合格者の声|図面の解答用紙が実際の大きさに即していたので、答え合わせしやすかった 石井 宏武さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
将来独立してできる仕事がないか模索しており、なかなかピンとくるものがなく、どうにかしたいと考えていたところ、先輩に土地家屋調査士の方がいて、お話を聞くうちに自分もやればできるのではと思い、目指してみようと思ったのがきっかけです。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
初めは参考書を買って独学でチャレンジしようと思いました。いざ勉強を始めても参考書の内容が頭に入らず、すぐに挫折しました。アガルートさんはまだ新しい学校と認識しており、学習指導や教材が他校に比べて洗練されていると思い講座の受講を決意しました。
合格体験記・学習上の工夫
土地家屋調査士の試験はとにかく時間が足りないとの書き込みが多く、また正確性も要求されるとあり、勉強の前半は正確性を上げるために択一の問題を一つ一つ着実にこなしました。初めのほうは20問が35~40分で正解率7割でした。
測量士補の試験を受けた時の話になりますが、試験時間の半分の時間で9割取れる自信があったものの、いざ試験の当日になると時間を目一杯とられてしまい、いかに頭が働かないか実感したため、土地家屋調査士の試験もそうなるだろうと思い、20問を20~25分、9割取れるようにすることを目標に勉強しました。
記述に関しても前半は時間を気にせず正確性を重視して取り組み、後半はスピードを上げることに重きを置き勉強しました。初めは土地、建物ともに1時間以上かかっていましたが、問題を繰り返し解くことで電卓操作が早まり、また図面に関しても自己流で早く書けるようになりました。
問題の難易度にもよりますが、土地建物で50分40分9割を目標に勉強しました。択一、記述ともに目標近くまで達成したのですが、やはり試験本番は緊張とプレッシャーから見直す時間が取れませんでした。
試験勉強後半はネットで中古の答練を購入し勉強したのですが、中山先生のおっしゃる通り試験の幹の部分でなく肢の部分に気をとられてしまい、違う意味で勉強にはなりましたが、試験を終えて、「あの勉強は必要だったのか?」と感じています。幹をしっかり押さえてその幹のスピードをいかに上げるかが合格のカギだと常々感じました。
【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法
テキストが体系的に作られており、中山先生の講座を自分のペースで消化していけるので、総論を見終わっては択一を解き、分からないところは再度講座を見るというのを繰り返しました。
総論を終えて、土地に取り掛かり、土地の択一を納得するまで解いて、次は建物、次は区分、次は調査司法と、セクションを分けて自分のペースで勉強できたので良かったです。
テキストは体系的に書式の申請例が入っているので、記述問題を解いていて分からない時にさっと開いて見直すという行為がしやすくてよかったです。
択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
択一の問題を解き、答えの確認を【土地家屋調査士】合格総合講義のテキストから行っていました。それで理解できないことがほとんど無かったため、択一式過去問解説講座を見ることは、ほぼありませんでした。ただ、たまに気になった問題などは見て学習しました。
問題を解いては【土地家屋調査士】合格総合講義のテキストを開きなおして確認し、受講した内容の再確認に努めました。特に受講中に中山先生の話した内容のメモをテキストにあちこち書き込んでいたため、合わせてそれもチェックしました。
また何回もテキストに戻る癖を付けて、解答の前後の文脈も確認することを意識して行いました。初めの択一の学習は設問一つずつを時間をかけて理解するように心がけ、その後は毎回時間を計り、25分で9割正解を目標に勉強しました。
記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
記述式過去問解説講座を始める前に、【土地家屋調査士】合格総合講義で書式の書き方を復習しようと思い、自作で土地、建物、区分建物ごとの、解答用の空白の登記申請書を作成、プリントアウトして、登記申請書例50問の登記の目的、添付書類、申請人、土地建物の表示欄がある程度書けるように練習しました。
新・定規の使い方講座、[中山式]複素数計算を終えて、記述式過去問の勉強に入りました。択一をある程度繰り返し勉強し、書式も申請書例の50問を繰り返し勉強したため、中山先生の解説の分かりやすさもあり、特に苦戦することなく勉強できました。
ただ失敗したことがひとつあり、平成30、令和1、2年の問題を試験前ギリギリまでやらずに、最後に自分の中の模試として2時間半でやろうと、やらずにとっておいたのですが、問題の傾向が変わっているのに気付くのが遅れ、本番で穴埋め問題が全然できませんでした。(文章問題が出ると思っていた)
新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法
新・定規の使い方講座を一通り終え、とにかく習うより慣れろだと思い、図面の練習用に100円ショップで薄いスケッチブックを買い、記述問題を解いては解答の図面と自分が書いた図面を重ね合わせて確認しました。
早く書けるようになってからは、勉強時間の短縮に図面はフリーハンドで書くようになりましたが、複雑なものや自信がないもの、特に区分建物の各階平面図と建物図面はフリーハンドで省略せずに書く練習をしました。
アガルートから送られてきた記述式過去問の図面の解答用紙が実際の大きさに即していたので、答え合わせが容易にできて良かったと感じます。
[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法
他校から出版されている記述問題の解答に、複素数を使わずに直線の傾きや交点から答えを導く方法がありそれも理解しようと勉強しましたが、なかなか答えが合わず、すごく勉強時間をとられてしまいました。その時にいかに複素数計算が時間の短縮になるかが身をもってわかりました。複素数計算を使い、電卓を速く正確に扱う練習をしなければ、今回の試験は間違いなく最後まで解けなかっただろうと感じます。
テキストに関して、「電卓操作と画面表示」の欄は、操作項目や答えの小数点などが1から10まで抜けなく記載されていたため、自分の操作方法がおかしくて正解が合わない時にすぐに正しい操作方法を確認でき、電卓操作自体に迷うことなく、勉強できて時間の短縮につながったと思います。全体的にテキスト内容がシンプルなのに、良さが詰まっている感じがしました。
実践答練のご感想・ご利用方法
択一の問題内容、及び記述の問題内容が良くできていると感じました。この3回分も、自分は試験直前の練習として、2時間半を想定し使わせてもらいました。正直良い勉強になったので、もう少し早く解いてかつ繰り返し行えば良かったと思います。
『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法
中山先生の解説や、改正に伴った予想問題は為になりました。例えば法改正に関して、自分が独学で勉強したと仮定した場合、まず改正点が何かを把握しなければいけないところから始まり、次にその改正点が自分の受ける試験にどう波及するのかを、自分で吟味して一つ一つ取り組なければならず、全て網羅しようとなるとかなりの時間を費やさなければいけなくなることが考えられます。その点中山先生が代わりにそのお仕事をしてくださったおかげでスムーズに勉強に取り組むことができました。
やはりこの試験は1点を争う試験なので、法改正といった細かい部分もしっかり網羅して【土地家屋調査士】合格総合講義のひとつに入れてくださって良かったと感じています。
カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等
中山先生、アガルートの方々のおかげで合格できました。独学では受かっていなかっただろうし、余計に時間を費やすこととなったであろうと実感しています。感謝しています。
どうもありがとうございました。