受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

キャリアアップのために国家資格である測量士補の取得を目指したのが土地家屋調査士を目指した最初のきっかけです。もともと地図や地理に興味あったので測量士補を取得を目指し勉強していましたが、勉強しているうちにほとんどの人が土地家屋調査士の午前試験免除のために測量士補を取得していることがわかり、私も土地家屋調査士を目指そうと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

測量士補を勉強中に中山講師のユーチューブの合格チャンネルを見つけ市販のテキストと合わせて利用させていただきました。そのチャンネルで中山講師がアガルートの講師だと知り、アガルートの無料体験を経験した上で価格も比較的安かったので受講を申し込みました。

合格体験記・学習上の工夫

私が土地家屋調査士資格を目指したのは、何か新しい知識と習得するのと合わせて国家資格を取りたいと思い測量士補資格を目指したのが始まりです。(2022年3月ころ)
測量士補は書店でテキストを購入し勉強し始めましたが、なかなか頭に入らずに困っていました。(今思うと真剣具合が足りなかったと思います。)そこでテレビを見る感覚で勉強できないかと思いYouTubeで検索、その時出会ったのが、中山講師が開設している「合格チャンネル」でした。テキストの内容をYouTubeで復習し過去問を解くことを繰り返し、勉強開始から約6か月で合格しました。当時はコロナの影響もあり測量士補試験は10月に行われました。
測量士補の勉強を始めていると、ほとんどの人は測量士補合格がメインではなく、その先の土地家屋調査士試験の合格を目標としていることを知りました。測量士補合格が次の土地家屋調査士を目指すかどうか迷いました。市販のテキストはほとんどないことから、特殊な勉強(作図)が必要であるとわかりました。
その時に検討したので、中山講師がアガルートの講師であることを知り、アガルートの土地家屋調査士一発が合格カリキュラムを申し込みました。アガルートにしたのは中山講師のYouTubeチャンネルを視聴していたのと講座の金額も他校と比べて安かったので受講を決めました。2022年11月のころでした。
テキストが届いていざ勉強を開始すると「こんなに厚い本で知識入るかなあ?大丈夫かなあ?」と不安になりましたが、テキストに沿った動画講義を一通り見て勉強しようと決意し取り組みました。取り組む上で動画講義の視聴進捗が円グラフでわかるのも励みになり勉強進捗の基準にすることができました。作図関係を除いてテキストの動画視聴を終了したのは2月ころでした。そこから択一式過去問とテキストの申請書例に取り組みましたが、最初、択一は12問~14問くらいしか正解しませんでしたし、時間も40分はかかっていました。
そこから2か月くらいは過去問⇒テキストの繰り返しの勉強を行い、並行して作図の勉強にとりかかりました。作図の勉強は字面を読んでばかりいる中で少し息抜きになりました。作図が書けるようになると少し面白さも感じました。
6月からは時間を決めて何度も過去問の択一式・記述式を行いました。択一式は最長30分、記述式は1時間30分と決めて取り組みしました。また、記述式は計算が簡単な建物から解くようにしました。(これは令和4年度の試験では巧奏しました)
最初は制限時間をオーバーすることがほとんどでしたが、問題をこなすにつれて時間内に終わらせることができるようになりました。その中で、択一式は時間が取られる民法3問は後回しにし、4問目から解くように作戦を立てました。
過去問は択一式については4週ほど解きましたし、記述式問題は作図も200枚くらいはかいたと思いますし、関数電卓も使用頻度の高かったSIFTボタンと左ボタンが磨耗するくらい叩いていました。何回も作図用紙をコピーするため近所のコンビニに行きました。そのように基礎固めをしました。
8月には答練を本番と同じ時間を決めて取り組みました。3回答練をしましたが、1回は完答できませんでした。さらにスピードが必要であることを認識し時間が取られる個所を絞りました。私の場合はやはり民法と記述土地の面積計算であると思い、民法については他資格の市販の参考書を購入し再度勉強、記述土地の面積計算については面積を求めるまでにあるいくつかのパターンを覚えました。また、そのパターンを何度も手を動かし解きました。(パターンに閃かないと土地の問題はほぼ全滅するので特に重要視しました)
9月から試験までは新しい知識は覚えず過去問・既存答練を繰り返し行いました。
受験会場は名古屋で遠隔地だったので名古屋市内に前泊しました。ホテルでも前日に2時間を目安に既存答練を、当日の午前中も2時間を目安に既存答練を解き試験会場へ向かいました。試験会場は大学の講義室で前後の感覚がとても狭く、また机の幅も非常に狭く非常に窮屈な状態でした。
なので、問題用紙はすべて重ねないとけない状態でした。あと、驚いたのは記述の問題用紙が両面だったことでした(表に申請書等・裏に作図)。試験開始となり予定通り4問目からスタート、順調に解くことができ少し安心したのを覚えています。(今となれば満点とれる問題群だったので安心したのも当たり前ですが…)少し落ち着きながら記述の建物に取り掛かりました、落ち着いていたので鉄骨造の外側被覆の場合の内側からの面積もクリアできました。ただ、民法の条文穴埋めができませんでした。
しかしながら、残り時間も1時間30分ほどあり落ち着いて土地の問題に着手できると思い土地の問題に取り掛かりましたが、文章が長く読解に時間がかかりましたが、何とか残り20分残して作図も完了して、落ち着いて見直しもできると思っていた矢先、作図の最後の仕上げである隣地の地番を記入していた時に、一筆でだけ他人の土地を分筆していることがわかりすごく焦りました。(残り時間的にもう間に合わない!と頭をよぎりました)
しかし、すでに座標値も求まっていることに気付き、作図の修正もすぐに行うことができ、面積もすぐに求めることができ申請書も修正することができました。(電卓も作図も手に馴染むくらいやったかいがありました。)土地の修正を完了して残り時間5分あり、記述建物の見直しを行いました。(作図の鉛筆も消していなかったので)見直しを行うと家屋番号が漏れているのがわかり、すぐに記入1点くらい命拾いしました。
試験後、アガルートをはじめ様々な予備校が模範解答や合格点予想を発表していましたが、それらを考慮し自己採点の結果、大丈夫だろうと思っていましたが、11月の足切り発表を受けて「ギリギリのラインかなぁ?来店もうけようかなぁ?」とネガテイブになり悶々として1月11日の筆記試験の合格発表を迎えました。結果は合格でありほっとしました。
今思うと、最後まであきらめず土地の修正したことや、少ない見直し時間でも見直しをできたことが合格に繋がったと思います。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

自分の好きなときに講義を視聴できるのがよかったです。また、講義受講の進捗が円グラフで示されているのも、講義の進捗具合もわかり非常に勉強に対するモチベーションアップに役立ちました。また、理解が乏しい箇所については何回も講義を視聴できるのがよかったです。お気に入り登録をしてわからなかった部分を何回も視聴しました。お気に入り登録もチャプター毎に細かくできる時間の短縮になりもっとよかったと思います。
一通り【土地家屋調査士】合格総合講義を視聴したあと、過去問に取り組み、過去問がどれくらい解けるかやりました。過去問で間違えた問題や、過去問で問われている内容が理解できていたかったものについてはまたテキストにもどりテキストで理解が乏しい部分については講義視聴にもどりました。
また、申請書例については過去問の前にテキストの申請書例を暗記してテキストの例を問題として解きました。申請書例は5巡くらいしましたし、よく間違えるものについてはそれ以上取り組みました。申請書も実際の申請書に近いひな形に何回も書きながら手に馴染むくらい書きました。ひな形も相当数コピーを準備しました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問を解いたあとに講義視聴を行う形で進めました。択一式過去問解説講座に記載している内容では理解できた部分もあり、その部分は特に講義視聴で補うようにしました。最初はすべての過去問には取り組まず3回分くらいは答練用に残しました。それ以外の部分は、3巡くらいは取り組んだと思います。3巡目は時間を25分に設定しスピードも意識して取り組みました。25分切れなかった過去問については25分切れるまで取組みました。
最終的にはすべての過去問を25分で解答できるようになりました。残した3回分については記述式分と合わせて7月くらいに実際の試験時間を想定し行いました。しかしながら7月の時点では完答できるまでには至っていませんでした。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

新・定規の使い方講座および複素数計算のテキストと講義視聴を一通り終えた後に記述式過去問に取り組みました。最初はテキストで採用されていた年度の問題を取組ましたが、相当な時間がかかりました。最初は時間がかかっても完答するようにし、その後にテキストと講義視聴にて内容を確認する勉強方法をとりました。
択一式過去問と同じく記述式過去問についても答練ように3回分残しました。特に記述式については【土地家屋調査士】合格総合講義のテキストではわからない部分が多く、本件の記述式過去問講座で振り返り、講義視聴も重視して勉強しました。特に計算・作図は講義視聴により具体的な説明がされていて理解するのに、とても役立ちました。講義視聴後に、再度時間を空けて過去問を取り組みました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

初学者だったので最初はどのように図面ができるのか全く想像できませんでしたが、この講座は初学者でもわかりやすく、使う道具(ボールペン・シャープペンシルなど)から具体的にアドバイスがあったので、非常にスムーズに取り組むことができました。
具体的に作図で図面ができると楽しい気持ちになったのを覚えています。講義自体の時間数は少なく、すぐに内容は理解できました。また、動画の中で中山講師が具体的に手を動かして作図していたのも大変参考になり、自分で作図がスムーズにできるようになりました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

作図と同じく、初学者でありどのように座標値がでるのか全く想像できませんでした。この講座を受講して感じたのは、正しくこの講座は試験対策の最たるものだということです。勉強中に知ったのですが、複素数を使わずに問題を解いているパターンもあるようですが、この複素数計算は本当に時間短縮になると感じました。テキストと講義視聴を並行して行い、講義に沿いながら具体的に関数電卓をたたき、学習しました。
また、試験にでるパターンも最小限のもので説明しており非常に効率的だと感じました。基本的なパターンを取得するために、テキストにある最後の問題を時間を意識しスピードも速くなるように何回も解き、基礎固めをしました。

実践答練のご感想・ご利用方法

答練は8月末~9月初旬ころに、実際の試験時間を設定し取り組みを行いました。過去問から解ける問題を主軸に作成されていて、プラスしてテキストに記載されている内容も問題として盛り込まれていて非常に勉強になるものでした。
試験勉強終盤にきて、「こんな問題もあるんだ。これ出題されそうだなあ」と思う問題もありましたが、すべてテキストを復習すれば理解できる問題であり、再度基礎固めをするきっかけとなりました。
解説についても講義視聴を行い、視聴の中では、実践答練テキストには記載のないコメントや、講師独実の暗記の方法なども説明していたのが印象的でした。ある意味その部分で記憶できた知識もありましたので非常に助かりました。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

勉強期間の途中での講義視聴となりましたが、改正点を的確に説明されていたのと、改正点から今後に問題で出題されるだろう注意点も解説されていたのが非常に役立ちました。特に改正点を長々と説明せずにポイントを絞っていたのがよかったです。(なかなか新しい知識を記憶するのも大変な時期になりますので。)
また、改正点を反映した部分のテキストを張り替える教材まで準備されていたのは驚きました。ちょうど張り替えができるように大きさも整えて受講生に提供していたのは非常に受講生思いであると思いました。
また、改正点が該当する過去問については、きっちり問題を変えたりして受講生が迷わないように対応していたのがありがたかったです。受講生の立場になって考えているのが感じ取れました。

自由記載欄(カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等)

測量士補から足掛け2年で合格できました。ありがとうございました。