【中山 祐介講師インタビュー】アガルートアカデミー調査士講座には、私が思う“あったらいいな”がすべて詰まっている
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります
アガルートアカデミー土地家屋調査士試験 中山 祐介講師
法政大学文学部地理学科卒業、東京都立大学理学修士。
土地家屋調査士試験を全国1位で合格し、大手資格予備校にて土地家屋調査士や測量士補・行政書士の指導を行う。
その後、2018年よりアガルートアカデミー土地家屋調査士試験講師として年間1,000名を超える受講生を担当。
土地家屋調査士のほか、測量士・行政書士資格も保有。4児の父で多趣味。
ーーまず、中山講師が土地家屋調査士を目指した経緯を教えてください。
私が土地家屋調査士資格を取得しようと思ったのは、大学で地理学科を専攻したことからでした。
私が入学した法政大学は、地理学科の名門として知られています。
入学直後から地理学科の研究室に頻繁に出入りしては日本全国や海外で研究を行ったり、論文を書いたり学会発表と地理学のおもしろさにのめり込んでいきました。
研究者として北アフリカ・チュニジアに渡航。
1年以上の間、観測用の船で地中海にてアマモやリモートセンシング(人工衛星からの測量)の研究に没頭しました。
ある程度の研究成果を上げ日本に帰国したのですが、感じたのは社会の役に立てるものがないという虚しさ。
「どこで働くのか」「そもそも何の仕事をするのか」今後のキャリアを描けずにいたんです。
自立するには手に職をつけた方が良いのではないか?と考え、調査士試験を受けることにしました。
私は大学時代に測量士補資格を取得していたのですが、土地家屋調査士試験が午前免除になるんです。「これはやるしかない!」と思いました。
ーー土地家屋調査士資格の取得にあたり、大変だったことや苦労したことはありますか?
一番大変だったのは試験の情報収集。
そもそも、土地家屋調査士自体の認知度が非常に低く、試験の情報がとても少なかったんです。当時は特に。
記述式の電卓操作や定規の使い方を確認できる動画も皆無でした。
独学でいかに効率よく学習できるか、試行錯誤の連続でしたね。
私は2回目の試験で合格しているのですが、1年目は間違った情報に惑わされ不安になってしまい、試験を受けてはじめて「これをやればいいのか」とわかりました。
1点差で残念な結果になったので、どうせなら自分の感じた「これをやればいい」を突き詰めて2年目の試験を受けてみようと考えて、実践。
結果、幸運にも1位で合格することができました。
ーー土地家屋調査士としてのやりがいや資格を取ってよかったと思うのはどんなときですか?
土地家屋調査士として独立し、依頼者の方からはじめて報酬をいただいたときですね。
資格を取って本当に良かったと思いましたし、あの瞬間の喜びは今でも鮮明に覚えています。
また、地域の中の一士業として地域の皆さまと活動する機会もあり、独立してまもなく、最年少の市議会議員として奉職しました。
そして何より、微力ではありますが講師という立場で土地家屋調査士を目指す多くの受験生と関われることは私の原動力であり、大きなやりがいです。
ーー中山講師が講座作成でこだわっていることってありますか?
受験生の多くがつまずきがちなポイントを先回りしてフォローし、最適な学習環境を整えておくことです。
調査士の講座で使用するテキストや過去問の解説はすべて、私が1文字1文字書き起こしています。
徹底的な本試験の分析を反映しているため、テキストの頁は一般的な教材に比べるとそのボリュームの少なさに最初は戸惑うかもしれません。
しかし、テキストの内容には絶対の自信があります。例えば、過去問の解説は、あえてテキストの文章から引用。
そのため、過去問の後にテキストを読み返すだけで土地家屋調査士試験の合格に必要な「体系的な学習」が自然と身につくんです。
そういう「気付かないうちに本当に大事なことを学習できる仕掛け」を多く入れこんでいます。
また、自信の経験から得た「これをやればいいのか」をカリキュラムに落とし込んでいますが、試験は傾向が毎年変わるため、常に最新の「これをやればいいのか」を突き詰めています。
ーー講師として大切にしていることを教えてください。
学習の伴走です。土地家屋調査士は、テキストを読んで講義や解説を視聴するだけで合格できるほど簡単な試験ではありません。
重要となるのが、テキスト・講義・解説を上手に活用した学習です。
正しい方向で正しく学習できるように、「定期カウンセリング」も作りました。
定期カウンセリングは、毎月講師と一緒に、個別の具体的な学習計画を設計していく仕組みです。
学習初期こそ学習計画を立てていくことが多いですが、最終的には個別のゼミのような様相になっていきます。
また、学習の疑問はすぐその場で解決できるよう、講師に質問できる「オンライン質問サービスKIKERUKUN」も用意しています。
質問にはなるべく早く返すことにしています。
アガルートアカデミー調査士の講義・解説は、リリースと同時に直前講義を除いてすべて視聴できるようにしています。
普通、予備校というと講義が売り物なので、1年を通じて講義をしているのですが、それだと講義の後の学習期間が短くなり、1年合格が現実的ではなくなってしまいます。
アガルートの調査士は、最初から講義を自分のペースで一気に進めることができ、その後の学習について、先に言った「定期カウンセリング」などで伴走していくスタイルです。
おかげさまで、受講生の皆さまの努力の賜物ではありますが、1年合格が現実的にできる唯一のカリキュラムになっていると実感します。
好評いただいている「【中山式】複素数計算」や「新・定規の使い方講座」は、私の過去の経験から生まれたもの。
アガルートアカデミー調査士の講座には、私自身が独学で勉強していたときに「あればいいな」と思ったものがすべて詰まっているんです。
「あればいいな」と思うもののひとつに、「情報の発信」もあります。
おかげさまで、ブログやTwitter、YouTubeチャンネルは非常に好評です。調査士受験生の全員が見ているという肌感でやっています。
ーー趣味や休日の過ごし方を教えてください。
4児の父なので、休日は子どもの行事に参加することが多いです。
また、昔から超多趣味ですので、趣味に時間を使っています。
趣味はたくさんあるのですが、テキストをいかに速く打てるかを突き詰め、基盤からキーボードを作ったりもしています。
自作キーボードは、ハードウェアとソフトウェアの両面で設計できるのでとてもいいんです。
最近は、エレキギターを材から作ったり、エフェクターも自分で設計して、演奏を楽しんでいます。
何かを作るのが好きですね。
興味を持ったことは、何でもチャレンジみようと思っているんですよ。
ーーありがとうございます。それでは最後に、アガルートアカデミー調査士の受講を検討されている方にメッセージをお願いします。
アガルートアカデミーを受講しようか迷っている方はもちろん、どの予備校にするか決めかねているという方も、ぜひ気軽にお問い合わせいただけたら嬉しいです。
受講相談について、すべて中山が直接受けているのも特徴です。
私は、日本で1番、土地家屋調査士試験受験者の生の声を聴いて生の姿を見ていると自負しているので、適切なアドバイスができると確信しています。
受験生からいただいた声を講座に反映し、みなさんが安心して勉強に集中できる環境を整えていきたいと思います。