合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

コロナ感染拡大の2020年頃から家に籠ることが多くなり、このまま時間が無駄に過ぎていくことは勿体ないと感じるようになり、比較的短期で合格ができそうであった測量士補を受け、合格する事ができました。
合格後に、20代の頃に不動産関連の別資格を目指していた頃を思い出し、当時は目指していた資格に合格する事ができなかった悔しい気持ちを土地家屋調査士でリベンジしようという気持ちが、10年越しに湧いてきて、午前免除が受けられる土地家屋調査士にチャレンジしてみようと思った事がキッカケです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

中山先生の測量士補講座を受けていたとき、説明が非常分かりやすく、調査士のサンプル動画やテキストも拝見して、この講義動画とテキストであれば、合格できるかもと直感的に感じたことが1番です。
また、講座の価格も抑えられていて、1動画あたりの収録時間や他の受験生の質問も閲覧できる質問制度や合格すれば「全額返金」なので、一発で受かれば無料で勉強をできるという事でアガルートを選びました。

合格体験記・学習上の工夫

2021年8月~2022年10月の本試験の直前まで学習を行いました。
インプットとアウトプットを同時並行で進めて平日1.5時間程度、休日は4時間程度の時間を勉強にあて、長期連休の時には休日と同じ時間を勉強時間に使いました。
インプットは初めから1.5倍速で、スマホで通勤途中に動画を見ながら学習を進め、帰宅後に動画やテキストで見た内容を索引で過去問を引いてアウトプットを進めました。分からない所はメモをしておき、後日見返せるようにして前に進むという事を意識して学習を継続しました。私の場合にはインプットだけで不安な部分はアウトプットの過去問解説等の説明を見たり聴いたりする事で理解を深めていきました。
また、非常に良かったのがFacebookのグループでした。他の受験生が質問している内容も確認できるので、自分が質問をしなくても他の方が質問していれば検索して活用をしていました。直前期には質問を問題と想定して質問内容を「自分自身が解答するならなんと言うか?」といった事もしていました。
とにかく学習を途切れなく継続的に行う事を心掛け、どんなに帰りが遅くなってもお風呂で動画を見たり、寝る間際に音声データを聴きながら寝るという取り組みを行いました。私の場合に学習をしなかった日はなかったと思います。必ず、5分でも10分でも行っていました。「自らを律して勉強をしてきた日々とこれまで行ってきた勉強に絶対的な自信を持つことは本試験当日の絶対に完走する。」という気持ち面でも非常に重要だと思います。その自信は本試験において必ず発揮すると思います。
本試験当日は当然初見の問題になりますが、令和4年の試験の問21のページをめくる度に、ページの多さに焦りと冷や汗が出てきました。そんな時でも、これまで行ってきた事を思い出し、絶対大丈夫、落ち着けば解ける。それだけの実力はついていると自分に言い聞かせる事ができる自信を、学習を進めていく中で身につける事は重要だなと感じました。気持ちで負けて諦めれば不合格です。ただ、諦めなければ合格の可能性はあると感じた本試験でした。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

【土地家屋調査士】合格総合講義は非常に使いやすく構成されていると感じました。
質は言うまでもなく、中山先生の分かりやすい説明とポイントを押さえた講義であったと感じます。また、1講義の長さも電車の中や仕事の休憩中でもサクッと見られるので細切れ時間があれば1講義だけでも見ようという気持ちになります。これが1時間や2時間ともなると、細切れで見たとしても前回再生した最後の所を覚えておいて再生するという手間もあり、中途半端なインプットになる為、短い動画であってもテーマ毎に区切られているのでインプットにおいては非常によく考えられていると感じました。
総合講義の活用は、講義動画は全体を1周し、知識が不足している所はメモをしておき後から再度見るような学習を行いました。理解できる部分についてはテキストで復習を行い確実なものとして、知識不足は動画や音声、テキスト熟読を行き来して知識の定着に努めました。最終的には動画・音声含めて多い箇所で5周くらいはしたと思います。
必要な知識は【土地家屋調査士】合格総合講義に全て網羅されており、学習の軸となる講義になるため、これを信じてやり抜くことが重要だと思います。ある程度知識がついてくると陥るのが、細かい論点が気になり始めたりしますが、逆に記載がない論点は重要ではないし、基本が分かっていないのに細かい論点を探究するのは意味がないと考えていたので、まずはテキストを完璧にするという事を重点に置き取り組みました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問解説講座は1つ1つの肢を解説してくださっていますので、それが基本テキストと相まってより理解が深まる講座です。
私の場合、年度毎で過去問を回すことと、基本テキストを読み込んだあとにすぐに関連する過去問を索引から引いて解くような使用方法をしていました。そうすることで問題で問われる論点や重要なポイントを早めに抑えて再度テキストに戻って繰り返すという利用をしていました。
また、【土地家屋調査士】合格総合講義で不安がある部分を本講座の解説を確認する事で理解が深まる為、ある意味インプットとしても活用ができるかなと思います。
本試験では2時間半という時間の中で択一を解いて、土地・建物の記述を行わなければならないので、択一20問を解く時間は最大でも30分を目標で解けるように、過去問は全て20分台で終わらせ、100%できる状態までもっていく事を考えながら学習を行いました。結果的に本試験では予定通り30分以内で20問を終わらせる事ができ19問正解する事ができました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

【土地家屋調査士】合格総合講義も受け、択一式過去問講座も行い[中山式]複素数計算、新・定規の使い方講座後にも関わらず、記述式過去問解説講座の学習を開始したときは正直全く解答することができませんでした。「これ初学者が問題を解くことができるのか?」とかなり不安になります。
ただ、解説講座を受けることで中山先生が解答導出までの流れを解説くださいますので、不思議と徐々に解けるようになっていきます。テキストの解説も電卓操作の順序も詳細に記載がされているので初期の段階では非常に分かりやすいですし、解説に沿って一つ一つ過去問を進めていくことで、計算のパターンを修得できるようになります。私の場合、時間があまりとれないときには、座標計算だけ3年度分を解いたり、建物の床面積や各階平面図や建物図面をフリーハンドで書くという学習を行っておりました。
記述の対策はテキストの読み込みだけの対策は不十分なので自分自身がとにかく手を動かして計算を行い、多くパターンを手になじむまで行うことが必要になります。手取り足取り解説というよりも、本講座は自分自身で手を動かして、解説を聴きつつ自分で電卓を叩いて解答をしていくような講座になりますので、本試験で力が発揮できるように作り込まれている合格には必須の講座でした。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

新・定規の使い方講座は三角定規2つの動かし方や線の引き方や、プロットの仕方等を丁寧に教えてくださっています。慣れなるまでは、定規がズレてしまったり、手に力が入りすぎたり、メモリを読むのに時間が掛かる等、初めの頃にうまく使いこなす事は難しいですが、記述の練習を開始すると慣れていきます。
新・定規の使い方講座では基本的な動作や書き方や滑り止めの為にビニールテープを貼るというような小技も指南してくださっていますので、見よう見まねでとにかく反復してやり続ける事でスムーズに図面が書けるようになる講座です。
また、各種図面の記載事項もまとまって記載がされており、しっかりと知識面でもカバーされており、本試験でも何を記載すべきで何を記載しなくてよいかというのは必ず確認する為、定規の使い方だけではないことも学習ができる講座だと思います。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

[中山式]複素数計算は記述式突破においてはマストで身につけるべき内容が込められている講座です。
座標計算においては、複素数のほか、三角関数での解法もあるようですが、素早くミスを少なくする事ができる複素数は試験合格に近づく為に絶対にマスターすべき内容が詰まっています。この複素数計算をマスターする事で圧倒的な時間短縮に繋がり、2時間半という短い時間で初見の本試験問題を完走しなければならない為には、時間短縮は本当に大事だと思います。
また、講座内容で学習すべき内容が全て詰まった最終の問題は計算パターンが網羅されていますので、記述の過去問以外でも有効な問題になる為、記述対策としては非常に良い問題であると思います。なので、何度も行うことをお勧めします。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練はオリジナルの択一問題と土地・建物の記述が本試験形式で構成されていますので、私は過去問を一通り習得できたタイミングで活用しました。
なかなかオリジナルの問題は市販されていないので、「択一と記述の過去問を一通りの学習を終わらせた後に、自分自身の力が初見の問題にどれだけ通用するか?」という実力を試すことができます。自分の知識で不足している部分を見つけることができる為、非常に重宝をしていました。過去問は周を重ねてくると手が機械的に動くようになってしまう為、新しい問題を欲してくるようになります。中途半端にやらないように丁寧に本試験通り時間を計測して活用するのが良いかと思います。
ちなみに中山先生のブログの計算問題も実践答練と異なりますが、計算問題の苦手だった私にとってはこのようなブログは非常にありがたく思っております。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

『法改正対策』過去問解説講座に関する内容は、民法では未成年者が18歳未満になった事、婚姻開始年齢にかかわる事、調査士法では18歳から調査士となる資格を有するように改められるという内容が大部分でした。
こうした法改正は受験生側でどこまでが法改正として対応しなければいけないか?該当する過去問を確認して対策するのはなかなか難しいのかなと思います。
アガルートでは法改正に関連する過去問についても改正に伴った解説を行って頂けます。これまで知識として蓄えていた知識をアップデートして、本試験前までにしっかりと講座を受けて、改正点の出題がでたら取りこぼさないようにしっかりとサポートをしていただけるのは非常に安心感があります。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

講師の皆さま
アガルートを信じて、自分を信じてやり切りました!本当にありがとうございます!
<中山先生>最高の講義をありがとうございます。間違いありません!最短ルートアガルートです!!
< 中里先生 > 計算で自分を救ったのは記述計算ステップ講座でした!本当に理解が進みました。(本試験では計算ミスしましたが、、)中里先生の説明は分かりやすく、今回もし不合格だったら上級総合カリキュラムを受けようかと思っていたくらいです!ありがとうございました!
< 高野先生 >YouTubeの過去問解説かかさずに拝見しておりました!お二人のお子様を子育てしながらの勉強で合格は尊敬します。我が家の奥さんも子育てしながら資格勉強を行っているので支えながら一緒に頑張っていきます!