合格者の声|勉強期間中に法改正があっても迅速に対応してくれて助かった 藤田 勝哉さん
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目次
受講されていたカリキュラム
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
40年以上、金融機関に勤務し、不動産の現地調査や評価事務を経験して、登記事項証明書や地積測量図を常に見ていた点。また宅地建物取引士や行政書士の資格があったことから、比較的容易に、土地家屋調査士の試験になじみやすかった点があります。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
中山先生の講義に好感が持て、特に作図の際に必要な、複素数の活用がわかりやすかった点です。また通学が難しかったため、オンラインでの講義が有り難く、ネット環境があれば、どこでも視聴、勉強できたのがよかったです。
合格体験記・学習上の工夫
不動産登記法を中心に、講義を視聴しました。ひとつの括りが短いため、ちょっとの時間でも活用でき、また疲れたときは、無理に続けず、やめることができました。昨年の3月頃からは、書式の勉強が中心になりましたが、最初の頃は時間がかかり、とても二時間程度(土地+建物)で作図を完成させることは無理な状況でしたが、ひたすら「慣れること」と信じてA3の用紙に、電卓、三角定規、スケールを動かし、正確にかつスピーディに作図できるよう努めました。
択一式と記述式があり、やり方は人それぞれだと思いますが、私の場合は、前半部分は択一式、後半部分は記述式に重点を置いたやり方でした。もちろん相互に関連し合うため、明確に分けることはできませんが。
「入門総合カリキュラム」では、過去問以外に、実践答練が3回分付いていましたので、本試験のつもりで解答してみるのも良い機会だと思います。本試験は、場所にもよりますが、大学等の場合、机はあまり広くなく、堅い板ですので、細いボールペンで記入するのは、慣れていないと、少しやっかいです。また試験内容に比べ、時間が不足しがちな試験ですので、練習問題を解くときは、常に時間を計りながら意識することが大切かと思いました。ご検討をお祈りします。
【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法
中山先生の説明、話し方等が分かりやすいため、初心者でも十分内容が入ってくると思います。また土地調査士の実務についても、関連しながら話をして頂く箇所もありますので、より興味をもって視聴できることと思います。
また、時間に制約がある場合は、短時間でやめることもできますし、二回目以降に視聴する際には、倍速とかで視聴できるのも便利です。HINTやCAUTIONの、ワンポイントアドバイスも的確で分かりやすいものでした。登記申請書については、種類・パターンが多く、最初は、「とても全部覚えるのは、無理かな?」と思いましたが、表題部所有者、土地、建物、区分建物に分けて書式を作成し、整理しました。過去問や答練等で不明確な箇所があれば、【土地家屋調査士】合格総合講義のどこで説明されているのか、本で確認し、その箇所の中山先生の講義の説明を聴き返すということを繰り返しました。
本(不動産登記法・土地家屋調査士法)については、570ページ以上ありましたので、自分で、4冊に分冊して、持ち運びしやすいようにし、外出するときは、1冊鞄に入れていました。民法については、ボリュームがありますが、中山先生の講義を中心にポイントを押さえ、確実に2問以上は正答できるように目指しました。
択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
最初は、問ごとに問題をやって、解答を見る。不明なところは、再度【土地家屋調査士】合格総合講義で確認する、というやり方でした。
また間違えたページに付箋を貼り、その箇所を繰り返してやりました。途中からは、問1から問20まで、時間を計り、答案用紙をコピーして、マークシートを塗りつぶす、という本番同様のやり方で進めました。(些細なことですが、マークシートを塗りつぶすのが、苦手なもので…)時間配分の目標としては、30分以内を目指していました。過去問は20分台で解答できるようになりましたが、本試験では、やはり30分かかりました。択一式は、かなり過去問に近い問題が出題されますし、また2.5点という配点も大きいものなので、繰り返し勉強されることをお勧めします。
記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
土地と建物の問題では、まず土地から勉強を開始しました。座標値を求める電卓計算は、近年では、あまり複雑な問題は出題されていません。過去問では、平成18年や23年、24年が難しかったです。また出題の問題分が長く、中山先生の言われる登記の目的申請人は誰か等を念頭に読んでいきますが、最初は苦労しました。図面の作成は、A3用紙をコピーし、ひたすら作図しました。よく記入漏れになる箇所には付箋を貼って見直しをしました。
建物については、あまり計算する箇所は少ないですが、壁厚については、最後まで苦労しました。時間は、土地と建物で2時間を目標にしていました。土地、建物とも問題が、長文になり、読解力が必要になってきています。いかにポイントを押さえるかが鍵になると思います。
新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法
分かりやすく記載されていると思います。土地(地積測量図)については、講座の通り練習しましたが、建物(建物図面、各階平面図)については、我流(自己流)でしてしまいました。どちらが早く、正確に記入できるのか、色々迷いましたが、結局、建物は我流(自己流)でした。
仕事柄、想定整形図(敷地を長方形で囲み、不整形の割合を出す)というものを三角定規で作成していましたので、定規の扱いについては、あまり苦労はしませんでした。(あまり、お勧めすることではありません)
また、三角定規の裏面に、ビニールテープを貼ること等適宜参考になりました。予備の鉛筆や分度器等色々試験会場に持参したいところですが、机が狭いため、A3用紙に記入する際、邪魔にならないようご注意ください。
[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法
最初は、全く見たこともない関数電卓で、操作も戸惑いましたが、とにかく慣れようと、ひたすら触っていました。(普通の電卓で、できる計算もカシオfx-JP500を使っていました。)テキストは、写真も入っているので分かりやすく、また操作の手順と画面表示が、記載されているため、問題を進めるには、分かりやすいものです。
最近の試験では、多くの座標値で、どこにメモリーするのか、迷う問題は少ないですが、メモリーが多くなってきた場合に、頭が混乱してきます。試験会場で、一枚配布される用紙で、手書きのメモを上手く利用する必要があります。複素数計算で、何度も基本を繰り返し習得の上、記述式の土地の問題に応用されることを望みます。
実践答練のご感想・ご利用方法
実践答練は、3回分あり、本番試験と同様のやり方で、解答しました。
択一式は、今までの復習のつもりで取り組みました。記述式は、減点方式と言われていますが、採点基準を見る中で、例えば、「登記の目的」や「土地、建物の表示」は減点が大きいのがよく分かり、より本試験を意識することができました。
3回では、物足りないのか、他の問題集もすべきなのか、本試験が近づいてくると非常に悩むときでもあります。受験生にとって何が正解なのかは、分かりませんが、他の受験生の大部分が正答できる問題は、絶対に落としてはいけない、ということはできます。従来の問題集をやり遂げることで、その周辺の問題の応用力も付いてくるものだと思います。
『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法
試験対策で一番やっかいなのは、法改正です。受験勉強の途中で、改正が入ると、本当に手間がかかります。今まで覚えたものが(一部ですが)違う答えになる可能性があるのです。2022年度の試験も「民法の一部を改正する法律」が4月1日に施行されました。
アガルートでは、民法や土地家屋調査士法との関連で対応、解説頂き、有り難うございました。この点は、独学で勉強されている場合は、もちろん不可能ではありませんが、大変労力のかかるところです。法改正自体は、広く公表されるところではありますが、土地家屋調査士試験との関係で、どういう問題の出題が予想されるのか、過去問の「知識」は使えませんので、注意が必要なところとなります。
自由記載欄(カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等)
今後とも、中山講師はじめ、皆様方のますますの熱いご指導をお願いいたします。