受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私は製造業で5年ほどものづくりに携わり、その後不動産仲介業で営業を2年経験しました。

不動産仲介業時代に測量と調査士を知ったことがきっかけです。

設計時代に培った製図の能力と、営業時代に身につけた交渉力のどちらも活かせるピッタリの仕事だと思い、目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受講しようと思ったきっかけは、一発合格者の多さです。

資格取得を決意してアガルートを受講したのが28歳。

経験が物を言う測量•調査士の業界であるならば、1日でも早く資格を取得しなければ!と思っていました。

色々な予備校を比較して大事にしたのは一年間モチベーションを保って勉強できるシステムという点です。

業界でもダントツの一発合格者数を叩き出しているアガルート。

講義も分かりやすく、勉強に対するハードルを低くして取り組みやすくなっている。アガルート一択でした。

合格体験記・学習上の工夫

私はiPadと勉強時間メモアプリ、定期カウンセリングの3つがポイントでした。

まず一つ目のiPadに関して、これを使っていると勉強している姿がかっこいいです(笑)

あながち冗談ではない大事なポイントです。カフェや図書館、電車の中で勉強する時、スタイリッシュに勉強している感が出て大変良いです。

本より軽いですし、iPadを使うことで「勉強する」ことを手癖のようにルーティン化することで毎日の勉強ハードルを下げることができました。

具体的な使い方ですが、択一に関しては、問題のスクショを撮ってペンシルで○×をつけるといものです。答え合わせでは左側に講義、右側にスクショを並べて画面に配置し、間違えた問題はスクショにメモしてノートのように使っていました。

スクショすると写真としてどんどん溜まっていくので、勉強を始めたばかりの頃から最後までの自分の全ての回答がiPad一台で確認できます。苦手の把握も便利ですし、つまづいた問題を見返すことも簡単です。

記述はお絵描きアプリに問題を貼り付けて問読みや計算過程を全て書き出して黒板のように使いました。

過去問2周くらいはこのスタイルでしたが、記述の問題に慣れてからは紙を使って勉強しました。どうしてもiPadでは小さいので、最後までの使用はおすすめしません。

次に勉強時間メモアプリと定期カウンセリングについて、自分が勉強した分野ごとにタグづけすることで、何を何時間勉強しているのかわかるアプリです。色々な機能がついたものがたくさんあるので、自分に合ったものを探してみてください。私はシンプルなものを使っていました。初めは面倒ですが、だんだん増えていく勉強時間はモチベーションにも自信にもつながります。

私の勉強時間は測量士補、調査士合わせて550時間でした。講義動画を見終わった後、択一問題が難しくて挫折。なんとか択一をコンスタントに解けるようになり、記述が難しくて挫折。それぞれかなり勉強しない期間があり約200−300時間くらい無駄にしています。本当にもったいないです。が、悔やんでも仕方ないので効率を上げることだけを重視して勉強した結果合格できました。

お伝えしたいのは勉強時間が550時間で足りるということではありません。自分の勉強時間がが足りているのか、足りているのに成績の伸びが悪いなら、無駄があることに気付くことが大切ということです。この無駄に気づかせてくれるのが定期カウンセリングだと思います。合格に必要なこと以外の無駄をどんどん削ぎ落として、今すべきことだけに集中してください!と何度も導いてくれます。

この時に大切なのが、自分が何をどれだけ勉強していて、今どの地点にいるのかを正確に講師の方に伝えることです。そのために勉強アプリを使って自分の勉強時間を把握することが大切です。必ず得意分野に偏っていたり、問題の深追いしすぎていたりと無駄を見つけることができるはずです!

【測量士補】総合講義のご感想・ご利用方法

測量士補講義の何がすごいかというと、調査士の勉強でもそうでしたが、限りなく必要な部分だけに削ぎ落とされた試験対策講座だということです。

試験前に少し不安になるくらい勉強時間を割いていないと感じていましたが、与えられた講義やテキストをきちんとこなすことができれば合格点を突破できる仕組みになっています。

私は、割と完璧主義で満点取れるくらい準備をする派でした。

しっかりノートを取り、重箱の隅を突くような難しい問題にちゃんとつまづいて解けるまで先に進まないタイプでしたが、

アガルートを受講してからは、5年に一度しか出題されないレア問題を解くことに固執するのはナンセンスだと思うようになりました。

勉強にかけられる時間は人によって違うと思いますが、テスト日から逆算していけば自ずと1日に勉強できる時間は決まってきます。

私の場合は一日3時間でした。(調査士の勉強と合わせて)

測量士補の勉強は3月からインプットを開始、3月末から問題を解きはじめ、総勉強時間は90時間です。

期間としては二ヶ月半ですが、その間ゴールデンウィークやお休みの日など勉強しない日もまあまあありました(汗)

試験の結果は22問正解。合格点450点(18問)でしたので無事合格しました。

合格点のあるテストですから、基準点を上回る勉強をしていれば十分だと思います。

私の結果から見ても、調査士の勉強をしながら、ほどほどに測量士補の勉強をしていけば問題なく合格することができました!

【測量士補】3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

過去問をひとしきり解いたあとに取り組むと、ほとんどの問題が解けるようになっていました。

その中でも何問かは解き方を忘れていたり、間違えたりすることがあり、そこだけを試験前にしっかり確認すればokというような、最高の復習ツールになっています。頻出問題がしっかり網羅されていて、何を重点的に勉強して試験に臨めば良いのかが一冊に詰まっています。

私は主に試験直前に使っていました。つまづいた問題に付箋を貼り、使う公式や解き方や図などを書き込んで一目で答えまでわかるようして、試験会場まで持っていき、使っていました。

【測量士補】3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

過去問に取り組んだあと、試験直前の復習ツールとして使っていました。

感覚的には半分くらい忘れていたので、間違えたりした問題にはチェックをつけ、書き込みなどをして試験前に確認できるようにしていました。

文章題は計算問題よりカバー範囲が広いので、しっかり覚えておくのは大変かな?と思っていましたが、この問題集には問題の重要度を星マークでランクづけしてあるので、頻出でない問題に時間を割くことなく復習できるのがとても便利でした。

試験でも重要度が低い知識は問われることがなく、サクサク回答できましたし、余裕を持って計算問題に時間を使うことができました。

【測量士補】実力診断模試のご感想・ご利用方法

3時間で押さえる計算問題と文章題を解いた後に取り組みました。結構勉強時間が少ないし、ちゃんと合格点に到達できるかどきどきしながら受けましたが、今まで勉強したことばかりが出題されていて大きく捻った問題もないので、問題なく合格点以上を取ることができました。

文章題などは、3時間で押さえる〜の星マークが多い問題からつくられていますし、計算問題も同じように押さえておけば大丈夫でした。

間違えた問題についてはしっかり復習し、自信を持って本番に臨むことができる結果を取ることができて安心しました。

もしここで点数が足らなくても、自分の苦手を把握することができるので、こういったテキストがあって良かったと思います。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

まずは講義動画を民法から不動産登記法、調査士法を一ヶ月で見終わりました。

1回目はさっぱり内容が分からず、本当に見るだけでokという先生方の言葉を信じ、ノートを取ったりマーカーを引くこともしませんでした。私は、分からないことは納得するまで追求するタイプなので、分からないことを深追いしないよう我慢するのが大変でした(笑)

講義を見終わってからはひたすら過去問の毎日です。過去問の解説を見る→わからなければテキストを見る→わからなければ講義動画をみる→自分なりの答えが出たらあっているかどうかをfacebookか定期カウンセリングで確認する。というように使っていました。

試験1週間前から不動産登記法を1.5倍速で見返しました。

ホームルームで先生方が、ぜひ見直してほしいと言っていたのを思い出し、料理中や洗濯を干している間などはずっと講義を見ていました。

意外と両手が塞がる家事や移動などの間に見るのは手軽でオススメです。

見返してみると、1回目とは全く違った印象でした。先生方がおっしゃっていたよように、点だった知識が繋がっていくのがわかり、一年間勉強してきた知識がしっかり自分の中に根付いていると自覚しました。

そして、たまたま試験前日に見ていた講義動画の内容が今年度の出題範囲というびっくりな事態が起こり、試験当日の建物記述問題に対応することができました!申請書例にもこの登記はなかったので、本当に運が良かったと思っています。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

1回目は問題を読んですぐに解説動画を見ました。

はじめは解説でポイントだと思うことをノートに書きだしていましたが、どこでもサッと勉強できるほうがいいと思い、iPadで勉強するようになりました。

具体的には、問題集のPDFをスクリーンショットで撮影し、写真に落書きする要領で問題ページに直接書き込むようになりました。

その後、解説動画はフルで2周は視聴したと思います。(基本1.25-1.5倍速)

3周目以降は解説を読んでもわからない問題のみ動画に戻って使っていました。

問題集は6周くらいはしたと思います。初めて解いた時は択一だけで2時間かかっていましたが、試験直前では15分で解けるようになっていました。

初めて取り組んだ時は難しすぎてめげそうになりましたが、たまにある中山先生の小話的な解説部分がちょっとした癒しでした(笑)

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

ここでもiPadで勉強しました。

お絵描きボードに問題のスクリーンショットを張り付けて、iPadを大きい黒板のように使って問題を解いていました。

初めて挑戦したときは、択一と同様にまずが解説動画を見て、中山先生と一緒に解きました。

ですが、計算過程や方法については解説書を読む必要があり、ここが記述で挫折ポイントでした。

電卓の使用もおぼつかない、複素数の使い方もまだ不慣れな状態で問題内容や計算方法を完全に理解しようと頑張ってしまった結果、記述の勉強をするのが嫌になってしまいました。自分が決めた工夫としては、解説に書いてある通りの計算を機械的にやるだけにして、数値が同じであればOKというようにハードルを下げました。

2回目の25年度くらいまでは講義を見ながら解いていましたが、その後は自力で解けるようになっていきました。

 4回くらい解いたと思います。初めはとっても解くのに時間がかかりました。問読みから計算、作図まで1問当たり半日くらいかかっていた覚えがありますが、最終的には30-45分くらいで解けるようになりました!

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

私は定規のテープの張り方を工夫して使っていました。

スゴーイに書いてある線がテープで消えてしまい、使いたいのに使えなくてもどかしく思って一工夫して使っていました。

線を見るためにテープを減らすと摩擦が減って動いてしまうので、定規の格子の中に入る大きさでテープを切って貼り付け、市松模様のようにしてテープを貼り付けて使っていました。

会場にもきっと同じ発想の方がいるだろうと思ったのですが、残念ながら私一人でした。

1/250は赤のテープ、1/500は青のテープと定規のカラーリングと同じようにしました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

計算機のどこのボタンを押すまで書いてあるので、とってもわかりやすかったです。

計算については覚えてしまえばパターンは少ないとすら感じました。

周囲で調査士の勉強されている方もほとんどの人が複素数を使っていて、今ではすっかりスタンダードな計算方法のようです。

私は複素数計算を合計5回くらい解きました。

択一がだいぶマスターできたなと思ったあたりで、電卓の手の動きと考え方に慣れるため、繰り返し使って勉強しました。

そのためか、実際に記述を解きだしたとき、完全に躓くことはなかったです。

記述の計算問題と解いているとき、よく解き方を忘れるのは交点計算の方法で、そういった時も、複素数計算の授業に戻って勉強しました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は試験3週間前から解きはじめました。

実践答練ですから、やはり知らない問題ばかりで難しく、モチベーションが下がらないように気をつけようと覚悟して挑んだのが良かったかなと思います。いくら答練で良い点数が取れても、当日の試験結果が全てなので一喜一憂しすぎないように気をつけて使うことが大事だと思います。

何度も過去問を解いていると自分の苦手を知っている気になっていましたが、実践答練をやってみることで自覚していなかった苦手の把握ができました。

私の場合は民法の時効や相続関係が苦手だと気づくことができました。

あとは、必ず150分のタイマーを机に置いたり、机のサイズを試験会場に合わせてみたり、試験の状態を再現しながら解いていました。

完全初見の問題を時間に追われつつ、狭い机で問題を解くという状況に慣れるツールとしても最適だと思います。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

まずは改正部分の講義を聞く→過去問で変更になる部分はここ。という組み立てになっています。

ここで過去問にも変更が入るので、一緒に直すことができるのが便利です。

私は改正されて、だいぶ経ってからこの講義を見たので勿体無いことをしたなと後悔しました。

私が見たタイミングは、択一問題をマスターして記述に入る前でした。

法改正によって過去問自体がアップデートされるので、改正前の過去問をマスターした後に法改正講座を受けると、改正後と改正前の情報が頭の中でごちゃごちゃになり混乱します。せっかく覚えたことが無駄になるのも勿体無いです。

法改正講義が見られるようになったらすぐに見てし知識をアップデートして欲しいなと思います。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

定期カウンセリングを利用して思ったのは、相談してみると意外と勉強のハードルが高くないことにびっくりしました。

現在の進捗→今足りないものについて→今後どのように勉強していくかというように自分の現状を報告して、アドバイスをもらうといった感じで利用していました。

今取り組んでいるが不要なもの、やってもいいが深追い注意、来月までに達成する目標などを示してくれます。

これを30日間で分割して取り組むことが大事です。どこかでサボると途端にキツくなるので、最初のうちは毎日コツコツやることが大変に感じますが、1日あたりの勉強量はそう多くはないです。

目標達成できなかったとしても正直に講師に相談すれば、すぐに軌道修正の案を考えてくれます。

間違いなく合格へ強い味方です!

講座のご感想、講師へのメッセージ等

本当にありがとうございました。

間違いなくアガルートでなければ一発合格はできなかったです!

最高の講師と教材が揃っていますね。

本当に一年で合格できるなんて夢のようです。人生で一番頑張った一年間でしたし、乗り越えられた自分は今までにないくらいの自信に溢れています!

今後、司法書士や行政書士の資格も検討していますがもちろんアガルートを利用します。

facebook制度もとても便利でした。

ありがとうございました!