合格者の声|解説中テキストが画面に映るので紙テキストなしでどこででも受講できて助かった 田野 祐輔さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
現在司法書士業務始めて10年目にさしかかりましたが、少し司法書士としての仕事に慣れてきた頃からは、レベルアップと視野を広げる為に競売不動産取扱主任者、簿記、FPなど様々な資格取得に隙間時間を利用しては積極的に挑戦しておりました。
2022年度の測量士補試験もその一環で受験し、おそらく合格できたかなと思った時に、次の目標として頭をよぎったのが土地家屋調査士試験の受験でした。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
土地家屋調査士試験を受験するにあたり、独学が可能かどうか、試験内容はどのようなものか等を調べている過程でアガルートアカデミーさんを知りました。
市販の教材も少なく、計算や作図もあることから独学で短期の合格は難しいと判断し、まずは無料体験講座を受けてみました。サンプルのテキストや受講のシステムもすごく気に入ったので他校との比較もせず、すぐに受講を決めました。講座に関しては土地家屋調査士試験の受験経験も学習経験もなかったため、インプットからアウトプットまで一式揃った「一発合格カリキュラム」を選択しました。
合格体験記・学習上の工夫
受験を検討し始めたのが2022年の6月頃とあって、さすがに4か月後の土地家屋調査士試験は厳しいと考え、2023年合格目標の一発合格カリキュラムを申し込みました。しかし、ホームルーム等で先生が2023年度合格目標の人も2022年度の試験を受けるべきだと仰っていたので、4か月後の試験までに択一式も記述式もある程度まで仕上げて受験することを目標にしました。ただ、7月には海外で結婚式と新婚旅行という一大イベントもあり、学習時間の確保と効率化がなによりの課題でした。
常にスピードを意識し、一発合格カリキュラムの講座をとにかくこなし、試験前日まで時間の許す限り過去問を繰り返しました。そして時間がない直前期中でも過去問と並行して個人的に重要視したことが2つあります。
1つめが不動産登記法のテキストの通読です。試験直前の1か月間も必ず毎日何十ページかは読んで1週間に1回程度のペースでテキストを通読するようにしていました。これがなにより知識の整理に繋がったと思っています。
2つめが申請書記載例全てに毎日目を通すことです。ここは先生の指示とは異なるかもしれませんが、申請書記載例はあまり書くことはせず、隙間時間で持ち歩いているコピーにひたすら目を通すということを繰り返して覚えました。試験直前の1か月でも毎日一回以上は全ての記載例に目を通し、最終的には30分くらいあれば全てに目を通せるようになりました。
睡眠時間を削ってでもこの2つを過去問にプラスして試験前日まで続けたことが結果として1年早い合格に繋がったのではないかと考えております。
【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法
6月中旬頃に教材が届きまして、まずはインプットということで【土地家屋調査士】合格総合講義を受講しました。民法は司法書士、行政書士、宅建資格等取得の際に学習経験はあったので、改正点や少し復習が必要な項目を中心に土地家屋調査士試験の出題範囲を把握する為にさらりと受講し、できるだけすぐにメインとなる不動産登記法の受講をスタートさせました。
時間節約の為にいつも1.5倍速で講義を見ていたのですが、とても聴き取りやすく、個人的に何より良かったのは、説明しながらテキストを画面に映してもらえるので、スマホ1つあれば紙のテキストなしでどこでも受講できるところです。1つ1つの講義も短く区切られているので、電車通勤中はもちろん、仕事の電車移動中、洗濯、掃除等の家事をしながらなど、少しでも時間があれば受講しました。
また、音声ダウンロードも非常に活躍する場面が多く、車移動中等でスマホ画面を見られない際も、音声ダウンロードの【土地家屋調査士】合格総合講義で気になるところを繰り返し聴いて復習しました。
テキストも非常にコンパクトで分かりやすくまとまっており、特に申請書記載例は常にコピーを持ち歩いて少しでも時間があれば眺めるように心がけていました。
この隙間時間での音声ダウンロードによる繰り返しの復習と、申請書記載例のコピーの持ち歩きは試験前日まで続けました。
択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
荒削りながらも【土地家屋調査士】合格総合講義にてインプットを終わらせると、とにかくすぐに択一式過去問に取り掛かりました。これがなんだかんだで8月初めくらいだったと思います。
平日は仕事が忙しく、帰宅も毎晩21時前後だったため、朝に早起きして択一式の1年度分を解き、夜はその年度の解説講座を聴くというリズムで始めました。仕事が休みの土日は1日で5、6年度分くらいは一気にこなしました。
1巡目は1年度分の択一を解くのに1時間ほど時間もかかり、判断に迷う問題が多かったです。解くのはかなり体力を使ったので元気な朝でないと頭が回りませんでしたが、夜は疲れていても択一式過去問解説講座を聴くだけならなんとかこなせました。
一肢ごとに解説してくれているので、毎日聴いているうちにその肢ごとの論点と正誤の判断基準が徐々に分かり始め、インプットで得た知識と繋がっていくのを実感できました。
記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
9月に入り、記述式過去問にそろそろ取り掛からないと今年の本試験に間に合わないと考え始め、時間が十分にはない為、記述式過去問は、直近の出題傾向をまずは理解したいということからも新しい年度から進めていくことにしました。
しかし、初めて記述式過去問の問題を解いてみようとした時は、どのように問題文を解読してどのように解答用紙を埋めたら良いのか、解答へのアプローチの仕方すらさっぱり分からずとても困惑したのを覚えています。
なので、まずは過去問を解く前に解説講義を見ることから始めました。記述式過去問解説講座には、問題文の読み方や情報を集約するメモの仕方など、求めていた解答を導く手法が詰まっていました。
まずは解説を見て、真似をして過去問を解く、そのリズムで何年度分か解いていくうちに徐々に攻略法も分かり始め、自力で解答に辿り着く力がついてきたように思います。
新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法
仕事柄、地積測量図や、建物図面を見ることはよくありますが、自分で作図することは考えたこともなかったので、この講座を受講する前はどのような道具を使って、どうやって地積測量図等を作図するのか想像もついていませんでした。講義の中ではまず必要な道具である三角スケールや、分度器、ペンに関してまでお薦めのものを教えてもらえ、その通り買い揃えるだけでよく、一番使用する三角定規に関しては講座に付属していたので道具に悩むこともなく非常に助かりました。
講義ではそれらの道具を使って、作図の基本から始まり、地積測量図、土地所在図、各階平面図、建物図面、地役権図面まで、各図面の概要から書き方まで実際に先生が書いているところを見せてもらえるので、とてもイメージがわきやすく、ただ先生の作図の方法を真似することによってテクニックを定着させ、この後に待つ記述式の過去問に備えることができました。
[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法
学生時代はずっと文系で関数電卓に触ったことすらなかった自分にとって土地家屋調査士試験において一番不安だったのはやはり記述式において必要な計算でした。
この講座では関数電卓のセッティングから始まり、関数電卓の基本的な操作や土地家屋調査士試験の記述式において必要な座標計算や面積計算まで、一から丁寧に教えていただけました。
先生が関数電卓を使用している様子を画面で見られるので、真似しながら必死についていくうちに少しずつ関数電卓にも慣れ、使い方も分かってくる感じでした。必ず覚えないといけない交点計算や面積計算も例題を繰り返して解くうちに、いちいち操作を頭で考えなくても自然と手が動くようになってくるのを実感できました。本当に複素数を使った解き方を学習して良かったと思っております。
実践答練のご感想・ご利用方法
実践答練に関しては3回分ありましたが、繰り返して解くというよりも本試験形式で時間を計って時間配分の感覚を身につける模試のような目的で使おうと考えていましたので、本試験の直前の10月に入るくらいまでは解かずに温存しておりました。
10月に入って土曜日や日曜日のたびに一回分ずつ、解く時間帯も本試験に合わせ、できる限り本試験に近い条件で時間を計って解きました。
択一式に関しては、過去問では見たことはないけれどもこれから出題されてもおかしくないと感じる論点も多く含まれており、そういう論点は直前期ということもあってできる限り頭に詰め込みました。
記述式に関しては、まだまだ作図や計算の練習不足もあり、やはり満足のいく高得点はとれませんでしたが、時間内で諦めずになんとか0.5点でも点数を上乗せしようと足掻く練習をしようと考え、それを実践したつもりです。
『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法
『法改正対策』過去問解説講座に関しましては、この合格体験記を書いている今現在は教材が手元に届いてはおりませんので利用はできておりません。しかし、試験対策においては法改正がなされた部分や論点は非常に狙われやすくもあり、重要な対策すべき論点であるため、2022年度の土地家屋調査士試験において、もしも合格できていなかった場合、必ず意識しなければならないものとなっていたと思いますし、こういう講座をも準備してくれていること自体が安心に繋がりました。
自分で全ての改正点を洗い出して、改正内容を理解して、過去問等への影響を考えるとなるとかなり大変な労力を使うことになるため、プロがそういう論点をまとめて講座にしてくれているのは受験生にとってはとても有難いことだと思います。
カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等
思い返すと本当にアガルートアカデミーの必要かつ十分な教材のおかげで、いわゆる隙間時間を利用して効率的に最大の成果を出せたと感じています。
結局アガルートアカデミーから頂いた教材以外は六法も含めて全く使わず、他校の模試等も受けないままでした。
本当にお世話になり、ありがとうございました。