受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

令和4年に司法書士に登録し、司法書士業務に携わる中で、権利部についての知識だけでなく、表題部についての知識を習得する必要性を感じる場面が多々あり、体系的な学習をしたいと思い、土地家屋調査士試験を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

通学の予備校よりは、オンラインで授業を受ける予備校を使いたいと思い、いくつかの予備校を比較検討し、過去に自分がアガルートアカデミーの行政書士試験講座を利用していた点と、サンプルの講義動画が非常にわかりやすかった点から、アガルートアカデミーに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

教材はアガルートアカデミーから配布されるテキストと、過去問集にできるだけ絞りました。

申請書の雛形学習については、司法書士試験の体験から、実際に手を動かさず、問題文を見たあと、頭の中で答えを出す学習の方が回転数が増やせて、自分に向いていると思いました。テキスト1冊に申請書の雛形がすべて収録されているため、常にテキストを持ち歩いていれば、隙間時間に雛形学習がやりやすかったです。

電車の移動時間など、比較的落ち着いて学習できる隙間時間には、先述したテキスト1冊に加え、択一過去問集の上巻か下巻を持参しておき、択一過去問を解くようにしていました。

記述式の学習については、朝の出勤前の時間を利用したり、土日にまとめて解いたりして、1日1問土地か建物の過去問を解いていくペースで、学習していきました。

全体的に記述式の学習については、点数配分を考え、裏面の作図より、表面の申請書を重視するようにし、作図を行う元気がない日は、土地については計算と申請書まで、建物については申請書と設計図までしかやらない日もありました。

記述式でよく間違える、引っかかるポイントをテキストの一番最後にリスト化し、本番直前にリストを読み返していました。

【測量士補】総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートアカデミーの講座は、1コマが細切れになっているため、隙間時間に効率的に学習を進められましたし、講義を聴いたあとに達成感がありました。現在自分がどの程度進んでいるのかがわかるパーセント表示も、ペースを把握する上で良かったと思いました。

個人的に再生速度はすべて1.5倍から2倍で聞いたほうが集中できました。その上で、わからなかった部分は巻き戻すようにしていました。

中山祐介先生の講義は、わかりやすく、疲れている日でもきちんと頭に入ってくるため、日々のコンディションにあまり左右されず学習を進められる点が大きかったです。

中山先生の講義は、効率的な学習のやり方についても解説してくれているますし、理由付けをしっかり理解した方が覚えやすい部分と、丸覚えした方が楽な部分を、明確に整理してくださるため、中山先生とアガールトアカデミーが敷いてくれているレールに素直に乗って学習する姿勢が大事だと思います。

講義を聴いた直後にその範囲の過去問を解くことを推奨しているため、どの知識が、どれくらいの頻度で、どれくらいの深さで、どのような形式で問われるか、という点がよく理解できるため、その後のテキスト学習が効率的になると感じました。

【測量士補】3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

11月から12月にかけて測量士補試験の総合講義を聴き、平行して過去問の1週目を解き、その後土地家屋調査士試験の学習に集中し、2月から測量士補試験の学習を再開しましたが、知識の大部分が抜けているように感じました。

3時間で押さえる計算問題の講義を聞くことによって、実際に3時間である程度知識を戻すことができました。

また、非常によくまとまった問題集であったため、定期カウンセリングの先生からのアドバイスもあり、まずはこちらの問題集を完璧に解けるようにし、その上で時間的な余裕があれば過去問の2週目に入るようにしました。

【測量士補】3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

先述したように、測量士補試験の総合講義を聞き終えてから、測量士補試験の学習の再開までに時間的間隔が空いたため、計算問題よりはいくらかマシでしたが、文章問題についても学習した知識がだいぶ抜けていました。

3時間で押さえる文章問題の講義を聴くことにより、ある程度知識を戻し、まずはこちらの問題集を完璧に解けるようになることに集中しました。

こちらの問題集についても非常によくまとまった問題集であり、解けなかった問題はテキストのページ番号をメモしてリンクを貼り、テキストとセットで持ち歩いて、隙間時間を活用して解くようにしていました。

【測量士補】実力診断模試のご感想・ご利用方法

実力診断模試は、5月の頭に解きました。合格ラインより2問上乗せした点数だったと思います。

実力が伸び悩んでいる感覚があり、ナーバスになっていた時期だったため、まずは少し安心した記憶があります。

定期カウンセリングの先生に結果をお伝えしたところ、実力診断模試は、実際の測量士補試験と同レベルの良問だったから、良いペースで学習できている、自信を持ってよいと言っていただき、より安心しました。

そのまま良い精神状態で、直前期の学習に集中でき、本番に臨むことができたため、実力診断模試をうまく活用できたのではないかと思います。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

・講義の1コマが細切れになっている

・パーセント表示がある

・中山祐介先生の講義はわかりやすく、疲れている日でもきちんと頭に入ってくる

これらの点に関しては、測量士補試験の総合講義のところで先述したとおりです。

中山先生の解説はわかりやすく、基本的にストレスなく学習を進めることができましたが、それでも理解しづらい点、イメージが湧かない部分はあります。そのあたりはその都度踏みとどまらず、総合講義を1周すればわかるかもしれない、記述式を学習すればイメージが湧くかもしれない、というふうに考え、とにかく先に進むように心がけました。

テキストの加工については、中山先生が講義の中でラインを引いている部分ではなく、過去問で何度も間違えるポイントについてのみラインを引くようにしました。

また、見返したい講義映像をいつでも見返せるように、講義映像のチャプター番号を、テキストの該当箇所にメモするようにしていました。

過去問をある程度解いたあと、総合講義の2周目を聞く学習が推奨されていましたが、机に向かってテキストを見ながら2周目の講義を聞く時間が確保できなかったため、スマホに音声データをダウンロードして、移動時間や、仕事中単純作業をするときなどに音声を流していました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式の学習については、組み合わせで満点を目指すのではなく、肢レベルで100パーセントの自信を持って正答できるレベルを目指し、メリハリを意識しました。

1周目は、理由づけも完璧でほぼ100パーセントの自信を持って回答できた肢には何もマークせず、正誤を間違えた、または100パーセントの自信を持って回答できなかった肢にはマークをし、2周目はマークをした肢だけを再び解き、3周目、4周目とより問題数を少なくしていき、また1周目にマークした肢だけを解くのに戻ったり、3ヶ月くらい間隔が空いたら、全肢を再び解いて、知識の正確性を整理する、というやり方をしていました。

講義映像については、すべては視聴しておらず、問題集の解説では理解できなかった部分だけを視聴していました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式の学習から記述式の学習に入っていくタイミングは重要だと思うので、ホームルームや定期カウンセリングを活用して決めたほうが良いと思います。

定期カウンセリングでのアドバイスに従い、簡単な年度から学習するため、建物については平成17年度から、土地については最新の年度から解きはじめました。

アガルートアカデミーではウェブ上で申請用紙等を配布しているので、そちらを印刷して使用していました。

記述式過去問解説講座の講義映像についても、すべてを視聴する時間が取れず、問題集の解説だけでは理解できなかった部分だけを視聴していました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

作図については、学習前に一番不安に感じていたポイントでしたが、動画の中で、中山先生が実際に定規を使って説明している様子を視聴することができ、大変わかりやすかったです。

しかしそれでも一度で覚えきることはできず、ダブル合格カリキュラムの講義映像の中で、新・定規の使い方講座は一番見返すことになりました。

SUGOOOIという三角定規がもともと付属していますし、その他の推奨筆記用具についても、アガルートアカデミーのブログにリンク付きでまとめてくれているので、筆記用具選びに時間をかけることをしなくて済みました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

計算については、作図と並んで学習前に一番不安に感じていたポイントでした。測量士補試験の計算問題についても苦戦していましたし、これまで関数電卓に触れたこともありませんでした。

しかし、中山先生のわかりやすい講義のおかげで、土地家屋調査士試験の学習の中で、計算部分が一番ストレスがかからない分野になっていました。

講義映像は、実際に電卓を打つ様子が動画で視聴でき、テキストもどこのボタンで電卓操作をすればよいか1つ1つ丁寧に記載されていて、あとから参照しやすいため、ストレスなく過去問を使った反復練習に取りかかることができました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実戦答練は、択一式のみを7~8月頃に解きましたが、結果は13問程度で、少し落ち込んだ記憶があります。定期カウンセリングの先生からは、悪い結果ではないと言っていただき、その後過去問の択一式と併せて、自信を持って回答できない肢だけを集中的に解くようにしました。

過去問の知識を、問い方を変えたり、少しずらした問題が多く、テキストや過去問の理解がより深まる良問が多かったと思います。

答練より過去問の精度を上げることを優先して、時間がなかったため、講義映像はまったく見ることができず、記述式については解くことができませんでした。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

令和5年度は法改正が多かったですが、コンパクトながらも充実した講義によって、短時間で改正点を押さえることができました。

改正部分だけを上書きしてくれるので、これまで知識を一元化してきたテキストを、そのまま使用できるのがありがたかったです。

また、既存の過去問の問題文や、解説文を加工して、法改正に対応する問題集を作っていくので、インプットとアウトプットが一体化した講義になっており、改正前との比較学習もしやすかったです。

自分はテキストの素読ではなく、問題を解きながらでないと知識が定着しないため、既存の過去問集を使いながら改正点のアウトプット学習ができるのが良かったです。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

1年で測量士補試験と土地家屋調査士試験のダブル合格を目指す場合、学習のペース配分が非常に大事だと思います。自分は測量士補試験の学習に苦戦し、仕事の繁忙期とも重なったため、定期カウンセリングの先生のアドバイスにより、3月から5月は土地家屋調査士試験の勉強を一切せず、測量士補試験に集中しましたが、定期カウンセリング無しにはそのようなメリハリは付けられなかったと思います。

また、自分は実践答練や記述式過去問解説など、一部のカリキュラムを消化できませんでしたが、消化すべきカリキュラムの優先順位も定期カウンセリングの先生に付けていただきました。