合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私は現在、司法書士・土地家屋調査士・行政書士の合同事務所で司法書士として勤務しています。日々司法書士の業務をする中で、土地家屋調査士の知識もあった方がよりスムーズに仕事が進み、依頼者様にとってもメリットが大きいなと感じる場面が多々ありました。
また、同じ職場に、同様に資格取得を目指す先輩や同僚がいたことも良い刺激となり、土地家屋調査士試験の勉強を始めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

先に勉強を始めていた職場の先輩がアガルートの講座を受講していて、中山先生の講座は聴き取りやすいし分かりやすい、という話はよく聞いていました。また、いざ勉強をしようと思って講座について色々調べている中で、質問制度が充実しているところも良いなと感じました。
仕事をしながらの受験でとにかく時間がない状態だったため、何時でも何回でも思い立った時にスマホから質問ができ、すぐに回答をいただけるというのが、私の勉強方法に合っているなと思い、アガルートの講座の受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私は、仕事をしながらの受験だったため、机の前に座って勉強できる時間はかなり限られていました。そこで、「机の前に座らなくてもできることは全て他の時間でやる。勉強時間として時間が取れる時は、そういう時間にしかできないことをする」というのが、私の土地家屋調査士試験の勉強におけるテーマでした。
インプットの講座は朝起きてから家を出るまでの準備時間や、通勤時間、家事をしている時間など、とにかく体は他のことをしながら聴きまくりました。音声データをダウンロードして繰り返し聴いていると、最初は1倍速で聴いていたのが、試験直前には3倍速にしても聴き取れるようになりました。(5か月でインプット講座は計7回聴きました)
テキストは最初の1周はしっかり読み込みましたが、私のインプットのメインはあくまで講座の音声データで、テキストは音声データで聴いたことを復習するためのものといった位置付けでした。しっかり座って勉強ができる時には、[中山式]複素数計算の講座や新・定規の使い方講座を見たり、過去問を解いたり、申請書の書式を覚えたりするのに時間を使いました。特に平日の夜はその日の勉強に充てられる時間に応じて、①択一式過去問1年分、②記述式過去問、土地または建物の1年分、③申請書書式を何種類か、のどれかはしようと決めていました。できない日ももちろんありましたが、そうやって時間を工夫して使えたことが、合格につながったのではないかと思います。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

中山先生の講座はとにかく分かりやすく聴きやすかったです。私は音声データをダウンロードして、家事をしながらだったり運転しながらだったり、他のことをしながら聴いていることが多かったのですが、テキストを見ていなくても基本的にはちゃんと理解できるようになっていました。もちろんテキストもすごく見やすく分かりやすいので、ボロボロになるまで使わせていただきました。
私は音声データで聴いたことをテキストで復習するような形で使っていたので、最終的には音声データを聴くと該当箇所のテキストのページが頭に浮かんだり、テキストのページを見ると中山先生の声が頭の中で流れたりするようになりました。
また、よく利用していたのがFacebookの質問制度です。ちょっと引っかかることからさっぱり理解できないことまで、とにかく分からないことがでてきたらすぐに質問していました。回答をいただけるまでの時間も早いので、疑問が都度すぐに解消されて、自分でモヤモヤ考えて立ち止まらなくて良いのが良かったです。他の受講生の方が質問しているのも見えるので、モチベーションアップにつながったり、他の方の質問で自分も勉強になったり、すごく良い刺激になりました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問解説講座では、似た論点の比較や押さえるべきポイントを端的に挙げられているので、これを聴くだけでもインプット講座の復習になりました。そのため、私は過去問を解く前に先にこの講座を全て聴いた上で、過去問演習に入り、過去問を解いた後にもう一度講座を聴く、という方法をとっていました。
先に講座を聴いておくと、どういう部分に目をつけて問題を読んでいかないといけないのかが最初から分かった上で過去問を解くことができ、効率的に過去問演出ができました。時間がない場合の使い方としては良かったのではないかと思います。また、全肢について解説があるので、一つ一つ納得した上で進んでいくことができるのも助かりました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解説講座は、問題を読み進める順番から注意点、どんなことを考えながら読んでいくのかといったことまで、記述式を解く上で必要なことが詰まっていたように思います。
私は土地または建物の過去問を1つ解くごとに、その解説を聴く形で進めていましたが、解説を聴くと、自分がどこで勘違いやミスをしていたのか、ないしはこの申請書の書式がまだ頭に入っていないな、といったことが明確になり、一方でここまでは先生と同じようにできていた!という自信にもなりました。
過去問も年によって全く解けない年が何年かありましたが、解法を覚えるのではなく、なぜそうなるのか納得して解けるようになったのは、繰り返し過去問を解いては中山先生の解説講座を聴いたからだと思います。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

私はこれまで三角定規で図面を書いたことがなかったので、初めは講座を見ながら中山先生と同じように定規を動かしてみるところから始めて、練習問題を解きながら定規の使い方を覚えていきました。記述式過去問を解きながら、「途中でこれで良いんだっけ?」と不安になった時は、この講座に戻ってきて復習しました。
また、定規が滑らないように裏にテープを貼ったりといった、ちょっとした裏ワザが聴けたのも良かったです。三角定規以外の文房具についても、先生オススメのものを紹介してくださり、何も分からなかった私は、とにかく先生が言われるものを全て揃えました。特にシャープペンシルはすごく使いやすくて、お気に入りになりました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

私は関数電卓というものにも始めて触れたので、講座を見て、初期設定から基本の計算方法まで、1つ1つ覚えていきました。1つの計算方法の説明の後にたくさんの練習問題が載っていたので、色々な数値で繰り返し練習できて、体で電卓の使い方を覚えられました。
過去問演習に入った後も計算の部分でミスが多く、自分の中での課題だったので、定期的にこの講座に戻ってきて、苦手な部分だけをピンポイントで練習しました。過去問演習以外に計算だけの練習ができるというのが、勉強の効率的にもすごく良かったです。
最後の複合問題は結構難しくて、最初に複素数計算の講座を受けた時は太刀打ちできなかったのが、最後はなんとか解けるようになったのが嬉しかったです。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は休みの日に時間を測って、当日と同じような気持ちでやりました。過去問は繰り返し解いているうちに解けるようになりますが、実践答練では、初見の問題を解く難しさを実感しました。試験本番でちゃんと初見の問題を解くためにはもっともっと練習が必要なんだな、とモチベーションアップにもなりました。
また、実践答練で時間の感覚や当日の緊張感を意識した練習ができたおかげで、過去問演習も普段から時間を意識しないといけないな、といった勉強に対する姿勢の見直しにつながったり、当日どうしても分からなくて進めなくなったらどうしよう、といった当日のトラブルを事前に想定したり、という良い機会にもなりました。
当日落ち着いていつも通りの自分で受験するためにも、実践答練は必須だったと思います。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

アガルートの講座と先生方のおかげで短期一発合格、しかも上位合格することができました!
ありがとうございました!