受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

友人が土地家屋調査士事務所で勤務しており、勧められたのがきっかけです。

その後自分で土地家屋調査士について調べると

  • 有資格者の高年齢化(若者がチャンス)
  • 独立開業ができる
  • 安定した収入が得られる

上記の様なことが挙げられていて、

結婚を控えていた自分にとって、家族を養えて且つ時間の都合がつきやすい魅力的な職、資格であると思い目指すことを決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

測量士補の教材に中山先生の一冊合格測量士補試験を使い、中山先生の解説しているYouTubeを視聴して合格できたので、土地家屋調査士試験でも利用しようと思ったのがきっかけです。

測量士補のテキストは要点がまとめられており、読みやすかったですし、中山先生の講義はとにかく映像と音声が綺麗で講義中に『えーっと』とか『そのー』などが無かったので、とっても聞き取りやすかったのが好印象でした。

合格体験記・学習上の工夫

私はまず土地家屋調査士取得にかかる必要学習時間を調べました。

結果 脅威の1000時間、、、笑

アガルートを受講し始めたのが、筆記試験日の約1年前だったので、

仕事やプライベートを考慮して、自分が1日でどれだけ学習しないといけないのかを計画しました。(平日2時間半、休日5時間)

決めた時間は必ず学習して、一月に1日リフレッシュする日を設けました。

だってずっと机と睨めっこは嫌じゃないですか笑 

なので確実に1年間継続してやり遂げるのにちょっとした逃げ道を作っておきました。

次に学習方法ですが、択一と記述に共通して言えるのは、ひたすら過去問を解きました。

私は平成17年から令和4年までの過去問(アガルート配布の過去問のみ)をひたすら繰り返しておりました。

解くときは試験をイメージして、なるべく問1から問22までを一気にやります。

試験時間は2時間半なので、全問解くのに時間が全く足らない。

だが、2時間半も集中力を保つのは私にとってはかなりキツい、、、

なので試験に慣れる為にも一気にやってました。(試験日まで残り三ヶ月の時、ほぼ毎日これを続けてました)

また択一問題全ての肢の答えを自分なりの言葉で解説できるようにしてました。

答えあわせの時に、なぜ自分がその解答に至ったのかを実際に声を出して説明(アウトプット)することで、知識の定着と、問の芯を捉えることができると思ったからです。

実際に知識の定着で正答率UPし、問の芯を捉えることで解答の時間短縮ができました。

記述問題に関しては、ひたすら解いて体で慣れました笑 知識は択一で補えるので、ただただスピードを追ってました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

さすがに難関資格なだけあってボリュームがあるなと正直感じました。

ただ一つ一つの授業時間が5分から20分程度に纏めてあったので、かなりサクサクと視聴、学習することができました。

なにはともあれ知識として、ほぼ0スタートなので一先ず一周視聴しました。

一周目は不動産登記法や民法などの独自な言い回しや、聞いたことないワードに困惑するかもしましたが、テキストには色分けや図などが多用されており、インプットがとてもしやすかったのが印象的でした。

また中山さんの講義を視聴するとわかるのですが、本当に大事なところにフォーカスを当てて説明されていたので、そのおかげでかなり学習時間も短縮できましたし、情報量も限られてくるので自分の頭でも整理して学習を行うことができました。

それでも初学なので分からないことも出てきます。ただ一周目に完璧に覚える必要はないと思い、ざっと『あーこんなもんか』と思えるくらいで終えました。

そして一周目が終わったらすぐに二周目に入るのではなく、まず択一の過去問をわかってもわからなくてもいいので解いてみて、その後に二周目に入ると、中山先生の言ってることが一周目よりかなり理解できるようになりました。

あと私はデジタルテキストの検索機能を多用しました。

というのも登記申請ごと、添付情報ごとに細かいルールがあるので、そのことについて紙のテキストで探すとなると意外と時間がかかってしまう。ただデジタルテキストの検索機能を使うとどのページに書いてあるか一瞬でわかるため、決められた時間で効率的に学習することができました。また勉強していくうちに知識が交錯してくるので、そういう時も検索機能を使っていました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私は基本的に択一の場合、問題文を必ず音読して過去問を解いていました。

集中しているつもりですが意外と声に出して読まないと、『なんて書いてあったっけ』と読み返してしまうことが私は多々ありましたが調査士試験は時間との勝負なので、読み返す時間がありません。

なので一発で理解できるように視覚情報だけではなく、聴覚情報も取り入れると自然と問題文がスッと落ちる感じがしました。

また択一を解く時は必ず20問一気に解いて、タイムを測ってました。記述にどうしても時間をかけたっかたので、なるべく早く解けるように意識してました。

択一式過去問解説講座のテキストでは、択一の一つ一つの肢に対して簡潔に解説されていたので間違えた時は、まず解説を見てそれでも分からなかったら、総合講義のテキストを見て理解し、ついでに間違えた問題のその周辺知識も勉強しておりました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式の過去問の解説全てに関数電卓の押順まで書かれているのがかなり驚きました。初学者にとってはかなりありがたかったです。

正直この解説あれば、新・定規の使い方講座、複素数計算のテキストが必要ないんじゃなかな(良い意味で)と思うくらい作り込まれていました。

また解説の書き方も、実際の問題を解く流れを意識して解説が書かれているので、まるで講師が一緒に問題を解いてくれてるような感覚です。

利用方法として、問21と問22は一気に解いてました。

合格体験記でも記載したんですけど、試験をイメージして解くのが時間短縮にも繋がるし、集中力もかなり鍛えられます。ちなみに答え合わせは後日にしていました。あと配布された過去問は3周以上は行いましたが、特に令和の過去問を重点的に対策しました。最近の記述は問題文が長くなる傾向にあるとホームルームでも仰っていたので、そのアドバイスを素直に受け止めて、対策したおかげで無事記述の基準点を越すことができました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

まず最初に記述の道具の話になりますが、ここが意外と重要であることを学習していくうちにひしひしと感じました。中山先生がオススメする道具を選ぶのがまず間違いないと思います。

そしてなにより、アガルートの三角定規がとても使いやすかったです。

市販のやつを一度調べましたが、三角定規に書いてある線の数が以上に多いものや、色が単色のものもあって、アガルートの物と比べると歴然の差がありました。おかげさまで記述時間を短縮できたと思います。

テキストには図で三角定規の動かし方が書いてあり、講義動画では中山先生が実演してくれるので、三角定規の扱い方は一回で覚えることができました。

あとはスピードとの勝負なので、自然と指が動く様になるまで私は繰り返し過去問を解きました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

お恥ずかしい話、私は人生で関数電卓を触ったことがありませんでした。

もちろん複素数計算という言葉も分からないので、聞いた時に『???』となっていました。けれども中山先生の複素数計算は、自分の思ってたより何倍も簡単で、計算時間は初学の私でもかなり早かったです。

利用方法として複素数計算のテキストは実は二周ぐらいしかしていないです。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法でも話しましたが、記述式過去問の解説あまりにも作り込まれていたので、見る機会があまりなかったです。

また関数電卓の使い方ですが、こちらも三角定規と同様慣れが重要なので、何度も繰り返し電卓をたたいて覚えました。また電卓を扱う際は、押しミスをなるべく防ぐために、必ずなにを押すか声を(sinを押すときに『サイン』等)出していました。

実践答練のご感想・ご利用方法

かなり本番の試験に近い問題構成になっており、最近の試験で出題される記述問題の傾向をしっかりと捉えていて、択一は過去問を中心とした基礎部分が多く問題になっており、本試験を意識して行えました。

またアガルートさんの答練は計3つも用意されており、他社さんと比べるとかなりコスパが良かったんじゃないかと思います。

利用方法として、答練3つとも3周ぐらいは解いて、全問は解答できるレベルまでやりました。逆にそれくらいやっても良い問題でした。

ただ1周ずつのスパンはある程度あけて(1か月に答練3×1周ぐらい)やりました。

そして実際にやるときは机はなるべく小スペースにして、ある程度図面がかきにくい状態を作り、尚且つ必ず腕時計を準備し、それとは別に2時間半のタイマーをつけてました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

本試験前に大きな法改正があり、かなり不安でした。

だが総合講義のテキストや過去問の答えを迅速に対応、修正してくれました。

しかもその過去問一つ一つの変更に対して、丁寧に動画で解説していただけたのは本当に安心しました。

また修正がある部分に関しては、テキストに対応できる様に、プリントして貼り付けれる仕様なのもかさばらなくて良かったです。

また法改正した過去問については、付箋を貼り、その問題が来る度に法改正の動画を見直して、再認識するようにしてました。

アガルートさんは他社さんと比べてSNSを圧倒的に上手く活用しているため、法改正の様な急な変更にも、動画で対応できるところが、選んで良かったなとまた思えるポイントでした。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

中山先生がいつも笑顔で講義を行ってくれるので、動画を見ることが苦にならなかったです!!ありがとうございました!!