合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

調査士試験を目指した理由は、将来地元で土地家屋調査士として仕事したいと思ったからです。

私は現在より5年程前に土地家屋調査士の存在を知りました。当時は別の業種での仕事に就いていましたが、調べるうちに深く興味を持ち資格取得のために勉学を始めました。

勤務先も測量会社へ転職し、測量実務を経験しながら勉学に励みました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私は3回目の受験で合格になりました。

1回目は過去問理解が5割程の受験。2回目は過去問理解が8割程で受験。1回目の得点が合格点より10点足らず、2回目の得点が合格点より3.5点足らずでした。

独学では限界を感じたことがあり、アガルート の講座を受講しました。

合格体験記・学習上の工夫

私の学習方法は、テキストを手元に置き、講義動画の視聴を約3ヶ月間まずは行いました。これにより、今までの知識が浅かったものだと痛感しました。その後は、過去問択一問題、記述式問題を繰り返し学習。

過去問が安定して正解できるようになった後、模試問題に挑戦しました。

勉強確保時間としては、毎日3時間のペースで行いました。しかし仕事の都合、やる気の問題、他の誘惑等あり毎日3時間常にできた訳ではありません。

3時間出来なかった時は、翌日に不足分を足して学習して毎日【平均】3時間を目指しました

学習を始めた時は、問題の意味が分からないことが多く、やる気が奪われたり眠気が襲ってくることが多かったです。

しかし、それを乗り越え理解力が向上してくると、間違った問題に対して悔しく思うことが多くなりました。

「この問題知ってるのに解けなかった。思い出せなかった。」

「答えに辿り着いていたのに解答欄への記入ミスがあった。」

といった感じの悔しさです。

その頃から段々とですが、学習に対しての面白味も感じてきました。模試をやった時の新鮮さ、理解出来なかった問題の解決を読んだ時の新しい理解など、知識が増えることに楽しく感じることができました

また気持ちの上では昨年の不合格時の苦い経験は味わいたくないという気持ちで学習に取り組んでいました。

合格を確認した時は、嬉しさと安堵の両方でした。

土地家屋調査士 演習総合講義のご感想・ご利用方法

まずは講義動画が分かりやすい。文面だけでの理解とは段違いだと思いました。

動画で学習することにより文面での内容を超えた深い理解、文面ではイメージが難しかった内容の例などが動画にはあり、頭の中での紐付けが容易に行えました

動画は小分けにされており、1日1日の学習計画も立てやすく視聴しやすかったです。

倍速調整再生もあり2周目以降は1.5倍速度で視聴しました

択一、記述共に講義動画により理解力が高まり合格点に到達できました。

実際に私が行った学習方法は、始めに民法、土地家屋調査士法の動画視聴。次に過去問択一を解く。次に記述式の解く。最後に択一・記述式を併せて解く。というやり方でした。

択一式に関しては時間を測って30分以内に解くこと、一問一問解答理由も答えることを意識しました

記述式に関しても時間を測り120分以内に解くこと、文章の理解、解答優先順位を意識しました。

択一式、記述式が安定した得点が取れてきたら、択一式・記述式併せて時間を測り150分以内に解くように学習しました。実際の試験を想定して繰り返し学習しました。

最後に模試6回分を行い、不明点の復習、時間内に解く練習を行いました。

模試の1周目は5〜6割の得点だったと記憶しています。3周程繰り返し、7〜8割の得点を取れるようになりました。なるべくですが、問題を覚えないように意識しました。2周目、3周目も初見のつもりで学習を行いました

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

1周目は分からなくても、とにかく枠を埋める事を意識しました。その後答え合わせをして内容の確認を行いました。2周、3周とその繰り返しでした。

おそらくほぼすべての申請書に対応できるようになっていたので、記述式の対策は書式ひな形対策講座と過去問、模擬試験のみでした。

過去問、模擬試験で解けなかった問題は、書式ひな形形式対策講座に戻り、申請書の書き方を確認するといった作業の繰り返しでした。

個人的に、区分建物系や建物の合体系が苦手であったので集中して学習しました。

答え合わせ時は講義動画を視聴しながら理解を深めました。

個人的にですが、ひとつの申請書に時間をかけるのではなく、間違えた申請書は振り返らず、忘れた頃に再度挑戦することで記憶の定着ができたのかもしれません。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

定規の使い方に関しては、アガルート 受講前からやり方が固まってしまっていたので、参考程度にし、無理に変えるようなことはしませんでした。

といっても、使い方はほぼ同じで、私の場合は三角スケールは辺長の確認時にしか使用しなかったくらいです。

図面作成はすべて三角定規を使用した方が、慣れてる分私にとっては作成しやすかったです。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

複素数計算に関しては、中山先生のブログをアガルートの受講前から拝見しており、ブログの知識のみで十分だったと感じています。

ただ、複素数を使用する計算問題は苦戦したこともあり、知識の幅は増えたと感じています。

覚えることを少なくしたいと心掛けていたので、複素数の使用方法も基礎的なものだけを覚えました。四角形の面積計算など楽に計算できる応用編のようなものもありましたが、自分のやり方に馴染まなかったことがあり、使用しませんでした。

初期の学習時にこの応用方法知っていればきっと利用して、もっと楽に早く計算をできたんだろうなと思っています。

択一式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

択一式過去問解析動画をどの動画よりも視聴したと思います。

まずはすべて動画視聴で解説を確認しました。年別すべてを1周回し、分からなかった問題、気になった問題を再度視聴。

その後2周目に入り、分からなかった問題、気になった問題を再度視聴。3周目に入り・・・。

その繰り返し学習でした。だんだん視聴する問題数が減っていくような感じでした。

多く間違った問題が、最終的に1番理解できる問題となったと思います。

問題を見て自然と動画が頭に浮かんでくるようになるまで視聴しました。

正しい利用方法だったかは分かりませんが、私の利用方法はこういった形で進めました。

やはり文面での理解より、動画視聴での理解の方が深かったと思います。

記述式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解析講座の利用方法は基本的には択一式と同じでした。

全ての動画を視聴後、過去問を年度別で1周目、2周目、3周目・・・の繰り返しです。

分からなかった部分、気になった部分を再度動画視聴して復習しました。

ただ、3周目以降から心掛けたのが解答時間を意識したところです。土地、建物合わせて120分以内に解けるように時間を測っていました。

同じ年度の過去問でも時間差があったので、その原因の追求を行いました

また、その他の項目でも同じですが、毎回なるべく初見のつもりで取りかかりました。どうしても同じ問題ばかりやっていると、解答を記憶してしまっており、そこに行き着くように解き始めてしまうからです。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は試験日より2ヶ月前から利用しました。その他の項目でも答えた通り、過去問は解答を覚えてしまっていることが多く、初見のつもりで解いていても、つい解答が頭に浮かび、それにより間違いに気づいたり、解き直しをしてしまっていたりしたからです。

実践答練6回分は、本番試験6回分のつもりとして利用しました。本番2ヶ月前から毎週日曜日の13時から解くようにしました。

その分、緊張感をもって取り組むことができました。

もちろん答え合わせや復習はやりましたが、どちらかというと本番試験の雰囲気作りやモチベーション作りに重点を置き、実践答練を利用しました。

何時に起きて、朝食をどのくらい食べると体と頭の調子が良いのか確認することもできました。