合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私は以前、建築技術職として、地方自治体の建築や開発行為の指導を行う部署で働いており、土地家屋調査士の方と一緒に仕事をする機会があったことからこの資格を知りました。
一級建築士を取得したものの独立へ向けて調べていくうちに、建築士よりも土地家屋調査士の方が独立しやすく稼ぎやすいということを様々な人から聞いたことがきっかけで受験しようと決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

通信の講座の中でも、教材も新しく、オンラインに特化しているイメージがあったので選びました。
受講する前はホームページをはじめTwitterなどで情報収集をしたところアガルートは初年度合格者が結構いたことに加え、中山先生のブログやYouTubeで学習スケジュールや学習方法が明確になっていたことも申込を後押ししました。

合格体験記・学習上の工夫

学習開始はちょうど一年前の試験が始まるころ(9月)からはじめ、年内は総合講義の動画を一周するのみでした。年明けからは択一の過去問を1日1年分解くことにしたのですが、5月ごろまでダラダラとやったりやらなかったりして過ごしてしまいました。この頃までに択一の過去問は2周くらいやっていたと思います。
5月の連休からはさすがに焦りはじめ、複素数と定規の使い方を即座に見終わり、記述の土地or建物どちらかと択一1年分を解くことにして7月ごろまでに記述は1周、択一は4周くらい終わらせました。
8月からは子どもが生まれたのを利用して有休などを利用して平日も勉強漬けになったことが功を奏し初受験で合格することができました。
とくに良かったと感じたものは、合格ゼミです。座談会では講師の方々の意見や他の受験生の勉強の進捗度合い確認やモチベーション維持に役立ったと思います。逆に失敗したと感じたものは定期カウンセリングを受講しなかったことです。勉強のペースが分からず、モチベーションも上げられず少し苦労しました。
私は、他校は全く利用せず、アガルートで受講した入門総合カリキュラムについてくる問題集と実践答練3回分、合格ゼミの問題だけで合格できたので、合格ゼミで中山先生からお話のあった、過去問を回すことができてない人がいかに多いかという言葉がとても説得力がありました。
最終的に択一式の過去問は20周、記述式の過去問は5周やることができ、総合講義や合格ゼミなどを活用することで一発合格できました。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

合格総合講義は受験開始とともに一周することで試験の大枠を掴むことができました。また、試験日までテキストと動画を何回も見ることで知識の定着を図れました。
他資格で他校の予備校を利用したことがあるのですが、中山先生の分かりやすい解説が悩むことなく知識の定着を助けてくれました。また、チャプターが短く隙間時間でも学習できることに加え、学校にいかずともスマホで学習できる点がとても良かったです。実際の学習の際は、1.5倍速、2倍速を多用してテキストを読み込んだ後の復習を素早く完了させることができました。
また、テキストは申し込み後数日で届いたため、先回り先回りで動画を見ることができ、自分のペースを乱されることがないことが特にメリットであると感じました。テキストも2冊しかなく情報量が少ないかと思いきや、合格に必要な情報は全て載っており、結果として直前期の見直しがしやすく、点数アップにつながったと思います。
また、テキストは他校より小さめで持ち運び安く、カラー印刷なのでとても見やすく良かったです。直前期はテキストにある50種類の申請書例を暗記することで、本試験でもほぼ同じ申請書が出題され、なんの問題もなく解答することができ満足です。この辺りはさすが今勢いのある予備校だと感じました。受講を検討されている方に強くお勧めしたい講座です。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問解説講座は【土地家屋調査士】合格総合講義が終わった後から試験当日までずっと利用した講座です。
まず市販にはない問題数が掲載されており、1日1年分を解くことで調査士試験に必要な知識が横断的にカバーできることが便利でした。
また、問題を解いて、解説を読んで、それでも解らない箇所は動画を視聴し理解を深めることができました。その内いくつかはFacebookで質問することで全ての問題の意味が理解できるところまで学習することができました。
択一式過去問解説講座の動画は全部を視聴しておらず、解らないところのみ視聴しました。それでも全体の5割くらいは視聴しました。本試験でも似たような問題が数多く出題されるため、択一過去問を繰り返し解くことは非常に有用だと思いました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解説講座は、6月ごろから問題を解き、視聴を開始しました。
6〜7月までは1日建物か土地を一年分ずつ解きました。8月以降は1日1年分(土地、建物両方)を解くことで約2週間で問題集を一周するペースでした。
直近の年度は比較的問題が簡単で、年度が古くなる程に難問となるため、レベルアップしている感があり楽しく学習することができました。つい記述式が楽しくなってしまい、択一式が疎かになるためバランス良く学習を進めました。
問題の解説では、複素数によって解説されていることも他校と違った特徴だと思います。複素数をつかって計算したあと、解説も複素数による解説なので違和感なくスムーズに学習を行うことができ、非常に良かったです。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

新・定規の使い方講座は記述式過去問を解く前に利用しました。定規の動かし方が動画によって分かりやすく説明されていて、実際の作図でも迷うことなくマスターすることができました。
テキストのなかでは、土地所在図、地積測量図、建物図面、各階平面図など本試験で書かなければならない図面の書き方も解説されていて、記述式の解答用紙を作成するために必要な知識が詰まった講座でした。
また、おすすめの文房具や定規の加工の仕方なども解説があり、文具選びも悩む必要がなく大変助かりました。
9月ごろの追い込み期前に講座の動画を一通り視聴したことでイマイチ早く描けなかった地積測量図がさらに早く書けるようになったことがとても感動しました。図面を書くことに慣れた後でもう一度視聴することでさらに効果を発揮すると思いました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

試験勉強を開始するまで、複素数というものが何も解らない状態でしたが、動画を真似して電卓を叩いていくうちになんの問題もなく複素数を習得することができました。私は複素数でしか調査士の学習をしたことがありませんが、全ての問題が全く問題なく、しかも早く解けると感じました。調査士の試験では複素数を否定するような声も一定数ありますが、全く気にすることなく複素数一本で学習していくべきだと思いました。
講座の最後には練習問題がついており、これを繰り返し解くことで電卓の使い方と複素数で何をやっているのかを明確に理解することができました。
また、過去問を解いていて計算がイマイチできなくなるブランクに落ちいったときは、この練習問題に戻ってくることで、再び感覚を取り戻すお守り的な使い方ができました。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は過去問題集をかなりこなした後に力試し的な使い方で利用しました。実際の本試験を意識したような問題構成となっており、慣れた過去問では味わえない感覚を身につけることができたと思います。
また解説動画ではなぜこういう出題をしたか、講師陣の考え方が語られており、納得しながら学習を進めることができました。少し描きにくい図面や申請書を答練でやったからこそ、本試験では焦ることなく冷静に問題を解くことができたと思います。
いま振り返ってみれば、実践答練を学習の要としている他の予備校と違い、過去問を繰り返し解くことをベースとして、その力試しとして実践答練を位置づけているアガルートの考え方が私にはとても合っていたと感じます。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

令和4年度試験は受験勉強を開始してしばらくして民法が大きく改正されましたが、どこがどのように改正されたか、それによって問題の出題形式にどう影響が出るかが分かりやすく解説されており大変助かりました。また、過去問で問題文や解説に影響が出る箇所も分かりやすくまとめられており重宝しました。
講義時間もコンパクトにまとまっており、勉強時間を圧迫せず、コーヒーブレイク的に受講することができました。
また、講義レジュメとともに、問題集やテキストに貼り付けて使えるよう考えられた資料も一緒に配布されたことで、問題集やテキストを見ながら改正箇所を追うことができ、記憶に残る学習ができました。
法改正などを素早くフォローアップしてくださる姿勢にもアガルートを選んだ価値があると思いました。

合格ゼミのご感想・ご利用方法

合格ゼミの座談会が始まるまで勉強に身が入らず、ダラダラと学習をしてしまっていましたが、かなりの難問にもかかわらず普通に解いてくる他の受験生をみてかなり焦って勉強に火がついたことで無事に一発合格することができました。もともと一人で黙々と勉強をすることができないタイプでしたが、座談会で中山先生が学習のペースや感覚を教えてくださって、2週間ごとにモチベーションを上げながら合格まで走り切ることができました。
通信講座の最大のデメリットである、周りの受験生の顔が見えないということが合格ゼミを利用することで完全に解消されました。また、他の講義動画では聴けない楽しい話も座談会では聴くことができ、とても楽しく良い思い出になりました。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

たくさんご指導頂きまして本当にありがとうございました。
狭い業界ですので何かとお会いする機会があるかと思いますが今後ともよろしくお願いいたします。