合格者の声|「理解できるまで何度も学習するという努力を続けた」 金子 優二さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
会社に入社してから10年以上が経過し、もっといろいろな社会経験を積み、自身のスキルアップを図りたいという思いから、今の業種とは異なる業種を経験したいと思うようになりました。
転職するなら自分自身に付加価値を与えるような仕事をしたいという願望があったため、資格取得を目標として考えるようになり、資格試験を調べていく中で土地家屋調査士という資格の存在を初めて知りました。
詳細を調べていく内に土地家屋調査士の仕事への興味が増し、調べるほど魅力的な資格である印象を持ちました。
また、難関資格であることも挑戦しがいがあると感じ、土地家屋調査士を目指すことを決めました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
土地家屋調査士は難関資格であることを知っていたため、通信教育で勉強することを決めていました。(予備校の通学は移動時間がもったいないため)
インターネットでいくつか通信教育を比較する中で初学ということもあり、選定基準として内容のわかりやすさと勉強を楽しんで進めることができそうであるかを重要視していました。
その中でも中山先生のサンプル動画を見た際に「これがいい」と直感で即決してアガルートへの受講を決めました。
合格体験記・学習上の工夫
測量及び土地家屋調査士に関する知識はゼロからのスタートであったため、まずは測量士補の勉強から取り組みました。
一通り測量士補の内容が理解できたところで次は民法の勉強に着手し、最後に不動産登記法、土地家屋調査士法の順で勉強を進めていきました。
私が受験をした年はコロナによる影響で測量士補に合格し、午前の部の免除を受けることができない試験日程となってしまいましたが、午前の部の対策講座が無料で受講できる環境にして頂けたため、午前の部の対策もしっかり行うことができ、試験に必要な準備が十分できた状態で試験に臨むことができました。
勉強の中で最も苦労した点はやはりメインとなる不動産登記法に関わる内容で登記申請書は50パターンの書式を完全に覚えるため、試験前日まで徹底的に書いて覚える作業を継続しました。
座標計算や図面作成は繰り返し例題や過去問に取り組むことで体に覚えさせる感覚で学習しました。
不動産登記法、土地家屋調査士法については、テキスト→択一式過去問を反復して取り組み、過去問全ての問題の正誤が理解できるまで学習を継続しました。
試験では時間が足りず焦ってしまうことが最も不安要素になると想定していたため、過去問を解く際は目標時間を設定して解くことを習慣に取り組み、結果的に試験当日に実力を発揮することができたのはこの習慣を身につけていたことが大きかったと思います。
測量士補試験では、過去問と比べ少し出題形式が異なっていたため、若干戸惑いましたがきちんと問題文を理解すれば学んだ知識で対応することができたのでテキストの内容を把握していたおかげで合格することができました。
【測量士補】入門総合講義のご感想・ご利用方法
結論から伝えると、入門総合講座はこれだけをやっておけば測量士補試験に合格ができると自信を持っておすすめできる講座です。
講座の進め方としては、①動画視聴→②問題集→③テキスト復習→②③を反復の手順で取り組みました。
私自身は測量に関する知識がゼロの状態からスタートしましたが、要点がまとめられているためにインプット量が少なく、大きな課題に直面することなく勉強を進めることができました。
択一問題に初めて取り組んだときは内容がうろ覚えで思うように正解できませんでしたが、反復して問題を解くことで狙われやすい内容や出題パターンがわかったため、ポイントを絞って復習をすることで効率的に学習することができました。
計算問題については、理系出身ということもあり、会社内でも計算に触れる機会が多々ある環境であったため、公式を思い出すことと出題パターンを覚えることに専念して取り組みました。
測量士補試験は、全て手計算で計算をする必要があるため、ケアレスミスをなくすために過去問を解き、チェックする作業を習慣的に行いました。
試験時間はかなり余裕がある試験でしたので、問題文をしっかり読んで慎重に解答することを心がけたことで自信を持って試験に臨むことができ、それが合格に繋がったと思います。
3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法
この3時間で押さえる計算問題は、試験に必要な計算問題を短時間で効率的にチェックできる内容となっているため、土地家屋調査士試験と並行して勉強している私にはとても有益な講座でした。
初めは過去問を全て解くことを反復して理解を深めましたが、過去問を終えるまでに多くの時間がかかりました。
過去問は同じような問題がいくつも含まれているため、ある程度の理解ができた段階で同じやり方をするのは効率が悪いと思い、
短時間で試験の計算問題が網羅できるこの講座を復習用として定期的に活用しました。
短時間の勉強で計算方法を継続的に記憶に定着させることができ、試験でも勉強の成果をしっかりと発揮することができたのはこの講座のおかげであったと思います。
【土地家屋調査士】入門総合講義のご感想・ご利用方法
講座の進め方としては、①動画視聴(民法)→②テキスト復習(民法)→①②繰り返し→③動画視聴(不動産登記法、土地家屋調査士法)→④テキスト復習(不動産登記法、土地家屋調査士法)→③④繰り返し→⑤過去問→②④繰り返し→⑤②④を反復の手順で進め、ひたすら繰り返すことで記憶に定着をさせました。
土地家屋調査士試験で出題される民法は出題範囲がかなり絞られるため、民法には時間をかけすぎないよう心がけ、約1ヶ月を目安に集中的に勉強に取り組み、結果的には、1ヶ月の勉強で十分試験に通用できる知識まで到達できました。
不動産登記法、土地家屋調査士法については、私のような初学者でも比較的わかりやすく説明がされており、要点も絞られているため、想定していたよりも短時間でテキストをこなすことができました。
しかし、過去問に着手すると細かい内容まで理解できていないことがわかるので、テキストの熟読を反復することで内容の理解を徐々に深めていきました。
申請書は50パターンもの例文がテキストに織り込まれているので、50パターンの申請書を完璧に書けるまで繰り返し書いて覚えました。
申請書は定期的に書くことで体が覚えていくので、読んで覚えるよりも書いて覚えてしまう方が効率的だと思います。
結果論も含め、入門総合講座のテキストを完璧に理解できれば試験に合格できるだけの内容が十分備わっていたのでとても有益な講座でした。
択一式過去問解析講座のご感想・ご利用方法
択一式過去問は入門総合講座を一通り終えた段階ですぐに取り組みました。
すぐに取り組むことで不動産登記法についての理解が全然できていないことがわかり、入門総合講座の内容をやり直しては実力チェックを繰り返し行いました。
過去問を繰り返し解くと同じ問題でミスをしていることに気づき、自分の弱点がわかるので同じミスを繰り返さないよう、時間をかけて重点的に復習することで弱点を克服するよう努めました。
択一試験の内容を理解できると自ずと記述式の理解力も上がっていたため、記述式対策よりも択一対策に時間をかけることをオススメします。
(記述式試験はどちらかというと知識確認というよりも文章理解力と要点把握力が問われているように感じました)
試験直前には、択一式過去問でわからない内容はないレベルまで内容を理解して試験に臨むことができたおかげで自信を持って試験に臨むことができました。
記述式過去問解析講座のご感想・ご利用方法
記述式過去問に初めて挑戦した時は問題が全く解けず、難関試験である理由を実感しました。
試験問題は情報量が多く問題を解けるようになるためにはある程度のコツが必要であると思い、まずは何から手をつけていくべきか判断できるようにするため問題解説を何度も読み聞きして、解説通りの手順で問題を解くようにしました。
解説手順を真似することである程度の要領を掴むことができましたが、時間内に解答を終えることが課題となっていました。
解答時間を短縮するため、少しずつ自分に合った手順に改良していくことと共に作図に慣れることでスピードアップを図る努力を重ね、最終的には目標通りの時間配分で余裕を持って解答をすることができるようになりました。
本試験でも焦ることなく練習通りの時間配分で試験に臨め、自分の実力を出し切れたのはこの講座を反復して取り組んだおかげであると思います。
新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法
図面についてはある程度の知識がありましたが、三角定規だけで正確な図面を描くイメージができませんでした。
講座で実際にどのように定規を使って作図をしていけば良いかを一緒に作業をしながら進めることができるので
実際に自分一人でも図面が描けるようになるまで何度も講座を見直しました。
講座で覚えたことをいざ実践してみると、図面1枚を仕上げるのに2時間以上かかってしまい、かなり手こずりました。
経験者の私から言えることは、作図をし続けることでしか上達することができないと思うのでそれまで努力をし続けることが重要です。
何度も図面を作成するうちに短時間で作成できるようになり、努力の成果を感じやすいのでとても達成感のある講座でした。
[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法
初めは、図面作成になぜ複素数計算が必要であるのか不思議に思いましたが、最終的には土地家屋調査士試験を突破するためにとても理にかなった計算手法であると実感しております。
複素数を使った計算は計算パターンを数種類覚えるだけで、どんな問題に対しても対応することができる最強ツールであるため、講座内容は少ないにも関わらず、試験で点数を取るためには非常に重要な講座でした。
複素数計算は日常では使用する機会がないため、初めは馴染みにくかったのですが、反復して練習をすることで頭で考えるよりも体に覚えさせていきました。
テキストの最後にある練習問題は、一つの問題で試験に必要な全ての計算手法のチェックができるよう考えて作成されていたので、定期的にこの練習問題だけを解くことで座標値計算の復習をすることが簡単にできる優れものでとても役立たせて頂きました。
講師へのメッセージ
初学者の私が土地家屋調査士試験に短期で合格することができたのは中山先生、中里先生をはじめとするアガルートの皆様のおかげであり、大変感謝しております。
試験まで目標に向かって継続的に勉強を進めることができたのは、講座が楽しいと思えたことが一番の要因でした。
久しぶりに勉強をすることに楽しみを感じられたので、この経験を生かし、これからも何か新しいことに挑戦していきたいです。