合格者インタビュー

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

・地元へUターンをし、家族で開業をしたかったから
現在、地元から離れた場所で測量会社に勤めていますが、コロナ禍で両親が心配になったことと、夫婦で独立したい気持ちが重なり、受験を決意しました。また土地家屋調査士を知ったきっかけは、主人から「測量士を持っているなら調査士は試験免除があるらしいよ」と言われたことです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

・講師がとても楽しそうに授業を行なっていたから
お試しサンプルを数社取り寄せて拝聴した際に、1番楽しそうに講義をしており、直感でこの人から学びたいと思いました。実際、受講してみるとテキストと講義動画がリンクしており、分かりやすく聴いていて飽きることがありませんでした。

合格体験記・学習上の工夫

・テキストや過去問を音読して言葉を覚えた
文章の構成や単語が初見では難しく、何を伝えたいのかや、問われているのかが頭に入ってこなかったため、音で覚えようと思い、人と会話するくらいの声量で音読をして勉強しました。


・好きな分野から勉強して勢いをつける
毎日必ず勉強することをモットーにしたが、気分が乗らない日は好きな分野から取り組んで、机に向かうことを心がけました。私は土地の記述問題が好きだったので、それを解いてから択一式過去問をしたり、建物の記述式過去問をしたりしました。後半は勉強が習慣化され、机に向かわないと落ち着かないくらいになったので、良かったと思います。

・スケジュールは大まかに
勉強をする上で最初の頃はやる気があるため、スケジュールを詰め込みがちですが、そうすると長く続かないことを学生時代に経験したことがあります。そのため3か月は択一のみ、次の3か月は記述を、次は休日だけ択一式過去問と記述式過去問を通してやる等、大まかに計画を立てて、「今月は過去問を2週するんだ」といった具体的な目標は立てないようにしました。するとテキストの進みは遅いかもしれませんが、深く理解することができ、肩の力も抜けて、本番まで自信を持って臨むことができました。

・本番で慌てないために必勝ノートを作る
自分が自信のない分野や覚えておきたい内容をまとめたノートを1冊作り、試験本番はそのノートだけを観るようにしました。分厚いテキストを持って歩くのは大変だし、緊張で頭に入ってこないと思い、自分のためだけのノートを持参しましたが結果的に良かったと思います。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

・講義の動画は、移動時に観る
一通り講義を聴いた後は、動画は移動時間や隙間時間に観るようにしました。仕事では出張が多く、まとまって時間が取れないため、大変有効だったと思います。また中山先生の声が聴き取りやすく、特徴的だったため、聴いていて理解しやすかったです。寝る前は、音声のみを流し、寝る直前まで聴いていました。

・講義の目次がとても有難かった
当初の講義動画では目次がなく「不動産登記法01」のように番号のみで管理されていたと記憶しています。それが中盤あたりで目次が作られたため、講義を聴きたい内容にたどりつくまでに時間が掛からなくなりました。勉強途中で振り返りたい時に何番の動画だったか遡るのが面倒だったため、改善事項として挙げたい内容でしたが、解決されたため良かったです。・民法のテキストは流し読み
民法は正直苦手で、講義動画を観ることに専念し、テキストは不動産登記法に比べたら書き込みはしませんでした。一方で不動産登記法は重要な項目に付箋を貼り、動画番号を書いたり、意味の分からない単語には印をつけて利用しました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

最初のうちはひたすら年ごとに解いていきました。3週ほどすると答えを覚えてしまうため、今度は苦手な分野の洗い出しをしました。テキストの答え部分に「土地の地目」のようにどの内容か書いてあるため、間違えた箇所の内容を列挙し、その箇所の不動産登記法のテキストと講義動画を見直しました。
また択一式過去問の動画は、過去問を解いた後必ず観て、択一の内容だけでなく付随する内容も覚えるようにするため利用しました。問題ごとに動画があったため、その箇所のみを振り返る際は、便利でした。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

こちらも択一式過去問と同じで最初はひたすら年ごとに問題を解いていきました。
土地と建物でそれぞれ時間がかかるため、日に応じてどちらかしかしない日もありました。問題に慣れてくると作図も合わせて解いていき、その時は時間をはかりながらしていきました。講義はこちらの疑問に答えてくれるような内容でとても助かりました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

定規の使い方は独学では習得が難しく、大変ためになった講義の一つです。
土地家屋調査士の試験は2回受けており、1回目は独学で受験しました。その際、土地家屋調査士用の定規を持っておらず、文房具店で売られている普通の三角定規で挑みましたが、ご想像通り惨敗でした。
土地家屋調査士は他の資格と比べて市販の受験テキストも少ないため、定規の使い方を習得するにはアガルートのように専門の塾で教わるのが1番だと思いました。利用方法としては、2回程度講義を観て、過去問で実践をするような方法で行いました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

こちらも、定規の使い方と同様に、独学での習得が難しく、大変ためになった講義の一つです。市販のテキストを見た時は、三角関数を使った計算方法が記載されており、途方に暮れたことを覚えています。X、Yをそれぞれ算出しなくてはいけないのに、三角関数の計算方法では2倍時間がかかると感じました。他の学習塾(どこかは忘れたのですが)でも、三角関数で計算する方法を教えており、そこは受講しない要因の一つとなりました。それくらい中山先生の複素数計算の内容は、効率的で的確な答えを導き出せる内容になっていると感じました。
利用方法は、定規の使い方同様に、講義は2回ほど観た後は、過去問などで複素数計算を実行し、手で覚えるように心がけました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は、過去問とは異なる数少ない新規の問題集のため試験本番日から直前まで開きませんでした。たしか、試験日の1か月くらい前に初めて解いたと思います。
また利用方法も本番を意識して、1日1問(択一から記述までを通して)時間をはかって行いました。時間は択一で何分、土地で何分、建物で何分と記録し、問題ごとに差がないか確認しました。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私が受験した年は、成人が18歳に引き下げられるといった法改正だったため、大幅なものではなかったと記憶しています。そのため、受講自体は、1回内容を確認するのみでした。ただ、当初は独学で勉強していたため、教材が古く法改正に対応していない箇所もあり、アガルートのテキストの内容と自分の知識に差異がある項目がたまにありました。
その時、始めからアガルートで勉強しておけば不要な混乱はなかったなと感じました。法改正の対応も迅速で、中里先生たちがTwitterなどのSNSで周知しているのがとても印象的でした。あまり他の学習塾は知らないのですが、アガルートではFacebookでの質問回答やTwitterでの情報発信など分かりやすく、親しみやすく、大変助かりました。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

私が合格できたのもアガルートを受講し、先生方に教えていただいたおかげです。
社会人になってからの勉強は孤独なことも多く、惰性になってしまう場面もありますが、先生方がTwitterやYouTubeで鼓舞していただき、やり切ることができました。受験前後のYouTube配信は見る専門でしたが、とても励まされました。本当にありがとうございました。