合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

「土地家屋調査士の資格を取得してみては」と土地家屋調査士の先生からアドバイスをもらったのがキッカケでした。 

今の仕事を始めて間もない頃、仕事の事で色々悩んでいました。


丁度そんな時、土地家屋調査士の先生との雑談でそんな悩みの話をしたのを覚えています。 

仕事上、土地家屋調査士と連携して業務を進める案件が多く、あくまで表面上ではありますが土地家屋調査士の仕事内容を見る機会があり、私が感じた土地家屋調査士の業務内容として、測量(杭打ち)・作図・立会い・申請書の作成及び申請と幅広く、書類作成だけではなく測量等の体を動かす事も多く面白そうだなと感じ、それ以前に土地家屋調査士の先生が活き活きと仕事に打ち込んでいる姿を見て私もやってみたいなと思うようになりました。 

その後土地家屋調査士の先生が使用していた参考書等を借りて勉強を始める事になりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

平成30年度、令和元年度の2度の試験に独学で臨みました。

結果として択一の足切りはクリアしたものの、記述は散々たるものでした。 
完全に実力不足、理解不足、勉強不足、今何が足らないのかも分からなくなっていたと思います。 

独学で勉強していた頃は、ネットの口コミを参考し高価な分厚い参考書を何冊も購入し読み漁っていましたが、知識が正確に理解し身に付いたのかは疑わしいものでした。 

「このままの勉強方法では、合格まで何年かかるのか?」、「本当に合格出来るのか?」と一年前の私は落胆と焦りを感じていたことを覚えています。 

長期戦になればモチベーションも低下し、時間とお金を無駄にしそうなのでこの辺りでテコ入れが必要と考え、次こそは絶対に合格を勝ち取るため予備校で学ぼうと決意しました。 

土地柄、通学は難しいので通信講座を行っている予備校を検索して、講義内容(費用、映像、講師、テキスト等)を確認し、アガルートの講座に決める事にしました。 

恥ずかしながら一番の決め手は、費用面でした。
安かろう悪かろうでは決してありません。 

合格体験記・学習上の工夫

一日2時間を目途に学習をしました
(私の集中力の限界がその程度なのでそれ以上しても効率が悪いし知識が身に付かないと勝手に思っています)。 

学習の流れとしては、下記のような流れで行っていました。 

① 講義を視聴しながら軽くテキストを見て(読み込むのではなく見る程度)、講義の視聴が終わった後にテキストを読み込み蛍光ペンや付箋を使って重要なポイントを明確化する 
あまり蛍光ペンや付箋を貼り過ぎると本当に重要な箇所が散漫になるので注意する 

② 択一の過去問を一周する(解らなかった箇所、間違った箇所に蛍光ペンや付箋を使って明確化する) 

③ 土地記述の過去問を一周する(解らなかった箇所をノートにメモ:次回過去問を解くためテキストに余計な情報を残さないため) 
この際に電卓の扱いの訓練をする、図面のレイアウトをイメージしながら作図する事に注力する 

④ 建物記述の過去問を一周する(解らなかった箇所をノートにメモ:次回過去問を解くためテキストに余計な情報を残さないため) 
定規の動かし方、図面のレイアウトに注力する 

⑤ ②~④の解らなかった箇所、間違った箇所のみを再挑戦し、理解出来たら付箋を外していく 

⑥ ②~④の全問を再度解く 

⑦ 答練をして、実力確認 

最初は無数に張られていた付箋が徐々に無くなっていくことが目に見えて無くなっていく事が嬉しくて、付箋を無くす事をモチベーションとして乗り切りました
(付箋を無くすことのみが目標になるとそれはそれで問題ですが・・・)。 

又、仕事の空いた時間で音声データを流し聴きすることも意外と知識が定着すると思います。 

土地家屋調査士試験合格を目指す方へのメッセージ

私が言うのもおこがましいですが、決して合格することが出来ない試験ではないと思います。 

私見になりますが、一番の敵は本試験時の緊張と焦りだと思います。 

常に平常心を保つ事は難しいので、平常心でなくてもミス減らせるように繰り返し勉強し、知識を身に付けることが大切だと思います。

講師へのメッセージ

面白い講義をありがとうございます。
視聴していて飽きない講義はなかなか出会えない楽しい時間でした。 

時より講義中に挟まれる実務経験談は、とても興味深いものでした。
もっと早く出会えれば良かったのにと思っています。 

本当にお世話になりました。 

演習総合講義のご感想・ご利用方法

「楽しい・面白い」が講義を視聴した第一印象ですね。
講義が軽快でサクサク進んで行き一単位の講義が集中力が続く時間にコンパクトにまとめられていて、何よりも中山先生の人柄が映像からにじみ出ている所がいい感じでした。 

“教えてやっているぞ”や“これくらい解って当然”や“これくらい出来なくてどうする”みたいな感じが滲み出ている別の予備校のサンプル講義を受講したことがありますが、それと全くの別物でストレスなく受講する事が出来ました。 

意外と時より講義の間に挟まれる実務の話が興味深くて、その話実務の話と講義の内容とが紐付けされて覚えているなんて事も度々ありました。 

テキストの作りも秀逸でコンパクト&カラー。
以前使用していた参考書と比較すると情報量は大丈夫?と疑いたくなるくらいコンパクトでした。でも安心して下さい大丈夫です。 

以前使用していた参考書は、購入して現物を見た瞬間から「さあ、やるぞ」という気持ちを根こそぎ奪い去ってしまうくらいインパクトがありましたが、アガルートのテキストは取っ付き易く出来ていて最初の導入には最適だと思います。 

民法に関しては、以前に勉強していた事もあり忘れている箇所・あやふやになっている箇所の再確認と改正して変更した箇所を重点的に講義を視聴しました。
意外とあやふやになっている箇所があり知識を再定着するのに助かりました。 

不動産登記法に関しては、テキスト単体を読み込みするより講義を集中して視聴している方が自然と知識が定着する感じでした。 

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

講義を受講するまでは、正直言って建物図面・各階平面図を作図する事が苦痛でしかありませんでした。
特に建物図面は大っ嫌いでした。 

講義受講前は借り物の参考書のを見ながら見様見真似で作図していました。
三角定規を使うことも小学校以来で使い方も我流、使っていたボールペンで引いた線も滲んだり途切れたりとこんな状態でよくやっていたと逆に感心しているところです。 

中山先生の実際に作図する映像を見ていると、一切の淀みなくスラスラと図面が出来上がっていく様は圧巻でした。
映像を見て作図をするを繰り返し、少しは近付けたかなと思います。 

意外と少しのキッカケで格段に作図が早くなったり、きれいに描けたりするもので「まさに目から鱗が落ちる」状態でした。 

三角定規の加工、おすすめのボールペン、三角定規の動かし方、線の引き方等細かな点も教えて頂けたので大変感謝しています。 

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

複素数に関しては、独学で勉強していた頃も使用していましたが、交点計算の方法と誤差補正方法には驚きました。
正直この交点計算と誤差補正の計算の方法には大分助けられたと思っています。 

電卓を叩く時間が今までの方法と雲泥の差があり、短縮できた時間は凄まじかったと思います。 

ただ、今までした事のない計算方法だったので講義視聴後は、電卓の使い方を指に覚えさせるために夜寝る前に必ず一時間程度ひたすらテキストの例題を計算していました。 

「方向角を出してメモリー」、「方向角を変形しxにメモリー」、「(Ax‐By)/(x-y)」、「実部がX座標で」など呪文のように口ずさみながら電卓を叩いている姿は客観的に見るとヤバい人だったと思います。 

電卓の使い方を指に覚えさせた後は、座標の計算が楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。
逆に建物の記述が土地に比べ苦手なのは複素数計算のせいかもしれません。 

書式ひな形対策講座のご感想・ご利用方法

最後まで一番使用したテキストになります。テキストは結構ボロボロの状態です。 

講義視聴後は、択一を解く度、過去問を解く度にテキストを開き「この場合このひな形の事だよな?」とか「どのひな形だっけ?」など内容を逐一を確認する事を繰り返し、 空き時間があるとダウンロードした音声を聴きながらテキストを見て確認していました。
コンパクトで持ち運びやすく大変使い勝手の良いテキストでした。 

独学で勉強しているときは某有名予備校の参考書を使用していましたが、その参考書に比べるとひな形の数が少なく当初は「少ないけど大丈夫なのかな?」と思っていましたがそんなことは杞憂だったと思います。 

多くのひな形を覚えようとすると一つのひな形にかける時間が少なくなりあやふやなまま記憶されてしまうであれば、より重要度の高い基本的なひな形を完全に覚えることが大切だと痛感しました。 

基本のひな形を覚える事が出来れば、応用して対応することが可能だからです。 

実践答練のご感想・ご利用方法

最終の力試しとして時間を図りながら本試験を想定して行ないました。
このまま本試験で出ても遜色無い物ではないでしょうか。
中山先生が本試験を作成しているのではないか?と言える位なものだったと思います。 

全6回の答練でしたが、最近の試験のトレンドや実務からフィードバックされた内容がが各所に散りばめられているそうで、大変中身の充実した内容だったと思います。 

結構行けるかなと自信満々で臨みましたが、時間を測りながらとなると以外に緊張してしまうことも分かり本試験の良い疑似体験が出来たと思います。
まあ、結果は散々たるものでしたが・・・。 

本試験でズバリ同じ傾向の問題が出るとは思いませんが、本試験の時間に追われるあの何とも言えないヒリヒリする感覚や弱点を再認識することが出来ると思うので大変身になる答練だったと思います。