受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

昨年ハウスメーカーの営業から測量会社に転職したのですが、分筆等の受注もできるように資格を取得してくれないかと声をかけられたことがきっかけでした。会社の事業展開と共に、自分のスキルアップにもつながるため、受験を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

独学では不安でしたので、通信講座を検索していたところ、合格実績がいいアガルートアカデミーがヒットしました。文系だったので関数の計算が心配でしたが、その点が分かりやすいとの口コミがあったので、こちらに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

まずは講義を一通り視聴しようと思い、昨年の1月頃から学習をスタートしました。仕事がある日は1日2時間程度、休日は5時間程度を目安に学習を進めていました。3月頃からは測量士補の勉強を始めました。測量士補は過去問と同じ問題が多く出題される傾向にあるということでしたので、同じ問題を何度も繰り返し勉強しました。

測量士補の試験を終えてからは、土地家屋調査士の講義動画と並行して択一の過去問の学習を始めました。過去問にチャレンジすることで理解が深まると思っているので、理解が曖昧な状態でも過去問にチャレンジすることが大事かなと思います。理解した気になっていた項目も、新たな疑問が出てきたりするので、その度にテキストや講義動画に戻って学習していました。

過去問は、全問2回は解きました。2回目でも分からない選択肢があるような問題には印をつけ、3回4回と繰り返し解くようにしていました。記述問題に関しては、試験の3ヶ月ほど前から開始しました。計算のやり方と図面の書き方さえ覚えれば、あとは択一の理解で解ける印象でしたので、過去問は1周でとどめました。私個人的には、択一の内容は記述に通ずるものが多かったので、択一の勉強に多く時間をかけるようにしていました。

【測量士補】総合講義のご感想・ご利用方法

測量士補は過去問と同じような問題が出るということを講義内でおっしゃっていましたので、それを踏まえて過去問中心の勉強法にしました。講義動画は区切りのいいところまでまとめて見て、項目ごとに過去問を解いていくように意識していました。講義動画は短い時間で区切られていたので、毎日少しずつ進めやすかったです。試験直前の時期は、仕事の休憩時間や仕事に行くまでの朝の時間も有効に活用し、少しでも多く問題に触れる機会を設けられるように意識していました。問題を解いていく中で理解が弱い箇所に出会ったら、その都度講義動画に戻るようにしていました。そういう時にも、項目ごとに分かれている講義動画は活用しやすいと感じました。過去問を解いていくと、聞いていたように同じような問題が出題されていることがよく分かったので、多く問題に触れることは自信にもつながりました。個人的には、仕事をしながら勉強時間を確保することにとても苦労したので、仕事がある日はいかに隙間時間で勉強するかということを考えていました。移動時間や休憩時間で少しでも時間を確保し、帰宅後はそこまで時間を割かなくてもいいように意識していたのが、自分には合っていたのかなと思います。

【測量士補】3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

3時間で押さえる計算問題は、試験直前の時期に活用しました。直前に解くにはちょうどいいボリュームでしたし、全体を確認するために満遍なく網羅されているような印象でした。社会人になってから計算問題を解く機会は全くなくなっていたので、理解が追いつくか心配でしたが、講義での丁寧な説明と分かりやすいテキストで、理解を深めることができたと思います。試験直前の時期は焦りもあり、何を勉強したらいいか分からなくなり更に焦ってしまうこともあると思うのですが、アガルートでは直前対策も用意されていてありがたいと思いました。

【測量士補】3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

3時間で押さえる文章問題も試験の直前対策として活用しました。短時間でポイントを押さえた勉強ができるので、直前の勉強としてはとても有意義だと感じました。試験直前の時期に「3時間で押さえる計算問題」と併せて1周解き、全体を確認することができました。文章問題は、過去問と全く同じ選択肢が繰り返し出るということだったので、とにかく数をこなすことが大事でしたが、直前はこの「3時間で押さえる文章問題」のように全範囲を確認するものがあると勉強しやすいと思います。闇雲に勉強するよりも、このようにある程度ルートが決められた講座があるとわかりやすいと感じました。

【測量士補】実力診断模試のご感想・ご利用方法

実力診断模試も試験の直前対策として活用しました。模試なので、時間の配分も考えながら解くことを意識しました。時間を測りながら解き、実際と同じ時間でどの程度解くことができるか確認しました。測量士補の試験は時間に余裕があるので、そこまで時間配分に神経質にならなくても問題なかったので、実力診断模試は一度解いてみて本番をイメージするために活用しました。本番に近い出題形式で問題を解いたことはなかったですし、他にそのようなテキストも持っていなかったので、当日をシミュレーションするためのいいテキストだと感じました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

測量士補の試験が終わってから、土地家屋調査士の試験勉強の時間を増やすようにしました。民法は学生時代や宅建の勉強で何度か触れる機会があったため、復習のイメージで学習していました。民法は深くまで理解しようとするとどんどん沼に入っていってしまう印象でしたので、試験に出る部分だけ触れるようにしていました。不動産登記法は初めて触れる法律だったので、基礎の理解に時間をかけました。不動産登記法が一番出題数が多いですし、出題範囲や講義動画の時間も一番多かったので、一番苦労した分野かなと思います。土地家屋調査士法は、出題数は少ないものの理解が難しい法律だと感じました。こちらも出る問題が固定化している感じだったので、過去問で出ていた範囲の勉強を中心に行いました。民法の講義動画を一通り見たら、民法の過去問を解くのと不動産登記法の講義動画を見るのを並行して進め、不動産登記法の講義動画を一通り見たら、不動産登記法の過去問を解くのと土地家屋調査士法の講義動画を見るのを並行して進めていました。講義動画を全て見たらあとはひたすら択一の過去問を解いていました。記述式の勉強は試験前の2,3ヶ月程度にとどめ、択一の過去問対策に一番時間をかけました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式の過去問解説は全ては視聴しませんでした。過去問を解いて解説を読んだ後も理解できない問題や選択肢に関してのみ視聴するようにしていました。時間が限られている中での勉強だったので、全てを見るのではなく、そのようなやり方をしました。講義動画を全て見ていれば、解説動画は全て見る必要はないかなと思います。過去問解説動画は、理解が弱い箇所に関して補強してくれる役割だと感じ、その存在はありがたかったです。全て視聴するのではなく、補強の役割として抜粋して視聴するやり方が自分にとっては合っていたと思いました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解説も、択一式過去問講座と同じように、問題を解いていて理解できなかった部分の補強として活用していました。個人的には択一の勉強に時間をかけていたので、択一よりも視聴時間は短かったと思いますが、記述式に特化しか講義動画は少ないので、この講座はとてもありがたかったです。図面の書き方ももちろんですが、問題文の読み方や、注意して確認する必要があるポイントなども解説してくれているので、必ず何回かは見た方がいいと思います。特定の問題の解説動画としてだけではなく、文章の読み方などの講義動画としても利用できるものだったと思います。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

図面は全く書いたこともなかったので、心配な要素の一つでしたが、一つ一つ分かりやすく解説してくださっていたので、すぐに理解することができました。練習してスピードを上げていくことが大事だと感じたので、繰り返し視聴するのではなく、一通り見たらあとは過去問を利用して図面作成の練習をしていました。本番はかなり時間がないので、スピードも意識して図面作成に取り組むことがとても大事だと思いました。あとは、使用する文房具も多く、それをどの順番でどこに置いたら効率よく作図できるかということにも触れてくれていたので、そこを意識するきっかけも与えてくれた講座でした。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

私がアガルートを受講した最大の理由がこの[中山式]複素数計算です。こちらが分かりやすいという評判を見て、アガルートを受講することを決めました。私は学生時代は文系で関数電卓に触れたこともなかったので、計算にとても不安がありましたが、講義で操作方法から詳しく説明してくださったので、少しずつ不安が解消されていきました。関数電卓を使用する問題の出題パターンも説明してくれたので、大変ありがたい講座でした。この講義を受けて記述式の問題が解けるようになったときは、アガルートを受講してよかったと心から思いました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練も試験の直前対策として活用しました。土地家屋調査士の試験は時間配分もとても重要な要素だと思うので、実際に時間を測りながら解いてみました。全てを解ききれないまま時間が経過してしまったこともあったので、本番ではどこに時間をかけるべきか、択一で分からない選択肢があった時はどのように対応するかなど、実践に近い練習をすることで得られることが多かったと感じました。土地家屋調査士の模試を受ける機会はなかなかないと思うので、試験直前に本番をイメージできるような問題を解けるのはとてもありがたいと感じました。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正対策過去問講座は、優先順位としては低めになっていました。個人的には試験まで時間に余裕がなかったので、法改正対策講座にはあまり時間を割けませんでした。何年も時間をかけて受験をする方や、何度目かの受験の方で、時間に多少余裕がある方はこの講座に時間をかけてもいいかなと思います。何年も前から勉強をしている方にとっては、どこがどのように法改正されて変わっているのかを把握する上で、重要な講座だと思います。私のように初めての受験で勉強期間が短期間の方は、択一の勉強に一番時間をかけることが大事だと思いました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

最初は全くやったことのない分野の勉強で不安でいっぱいでしたが、どうにか合格まで辿り着くことができました。本当にありがとうございました。