受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士補試験を目指した理由・契機

私はもともと、測量関係とは全く異なる業種に5年ほど従事していました。

しかし、売り上げの半分近くを観光に依存していたため、近年のコロナ感染症のあおりを受け、売り上げが激減してしまいました。

結果、業績が大きく下降し、今後同じ仕事で生活をしていけるのかという一抹の不安を抱えていました。

そんな折、昨年の7月頃に親戚の土地家屋調査士の人から「共同で経営している建設コンサルタントに来ないか」と声をかけられ転職を決意。
測量士補を取得したら給料を上げてくれることを約束していただいたため、勉強に踏み切りました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

手探りの状態ではありましたが、仕事と並行していくなら動画やテキストで自分のタイミングで勉強できる方が都合がよかったので、そういった条件の中からアガルートさんを選択させていただきました。

特に、今回応募させていただいた返金特典が決め手でした。

合格体験記・学習上の工夫

私は特に数学が苦手で、受講開始直後から入る高校数学の復習の時点ですでに頭が痛かったです(笑)

まずは理屈よりも結果を覚えてしまおうということで、計算の方法や式は何度も過去問を繰り返して、「この問題はこう解く」という覚え方から始めました。

その後で別の方の動画やホームページの解説、会社の先輩方に解き方をお伺いして理解を深めていきました。特に冬場は本業が暇だったため(雪国なので屋外で測量ができない)、就業時間中も試験勉強をする時間をいただいていたのが助かりました。

春になって屋外作業ができるようになってくると、秋までは言われた通りにトータルステーションやエクセル入力をしていただけだったものが、なぜその部分を測定するのか、エクセルで計算をするのかという理由を少しづつながら理解できるようになり、試験だけではなく、本業にも活きてくることが勉強を継続するモチベーションに繋がりました。

特に自分は道路上や山地での測量が多いため、多角測量、応用測量などの分野で勉強した事柄が役に立ちました。
IPやBCなどの単語の意味を覚えた事で図面の意味もわかったし、現場で先輩方が何を言っているのかが聞き取れるようになりました。初めて会話に割りこめたときはとてもうれしかったです(笑)

法規や誤差の種類などの暗記は、mp3音源を利用しました。
自分は運動のために夜散歩をする習慣があるのですが、そこで音楽を聴くところを講義の音声にさしかえて、繰り返し聞いて覚えました。

総合講義のご感想・ご利用方法

特に計算の部分で何度もつまずいたため、人相手ではとっくに呆れられていたであろうくらい繰り返し同じところを聞きました。

そういった意味では撮影済みの動画という形態はとても助かりました。倍速機能もあり、何度も訊き直す時は1.5倍速をよく利用させていただきました。
正直なところ、3倍速って誰が使うのだろうとは思いましたが(笑)

また、講師の中山先生の話し方もゆっくり丁寧でわかりやすく、言葉をかみ砕く時間が必要があるであろうところでは間を置いてくださったりと、受講者目線に寄り添っていただいた講義はとても理解がしやすかったです

3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

講義もすべて聞き終わり、過去問も手に入った範囲でほとんどやり終えたころにこの問題集と講義をいただき、勉強の理解度深める際にとても有意義に利用させていただきました。

もちろん講義も大事ですが、この冊子自体が試験で重要な部分を抜粋しており、かなり有用でした。

今後、知人の方などが測量士補検定をうけようとしているのなら、この冊子を100%オススメしながら貸すと思います。

3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

体験記においても書きましたが、動画の講義というよりは、mp3音源をダウンロードしてウォークマンで繰り返し聞くことに使いました。

特に法規の部分はややこしい点が多かったので、最後の方は丸暗記していたくらい聞きこんでいました。

ただ、一点。
私のパソコンの問題だったのかもしれませんが、音声ファイルをダウンロードしたところファイル名が文字化けしており、それらを整理してからウォークマンに入れる手間がありました。
アガルート側さんの問題でありましたら、そこだけは改善願いたいです。

講師へのメッセージ

もとより学の浅い自分の独学では一発合格は不可能だったと感じております。
このたびは、測量士補の勉強についてご教授いただきありがとうございました。

私事ではありますが、測量士補試験を受ける前の月に重大な障害を患ってしまったので、資格をいかすつもりだった測量コンサルタントの仕事は辞めざるをえなくなってしまったことは大変悔しいのですが、勉強することの意味、重要性を、先人達が言ってきたのと同じ轍を踏み、「学生の頃に知りたかった」と身をもって感じているところです。

これを機に新たな勉強を始める事へのハードルが下がったことを自分の中でも感じており、今後の人生でどう転ぶはわかりませんが、何かの変化のきっかけであったことは間違いないと思いました。