合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

収入を上げたい。土地家屋調査士を目指したきっかけはそれに尽きます。結婚し家庭を持ったものの、当時していた仕事の収入では満足に養っていけない状態でした。共働きすればなんとかなるだろうと思っていましたが、妻が急に専業主婦になることが将来の夢だと言い出し、私は収入を上げざるを得なくなりました。
そこで高収入が狙える資格をインターネットで調べてみると、土地家屋調査士が候補に挙がりました。不動産に興味があったこと、電卓が嫌いでなかったことから直感的にこれならいけると感じ、土地家屋調査士試験の受験を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

土地家屋調査士試験は、独学は厳しいと聞いていため、予備校を使うことは決めてました。何校かありますが、合格実績の高さ、中山先生の評判の良さ、Facebook質問システムなど理想的な環境がアガルートは整っていたため、アガルートを信じて頑張ることにしました。全額返金の合格特典があったことも決め手の1つです。

合格体験記・学習上の工夫

まず、勉強時間を確保するため試験半年前に仕事を辞めました。試験合格には約1000〜1200時間の勉強が必要であるとインターネットに書いてあり、働きながらそれだけの時間を確保するのは困難だと考えたからです。そのおかげで勉強は1日10〜12時間することができました。最終的に2000時間くらいは勉強できたと思います。
次にTwitterを有効活用し勉強したことです。アガルートが毎朝7:00に一問一答を出して下さるので、それに答えるのが日課となっていました。勉強の1日が始まるというスイッチにもなってくれていました。
また、土地家屋調査士試験は周囲に仲間が少なく孤独になりがちです。メンタルが落ちやすい環境であると思います。そこでTwitterの受験生と交流したり、競い合ったりすることによって、孤独感を感じにくい環境づくりをしていました。Twitterの受験生はレベルが高く、良い刺激にもなりました。
最後にアガルートのFacebook質問システムの活用です。過去問の周回を始めてからどんどん理解し始めてきたものの、問題の中には解説を読んでも腑に落ちないものがいくつかありました。そんなときはFacebookで質問をすると、丁寧に中里先生、高野先生、佐々木先生が回答してくださるので、理解を深めるのにかなり役立ちました。合計20回くらい質問しました。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

【土地家屋調査士】合格総合講義はすべて観ることを最初の目標とし勉強を開始しました。中山先生が重要箇所にラインを引きながら授業を進めてくれるので、同じところにラインを引き、補足説明や語呂合わせなどあれば教科書に直接書き込みました。これを繰り返しながら最後まで講義を視聴しました。
そのあとは過去問に進んだのですが、1度の講義視聴だけでは分からない問題が数多くあり、その都度教科書に戻ってライン箇所や書き込み部分をチェック、それでも分からなければ授業動画を再視聴するようにしていました。
講義を受けて驚いたのは中山先生のラインを引く箇所です。私であれば大事そうなところ全部にマーカーを引いてしまいがちですが、中山先生は必要最小限しか引きません。見返えすと分かるのですが、必要最小限のラインのほうが大事な部分が明確で分かりやすかったです。【土地家屋調査士】合格総合講義は勉強のベースになったのはもちろんですが、勉強ができる人間のラインの引き方を学ぶことができました。
そのおかげで私は土地家屋調査士と並行で学んでいた行政書士にも同年合格することができました。何度も言いますがラインの引き方は衝撃です。とても参考にさせていただきました。ありがとうございました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問解説講座は試験まで毎日のように周回し、最終的に20周くらいはしていました。試験前は本番を想定し、17〜22分程度で解けるようにタイムアタックをしていました。過去問の周回が5回を超えたあたりから理解が深まった感じがあり、回を重ねれば重ねるほど知識が定着しました。択一式過去問解説講座に関してはすべてを視聴するのではなく、本当に分からないところだけを視聴しました。
基本的には過去問に書いてある解説を読みながら自分なりに解決していった感じです。また、問われている論点はほぼ【土地家屋調査士】合格総合講義で学んたことだったので、教科書に立ち返ることで解決できました。教科書に載っていない難しい論点は六方で調べて理解するようにしていました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解説講座は択一式過去問解説講座とは異なり、すべての講義を視聴しました。こちらも【土地家屋調査士】合格総合講義と同様、まずはすべての講義を視聴することを目標とし、分からない部分は繰り返し動画を観ながら理解できるよう努めました。電卓の使い方も細かく解説に書いてあったので助かりました。長文の問題文から大事な部分を抜き取る必要があるので、中山先生の線を引くべき箇所の指導はとても参考にさせていただきました。
記述式過去問解説講座ですが、試験までに11周しました。毎回タイムアタックを実施し、30〜45分で解けるように取り組みました。それに加えて本番環境を想定し、電卓の音をイヤホンで聴きながら練習していました。本番では座標計算ミスを2回してしまいましたが、タイムアタックで素早く解く練習をしていたおかげで、修正し無事正答することができました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

言われるがまま授業を進めていくだけで、三角定規を用いて作図するまでのイメージをもつことができました。
三角定規に100均透明テープを貼るところから始まりますが、これが本当に使いやすくなります。滑ったりズレたりすることなく作図することができました。手で少し抑えるだけで滑らなくなるため無駄な力も使わず素早く作図できて最高でした。
新・定規の使い方講座では、方位はどのように書くと速いか、点はどのようにプロットするのか、中山先生はどのくらいのスピードで三角定規を使いこなしプロットしているのかなど、新・定規の使い方講座でしか聴くことのできない貴重な情報やスキルが詰まっていました。模試でしか使うことはありませんでしたが、コンパスや分度器の使い方も教えていただけるので満遍なく学習できる素晴らしい講座だと思います。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

[中山式]複素数計算は一言でいうとチートです。速い、正確、なにより簡単。関数電卓にほとんど触れてこなかった私ですら、分かりやすい講義のおかげで挫折することなく関数電卓を使いこなすことができるようになりました。講義教材の最後に複素数オリジナル問題がありますが、20回以上取り組み、座標値計算問題で解けない問題はほとんどなくなりました。本試験前は約13分でオリジナル問題を解けるようになっていました。計算スピードがかなり速いため本試験でも時間に余裕が生まれます。
中山先生の複素数計算はほとんどのアガルート受験生が絶賛しており、私にとっては予備校をアガルートに選択した決め手の1つでしたが、評判通り素晴らしかったです。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は3回分入っていましたが、どれも登記の目的がひねられており、一癖二癖ある問題が多かったです。登記原因及びその日付もシンプルではない問題ばかりでした。学習したての頃は全く理解できず苦しみましたが、学習が進むにつれて面白い問題だなと感じるようになりました。
択一式問題の方も過去問では見ないような問題があり、本試験を想定した良い答練だなと思いました。実際に本試験でも見たことのない問題が何個か出題されましたが、実践答練のおかげで冷静に対処することができました。実践答練は過去問と並行して周回し、合計10周程度はこなしたと思います。講義の動画は教科書や六法で調べても分からなかった部分だけを視聴しました。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

アガルートのおかげで人生が変わりました。ありがとうございました。測量士試験もアガルートで頑張ります。
今後もよろしくお願いします。