受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

別系統の職種から測量関係の職種に転向する以前より、かねてから測量系の資格の取得は考えていました。転職の際の武器になることや、実際にするかはまだ分からないですが、独立開業など将来にも選択肢を増やせることから、資格取得に挑戦しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

予備校への通いでの学習は私の生活では難しいと考え、通信にて学習できるところを探しました。測量士補試験の時にもお世話になっており、当時問題なく合格できた実績もあったことから、特に悩むこともなくアガルートアカデミーさんを選択しました。

合格体験記・学習上の工夫

とにかく勉強時間の確保に苦労した思いがあります。平日は仕事から帰ってきてからだと疲れて寝てしまう為、朝出社前に30分から1時間程度ではありますが、早めに起きて択一の1年分もしくは記述の土地か建物1問を解くようにしていました。

また通勤時間が長く往復で2時間弱の時間があったことからとにかく講座の動画を視聴していました。動画一本の区切りが短いため、隙間時間でも視聴することに気持ちが向きやすい作りになっていると思います。

テキストの解説講座は周回しましたが、1.25倍速で視聴していても、特に聞き取りずらさを感じることもなく内容を復習しつつインプットできました。2週目・3週目でも一度は耳には入れている内容のはずなのに新たな気づきがあり、その気づきは他の部分が身についたから気づけたものであると思うので、少しずつでも学習が進んでいる実感が湧きました。

平日はあまり机に座った学習の時間がとれないため、休日に過去問を解いていました。択一と記述の1年分を通して実践形式で解くことで苦手な年度を割り出し、繰り返しその年度の問題に取り組んで正答率と所要時間を記録していきました。徐々に良くなる成績は自分の成長を感じることが出来ました。成績を記録していくことはモチベーションの維持にも一役かってくれていたと思います。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

土地家屋調査士の勉強が初学者である私は、テキストが最初届いたときに何から手を付けるべきなのかまったく分かりませんでした。しかし、アガルートアカデミーさんのホームページで勉強の流れが示されていることに気づき、勉強の指針にすることが出来ました。

まず、動画視聴によるインプットから始めていくことになりますが、動画に沿ってテキストにマーキングしていく行程は、ただ先生の指示通りにテキストをなぞっていっているだけのように感じ、あまり頭の中に残っているような感触もなく、正直なところあまり勉強になっている感じがしませんでした。はやく自分の手を動かして問題を解いていきたい思いだったかと思います。

しかし、実際に問題を解き始めれば意外に頭に残っていたフレーズがあり、嬉しく思った記憶があります。もちろん一度視聴しただけでは覚えていないことも多く、インプットとアウトプットを繰り返すことになりますが、その課程を示して導いてくれているのであまり悩まずに学習を進めていけたと思います。

勉強を進めていくなかで大変助かったのが月に一度配信されるホームルームの動画でした。この時期までにこれぐらいの進捗をと教えてくれるので、自分の進捗具合と照らし合わせて確認することが出来るため変な焦りを覚えることがなかったと思います。また他の受講生の勉強方法や考えを知ることができ、共感できる部分もあったりしてとても参考になりました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

一肢ごとに動画解説があるため、テキストの文字での解説ではいまいち分からないところでも動画でのかみ砕いた解説を観ることで理解できた部分も多くありました。動画では先生が一度問題文を読み上げてくれるためすぐさま頭の中で〇か×かの判断をすることができます。その直後に解説が入るためすぐに答えを確認できる形式がとてもやりやすかったです。動画には問題文が表示されていることから動画とは別にテキストを開く必要もなく、電車の中でスマホひとつで学習を進めることが出来ました。

択一式の学習はとくに机上でなくてもできるため持ち運びして移動中などに勉強される方も多くいるかと思いますが、テキストがコンパクトで持ち運びしやすく次ページに解説があるため、変にページを多くめくる必要がないことから通勤中の電車に持ち込みやすかったです。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式の解説は学習を進めていく中で、動画での解説を観るよりテキストの文章を読んで復習する機会が私の場合は多くありました。計算手順や進め方を事細かに示されているため、読めば理解できる作りになっていると思います。個人的にありがたかったのは問題文の後に年度ごとの問題用紙(白紙)が掲載されていることです。

過去問として数を解いていくため基本となる問題用紙を多数印刷してストックしておりましたが、年度ごとに印字されいる箇所や穴埋めを求められる箇所が微妙に違い、特殊な年度では方位が既に印字されていて作図方法そのものが変わってくるので、基本の用紙に事前に書き込んで過去問に取り組めました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

図解されており、一見して理解しやすいテキストでした。定規の使い方自体は覚えてしまえばさほど繰り返し確認するようなこともないですが、本テキストでは定規の使い方にとどまらず図面の必要記載事項が書かれており、その部分は繰り返し確認しました。特に区分建物の線種の書き方は分からなくなれば都度確認していたため、意外と活用する機会が多かったです。

出題可能性は低いと踏んでいた座標法の求積表の書き方及び地役権図面の書き方は定着するほど繰り返し取り組んだ内容ではなかったため、試験直前に確認しようと決めており、試験会場に持ち込んだテキストのひとつです。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

私は複素数計算以外の計算方法を知らないため、複素数計算の良し悪しを他と比較して判断することは出来ませんのでテキストの使い勝手のみの感想となります。このボタンを押してこのボタンを押してと、とにかく丁寧に書かれておりました。

私は勉強開始当初は関数電卓の準備もまだ出来ておりませんでした。よって本テキストで推奨されているものと同じものを購入することで、テキストと同じボタンの表示と配置で確認できるため、迷うことがありませんでした。一通り学習すれば、あとは記述式の解説に記載されている内容で十分理解出来るレベルまで習熟できたかと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

過去問はある程度繰り返し解くことで解き方を覚えてしまい、また解答を覚えてしまうことで解けるようになってくるので、まったく初見の問題を解くことが出来るレベルまで達しているかを確認する頃合いだろうと思ったタイミングで実践答練に着手しました。

他社さんの実践答練はかなり過去問と毛色が違う印象でクセが強いと感じ、実際まったくと言っていいほど解答できずに一時期自信を失いましたが、アガルートアカデミーさんの答練は実際に出題されてもおかしくないと感じられるほどクセが感じられず、正確な実力の確認が出来たと思います。一度解いた後は過去問のひとつとして繰り返し解くことができる構成のテキストであったことも良かったです。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正によってテキストに変更のある個所に、部分的に改正後の内容を切り取って貼り付ける形式のものでしたが、私は糊付けせずにホッチキス留めにすることで改正前の内容も確認できるようにしていました。

必要な情報は改正後のみの内容であったかもしれませんが、それまでにインプットした内容とどう変わったのかの確認ができないとそれまでの知識が認識違いであったのか、改正によって変わったのかの確認できず不安になっていたかと思います。択一の過去問にも手を加えてくれていた点も大変助かりました。基本的には改正後の過去問で知識を整理し、直前期にはレジュメを再読して試験に臨みました。