合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私は18年前、測量専門学校を卒業し、測量士を試験取得しました。

土木設計の仕事に就き、結婚、妊娠を機に仕事を辞めました。

2人目が生まれた頃から2人育児にノイローゼ気味に。
夫ともケンカばかりでしんどい毎日から脱出したいという思いでした。

家族以外で集中できるものを模索し、時間もあるので勉強して資格を取ることにしました。

学生時代、先生に土地家屋調査士を勧められ、興味がありました。
測量が好きで取った資格を生かせます。

その後、勉強開始よりも先に調査士事務所でのパートが決まりました。

私にとって調査士はあまりに難関だし、子どもがまだ小さいし、パートもあるし…と受験について本当に悩みました。

でも!!
やりたいことは今しなければずっとやらないだろうなと。
今やるしかないと受験を決断しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受験1年目(令和元年度)は、職場の先輩からLECのテキスト、DVD一式譲り受け、勉強しましたが択一で足切りでした。

令和2年度は民法改正があるのでどうしようかと予備校を検討していた中で、アガルートに決めたきっかけは中山先生です。

先生の、「枝葉でなく、幹を太く」という言葉が私に突き刺さりました。
枝葉ばかりを広げていたことが敗因だったことがわかりました。

先生の話し方や雰囲気が好きでした。
熱意もすごく伝わります。
この先生の講義を受けてみたいと思いました。

私が受講したのは演習総合カリキュラムですが、書式ひな形対策講座、民法改正対応など私が深めたいポイントが押さえてあること、他社よりも安いことが決め手でした。

合格体験記・学習上の工夫

択一が苦手なので、択一対策を意識して勉強しました。

過去問の肢で、広げるのではなく、掘り下げることを意識して、過去問→テキストを読むことを繰り返しました。
加齢により、記憶力が相当失われているので、繰り返し、繰り返しです。

私はFBの質問システム(?)を利用しませんでした。
ツイッターや一問一答も、周りの受験生の雰囲気に影響を受けるのが苦手で自分には合わなかったので、とにかく一人でマイペースに行いました。

これはやって正解だったと思うのは、試験直前の2週間前くらいから、合格者インタビューの動画を見たことです。

合格された方たちの話を直前に聞くことで、合格のイメージができ、気持ち良く落ち着いて試験日を迎えることができました。

私にとって、子育て(家族)と勉強のバランスがとても難しく、大変でした。
勉強することで家族への影響が出ないように心掛けましたが失敗することもあり、大変でした。

また今年はコロナで例年とは違いました。

私は4月頃から9月頃までマスク作りに勤しんでいました。
自粛明けには交通事故に遭い、通院が続きました。
何度も今年の受験はあきらめようと思いました。

このような私でも合格できたのは、パートで実務をやっていたことは大きいかもしれません。

22問は実務で毎日のようにやっている建物表題と滅失でしたから、やった!と思いました。
(点数は思いのほか取れてませんでしたが)

土地家屋調査士試験合格を目指す方へのメッセージ

私のように、忘れやすくても、お母さんでも、趣味を楽しみながらでも、合格できます!

信念を持って、熱く、真っ直ぐな気持ちで実行することです。

講師へのメッセージ

講師の先生方、このたび、念願の土地家屋調査士試験に合格することができました。
本当にありがとうございました。

これからのほうが大変だと思います。

真っ直ぐに勉強して、調査士として活躍できるようがんばります!

中山先生はプライスレスに動画やブログを発信されていて、すごいなと思います。
これからも応援しています。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

民法は苦手なので、不動産登記法からさーっと一度講義を見ました。

動画は短く区切られているので、後から見たいところを見たいときに見ることが出来るので、とてもいい作り方だなと思いました。
あとで見返すことができるように動画の区切りをテキストに書き込みました。

私がそれまで見ていたDVDは1ユニット40分くらいあって、見るだけでも疲れて、後で見返すことも大変でした。

民法は苦手すぎてよく覚えていませんが、わからないところを何度か見た記憶があります。

あとは過去問→テキストを読むことを繰り返しました。

書くのが苦手で…というか書いても後で読み返さないので、もう書くのはやめました。
たまには声に出して読んだり、ボイスレコーダーに録音して聞いたりしました。

テキストの大きさは小さいので持ち歩くにはちょうど良く、立てたら自立するので扱いやすい面もありますが、やはり紙質が厚くて硬いので、机の上に開いて置いておくことが出来ないところが非常に不便でした。
特に書式の問題とか、左腕で押さえたら文字が隠れるし、みなさんこのテキストをどうやって使ってるんだろうと思ってました。

私は机の上にテキストを開いたままでほかの用事を済ませたり、途中で勉強を切り上げて、また続きを始めるということが多くあったので、開きっぱなしで終えて、そのまま続きを始められるような、多少透けてもいいので薄くて柔らかい紙質がよかったと思います、個人的に。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

作図は得意なので、この講座は特に必要ないと思いましたが、定規がついているのでこのカリキュラムを選んだ価値はありました。

これまでお下がりの目盛りが薄く見えなくなっている定規を使っていたので、自分の新しい定規を使うことは、単純にうれしいものでした。

作図は得意ですが、もっといいやり方はあるか、早く作図できる方法はないかを再確認するために講義を一度見ました。

今までは、地積測量図を作図するときに、用紙のどのあたりをX軸にするか、地味に悩んでしまって、まず定規を置くことに時間を費やしていましたが、講義を聞いて、迷うことなく作図を始めることができるようになりました。

せっかくなのに、この定規、もう使うことはないのだと思うと寂しいです。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

これまで複素数は、座標計算、面積計算までは使っていましたが交点計算は式が難しくて覚えられなくて拒絶していました。

ですが、中山式と名付けられていることだし、これは絶対ものにしようと、交点計算の部分を何度も練習しました。

私はすぐに忘れてしまうので、何度もテキストを開いてやっていると、勝手に手が動くようになりました。

何度もやっていると、どこをxにしてyにしてFでBでというのが図の中から浮き上がって見えてくるようになります。
計算スピードが格段にあがりました。
交点計算で複素数をつかうことこそが、複素数を使うということなのだとわかりました。

テキスト最後の練習問題は何度か繰り返し解きました。
メモリーは毎回違って適当に入れていました。

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

書式ひな形対策講座は、私が一番欲していた(本当は自分で申請書を一式作って全体がみれるようにしたかったけど時間がなかったので)講座であり、一番使いました。

というか楽しくて、初期から直前期まで使っていました。

ランダムに解くより、同じ種類、系列ごとに続けて解くほうが頭に残りやすかったです。
(本当にすぐに忘れるので、何回やっても初めてやるような感覚なのです)

普通の罫線のノートに枠なしでひたすら書きました。
枠はあったら書きやすいけど、枠を用意するのが面倒なのでぱっとノートを開いてすぐ書き始められるのが自分に合っていました。

この一冊で全体がわかるので、職場などで勉強するときはひな形のテキストを使いました。

また、辞書のようにしてわからないところをぱっと調べる、のように使うこともありました。

実践答練のご感想・ご利用方法

早めに手を付ければよかったのですが、放っておいてしまったので、解いたのは第三回まで一度ずつです。

直前期になってしまって時間がなかったのも理由の一つです。

このカリキュラムに決めたのは、答練がついていたからで、その頃は、新問で実力を試すことが必要だと思っていました。

でもだんだんと新問解くより過去問で深めるほうが効率がいいのでは(とにかく時間がなかっただけ…)と思い始めました。

3回解いただけですが、問題の内容が云々というより、マークシート、解答用紙、問題、問題の中の図がどれも本試験と酷似している同様の形式の問題を解くというということが、私にとって重要で、解いてよかった点で、実際に本試験を受ける時に、落ち着いて解くことにつなげることができました。