受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

現在、不動産の会社に勤めています。

仕事の関係で土地家屋調査士の先生と現場でお会いする事が多く、その際、作業内容を見せて頂いたり、申請の打ち合わせを行っていく中で、土地家屋調査士の仕事に興味を持ち始めたのがきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

仕事をしながらの学習になるので、学校に通うのは難しいと思い、最初から通信講座を申し込むつもりでした。

ネットで調べていると、アガルートの講座が良いという声が多かったので、アガルートのHPを見てみると、講師の中山先生が全国一位試験合格者である事、受講生の合格率の高さや一発合格者の多さ、総合一位の生徒が出ている等、講義内容の分かりやすさが伺える内容が書かれており、それでいて受講料も安く、合格の際は受講料全額返金制度もあるという事で全てにおいて魅力を感じ、受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

2022年4月に2023年一発合格カリキュラムを申し込みました。約一年半の勉強期間の中でモチベーションを保って行くために、毎日勉強時間の記録を行いました。合格までに必要な勉強時間が約1000時間程度必要と聞いたので、毎日きちんと時間を計って勉強し、その時間を1000マスに区切ったA4用紙に1時間ごと塗りつぶして行きました。

それを見れば今どのくらい勉強し続けているかが分かるし、勉強がだるくなった時でも、せっかくここまで頑張ってきたのだから、と自分を奮い立たせる事が出来ました。

あとはスキマ時間の活用です。

講義の動画は10分〜20分程の長さのものが多く、短い時間でも区切りよく見る事が出来る為、理解していない箇所や難しい箇所などは、スキマ時間に何度も何度も見返していました。

自分が理解するまで何度でも好きな時に動画を見る事が出来るのは通信講座の最大のメリットだと思います。

また、動画の再生速度も1.5倍速や2倍速に変える事が出来るので、復習の際に、理解している部分は再生速度を上げて見てみる、などだらけずに集中して見る事も出来ました。

動画の音声だけならダウンロードする事が出来ますので、全てスマホにダウンロードして、車での移動時間中はずっと聞いていました。

だらだらと惰性で勉強時間を潰さない、空いてる時間は全て勉強に費やす、を意識して勉強していました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

自分が今回の土地家屋調査士試験で使ったテキストは、アガルートの土地家屋調査士試験/一発合格カリキュラムにセットになっているテキストのみで、調査士六法や、他の学校のテキストなどは一切使用しませんでした。

たしか最初の講義の動画か、ホームルームの動画で中山先生が、このテキストの中に全国総合1位になれるくらいの内容が詰まっているとおっしゃっていました。

最初は本当かなと半信半疑ではありましたが、しばらく講義を続けていくうちに、初学者でもとても理解しやすいテキストだということが分かりました。

説明が丁寧で分かりやすく、注意するべき個所やヒントなどは色分けして書かれているため、間違えやすい箇所などが把握しやすくなっています。

また、テキストと一緒に中山先生の解説動画を見ることにより、より理解が深まるように出来ています。

動画内で中山先生がテキストの内容を深堀りして解説してくれますので、テキストに自分で書き込みをしたり、マーカーを塗ったりしてさらに分かりやすいようにして使っていました。

登記申請書例50に関しては、50例+αを印刷したものをラミネートして、シャッフルし、毎日5~10例は書くようにしていました。

その申請書例には、「土地分合筆登記」など、その申請書の登記目的が頭に書いてあるのですが、その部分は消して使っていました。

本試験と同じように、登記記録や調査結果を読み、何の登記が必要なのかを考えたうえで申請書を書くように意識して使用していました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

1週目は無理に解こうとはせずに、問題を読んで解説を読み、解説動画を見て、テキストで勉強した部分がこういう形で問題として出るという事を理解するようにしました。

2週目からは普通に問題を解いてみて、解説を読み、理解できていない箇所はテキストに戻り、さらに分かりづらいところは動画を見て理解するようにしていました。

5週以上もなれば、だんだんスピードも上がっていき、1年間分が40分、35分、30分と早く解けるようになって行きました。

そこで今度は問題文の「正しいものの組み合わせはどれか」「間違っているものの組み合わせはどれか」を消して、全枝の問題を正確に解く練習をしました。

もちろん間違えた個所はテキストに戻って理解を深めるようにしていましたので、最終的にはほぼ全問正解するくらいまでになっていました。

(上巻下巻それぞれ20週以上は回しました。)

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問も択一式過去問と同じく、初回は問題を読み解説を読んで、解説動画で理解を深めました。ただ記述の問題は難しいので、特に解説動画の方を何度も見ました。

中山先生が、早く正確に解くための読み戻しをしない方法、答案構成用紙の上手な使い方を解説してくれているので、そのやり方を覚え、問題を解く際は必ずそのやり方で解くようにしました。

今回の令和5年度の問題は、土地も建物も問題ページがとても多く、読み戻すだけでも相当な時間のロスになるため、先生が教えてくれた読み戻し無しの解き方をしていなければ、今回の試験は受かっていなかったと思います。

今後はこのような長文問題がスタンダードになると思われますので、読み戻し無しの答案構成用紙の使い方は必ずマスターした方が良いと思います。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

今まで三角定規を使って図面を書く事などしたこともなかったので、この講座は大変参考になりました。

定規の動かし方や平行線の書き方、プロットの落とし方や三角定規が滑らないようにする加工方法など色々なテクニックが書いてありました。

テキストだけだといまいち分かりづらい部分も、解説動画を見れば一目瞭然ですごく分かりやすかったです。

また、文具に関しても講師の先生方それぞれ好みの文具があるということで、自分は中山先生のブログに書いてあるおすすめの文具を揃えました。

文具1つとってもここまで先生方が拘るのも、1分1秒を争う試験において、わずかな出来事が合否を分けることになるかもしれないシビアな試験だからこそなのだと感じました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

ネットで座標計算は複素数でやるほうが圧倒的に早いという事を知ったのですが、自分は数学は苦手な方ですし、複素数がどういう内容のものなのかもまったく不明だったので、はたして自分が複素数を使って解けるようになるのだろうかと不安でした。

不安のあまり、講座テキスト一式が届いて、最初に始めたのがこの中山式複素数計算講座でした。

テキストでは、関数電卓のセットアップ方法や各ボタンの説明、座標値の入力方法から計算方法が分かりやすく載っており、本当に全く関数電卓を触ったことも無かった自分でも最後には解けるようになっていました。

テキストの最後に中山先生オリジナルの問題が載っていますが、この問題はテキストに出てくるすべての計算方法を使って解いていく必要があるため、計算方法を忘れないよう復習するのにもってこいの問題となっています。自分は最初は毎週1度は解いていました。慣れてくると月一くらいでも充分なほどになっていきます。

最近の本試験はそれほど計算量は多くありませんが、それでも複素数は習得しておくに越したことは無いと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

自分は実践答練は2023年の6月、7月、8月に1回分ずつ、本試験のように13時から15時半まで時間を計って解きました。

当然本試験のつもりで解きますので、本番で初見の択一問題や記述の問題で難しい箇所が出た場合にどう対応するかの訓練としても有効な方法かと思います。

もちろん一度解き終わった答練は、過去問と同じくひたすら何度も解くようにしました。

ちなみに2023年に他校の全国模試を受けた際に思ったのですが、本試験ではこんなところでひっかけてこないだろうという箇所でのひっかけ問題が多く、模試を解いた後に過去問をやったところ、正解率が落ちました。

問題を変に深読みしすぎて自滅するパターンに陥ってしまった為です。

その点、アガルートの問題の難易度については、かなり本試験の難易度に近い感じがしました。

テキストをちゃんと理解していればきちんと点が取れるようになっていると思います。

本試験の過去問に加え、新たな問題による知識の吸収として非常に役に立ちました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

2023年は大幅な法改正があり、勉強中の身としては非常に戸惑いました。

ですがアガルートでは追加料金等なしで法改正講座を受講することができ、非常に助かりました。

PDFで自分で印刷して簡易的なテキストを作成し、今回の法改正がどのようなものかを動画にて詳しく解説してくれているのでとても理解しやすかったです。

特に共有物の管理行為や変更行為、共有土地の分筆登記や合筆登記の申請適格など、今回の試験に早速出そうな箇所も多く、テキストを本試験会場まで持ち込んで、最後まで読んでいました。

おかげでとても心強くて頼りになりました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

本当に今回の合格は、アガルートなしでは絶対に成し得なかったものだと思っております。

アガルートの本講座に出会えて本当に良かったと心から感謝しています。

約1年半の間、どこに行くにもテキストを持ち歩き、暇があればページをめくり、中山先生の動画を見て、過去問を解いてきました。

家族の顔より中山先生の顔を見てる時間の方が圧倒的に長かった1年半でした。

中山先生、中里先生、高野先生、山崎先生、その他スタッフの皆さん、

本当にお世話になりました。