受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

大学生時代に目指していた公務員試験に合格することができず、将来について今1度考えていた時に、大学の講義で土地家屋調査士について知る機会があり、そこで、多くの土地家屋調査士の先生方のお話を伺いました。

私自身法学部に所属しており、また定年がないという点がスタートの遅れてしまった私にも良い機会だと思い目指してみようと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

法律問題だけでなく、計算や作図が必要と知り独学では無理だと思いました。

また地方在住のためオンラインで講義を受けたいと思っていたところ、アガルートさんのサンプル資料を見つけ、色つきのテキストであったことが学習上の飽きを少なくできると思い受講しようと考えました。

合格体験記・学習上の工夫

法に関する知識はある程度あったものの、実務未経験であったため、不安もありましたが中山先生が講義内でおっしゃっていた学習の進め方や、定期カウンセリングで自身の勉強の進行度合に合わせた学習計画を立てて進めることで効率よく学習する事ができました。

また、分からない部分はFacebookの質問制度を利用し、他の方の高度な質問を見たりしてモチベーションをあげることができました。どうしてもやる気が出ない時は合格特典の全額返金制度を思い出しなんとか自分を奮い立たせ、机に向かいました。

学習上の工夫としては、とにかく先生方のおっしゃっているように進めるということです。知識がついてくると色々なところに手を出しそうになりましたが、基礎の部分が本当に大事ということを意識し、幹を太く強くするように学習しました。

その影響もあり、令和5年度の建物のような過去問で見たことの無い問題であってもある程度落ち着いて進めていくことができました。テキストを読む時等は声に出して学習することでインプット、アウトプット双方の向上に繋がりました。

移動や食事、風呂などの隙間時間は、その日にその時間までに学習した内容を頭の中でもう一度繰り返すことでどんどん知識を定着させていきました。

【測量士補】総合講義のご感想・ご利用方法

測量未経験かつ知識としても学んだことない分野であり、数学に関しても高校での学習が最後であったため、ある意味調査士試験の学習よりも戦々恐々としていましたが、短期間の学習で合格することができるような、分かりやすく、効率的に学習できる内容でした。

カラーのテキストや分かりやすい図、1講義の時間が10分程度で短くとっつきやすい等ダレてしまう要素があまりなく、スムーズに学習することができました。私自身1番ありがたかったのは、講義内で理解が難しいところは中山先生が実務の視点から解説してくださっているところでした。

先述したとおり、測量に関する知識、経験が全くなかったため、これがなければよく分からないことをそのまま暗記するだけになっていたと思います。測量の機械や計算問題などを実際の動きがどうなっているかをイメージしながら学習することで、素早くインプットし、それを定着させることができました。

初学者の方でも自信を持って合格ラインまでもっていける内容だと思います。測量士補試験の学習は過去問を繰り返し解いていましたが、問題内のイメージがしにくい部分はすぐにテキストや講義に戻って頭で理解した上でもう一度過去問に戻るという風にしていました。

【測量士補】3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

測量士補試験の3週間ほど前から利用し始めました。ほぼ全ての分野から1問ずつ問題が出されるような非常にコンパクトな構成になっており、自分がどこが得意でどこが苦手かを明確に知ることができました。

間違えた問題や分からない問題がでたらすぐにテキストに戻り、その分野の過去問を全て解くことで次は間違えないように定着させていきました。また、測量士補試験は過去問からの出題も多いため、分野ごとに重要度が分けられていたのはとてもありがたかったです。

コンパクトなボリュームで、できない所をすぐに見つけ、できるようにするという点で試験直前期のテキストとして非常に優秀であり、もし、本当に時間がとれない方がいる場合、最悪これさえやっていれば運が良ければ計算問題は合格ラインに達するかもしれないと感じました。

【測量士補】3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

これも計算問題のほうと同じく、測量士補試験の3週間ほど前から利用しました。過去問で1回でも出題された問題は網羅してあり、出題された回数ごとに重要度が星の数で分けられていたので、覚えるべきポイントが分かりやすかったです。また、問題文の横にチェック欄があり、短時間で効率的に学習するのに最適だと思いました。

計算問題とは違い、テキスト以外に必要なものがないので、隙間時間や外出中は文章問題のテキスト、家で机に向かうことが出来る時は計算問題のテキストいう風に学習しました。試験直前の午前はこれまでにチェックしたチェック欄と重要度を鑑みて、少し怪しいなと思う部分などを学習し、本番に向かいました。

【測量士補】実力診断模試のご感想・ご利用方法

試験直前期に利用しました。これは点数というよりも試験の空気や時間配分などを意識して取り掛かりました。合格点にさえ達していれば、正解できなかった問題があったとしても、そこを深追いすることはせず、これまで学習してきた内容を重点的に繰り返し学習しました。

測量士補試験自体が絶対評価であるため、無理に高得点を狙う必要がなく、あくまで試験の予行演習という形で利用するのがいいのかなと思います。

もし診断模試で合格ラインに乗らないのであれば、それは単純に勉強不足であり、逆に合格ラインに達していれば、点数がそんなに高くなくとも本番でも大丈夫だと感じました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

土地家屋調査士試験に向けての学習において1番お世話になったテキストだと思います。択一や記述の形式に合わせた学習はもちろん必要ですが、中山先生のおっしゃっていたとおり、これさえしっかりと学習すれば確実に合格点に届く内容が網羅されています。

講義内でも単に丸暗記するだけ、という箇所が少なく、ここがこうなるからここはこうだよね、という風に実際にどうなっているのかの解説もまじえながらの非常に丁寧な講義でした。講義の動画も視聴速度を選択することができ、自分に合ったスピードで学習することができるとともに、分からない箇所があればすぐにバックし、繰り返し解説を聞く事ができるため、理解と定着をスムーズに進めることができました。

また、オンライン動画であり、中山先生の解説が分かりやすいため、移動時間などのテキストが見れない状況であっても、動画を流し、耳からの情報だけでもしっかりと学習できた点は非常に良かったと思います。過去問を一周する度にテキストも一周していましたが、その度に以前分からなかったことがすんなりと理解できるようになっていたため、次読む時にはどのくらい理解できるだろうかといったこともモチベーションに繋がりました。

試験直前期は他のところに手を出しそうになりましたが、先生方の言葉を思い出しテキストを読み、幹の部分をさらに太くしました。そのおかげで、本番でも知らないところは知らないといった割り切りができ、知っている部分だけを確実に正解できるように解いていくことができました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

自身の成長を1番感じられるテキストでした。2周目3周目だとよく分かなかったところもありましたが、試験直前には分からないところは無くなっていました。問題ではなく、選択肢ごとに解説動画があり、分からない部分はほとんど教科書に戻ることもなく、解説動画で解決できるくらいに丁寧な内容でした。空いた時間に1問解くといった使い方もできるため、学習初期から試験直前期まで常にお世話になったテキストです。

過去問を解くに当たり、1番気をつけたことは必ず選択肢ごとに正誤の判定をすることです。全ての肢の正誤判定を終えて初めて、問題の下の正解の組み合わせを確認するようにしました。民法は非常に勉強方法に迷いましたが、過去問の箇所を完璧にし、出題された箇所の近い部分を教科書で確認するという風に進めました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一を5周ほど進めた時点で学習を開始しました。少し遅いかなとも思いましたが、先生方も記述の問題は択一の内容からしか出ないとおっしゃっていたので択一の知識がある程度しっかりと定着してからスタートしました。

初めて見た時は本当に分からず、こんなもの解けるのかとも思いましたが、まずは解説動画を見て理解した上でその後自分一人で解いてみるやり方のおかげで、ほとんど詰まることはありませんでした。

記述で1番気をつけたことは、その問題では何が行われているかを、実際にイメージしながら背景を読み取ることです。問題文もとても長いですが、どこから読んでいくかもテンプレートが確立しているため、繰り返し学習する度にどんどんと手に馴染むようになりました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

作図はもちろん、線の引き方すら分からない状態からのスタートでしたが、非常に丁寧な講義内容でした。口頭での説明だけでなく、手の動かし方や書く順番、線の濃淡の度合いなどが、実際に手元動画として配信されており、すぐに理解することができました。

動画を視聴したあとに自分でやってみるのではなく、動画の動きを同時になぞっていくことで、習得までの時間がものすごく短縮されたなと感じました。三角定規の裏にテープを貼ってすべり止めにするなど、知識の向上に対するアプローチだけでなく、合格のためのアプローチがあったことが印象的でした。

実際にオススメのペンなども講義初期で中山先生が紹介してくださっているため、そういったところに時間や思考を使うことがなかったのもありがたかったです。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

学習初期は難しく、テキストの最終問題を初めて解いた時は正直絶望しましたが、今となっては覚えておいて良かったと断言出来る講義内容です。それも、測量士補試験の求積問題や、地積測量図の求積表を見てわかる通り、通常の計算方法では膨大な時間がかかってしまいます。時間との勝負でもある土地家屋調査士試験において、短縮できる箇所は短縮することは非常に重要です。

確かに、学習を続けていれば解くスピードは速くなっていきますが、複素数計算はベクトルが違うため、大幅に計算を短縮することができ、ここが1番差をつけられる部分だと感じました。この知識を身につけ、記述の問題を繰り返したあとにテキストの最終問題を改めて解いてると、すんなりと解けたため成長の喜びもひとしおでした。

実践答練のご感想・ご利用方法

記述問題がある程度できるようになり、試験の3ヶ月ほど前から利用しました。択一は過去問よりも難しく作られており、かつ、肢ごとに理解していなければ正解することができないため、解きごたえがあり、自身の得手不得手をよく知ることができました。

記述は過去問のテキストにはなかったアプローチがありながらも、細かいポイントが多く散りばめられており、こちらも解きごたえがありました。自分にとってよかったのは、本試験と同じ状況で解くことができたことと、完全初見の問題に挑むことができた点です。過去問は何周も解いていると見慣れてきて、簡単に感じてしまうこともありましたが、どこかで答練を挟むことで、そういった気の緩みのようなものを無くすことができました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

令和5年度には、受験生にとって大きな法改正があったため、非常に役に立ちました。土地分筆登記や土地合筆登記が軽微変更になるなど、今まで学習してきた概念が覆るようなものであり、知った時は本驚きと焦りがありました。

幸い、試験には法改正によって得点が左右される問題は出題されませんでしたが、これを知らないまま受験し、もし出題されていたと考えると恐ろしいです。そのため、こういった部分にも対応してくださっているのは本当にありがたかったです。内容も非常に丁寧であり、書面だけでなく、改正についての動画もアップされていたりと、安心して受講することができました。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

これがなければ合格できていたか分からないくらい、本当に受講して良かったと思います。

最初は受講していなかったのですが、1人で机に向かい続けるとどこかで緩みが出そうだったので、途中から利用し始めました。学習の進行具合や、それに合わせた学習計画、学習方法など非常に丁寧な対応でした。

次のカウンセリングの日までに、提示された箇所まで学習を進められるか、というのもモチベーションになりました。1人では緩んでしまう部分があっても、これを思い出し自身を奮い立たせ、学習を進めることができました。 

講座のご感想、講師へのメッセージ等

先生方がいなければ絶対に合格することはできませんでした。本当にありがとうございました。