合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

現在司法書士事務所で補助者として勤務しており、土地家屋調査士という仕事を知った。また、土地家屋調査士の仕事は内業、外業がバランスよくあり、ずっと内業の司法書士の仕事は自分には合わないと感じたため目指すことにした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

土地家屋調査士を目指すにあたり、午前免除の制度があったので、取り敢えず測量士補を受験することにした。その際、中山先生の著書である「1冊合格!測量士補試験」を使って勉強していたため、その先生が土地家屋調査士の講座を開いているのはアガルートだったので迷わず受講を決めた。

合格体験記・学習上の工夫

中山先生がとにかく過去問を繰り返し解くのが一番だと仰っていたので、講義動画を全て視聴の後、とにかく過去問を解きまくった。択一は全年度12周、記述は7周程解くことができた。
択一を解く上で気をつけたことは、解説を思い出しながら解くことである。その際、解説動画の中山先生が印象に残っている場合もあれば自分なりに印象に残っている場合等あるので、それを思い出しながら解いていくと2〜3周目くらいから全問正解の年度がちらほらみられるようになった。理解の難しいと感じる肢等は携帯のメモアプリにメモし、隙間時間に何度も解き直したり、解説講義を何度も見ている内に解けるようになった
次に、記述式は計算、申請書、問題把握、穴埋め、作図など分野に分けて自分の間違えたところを分析した。計算は複素数がかなり相性が良かったようで、すぐにマスターすることができた。申請書は雛形を、過去問を解くのに疲れた際に気分転換として白紙の紙に書いて練習した。問題把握は問題文の読み方でかなり絞ることができるようになると感じた。
穴埋め問題は、よく問われる条文があるのでそれを覚えるように隙間時間等を使った。作図は数日空けるとぎこちなくなってしまうので、できるだけ毎日土地または建物の内一つは作図するように努めた。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

講義動画は非常にシンプルで分かりやすい解説で止まることなくスラスラと見ることができた。また、試験で問われる箇所や暗記すべき箇所、間違えやすい箇所などしっかりと教えて頂けたので、少ない回数で頭に叩き込むことができた。板書等も少なく、ささっとテキスト等に書き込める分量だったので聴くことに集中しながら学習を進めることができた。途中クスッと笑えるところもあり、全く飽きずに視聴できる点も学習を続けることができたのだと思う。
また、動画だけでなく音声のみのダウンロードも可能だったので、通勤途中の車内や待ち時間等にも耳だけで学習することができたので、非常に良かったと思う。中山先生の声もはっきりと聴こえるので学習するにあたってストレスになることは無かった。
最初は一発で合格できるかかなり不安だったが、過去問を解いて分からない箇所の講義動画を視聴すると腑に落ちることが多々あったため、最初は分からなくても取り敢えず講義動画を全て見て過去問を解くことが大事だと感じた。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問解説講座は、講義動画と同じく中山先生が担当されていたので、言い回し等の相違がなかったので非常に理解するのに時間が必要なかった。
問題に対して長々と解説するのではなく、短く的確な解説だったので数をこなしたい受験生にとってはかなりありがたい解説動画だと感じた。それゆえに問題を解く際に押さえるべきポイントが初学者の私でも分かるほどに成長することができたのだと思う。たまに難しい選択肢があっても中山先生の解説講座の動画を見ればそういうことだったのかと分かる瞬間が数多くあった。
また、問題毎にチャプターが切ってあるので、すぐに見たい問題の解説講義動画にアクセスすることができたのは学習する上で非常に助けられた。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解説講座では問題の読み方、解き方、計算手順、申請書の書き方まで網羅して解説があったので非常に学習しやすかった。問題の読み方では誰が申請者となるのか、どのような登記を求めているのかなど、注意して読むポイントを丁寧に解説して頂けたので2回目からそのポイントに注意しつつ解く習慣がついたので非常にありがたいと感じた。
計算については中山先生の複素数計算で解くことになるが、電卓操作が解説に書いてあったおかげで電卓操作に慣れていない私も解説を見るだけで答えに辿り着くことができた。申請書についても「問題文を読んだ時点で添付書面欄に書く!」というちょっとしたテクニックもあったので書き漏れ等のミスがほぼなく書けるようになっており、自分でも驚いた。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

新・定規の使い方講座を受ける前までは定規の使い方など全くわからず大丈夫なのだろうかと心配だったが、基本的な書き方、使い方をこの講座で学ぶことができたので、スムーズに過去問演習に移ることができた。また、三角定規にテープを貼ることで滑り止めになったり、全円度器にコンパス等で穴をあけることで使いやすくしたりなど、一分一秒が求められる土地家屋調査士試験における裏技があったのでそれだけでも受講できて良かったと感じた。
また、作図においてもプロットの順番等に気をつけるだけで素早く作図ができるようになったのでかなりの恩恵を受けていたのだと感じた。また、三角定規が入っている袋が全円度器がすっぽり入る大きさに設計されており、持ち運びにもとても便利だと感じた。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

[中山式]複素数計算は目から鱗の連続だった。測量士補を受けた際は電卓を使えなかったので手計算をせざるを得なく、「こんな計算を土地家屋調査士試験でやるのか…」と途方に暮れそうになっていたが、中山先生の複素数計算を知ってからというもの、計算でミスることはほぼなくなった
また、何より計算問題での答えを求めるまでの時間が圧倒的に早く、その分の時間を作図や問題検討に回すことができたのでこれ以上ない最適解の解き方だと感じた。
また、複素数計算のテキストは薄く、何度も見返したりするのに便利だった。さらに、巻末についている計算問題では全ての計算法を絡めた問題になっていたので、どの計算方法がわかっていないのか、苦手なのかがすぐ分かったので非常に良かった。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練では過去問にはない問題が全6回分(後半は追加で購入)あるので、過去問演習でほぼ覚えてしまっていた私にとってはフレッシュな気持ちで解くことができたので良かった。本番より少し難しく、論点モリモリの回もあるので、想像以上に時間がかかるが、理解した時の学力アップは目を見張るものがあった。ただ、過去問があまり回数こなせず、理解できていないのに挑戦するのはオススメしない。
過去問が7〜8割理解できてようやく腑に落ちる論点だったりが多いイメージなので、余力があれば挑戦する方が良いと思う。ただ、過去問で触れられず、出題可能性としては少し高めの論点もあるので、そう言ったところはこの実践答練を解かないと分からないと思う。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

『法改正対策』過去問解説講座は法改正によりテキストや過去問での変更を取り扱った解説講座だった。
今回は主に成人年齢引き下げがメインだったので、民法、調査士法が該当した。この講座ではPDFでテキストや過去問に対応した変更後のページが配布されており、このPDFを印刷して切り取り、該当ページに貼り付けるだけで法改正に対応できるので、非常に助かった。
また、問題も法改正に合わせて作問がし直されていたので法改正にすぐに馴染むことができたと思う。解説動画も講義動画同様、新録されており、とても分かりやすかった。また、法改正に伴って調査士法にも影響が及び、その点を使った過去問のブラッシュアップはとても助かったと思う。