受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

社会人生活を十数年間経験する中で、このまま最後まで同じ職場で勤め上げるのかという迷いがそもそも生じていました。そんな中で結婚し、子どもが誕生。もうこのまま安定的に働き続けようかと考えながらも妻に迷いを相談したところ、「将来的に自宅またはその付近で開業して仕事できるなら私としても良いと思う」と賛成してくれたため、資格取得に踏み切ることができました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

テレビでキャッチーなCMが流れていることを以前から知っていたため、土地家屋調査士資格取得に挑戦することを決めた際に、アガルートアカデミーの講座について詳細に調べるに至りました。合格実績もありますし、講座の価格も比較的抑え目で、1発合格できれば合格特典もあるということに惹かれました。サンプルを送っていただいて確認したところ、「(比較対象がなくわからないため)ベストかどうかは不明だが、真剣に受講すれば合格できる」という感覚を得たため、受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私は年が変わる前には受講を決め、測量士補と土地家屋調査士のダブル合格を目指すべく測量士補試験の願書を提出したものの、タイミング悪く家族や仕事の問題を抱えてしまったりコロナウイルスに感染したりと、受験モードに入るのが大幅に遅れてしまいました。測量士補資格の学習期間が約1か月間、土地家屋調査士資格の学習期間が約6か月間しか取れない中で、絶対に必要なことは徹底的に、本当は省くべきではないが省いても何とかなるかもしれないと判断したものは基本的にやらない(どんな内容か確認したいものについては休憩中等の時間に3倍速再生はしてみましたが)、と決めて学習をスタートしました。

具体的には、測量士補に係る学習は総合講義テキストと過去問題集に集中し、他の3時間で押さえるシリーズ等は使用しませんでした。土地家屋調査士に係る学習についても、これまで行政書士や宅建の資格を取得した経験から、民法は過去問のみを徹底的に学習してテキストは使用しませんでした。また、択一式過去問解説講座は必要な部分のみ活用し、実践答練は使用しませんでした。逆にやると決めた教材は、車の中でも電車の中でも仕事の昼休みでも活用し、土地家屋調査士に係る過去問はすべて2周解き、間違えた問題については3周目を解き、それでも間違える問題や不安な問題は4周目を解いたところで試験本番を迎え、無事に合格することができました。運の良さもあったかもしれませんが、要点を押さえた学習効率の高いアガルートのテキストや講座動画の内容が素晴らしいことによるものが非常に大きいと思います。ただし最後まで不安はあったので、これから受験される方はしっかり時間をとってすべての教材を使用することを強くおすすめします。

学習する中で工夫し、実際に効果があったと感じることとしては次の2点があります。1点目は付箋を活用することです。学習を始めたばかりの頃によくわからずにメモした内容は、直接書き込んでいると後から修正したくなった時に困りますし、メモしたもののそこまで重要ではなかったり、覚えてしまったものに関しては取り除くことでテキスト等をスッキリさせることができて学習効率が良かったです。2点目は、その日学習した内容の中で重要な内容トップ5を寝る前に思い出すことです。最終的には合っているかは見て確認しますが、個人的には「思い出す」という点がポイントだと考えています。自力で思い出す回数を増やすことで記憶の定着が進むように感じましたので、良ければ参考にしてください。

【測量士補】総合講義のご感想・ご利用方法

測量士補に関しては書店で販売されているテキストについても立ち読みで確認しましたが、アガルートアカデミーのテキストの方がコンパクトであるため、時間のない私にとっては非常にありがたいというのが第一印象でした。個人的には土地家屋調査士試験の内容以上に聞き慣れない単語が多く、最初はどうなるかと思いましたが、講座動画の中ではそれぞれの内容を素人にもイメージしやすいように説明していただいていたため、無理矢理に単純な文字として覚えるということがなかったことが理解の助けになりました。合格のポイントになるであろう計算問題についても、正確かつ基本的な解法だけでなく、択一式の試験だからこそ使える裏技的な簡略化された解法まで紹介があり、合格のために努力する受講生のことを一番に考えて作られた講義だと感じました。

具体的な学習方法としては、講座動画は1周しかしなかったのですが、その代わりに聞き流すことなくじっくりと視聴しました。何度も停止と再生、時には少し巻き戻しを繰り返しながら視聴したため、視聴時間は実際の動画時間の倍近くに及んでいると思います。その後は過去問題集をまず1周解きつつテキストを読み返し、間違えた部分のみ2周目を解き、それでも不安な部分を3周目解いて本番を迎え、無事に合格することができました。事前の知識が何もない私でも、試験終了後に合格を確信できるほど力がつきましたので、それほどアガルートの測量士補講座は合格に必要な内容がまとまっていたのだと思います。

【測量士補】3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

残された学習可能時間の関係上じっくり学習する時間を確保できず、休憩中等にBGMのように聞き流した程度で、基本的に利用せずに学習を進めてしまいました。記載できないことご容赦ください。

【測量士補】3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

残された学習可能時間の関係上じっくり学習する時間を確保できず、休憩中等にBGMのように聞き流した程度で、基本的に利用せずに学習を進めてしまいました。記載できないことご容赦ください。

【測量士補】実力診断模試のご感想・ご利用方法

残された学習可能時間の関係上じっくり学習する時間を確保できず、休憩中等にBGMのように聞き流した程度で、基本的に利用せずに学習を進めてしまいました。記載できないことご容赦ください。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

不動産登記法、土地家屋調査士法ともにこれまで一切触れたことのない内容でしたが、講義動画がわかりやすいかつ堅苦しくない雰囲気で頭に入りやすかったこと、1つ1つのチャプターの時間が短く設定されているために集中力を保って学習できたことが、結果的に短時間で合格に向かっていけた要因だったと思います。私はやると決めた教材は1周目でもある程度の理解はできるようにじっくり進めるタイプですので、一通り講義動画を見終わるまでにそれなりに時間を費やしてしまいましたが、講義のおかげで一定以上過去問題集が解けるくらいには内容が頭に入っており、すんなりと過去問題集の反復に進んでいけました。その後は過去問題集を解きながら不安な部分のみ2周目を視聴する程度で済んだため、学習可能期間が短い中でも試験で戦える力がしっかりつきました。

アガルートアカデミーの教材に真剣に取り組んだおかげで結果が出たことは、私の試験結果からも明らかです。択一は20問の出題がありますが、私の試験本番の結果は19問正解でした。ここで落とした1問は何か。それは先の「合格体験記・学習上の工夫」で述べました、他資格で学習した経験があるからという理由で学習しなかった民法分野の問題での失点でした。つまり、逆に言えば、アガルートアカデミーでしっかり学習した不動産登記法と土地家屋調査士法での失点はなかったことになります。このことからも教材の素晴らしさを再認識できたとともに、あらためてアガルートアカデミーを選んで良かったと感じました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

試験本番までの残された学習可能時間の関係上、解説講座自体はフル活用できなかったというのが正直なところです。しかしながら、択一式過去問題集を解いている中で、問題集の解説以上に詳しい解説や説明が欲しい場合には、ピンポイントにその部分だけ動画を確認するようにしていました。動画の中では単純な解説だけではなく、時には派生した内容や豆知識のような内容が紹介されることもあったため、部分的に視聴するだけでも効果があったと思います。択一式過去問題集自体は繰り返し解き、問題単位ではなく、肢単位で過去問題集の解説やテキストと見比べながら理解を深めていきました。正誤を判断できなかった肢には「×」、結果的に合っていても自信を持って答えられなかった肢には「△」を付箋を用いてマークしていき、最終的にはすべての肢をクリアすることによって、本番でも19問正解することができました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問を解くことは、テキストや講義動画で学習した内容を思い出して正誤を判断していくだけなので問題なかったですが、記述式過去問の場合は、問題文を見ても何から始めたら良いかわからず、私にとっては着手すること自体が非常に大きなハードルでした。そこで有効となった学習方法が、記述式過去問解説動画の3年分程度を過去問題集片手にひたすら見るという方法でした。解説動画に沿って記述式問題の考え方や解き方の流れを確認することで、無理に最初から自分で考えて解き方の変な癖をつけるのではなく、効率的な問題文の読み方等が身につけられたと思います。一連の解き方がわかってからも、解説動画の中では過去問題集の解説にはない情報が得られることもあり、解いた結果が正解でも不正解でも一度視聴してみる価値が十分にある内容だと感じました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

土地家屋調査士試験における作図というものがまったくイメージできていなかった初学者の私にとっては、学習を開始するにあたって一番不安のある分野でした。しかし、いざ学習を始めてみると、これが意外なほどおもしろくて驚きました。定規の使い方講座に着手するまでは不動産登記法等の法律に係る学習ばかりだったこともあるかもしれませんが、テキストで見た地積測量図等の図面を自分の手が作図できることが楽しく、講座のわかりやすさも相まって、学習することが全然苦になりませんでした。

学習方法としては、講座動画自体は1度視聴したのみでしたが、必要な内容を付箋にメモしてテキストに貼っておき、慣れるまでは何回もテキストおよびメモを見返しながら作図をしておりました。図面の記載事項については試験直前にも確認したことで、基本的な記載事項は漏れなく記載することができ、減点を防げたと思います。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

私は数学が大の苦手であり、複素数計算は学生時代にやったかどうかも忘れてしまっている状況でした。そんな不安な中で学習を開始しましたが、結果として感じたことは、高度な数学力が必要なわけではなく最終的には作業化してしまうため、数学が苦手でも問題ないということです。それとともに、学習が進んで試験本番が近づくほど試験時間の短さがハッキリと意識されていき、少しでも早く、しかし正確に記述式問題を解くためには、この講座は必須であると感じました。講座の中では関数電卓の基本的な使い方から、なるべく操作回数が少なくなるようにであったり、電卓自体に値を記憶しておく機能をどのように活用していくか等、試験に向けた実践的な内容が丁寧に解説されている点が非常にありがたく、着実に力をつける助けになりました。また、この講座のテキストの最後には最終確認問題がついており、この問題は試験本番までに3回解くことで、記述式問題に必要な計算については自信を持つことができました。

実践答練のご感想・ご利用方法

残された学習可能時間の関係上じっくり学習する時間を確保できず、休憩中等にBGMのように聞き流した程度で、基本的に利用せずに学習を進めてしまいました。記載できないことご容赦ください。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

学習を進める中で法改正があると、対応できるのか不安になりますし、その改正内容を漏れなく調べるだけでも非常に多くの時間を使ってしまいますが、アガルートアカデミーお墨付きの講座で対策していただけることで心強さと時間を得ることができました。結果的に試験本番に出るかはさておき、一つでも不安を減らしたうえで試験に臨めるようにすることはメンタル面において重要なことですので、欠かせない講座であったと思います。講座はリリース直後に1回、試験本番前に不安な部分のみ2回目を視聴しました。また、改正内容がテキストのどの部分に該当するかについても明示されており、印刷して活用できるようにしていただいていたため、その点もわかりやすく、時間短縮に繋がったと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

今回の短期間での挑戦が成功したのは、間違いなくアガルートアカデミーの講座のおかげです。講師の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。