合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私は司法書士・土地家屋調査士・行政書士の合同事務所で各士業の補助者として働いていましたが、事務所の世代交代や経営面の変化から、同僚数人と前事務所から独立し、土地家屋調査士・行政書士の事務所として新たにスタートを切りました。
私自身は行政書士の資格は取得していましたが、独立を機に業務の幅を広げるため、土地家屋調査士とのダブルライセンスを目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

元々数学が得意なほうではなかった為、記述問題の座標計算に苦戦していました。そんな折、中山講師の「合格ブログ」の複素数による測量計算ミニ講座を拝見し、内容が分かり易く、複素数を利用した計算についてより学習をしてみようと思ったことがきっかけです。

合格体験記・学習上の工夫

令和3年度の試験では、択一については18問正答し、全体の基準点も合格圏でしたが、記述式問題で足切りされ不合格という結果になりました。そこで、記述式の取り組み方を根本から見直そうと考え、新・定規の使い方講座及び[中山式]複素数計算の内容を一からインプットし、過去問や演習の座標計算や作図を重点的に学習し直しました。
特に作図については、若干我流の方法に寄ってしまっていたので、テキストやオンライン講義の作図方法に忠実に従うようにすることを意識しました。我流に寄ってしまったことで生じていた、無駄な計算や定規の扱い方を矯正できたことで、飛躍的に作図スピードが上がったことを体感しました。
日中は仕事をしながら学習時間を確保するために、通勤時間中はオンライン講座をスマートフォンで流しつつ通勤していました。また、休憩時間等も無駄にしないように、デジタルブック等で常に勉強できる環境を作るよう心がけていました。
終盤期は、時間配分や解答速度を上げていくために、実際の試験時間を計りながら、過去問や演習問題をひたすら解いていました。また、実際の試験の空気感や感覚を掴むためにも、会場で行われる形式の模試にはできるだけ参加するようにしていました。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

オンライン講座については、主に通勤等の移動時間や仕事の休憩時間に視聴するようにしていました。昨年は、他校の講座動画を利用していましたが、その予備校の動画は一動画ごとの再生時間が1時間や2時間程度あるものが多く、なかなか一度に視聴する時間が確保できずに、途中で中断してしまうことが多々ありました。また、長い動画を視聴しきることが目的となってしまい、視聴しただけで、勉強をした気持ちになってしまっていたこともありました。
アガルートの講座動画は、一単元ごとの動画時間が30分以内の短いものが多いため、通勤中や昼の休憩時間等、少しの隙間時間にも集中して、メリハリのある学習ができていたと思います。まとまった時間がなかなか作れないような状況でしたので、私にはアガルートの細分化した講義が合っていたと思います。
また、紙のテキストだけでなく、デジタルのテキストも充実していたため、何かしらの少しの待ち時間等でも、スマートフォンで手軽に学習を進められたこともよかったです。動画視聴ページで学習の進捗がパーセンテージで表示されることも、現在の学習の進み具合の把握がしやすく、学習計画の調整やモチベーションの維持に役立ちました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

講義動画とテキストを一通り終えた後は、とにかく過去問を何度も周回しました。
試験の時間配分として、択一式問題は30分以内には終えることを目標としていましたので、少しでも時間ができた時には、択一式だけでも時間を計りながら、少なくとも30分以内には解ききれるようにしていました。間違えた箇所にはデジタルテキストに付箋機能がありましたので、間違えた箇所に付箋を貼ることで、簡単に後から間違えた問題を見直すことができたのでよかったです。
また、デジタルテキストであれば、外出時の移動時間等にもスマートフォンで手軽に学習することができたので、混んでいる電車等でも場所を取らずに、過去問に取り組むことができました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

令和3年の土地家屋調査士試験では、記述式が足切り点に足りず不合格であったため、新・定規の使い方講座と[中山式]複素数計算を学習した後は、ひたすら何度も周回しました。土地家屋調査士試験は時間との勝負なところもあると思うので、時間を計りながら、いかに早く正確に解答できるかを意識してか過去問に取り組みました。
新・定規の使い方講座と[中山式]複素数計算の内容に忠実に従って座標計算や作図を行うようにしたことで、記述式を解く正確性やスピードはかなり向上したと感じました。
まとまった時間が取れないようなときは、とりあえず座標計算と作図だけ、というように部分部分に分けて時間を計りながら取り組むようにしていました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

令和3年の土地家屋調査士試験では記述式問題で足切りになり不合格であったため、座標計算の方法と作図方法について一度、一から見直そうと考えていました。筆記用具等もテキスト記載の物を買い揃え、心機一転の気持ちで取り組みました。
私は筆圧が強いためか、作図中に三角定規がズレてしまうことが多々ありましたので、三角定規にビニールテープを貼って滑り止めにする方法などは、目から鱗が落ちるような思いでした。
地積測量図、建物図面、各階平面図の作図方法の解説も丁寧で、わかりやすく、改めて記述式に関する理解が深まりました。限られた試験時間の中、正確かつスピーディーさが求められる調査士試験において、必要な作図知識と技術を得るために最適な講座であると感じました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

私は元々座標計算が苦手であり、記述問題の初っ端から苦戦していました。
そんな折、中山講師の「合格ブログ」内の複素数による測量計算ミニ講座を拝見しました。複素数計算は計算結果がズレるというような話を聞いていたので、初めは躊躇していましたが、ミニ講座の内容がとてもわかりやすく、計算結果がズレるという認識が誤りだという説明もあり、複素数を用いた計算を本格的に導入しようと思い、本講座を受講いたしました。
実際受講してみると、複素数計算は覚えるべき式や操作もそこまで複雑ではなく、苦戦していた座標計算も簡単に導き出せるようになり、大幅に計算スピードが上がりました。操作手順を覚えてからは、いかに早く正確に打鍵できるかを念頭に置いて、反復練習しました。

実践答練のご感想・ご利用方法

まずはその時点での実力把握の為に、できるだけ雑音が入らないような環境で、時間を計測しながら、本番試験のような気持ちで行うようにしていました。間違えた問題は、反復して復習し、苦手を残さないように心がけて学習していました。
また、過去問に出題されていないような、それでいて確かにいつ出題されてもおかしくないような問題もあり、過去問を反復するだけでは、見落とししまいがちな部分もより理解が深められたように思います。
後半期は、過去問と併せて、時間を計りながら何度も、繰り返し問題を解いていくことで、合格のための知識をブラッシュアップできたように思います。
過去問だけではカバーしきれない未出題の知識や、法改正後の知識をしっかり理解することができ、自信につながったと思います。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私は令和2年度の土地家屋調査士試験から試験勉強を始めました。
その年は法改正前の六法を使ったまま、法改正前の過去問等に取り組んでいました。その結果、その後の法改正によって、法改正前の知識と、法改正後の知識がごちゃごちゃになってしまっている部分がありました。
『法改正対策』過去問解説講座では、法改正によって、どこがどう変わるのかの改正点がわかりやすくまとめられており、頭を整理するのに役立ちました
また、改正点が本試験に出題されるとしたら、どのように出題されるのかなど、一歩進んだ論点も解説されており、実際の本試験に向けて、改正点がどのように影響するのか、という懸念を払拭してくれるようなものであったと思います。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

私は、土地家屋調査士の事務所で補助者として働いていましたので、申請書自体は目にすることが多くありました。しかしながら、実務と試験では申請書類の書きぶりの違いや、実務ではなかなか扱いわない登記申請では、添付書類等にあやふやな覚え方をしている部分がありました。
書式ひな形対策講座は、基本的な登記内容のひな型が網羅されていたので、特に建物の合体等の登記や区分建物など、実務で扱ったことのない登記申請のひな型を復習するのに役立ちました
また、登記原因の書き方などを確認したいときにも、該当するひな型をすぐに確認することができるので、本試験前の開場までの時間等には、ざっと最終チェックに利用していました。

不動産登記法総論<狙い目論点>講座のご感想・ご利用方法

一問一答形式で要点を抑えて効率のよい学習ができました。過去問や演習問題を行っていると、問題は択一式であるため、消去法で解いていくことができ、理解したような気持ちになりますが、案外単体で問われると、わからない問題もあったりと、知識の隙間を埋めるのに役立ちました
また、各論点の重要項目がピックアップしてまとめて出題されていますので、このテキストの内容は落とさずに正答できるように、繰り返し読んでいました。要所要所には、HINTという形で問題の解説の補足や注釈があり、よりわかりやすく知識を身に着けていくことができました。
一問一答形式なので、10分程度の隙間時間でも、手軽に始められて、切よく終わることができるのもよかったです。

民法<狙い目論点>講座のご感想・ご利用方法

民法自体は幅広いですが、土地家屋調査士試験で必要となる民法知識は限られていますので、合格総合講義を一通り学習し終えた後は、過去問や演習問題と並行して、民法については、<狙い目論点>に出題されている内容をしっかりと間違いなく答えられるように繰り返し学習を進めました。
土地家屋調査士試験に必要な知識に絞って、重要な論点がしっかりとまとめられているので、過去問や演習問題と併せてより隙のない知識固めが、無駄なく効率的にできたように思います。
狙い目論点は一問一答形式の問題構成なので、突然できたちょっとした待ち時間のような場面でも、スマートフォンさえあれば、サッと始められて、サッと終わることができるのもよかったです。

記述式計算ステップ講座のご感想・ご利用方法

とにかく令和4年試験に向けて、記述式の特訓の必要性を感じていたので、新・定規の使い方講座、[中山式]複素数計算と並んで、重点的に学習に取り組みました。
もともと数学的なものに苦手意識がありましたので、正弦定理やら余弦定理やら見ていると面倒な気持ちになってきますが、計算方法が丁寧に解説されており、とてもわかりやすく学習が進められました。
また、項目の末ごとには、練習問題が設置されており、学習の理解度をしっかりチェックできるところもよかったです。苦手意識のあった座標計算でしたが、本講座を一通り学習し終える頃には、過去問や演習問題の座標計算が難なく解けるようになっていたので、しっかりと身につく学習ができていたように思います。