合格者の声|「試験に必要な情報がすべて詰め込まれたカリキュラムだった」 青木 和紀さん
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目次
合格者インタビュ―
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
土地家屋調査士資格が独立開業に有利な資格であることと、一級建築士の資格により午前試験が免除になることもあり土地家屋調査士に興味を持ちました。
調査士の業務とは内容は異なりますが、現在の建築の仕事でも現況測量をしたり建築確認の書類を作成し申請したりしていることから、土地家屋調査士特有の外業と内業に関しても抵抗はなく、むしろ向いているのではないかと思い調査士試験の挑戦を決めました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
調査士試験に挑戦するにあたって、独学で可能なのか?1年で合格は可能なのか?の疑問もあり、試験の内容や傾向そして勉強方法などを調べていました。
そんな中で、中山先生のブログやガイダンス及びサンプル講義動画などを拝見し、アガルートでなら1年で合格可能だと判断し講座受講を申し込みました。
合格体験記・学習上の工夫
勉強を始めるにあたっては過去問を5回程度繰り返すことを目標とし、試験日から逆算してスケジュールを立てスタートしました。
基本的にはアガルートのガイダンスに従い、インプット講義の視聴後に択一式の過去問に取り掛かり、択一がある程度できるようになってから記述式へと進めていきました。
仕事の昼休みにはテキストを繰り返し読む時間とし、帰宅後は択一または記述を1年度分やるように心がけ、できない時でも申請書例やテキスト読みなど、必ず勉強の時間を作るように習慣付けました。
学習にあたって意識したのは正解することではなく理解することで、択一式は正解数よりも肢正解率及び理解率を重視し、エクセルでデータ管理しながら過去問を繰り返し、試験前にはほぼ理由まで理解し正解できるようにしました。
記述式に関しても各年度ごとに記載項目のチェックシートを作成し、間違えた箇所や毎回間違える部分などを意識しながら、省略をせずに問題把握から計算・作図・申請書まで一貫して行い、手順を定着させることでミスを無くすように心掛けました。
夏頃からは時間配分を意識しながら択一から記述まで通して行い、答練(後半3回)も追加購入し初見問題に挑戦することで、択一の肢判断や土地の座標計算が出なかったときなどの対策も立てました。
土地家屋調査士試験入門総合講義のご感想・ご利用方法
入門総合講義のテキストはコンパクトで、民法1冊と不登法と調査士法で1冊の計2冊に土地家屋調査士試験に必要な知識や情報が全て盛り込まれているので、この2冊を全てマスターすれば良いというゴールが見えています。
直前期には確認の為に六法で条文から先例まで一読しましたが、重要な条文はもちろん頻出の先例まで無駄無く網羅されていました。
講義動画のチャプターも細かく分かれていますし、マイページでは進捗状況のパーセントも表示されているので、今日はここまでやろうとか目標を決めて進めていけますし、勉強スケジュールも立てやすかったです。
講義動画の中ではテキストに載っていない話やヒントやポイントなどもあるので、択一がある程度できるようになってから再視聴することで、初めての視聴では聞き流していた部分も理解できますし、1.5倍速でも十分視聴可能なので良かったです。
申請書例も50個ありますが、択一や記述の合間で1日数問でも、書く練習をすることで必要事項を満遍なく学習できました。
択一式過去問解析講座のご感想・ご利用方法
択一式過去問講座では全年度全肢ごとに解説がついているのがとても良かったです。
択一式過去問は最終的には6回やりましたが、1年度やるごとに正解している部分も含め必ず全肢解説を読むようにしていました。
エクセルで独自の解答シートを作成し単に正誤を付けるのではなく、なぜ正解かなぜ間違いかをメモしながら行い
各肢にに対して理由まで理解して正解している肢は◎、理由が曖昧だったり理由が間違えているなどの時は〇や△などと印を付け、不正解の部分はもちろん理解の薄いところもテキストで復習し、最終的にはほぼ98%くらいが◎になるまで仕上げました。
五肢択一式は肢正解率が8割くらいできていても、理解をし自信をもって正解できている肢が6割くらいしかないと、肢判断もできず正解をだすことはできません。
本試験では過去問の理解率を95%くらいにはする必要があると感じました。
記述式過去問解析講座のご感想・ご利用方法
記述式過去問講座は問題把握に重きを置いており、講義での教え通りの問題文の読み方や順序などで読み戻しも少なくなるので、スピードも上がりますしミス防止にも繋がります。
土地の問題では時間に余裕がなく焦ってやると隣地の地番を書き忘れたり、境界標の種類を書き忘れたりと単純なミスも増える傾向があり、計算を間違えて手戻りがあると大きなタイムロスにもなります。
そのため、自分は土地に苦手意識もなかったことと建物の解答時間は安定していたこともあり、本試験では土地・建物の順に解き、土地の計算は時間に余裕をもって行い、仮に計算で座標が出せなかった時には出ているデータのみで作図をしたり、申請書の書ける部分のみ埋めるなどの想定をし、建物に移る時間の目安などもある程度決めておきました。
新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法
仕事で建築図面を書いていることもあり定規の使い方に慣れてしまえば、作図で苦労することはありませんでした。
ボールペンはジェットストリームのインク溜まりが気になり、自分には合わずいろいろ試した結果ぺんてるのエナージェル0.3を使用しました。
三角定規のSGOOOIは土地家屋調査士試験に特化し使いやすくとても良かったです。
作図に関しては多少手間は掛かりますが、答案構成用紙に調査素図を書き写し、そこに情報を書き込んでいくようにしました。
境界点には四角や丸などの記号を付し四角はコンクリート杭で、丸は金属標などと決めておくことで答案構成用紙を見れば、問題文に戻らなくても作図できるように工夫しました。
またDIYで勉強机を作成し狭い机での作図なども想定し学習しました。
[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法
建築の仕事で関数電卓は使用しておりましたが、複素数計算自体は知らなかったので、関数電卓で座標計算ができることを知り実務でも使えるので目から鱗でした・
仕事で使っている関数電卓もJP-500に買い替えボタン配置に慣れるようにしました。
座標計算時のメモリ管理なども慣れてしまえば9個で十分足りましたし、交点計算の複雑な公式も慣れてしまえば括弧を活用して式を入力することで、少ない手順であっという間に計算できるようになります。
年度によっては既出の座標値が複数ページに散らばっていることもある為、書き写し間違いのリスクはありますが、座標一覧表を答案構成用紙に作ることで、ページをめくるわずらわしさを解消し計算に集中しました。
講師へのメッセージ
資格試験の勉強に関しては試験の範囲及び深さなどある程度決まっているので、その必要知識を如何に効率よく勉強できるか理解できるかが重要だと思います。
アガルートの土地家屋調査士試験カリキュラムにはその為の講座が全て揃っており、アガルート土地家屋調査士試験講座のおかげで勉強で挫折することもなく、楽しく学習し1年で合格することができました。
ありがとうございました。