受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

第一子が生まれたこともあり、前職の将来性に不安を感じたことから、転職を考え有用な資格を探している中で、測量士補が取り易く実用性がある資格と思い受験し、合格すれば土地家屋調査士の午前免除が受けられると後で知り、今回試しに挑戦してみようと思い受験しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

仕事や育児を考えた場合に、まとまった勉強時間が取れないことと、金銭的にそれほど余裕が無かったため、講義が細かく分けてあり空き時間で勉強が出来そうなところや、金額的にも他校に比べるとかなり安いというメリットを重視しアガルートアカデミーでの受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私が土地家屋調査士試験に挑戦してみようか迷っていた3月なかばで、ちょうど30%オフのセール中で入門総合カリキュラムが13万円くらいの時にホームページを見て「これくらいの出費で合格が可能ならかなり安いな」と感じたのがアガルートを見た時の第一印象でした。今まで会社員の経験しかなかったため、独立・企業に憧れがあり挑戦しようと思い立ちました。
受講を申し込んでから数日でテキストが届きましたが、測量士補の試験勉強中であったため5月から本格的に試験勉強に取り組むことになりました。
子供が生まれたばかりの為、勉強時間は仕事の休憩時間や、寝かしつけた後などに限られるためアガルートの一本15分程度の講義動画が非常に相性が良く効率良くインプットすることが出来たため大変助かりました。それと中山講師の説明の仕方がとても聴き取りやすかったのも選んで良かったと思うことの1つです。
ちなみに私が講義の中で1番繰り返し見たのは、択一式過去問解説講座の動画でした。一周目はイマイチ正解出来ない為不安でしたが、間違ったり、正解したけれど理由がはっきり分からない選択肢ごとの解説を繰り返し視聴することで民法、不動産登記法の理解度を効率よく上げることが出来ました。
問題集など他校の中古品などを購入し活用しましたが、今回の短期間での合格はアガルートの講義動画が無ければ不可能だったと思います。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

最初の1か月はとにかく全ての【土地家屋調査士】合格総合講義を覚えられなくても良いので、視聴することを目標にして学習を開始しました。1本15分前後の講義動画は出勤前だったり、仕事の休憩時間などのスキマ時間に視聴出来るので私のようにまとまって勉強時間が取りづらい人にはちょうど良い教材だと思います。中山講師の講義自体も聴き取りやすく重要な論点など強調して分かりやすくまとめてあるので初学者でも見やすい内容でした。
私の場合は、民法の講義動画を1周とりあえず観て、3、4日程度不動産登記法の動画を観てから、1日だけ民法の動画を倍速で復習しての繰り返しを行いなるべく忘れにくくなるように活用しました。動画の視聴中に内容を忘れていたと感じたらその部分をメモしたり、逆に「大体把握しているな」と感じたら速度をあげたりと、いかに効率よくインプット出来るかを意識しつつ視聴を行いました。
過去問や、答練の問題を問いていく中で、間違っていた部分はもちろん少しでも知識に不安がある箇所(何故その答えになったのか説明がしっかりと出来ない等)を復習する際に、この総合講義の場合はそこだけをピックアップして視聴することが出来るため使い勝手が良かったです。
講義内容ごとに細かく分けてあるので、自分なりの勉強方法を実施することが出来る点がとても良かったです。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問解説講座は、講義動画の中でも1番利用頻度が高かったです。選択肢ごとになぜ誤りなのかの説明や、その正解内容に補足した説明等が丁寧に収録されており、過去問でのアウトプットからの復習というサイクルを作る上で非常に役に立ちました
択一式で高得点を取るにはとにかく過去問を繰り返し解き、肢ごとの内容を確実に理解し、類似問題が出た際に間違わないようにすることが特に大事である為、その対策を効率良く行うのにこの解説講座は最も適していると感じました。
勉強期間中は過去問を1日必ず1年度分以上行い、選択肢ごとに理解度を確認し、少しでも答えに詰まるところがあればその都度チェックし、解説講座で復習を行う。という流れを毎日行うことで弱点をほぼ確実に無くせるようにしていました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解説講座は、解答する為の文章の効率の良い読み方や、気をつけて見ておいた方が良いところ、ある程度読み飛ばして良いところ等の説明が分かりやすく丁寧に収録されてあるため、市販のテキストにはない解答時間短縮のための知識を効率良く習得することが出来ました。時間との勝負の土地家屋調査士試験の場合、これらの知識の有無が合否に大きく関わってくるので、私のような初学者にもとても有用な教材だと思います。
文章の内容から状況判断して申請書や図面の作成を行う記述式の場合、文章の読み方や考え方はどうしても数をこなさないと身についてこないものですが、この講座の場合はそのコツを分かりやすく解説されてあるため本来試行錯誤して効率を上げていく作業を大幅に省略することが出来ました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

今まで製図用具に触れたことが無かったため、試験を受ける際にまず何を準備すれば良いのかが分かりませんでした。この講座ではおすすめの製図用具やスピードアップのための工夫から教えて貰えるので、私のように全くの未経験からでも迷うこと無く最良の道具を揃えることが出来ました。本来ならば図面作成をしながら自分に合ったものを探していくことになるので、こういう細かい情報も、余計な時間を使わなくて済んだので助かりました。
講座の内容も製図中の手元が分かるような動画で効率の良いやり方をすぐに習得することが出来ました。当初から勉強する上で1番不安だったのが製図の部分で、独学では効率の良い作図方法を身につけるのが大変だろうと思っていましたが、この講座のおかげで特に苦もなく合格可能レベルの技術を習得することが出来ました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

土地家屋調査士の試験を受ける前までは、そもそも複素数という単語に触れることがなかったため、実際に視聴するまでは何のための講座なのかが分かりませんでした。ですが、勉強をしていくうちに座標計算、点間距離、面積などの計算をする上で必須知識だと知り、この複素数計算を知っているか否かで大きく違ってくると実感しました。
最初のうちはいくつかの操作方法をとにかく覚えるしかなかったので難しく感じましたが、実際に覚えなくてはならない操作自体は少ないので、覚えてしまってからはとにかく計算に使う時間が圧倒的に短いので、かなりの時間短縮になりました。
勉強期間中は講座の最後の総復習問題を1問やるだけで、総合的な操作方法を復習できるようになっていたので、大体10日に一回くらいのペースでその問題だけやるように心がけました。

実践答練のご感想・ご利用方法

私の場合は入門総合カリキュラムのみだったので計3回分の実践答練でしたが、ほぼ本番と同じ形で試験の予行演習が出来る教材でした。過去問で抑えられていない範囲をカバーするのにも最適で、択一の新問も多くあり、記述も今まで試験で触れられてない論点などもありました。
なので、私の場合は最後の力試しというより、過去問の延長戦みたいな感じで活用させて貰いました。実際には問題用紙と解答用紙を何部かコピーして確実に100点を取れるまでやりこむみたいな方法で過去問だけでは補えない今まで出題されていない論点をしっかり復習することで弱点無くしていくように心がけました。
上級カリキュラムには追加で3回分の実践答練が用意されていたので、不安を少しでも減らすためにも追加オプション選択しても良かったかもしれません。「出来ればこのような模擬試験は数多くやった方が良いのでは?」と思っていましたが、実際に必要なのは本番での問題の読解力、判断力になってくる為、他校のカリキュラムのように何10回と模擬問題をやるのも一つの手ですが、復習時間や効率を考え、このくらいの回数で復習をしっかりやることで、十分合格圏内に入る実力を身につけることが可能でした。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

民法改正にあたってその条文が変更になることでどう答えが変わっていくのかが分かりやすく解説してあり、すぐに理解することが出来ました。独学の場合は法改正の都度自分で条文の変更点を確認し、それがどういうことなのかを理解して、試験問題にどのように反映されて出題されるのかを考えないといけません。当初は私もその作業をやる必要があるのだろうなと思っていましたが、試験に合わせて法改正対策の講座がアップされていたので、安心しました。
令和4年度の試験の場合は成人年齢に関するところのみで、そんなに難しくはありませんでしたが、もっと多くの改正があった場合それに合わせて多く勉強しなおさなければならないので、本当にありがたいです。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

アガルートを受講したことで自分に自信を持つことが出来ました。
これからまたいろいろな資格に挑戦していこうと思います。ありがとうございました。