合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私は過去に建築士の資格を取得しています。また、建築施工管理経験も豊富ですので、これまでの私自身の経験や経歴、取得済み資格との組み合わせで、最大限有効に活用出来そうだと感じた為、土地家屋調査士資格を取得しようと考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私は地方在住である為、ウェブ講義の充実した予備校を希望していました。そこで、ウェブ講義のある複数の予備校から各種資料を取り寄せ、比較検討しました。その結果、アガルートを受講するのが私にとってはベストの選択だと考えました。

合格体験記・学習上の工夫

私は、令和3年10月に令和4年度土地家屋調査士試験の学習を開始しました。入門総合カリキュラムというコースで、オプションの定期カウンセリングは購入しなかった為、最初に令和4年10月の筆記試験受験までのタイムスケジュール作りを行いました。アガルートが公開している大まかなスケジュールを参考に、全体計画、短期計画を策定し、先ずは講義動画やテキストを用いたインプットを実行してみました。
しかし、思うように進まず、何度も何度も全体計画、短期計画の見直しを行いました。概ね一か月未満のスパンで計画に対する進捗具合を精査し、その都度全体計画を変更、調整するのです。基本的にこの進捗管理については、自分自身で考えてやるしかなかったので、スケジュール策定の考え方が正しいか誤っているか、日々試行錯誤で、大変苦しい思いをしました。お金に余裕のある方は、オプションの定期カウンセリングを購入される事をおすすめします
また、私のメインの学習時間帯は早朝5時から8時の3時間でした。朝起きてからの数時間が最も脳が活性化するからです。勿論、起き抜けは頭がボーとしますので、30分程度はストレッチをしたり学習計画の進捗表を眺めたり、茶を飲んだりしてウオームアップしていました。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

本講義はウェブ上で録画された講義を、それぞれの受講生が自宅等でテキストを手元にし、受講するものです。その性質上、時間を選ばず、いつでも何処でも受講出来る為、大変便利なシステムだと思います。その反面、実際に講師の先生に相対する場合に比べ、自律的、自発的に学習する事の出来る方でないと、つい手を抜いたり、サボりがちになったりするのではないかと思いました。かく言う私も、学習の前半戦では結構手を抜いていた部分があった様に思います。そんな中、他校の全国統一模試を受験し、その惨たんたる成績に直面し、このままでは確実に落ちると自覚した結果、学習に身が入ったのでした。
このように、ピンチに直面しなければ頑張れない人間である以上、何らかの方法で作為的に危機を作り出し、その結果自己を発奮させる手法はとても有効だと思いました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

デジタルブックは非常に使いやすいと感じました。私はデジタルブックばかり使いました。
択一式過去問解説講座の解説については、テキストの解説を基にネット等で条文なんかを確認し、理解を深めました。おそらく私がとったのが、入門総合カリキュラムだった為だと思います。択一過去問については最終的に10周ほど回したと思います。最後の方は、全ての枝を他人様に解説できる位までになりました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

講座の内容としては、解説が的確かつ端的であり、何度も読み込み、解く事によってグングン実力が付いていることを実感できます。記述式過去問についても最終的には10回位回したと思います。特に古いものについては計算が複雑で、挫折しそうになりながらも何とか繰り返し解く事で手が早くなったと思います。解いて、解説熟読して、また書いてと繰り返しが大事ですね。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

論理的に定規の使い方が解説されています。学習初期に繰り返し例題に取り組みました。私が以前からドラフター等を用いて作図していた事もあり、この講座はあまり時間をかけずにサラッと流しました。
定規の裏にテープを貼って、適度なグリップを発生させるやり方は、上手いなあと感じました。この講座を視聴し、そこに示される基本を守って、繰り返し記述式の過去問作図を行えば、どんどん上手く定規を取り回す事が出来ると思います。定規もアガルートオリジナルでなにかプレミアを感じました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

[中山式]複素数計算についてですが、これは、文句なしに素晴らしい講座となっていました。関数計算に不慣れな私でも、スキマ時間を活用して徹底的に繰り返しテキストの例題を解く事で、最終的には複素数計算による各種計算が、手足のようにスムーズに使えるようになりました。
また、中山先生のブログにある複素数計算に関する特集部分についても、何度も何度も説いてみました。この[中山式]複素数計算の講義を受けられるだけでも非常に値打ちのある商品になっていると思います。私は関数電卓も他のシャープやボールペン等の道具に関しても、悩みたくなかったので、中山先生のイチオシの物で揃えました。中山先生は一般的でシンプルな商品をおすすめされていますので入手しやすく、ハズレがありませんでした。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練については、付属の1〜3だけでは足りないと感じたので、後に3〜6を追加購入しました。内容については、他校に比べてより、本番に近いレベルの作問となる様心掛けておられる様に感じました。あまりに難解な作問だと、知識は付いても本番で最も大切な全体のペース配分が身につかないと思います。
そういった意味でアガルートの実践答練は、難しすぎず、書式も本番にごく近い為、たった1度の本番のシミュレーションとして集中して取り組むのに最適の作りでした。
解説についてもシンプルかつ的確で、この商品もとても値打ちがあると感じたため、追加購入をしたのです。ただし、アガルートは添削がない為、自己採点となります。本試験の自己採点と採点結果はさほど乖離しておらず、結果的にはちゃんと出来ていたようです。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

『法改正対策』過去問解説講座については、本試験の重大なトピックとなりうるので、当然に対策が必要であると思います。アガルートさんの法改正対策は、これまたシンプルかつ的確なもので、「えっこれだけでいいの?」と驚きましたが、そこはアガルートが法改正内容を充分に把握、吟味して、土地家屋調査士試験にて影響が出るであろう部分に絞って対策されているが故だと思います。
結果として、本年は法改正関連の設問やトラップはなかったものの、必要にして充分な対策が出来ました。法改正については、年度によってそのボリュームに大きな差があると思いますので、今年度は運が良かったのかもしれません。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

講師の先生方、一年間大変お世話になりました。これからもよろしくお願い致します。