受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

高校卒業後、測量の専門学校に入学しました。その学校で、土地家屋調査士についての授業を受け、将来的に土地家屋調査士になりたいと考えました。
卒業と同時に測量士補の登録を受けました。午前試験が免除になったこともあり受験を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

土地家屋調査士受験を考え始めた際、YouTubeなので情報収集しました。
その際、中山先生の動画を見たことがアガルートアカデミーを知ったきっかけです。ネットで評判を調べて、とても良かったので最終的にアガルートにしました。

合格体験記・学習上の工夫

ちょうど1年の学習期間でした。まず、講義を一周見切ることを目標に始めました。
講義を見た後は、過去問演習を中心に学習を進めました。またそれと並走して、申請書例50をひたすら練習し続けました。最初は択一式過去問とテキストを行ったり来たりを繰り返し、択一式過去問の知識8.9割の定着を目標に進めました。
択一式過去問が8.9割理解できたタイミングで書式過去問に移りました。択一式知識がある程度定着した状態でも書式問題に歯が立たなかったことを覚えています。ただ、申請書例50で演習を続けていたおかげで、申請書は書くことができていました。やはり、書式過去問も反復練習を繰り返すことで慣れました
6月までに、択一5周、書式3周させました。6月から、他校の答案練習をうけました。あまり成績が良くなかったです。ただ、あまり焦らなかったです。10月の本試験までに精度高く、過去問演習をすることにしました。やはり、過去問論点を知識として定着させることが合格への近道だと、講義で何回も聞いていたからです。
本試験までに択一式過去問を9周、書式過去問を7周させました。特に択一式過去問は、中山先生がおっしゃっている、20問を1セットとして解くやり方を続けました。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

「わかりやすい」の一言に尽きると思います。民法をはじめ、不動産登記法、土地家屋調査士法全て理解しやすく解説してもらいました。
民法は、難解そうで非常にとっつきにくいかと思いましたが、わかりやすい言葉に置き換えて説明してくださったり、具体例を挙げて説明してくださります。初学者にとって非常に飲み込みやすく、苦手意識を持たずに取り組むことができました。
不動産登記法は、馴染みの無い法律のため、知らない概念が多く最初は戸惑いました。やはり、体系的な理解が必要なだけあり、総論部分に戻り動画で何度か確認することがありました。チャプターが分かれているおかげで復習がしやすく、効率良くできたと思います。特に私は、申請書例が実力向上の鍵になったと思いました。申請書作成のみを多く練習でき、効率的に添付書類や書き方を覚えることができました。
やはり、不動産登記法は手続法ということで添付書類など覚えることが多いと思いますが、択一・書式どちらにも使える知識を反復練習でき、かつ添付書類を暗記するためにはもってこいの練習だと思いました。知識を定着させる上で申請書例はとても大きな存在でした。
土地家屋調査士法は、学習すべき箇所の濃淡がはっきりしていて試験対策しやすかったです。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問全ての解説が聴けることがまず贅沢だと感じました。民法はテキストで振り返っても理解しづらい箇所がありました。黙って解説動画を視聴する方が、1人で悩むよりも圧倒的に効率が良いと思います。また、的確に理解でき正確な知識で定着させることができました。
不動産登記法ではとくに敷地権関係で多くつまずきました。複数回目でも間違えてしまう問題は何回も解説動画を視聴しました。やはり、チャプターが一問一問分かれているおかげですぐにお目当ての問題に辿り着けることができ、勉強の効率もすごく上がったと思います。
土地家屋調査士法に関しては特に印象に強くは残っていませんが、反復練習しやすいおかげで難なくこなせたのだと思います。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

1周目の記述式過去問は、自力で解くことを試みて何一つ分からず玉砕しました。どのように読み進めたら良いのか分からず、また読んだとしても意味が全く理解できませんでした。
記述式解説講座では、読み進め方、注意するポイントをはじめ記述式問題を解くために必要なものが全て集約されている感じでした。個人的には、答案構成用紙の書き方を1から解説してもらえたことが、合格にすごく近づいた一つの要因だったと振り返ります。手元を写しながらの解説形式が分かりやすかったです。
記述式問題でミスを少なく解答しきるための問題の解き進め方は非常に参考になりました。中山式をもとに試験が近づくにつれ、オリジナリティを足していき自分の形にしていけました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

小学校以来触ることなかった三角定規を、ここにきて触ることになるとはという感じでスタートしました。やはり扱いに不慣れでどのように使えば良いか全く分からない状態でした。正確にかつ、早く作図するための動かし方、ポイントが分かりやすく解説されていました。解説されていた内容全て本試験で役立ったと言っても過言では無いと感じました。
また、アガルートアカデミーの定規が見やすく作図しやすかったです。三角定規の加工をし、扱いやすくするなど、小さいことながらも独学では思いつかないことなど、多くのことを得ることができました
講義内でおすすめされていた文房具全て買い揃え、本試験に全て持っていきました。経験値からおすすめされる文房具だけあり、初学者では迷ってしまう小さな悩みも簡単に解決しました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

土地家屋調査士の記述式問題に必要な計算など何ひとつ知らない状態で受講を開始しました。最初は講義を見ながら手を動かしているだけでした。慣れるまでには多少の時間を要しました。
一通り講義を見切り、部分的に繰り返し練習をしていくうちに慣れ始めはじめました。記述式過去問を取り組む際、テキストを近くに置いておき、すぐに確認できる状態で取り組みました。反復練習を重ねるうちにテキストを見ずに、最終的には打鍵している手元見ずに文字盤だけ見て計算結果を求めるまで練習しました。
過去問、アガルートの答案練習、他校の答案練習すべての書式問題の計算で、この講義で出てきた計算方法以外を必要とする問題に出会いませんでした。

実践答練のご感想・ご利用方法

アガルートアカデミーの答案練習は、実践答練の3回分を受けました。
択一問題は、最適な難易度だったと感じました。マイナー知識をガンガン聞かれ、試験前に落ち込むなんてことは無く、「あ、これなんだったかな」と分からない箇所をあぶり出すには適切な難易度だと感じました。書式問題も同様、難解すぎて解けないということもなく、かといって簡単すぎることもなく、むしろ楽しんで解いていた感じでした。
他校の答案練習も受講していたため、アガルートアカデミーの答案練習は、直前まで解き控えていました。総復習を兼ねて合計3周させました。網羅的に重要な論点を復習、確認でき自分のできばえを確認するには非常に有力なアイテムだと思いました。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正対策は、最後の最後に確認する程度での受講でした。一回のみの視聴でしたが十分かと思いました。やはり、過去問演習に重きを置いて取り組んでいたため、法改正対策は後回しになってしまいました。
また、大きな改正も成人年齢の引き下げに絡む部分とあまり量的にも多くなかったため、最後でも間に合いました。ただ、見ると見ないとでは試験に挑む心持ちが少しは変わるかなっ、と思います。試験直前期の精神安定剤的なニュアンスで利用しました。
民法に改正に伴った、調査士法の関連など細かいとこですが確認して試験に臨むことができました。法改正対策を見終わると、土地家屋調査士の試験勉強を無事に全て終えられたような気がして、後は天命を待つような、そんな感じでした。

自由記載欄(カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等)

中山先生をはじめ先生方には感謝しかありません。ありがとうございました。