合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

父が土地家屋調査士であり、調査士事務所を営んでおります。

20代の頃は自分も土地家屋調査士を目指す、というつもりは特にありませんでした。

ですが、30代も半ばになり父も調査士として現場に出るにはだいぶ辛い年となったため、家業を継ぐ、それと親孝行の意味を込めて取得を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

土地家屋調査士試験の予備校はそれほど選択肢はありません。

その中で新進気鋭で通信講座に特化しているアガルートの存在を耳にしました。

私個人としては、働きながら勉強するなら通学より圧倒的に通信講座の方が良いと考えております。

中山先生の授業のサンプル動画、費用面、通信に特化している、以上この3点よりアガルートを選択しました。

合格体験記・学習上の工夫

私が受験を決意したのは願書提出の時期、つまり7月の後半です。

本試験まで「3か月」しかありません。

今年はお試し受験で来年がんばればいいだろう、という考え方もありますが、どうせなら本気でやってみようと思い、3か月でやれるだけのことをやりました。

最初の1か月はとにかくインプット。問題も全く解かずに、隙間時間も使って1.5倍速で動画を視聴しました。動画視聴すると学習の進行度の%が増えていくので、なんだか楽しく視聴できました

次の1か月では択一式のアウトプット。中山先生が毎日20問やれと仰っていたので、インプットが終わった後は毎日少なくとも必ず1年分は択一式の問題を解くようにしました。

最後の1か月でようやく記述式に着手。

こちらも着手してからは必ず1日に1問、できれば土地建物合わせて2問を解くようにしました。

勉強時間は、平日は3~4時間、休日は7~8時間くらいでしょうか。

時間がないなりにやりきったと思っています。

結果としてかなりギリギリな点数ではありましたが、3か月で一発合格を掴むことができました

既に測量士補の資格を取得済みであったため午前試験が免除されたこと、

宅建士の資格を取得済みであったため民法の基礎について勉強済みであったこと、実務に携わっていたので、登記情報や図面に馴染みがあったこと、

これら有利な部分もありましたが、3か月でもどうにかなりました。

もし時間がなく「今年はお試し」と思って受験しようと思っている方がいらっしゃいましたら、どうせ勉強するなら本気でやってみることをオススメします。

土地家屋調査士試験入門総合講義のご感想・ご利用方法

インプットの講義ということで、動画のボリュームはかなりあります。はじめはこれだけの量を本当にできるのかと不安でしたが、ひとつの動画がおよそ10~20分程度にわけられているので、隙間時間を使ってなど効率よく自分のタイミングで勉強することができます。おかげで約1か月という短い期間でインプットの作業を完了することができました。

また、わからない箇所があったら動画に戻って再び視聴できるのも通信講座の利点ですね。個人的には普通建物の合併と区分建物の合併の違いについて一度の視聴では理解できていませんでしたが、動画を再び視聴することによってようやく理解することができました。これは対面授業ではない利点と言えると思います。

内容については中山先生がテンポよくわかりやすく、そして丁寧に解説して頂けます。ハキハキとした中山先生の喋りでは眠くなるなんてことは一切ありませんでした。再生速度を1.25や1.5倍速にすると更にテンポがよくなります(笑)私は時間がなかったので1.5倍速を愛用しておりました。

テキストもカラーで見やすく要点もしっかりまとめてあります。50個ある登記申請書例も見やすく、何度も読み返しました。これから実務を行う場合でも読み返していきたいです。

択一式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

インプットも終わりいざ択一式の問題ということで、平成17年~令和2年度までかなりの量を収録してあります。動画は1問ずつの解説に区切ってあるので、最所はひとつ問題を解いた後にひとつ動画を視聴するという方法で行いました。短時間でもできるので、隙間時間を有効に使えたと思っています。また、動画の内容も全ての肢についてわかりやすく丁寧に解説して頂いています。

はじめはなかなか難しく12点程度しかとれなかったのが、解説の動画を見た後の2回目では16点以上とれるようになりました。間違えた箇所はテキストに右上にチェックをし、どうして間違えたのかを動画で再視聴し理解を深めます。

そうしていくうちに過去問では30分程度で18点以上は安定してとれるようになっていきました。ある程度できるようになってからは毎日通しで20問、時間を意識して行うようにしていました。

記述式過去問解析講座のご感想・ご利用方法

不安であった記述式も、インプットの講座、択一式の講座、そして定規の使い方と複素数計算の講座を先に受講していたので、自信を持って臨めました。

はじめはかなり難しかったです。時間もかかるし計算・作図も大変でした。ですが、講座の動画を見ながらとにかく反復で毎日やっているうちに、次第にできるようになっていきました

動画では中山先生が要点についてわかりやすく解説してくださっています。記述式で一番重要なのはいかに早く長々とある文章から要点をまとめることができるか、ですからね。動画の解説でそれを鍛えることができます。

記述式はどうしても時間がかかってしまうという人も多いかと思いますが、こればっかりはもう反復で何枚も何枚も作図を行う他ないと思います。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

土地家屋調査士試験では試験で使う文具がけっこうたくさんあります。

どんなものを選んでいいか悩んでしまいますが、この講座でビシッとこの文具がオススメですよ、と教えて頂けますので、悩まずに集めることができました。

動画内容も基礎の部分から丁寧に教えて頂けます。最初は2枚の三角定規を使ってどうやっていいかすらもわからなかった私ですが、丁寧な解説で理解するこができました。動画をしっかりと視聴していれば、しっかりと図面を描けるようになっているはずです。

あとは反復練習で素早く丁寧に描けるように何度も何度も図面を描くことが合格への道のりだと思います。

図面を描くのはなかなか隙間時間を使って、というのも難しいですが、絶対に枚数をこなした方がいいと思います。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

当初、数学が苦手な私としては、計算問題がちゃんとできるだろうかという不安がありました。

ですが中山先生から教えて頂いた複素数式計算はもう本当に目から鱗で、そんな私でも難なく計算問題を解くことができました。

数学が苦手で計算問題について不安に思っている方がいたら、ぜひ中山先生の複素数計算の授業を見てみてください。動画も電卓の使い方の基礎の基礎の部分からしっかりと丁寧に教えて頂けます。動画ですからわからなかったら戻ってもう一度視聴することもできますし、そういった部分も私は通信講座の利点であると思います。

オススメです!

講師へのメッセージ

短期間での合格ということで、私自身他の合格者の方より勉強時間も知識も少ないと感じております。ここがゴールではなく新たなスタートとして、これからも学んでいきたいと思っております。

アガルートだから短期合格できたと思っております。本当にありがとうございました。