問題集を一周して記憶を呼び起こした後は過去問を解くだけでよいと判断し、学習時間のほとんどは不動産登記に集中できました。
中山先生の講義は聴きやすいうえにわかりやすく、さらに無味になりがちとも思われる不動産登記の学習を興味を引くように話されることで面白いと思って視聴することができましたし、難しい部分はあらかじめ前置きがあったりして書き込みで説明があるなど講義動画を見ているだけでポイントをつかむことができ、講座を進めていくうえでのストレスをなくそうという努力が随所に感じられとてもスムーズした。
わたしは記憶の定着のためにテキストを周回するかわりに動画を何度か周回しました。テキストをじっくり読まなくても周回し、必要な知識を気軽に積み重ねることができてしまいました。結果的に直前期にポイントを確認するときや土地家屋調査士試験で少ない暗記事項を覚えるとき以外はでテキストだけを読むということはほとんどありませんでした。テキストとに読み込まなくても土地家屋調査士試験の試験範囲を網羅的に1か月あれば一周できてしまうので、試験を終えた今、あらためて優れたテキストであり講義だったと思っています。
択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
過去問のすべての選択肢に動画による解説があるというのはとても安心感がありました。理解できない問題があれば動画を見て納得して進めることができました。さらに問題を解いて疑問に思ったことやその他試験に関することならfacebookのグループで質問を投げれば先生方から解答をもらえますので、疑問を残すということを極力減らすことができます。
私自身は質問を投稿する機会はなかったのですが、ほかの受講生の質問と先生方の解答をアーカイブとして利用することができ、疑問点を解消し、理解を深めて新たにする助けとなり、過去問学習をで安心して進めていくことができました。
記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
記述問題は実地のケーススタディに最初は戸惑いました。解説として問題のポイントから解き進めていく順序まで記載されてあるので、答えを出してを何度か周回するうちに、理解できるようになり、学習をすすめていくことができました。
とくに記述式は周回して解答の方向性を頭に入れておくことが学習において重要だと思います。なぜなら記述式では複数の資料を読み解いたうえで答えを出していかなければならない場合があるので、解答の方向性をあらかじめ把握しておけば、一つの一つの説明文や資料の全体での位置づけを理解して学習できるからです。
新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法
講座では中山先生の道具の使い方をつぶさに見ることができるので実際に手を動かして三角定規の動かし方をみることで、プロットの仕方や作図法を身につけることができました。道具なので段々と自分なりの使いやすい方法もできてくる場合もあると思います。
作図法のほかに講座の中で参考になったのは、定規の裏にビニールテープをはって滑り止めとして、さらにそれによって定規の裏表をわかるようにすることです。この講座を見なければ思いつかなかっただろうなと思うなどは小さなコツなのですが学習期間において何度も作図をすることや試験のことを考えると効果的だったと思います。
[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法
関数電卓を使ったことがありませんでしたので、設定の仕方から教えてくれるこの講座があってよかったと思います。複素数計算についてですが、私に複素数計算以外の計算方法の比較対象があまりないのですが、平面上で図化したり傾きの計算などを必要とせず、交点計算の時以外はほとんど電卓上だけで計算できてしまうので効率的だと思いました。面積計算にしても測量士補で作成するような求積表なしで計算できます。
スピードアップには身体がコマンドになれてくることが必要です。記述式の土地の過去問は計算が難しい年度があったり、電卓に記憶できるメモリの数を意識しなければいけなかったりもするのですが、この講座を土台にすれば対応できます。
実践答練のご感想・ご利用方法
過去問だけでは心もとなかったので、実践答練にあたることで過去問にはない視点での問題にもあたることができ理解の幅が広がったと思います。択一問題に関しては混同しがちな論点についても集中的に突いている問題があったりして、知識があやふやな部分についてもう一度テキストに戻って確認する機会をもてました。
わたしは記述式の問題に関しては過去問以外では実践答練と不動産登記セミナーという雑誌の掲載問題だけが新問にあたる機会でした。アガルートの実践答練は過去問に近い難易度で本番前の準備としても使うことができました。
法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法
分筆登記の当事者に関する改正など昨年度までの解答の変化に直結する改正点がいくつかあったため、注意深く勉強しました。この講座は改正点だけの解説があるのではなく、改正によって、過去問の解答が変わるのか、変わらないのかという点まで過去問の法改正に関する論点の選択肢を抽出して解説してくれています。この講座を何度か視聴して改正論点が出ても対応できると思いました。
また資料のPDFが非常にわかりやすく簡潔で、さっと確認できるものになっています。試験直前は申請書例のひな型に加えてこの改正論点のPDFを眺めていました。
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