土地家屋調査士試験の合格率と筆記試験の突破率【令和7年(2025年)】
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土地家屋調査士を目指される方にとって、試験の合格率は気になるところですよね。
今回は、直近の合格率と、合否に関係がある基準点とその突破率についても併せて解説いたします。
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土地家屋調査士試験の合格率:2024年は11.00%
土地家屋調査士試験は合格率は9~10%前後という難しい試験です。
令和6年度の試験における受験者数は4,589人で、合格者数は505人となり、合格率は11.00%という結果になっています。
合格率の推移も確認していきましょう。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和6年度 | 4,589人 | 505人 | 11.00% |
令和5年度 | 4,429人 | 428人 | 9.66% |
令和4年度 | 4,404人 | 424人 | 9.62% |
令和3年度 | 3,859人 | 404人 | 10.47% |
令和2年度 | 3,785人 | 392人 | 10.36% |
令和元年度 | 4,198人 | 406人 | 9.68% |
平成30年度 | 4,380人 | 418人 | 9.54% |
平成29年度 | 4,600人 | 400人 | 8.69% |
土地家屋調査士試験の例年の合格率は9~10%前後で、合格者の数は400名程度です。
そんな中、令和6年は505名と例年と比べて合格者が大幅に増加し、合格率も上昇しました。
とはいえ、難関であることに変わりはなく、「もっと合格率が上がるまで待とう」なんて悠長なことは言ってられませんね。
筆記試験(択一・書式)の突破率はどれくらい?
土地家屋調査士試験は筆記試験と口述試験があります。
また筆記試験も「午前の部」と「午後の部」に分かれています。
午前の部の試験内容は測量に関する知識で、択一10問と記述1問です。
午後の部の試験内容は不動産登記に関する知識で、択一20問と記述2問です。
ほとんどの人は午前免除のため、実質的に午後の部のみを受ける人が大多数と言えるでしょう。
ここでは土地家屋調査士試験午後の部の合格率について見ていきましょう。
まずは「基準点」と「合格点」について
土地家屋調査士の筆記試験には、「基準点」と「合格点」というものがあります。
「基準点」とは、いわゆる足切り点です。
択一式と記述式にそれぞれ設定されており、どちらも到達していることが必要です。
そして択一式と記述式どちらも基準点を突破した上で、合計得点が「合格点」に到達していてはじめて、筆記試験合格となります。
近年の基準点と合格点は以下表のようになっており、令和6年の合格点は択一式は37.5点、記述式は31.5点となります。
また、合格点は78.0点と言う結果になりました。
年度 | 択一式基準点 (平均点) |
記述式基準点 (平均点) |
合格点 |
令和6年度 | 37.5 (33.5) |
31.5 (26.3) |
78.0 |
令和5年度 | 35.0 (31.8) |
29.0 (23.7) |
72.0 |
令和4年度 | 37.5 (33.2) |
34.0 (28.1) |
79.5 |
令和3年度 | 32.5 (30.3) |
30.5 (25.7) |
73.5 |
令和2年度 | 32.5 (29.4) |
30.0 (24.8) |
71.0 |
令和元年度 | 32.5 (29.8) |
33.0 (27.5) |
76.5 |
平成30年度 | 35.0 (32.5) |
33.5 (27.8) |
81.0 |
平成29年度 | 37.5 (32.7) |
36.0 (30.1) |
81.0 |
基準点は平均点よりも上にあるため、受験生の平均以上が取れていないと足切りにあってしまうことになります。
さらに、両方の基準点を突破していても、合格点まではさらに10点ほどの積み増しが必要となっています。
基準点はどのように決まる?
それでは、基準点は一体どのようにして決まっているのでしょうか。
まず択一式の基準点ですが、こちらは通過人数がだいたい2000人となる点数で設定されます。
なぜ2000人かといえば、記述式の答案を採点できる上限がこれぐらいだからです。
記述式の答案はすべて人の手で採点する必要があるため、択一式で基準点を定めて、2000人ほどに絞っているのです。
記述式の基準点は、その年の難易度に応じて調整されます。
だいたい平均点より5点ほど上ですね。
近年ではほとんどが30点以上で、6割以上の得点が必要となっています。
難易度が低い年では7割以上が求められることもあります。
易しいからラッキー、というわけではないのですね。
そして、択一式と記述式の両方の基準点を突破した人のうち、上位から400~500人程度になるラインで「合格点」が決められます。
択一式・記述式の突破率
さて、それでは基準点と合格点を突破した受験者数に対する割合を見ていきましょう。
年度 | 択一式突破率 (突破者数) |
記述式突破率 (突破者数) |
合格率 (突破者数) |
令和6年度 | 51.91% (2,382人) |
29.31% (695人) |
10.98% (504人) |
令和5年度 | 48.0% (2,126人) |
28.6% (606人) |
9.66% (428人) |
令和4年度 | 49.6% (2,186人) |
25.0% (545人) |
9.65% (425人) |
令和3年度 | 52.4% (2,023人) |
33.4% (661人) |
10.39% (401人) |
令和2年度 | 49.9% (1,890人) |
30.8% (580人) |
10.44% (395人) |
令和元年度 | 49.8% (2,090人) |
35.3% (736人) |
10.27% (431人) |
平成30年度 | 51.5% (2,256人) |
32.1% (722人) |
9.54% (418人) |
平成29年度 | 43.7% (2,012人) |
31.8% (638人) |
8.70% (400人) |
※突破率・合格率は、受験者数に対する割合 |
択一式の突破率は、全体の45~50%くらいですね。
受験者数が4000人超で、そのうち突破できるのが2000人ほどですから、半数近くがここで脱落することになります。
択一式の基準点は平均点よりも高く設定されますので、受験生の平均以上の成績を収めていなければいけないわけですね。
そして、記述式答案が採点され、こちらも突破できた人の割合は、全体の15%程度となります。
さらにグッと少なくなりました。
択一式を突破していても、そのうち3人に1人くらいしか記述式を突破できていないことになります。
なかなか狭き門といえますね。
その中でさらに「合格点」に到達できた人は9~10%ほどとなります。
400名~500名程度のみですから、ここでも半数ほどが脱落するわけですね。
生半可な気持ちでは合格できない試験といえます。
関連コラム:土地家屋調査士試験の難易度は?偏差値で例えると?勉強を始める前に知っておくべきことも紹介
土地家屋調査士の口述試験の合格率は?
土地家屋調査士の筆記試験を突破すると、次は口述試験に進むことができます。
口述試験の合格率は公式的に発表されていませんが、ほぼ不合格者が出ないとされています。
つまり、筆記試験に合格できれば、ほぼ100%合格できる試験です。
しかし、何も準備せずに受けるとなると不安ですよね。
試験対策に役立つ、口述試験の流れとポイントを解説します。
口述試験の流れ
口述試験は、約10分の試験時間で10~15問の問題が出題される一問一答形式です。
試験を受ける順番は会場や年によって形式が変わることがありますが、概ね当日実施されるクジで決定することが多いです。
順番によっては、口述試験が終わるまで3時間ほどかかることもあるでしょう。
順番が来たら試験室に向かい、ノックと入室の挨拶をして部屋に入ります。
問われる問題は、筆記試験の合格者であれば回答できるレベルです。
沈黙は避け、はっきりと大きな声で応えましょう。
口述試験のポイント
口述試験は、土地家屋調査士としてふさわしい能力や品位があるかが問われる試験です。
就職活動の面接を受けるイメージで、落ち着いて丁寧に対応することを意識しましょう。
また、出題されやすい範囲は、土地家屋調査士法第1条と第2条です。
条文の内容について口頭で説明できるよう、事前に練習しておくと当日も焦らずに答えられるでしょう。
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