東京法経学院の土地家屋調査士の評判を信じて選ぶも挫折…アガルートでは8か月の短期合格! 中里 優さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
40歳を目前に控えた頃から、「自分の人生はこのままではいけない」と危機感を持つようになり、新たな可能性を開きたい思いから色々な資格の取得に励んでいました。
(行政書士、FP2級、Web解析士などを取得しました)
そんな中、父から「土地家屋調査士を目指してみたらどうだ?」と言われたのが、興味を持ったキッカケでした。
(父は不動産屋を営んでいるのですが、その事務所が入っているビルの上階に土地家屋調査士事務所もあるんです。時折そこに仕事を依頼することがあるらしく、資格に馴染みがあったようです)
私はそれまで土地家屋調査士について名前も知らなかったのですが、試験問題を見てみたところ、計算や作図があって他の資格より面白そうに感じました。
「年収も高いし、いいかもしれない」と思ったので、チャレンジしてみることにしました(我ながら、あまりにも短絡的な動機で恥ずかしいです)。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
最初は東京法経学院に入学しました(調査士といえばココ、という評判だったので)。
しかし、講師がホワイトボードに文章を書き、それをノートに写すのを繰り返すという単調な授業に初日で愕然としました。
今までLEC、TACと比較的進んだ予備校で学んできたので、法経の授業は前時代すぎてついていけませんでした。
それでも一生懸命頑張ろうと思ったのですが、
●講師が書いている間の無言の時間がムダすぎて我慢できない
●講師の背中が邪魔で、どいてくれるまで何を書いているのか分からない
●ノートに写し始めても、書いている途中で解説が始まり、聞くのと書くのが同時にできない(聞いていると書けないし、書いていると聞けない)
●全部書き写す前に消される
●ポイントだけ解説して、「あとはテキストを読んでおくように」で終わらせる
という、「あまりにも」な授業だったので、まったく知識が定着しませんでした。
もちろん実績がある予備校なので、このスタイルが合う人もいるのかもしれませんが、少なくとも私には合いませんでした。
そんなこんなで半年の授業が終了し、カリキュラム後半の答練に入りました。
もちろんそのような状態でロクに得点できるはずもなく、択一以外はほぼ白紙。
合否判定は常に「D」という有様でした。
「もう今年は受からない」と、2月の時点で一旦は挫折しました。
ただ、安くない授業料を払って目指した資格なので、このまま終わらせたくないとも思いました。
もし来年受け直すにしても、どちらにしろ授業料はかかります。
だったらまだ8ヶ月あるのだから、今から学び直して今年合格を目指した方がいいと思い、覚悟を決めて別の予備校に入り直すことにしました。
そこでYouTubeで中山先生のサンプル動画を見て、その圧倒的な分かりやすさでアガルートに即決しました。
学習リズムや学習する上で工夫したこと
私は「分からない・できない」という状態にくじけやすいタイプなので、とにかく勉強を細分化することを意識しました。
調査士試験は様々な知識・技術が要求されるトライアスロンのようなものだと感じたので、まずは「択一」「申請書の書き方」「計算」「作図」と分け、まずはそれぞれの力の向上を図りました。
そして最初はできる限りハードルを下げて取り組むようにしました。
水泳、自転車、ランをそれぞれ練習した後、ショートディスタンスからやってみるような感じです。
そして徐々にミドル、ロングと伸ばしていくことを想定しました。
▼択一の勉強法
択一においては、Botというサービスを使いました。
Botとは、あらかじめ登録しておいたつぶやきを自動的にTwitterに投稿してくれるものです。
この中に、テキストでポイントとなっているもの、講義で重要と言われたもの、過去問で間違えたものなどを、簡単な問題形式にして大量に登録しました。
そして、それらの問題を繰り返し解くことで知識の定着を図りました。
スマホ一つあれば勉強できるので、スキマ時間の有効活用にもなりました。
▼申請書の書き方の勉強法
これはテキストの申請書例を真似て覚えました。
まずは単に真似て書いてみて、ある程度法則性が分かってきたら、次に申請書例を空欄にして穴埋めで覚えるようにしました。
▼計算問題の勉強法
計算問題は、いきなり自分で解き始めるのではなく、まず模範解答を見て「解き方の手順・考え方」を理解するようにしました。その後、自分でその通りにやってみて、同じ結果になるかを確認しました。 そして「こう出題されたら、こう解く」というルールを身につけてから、数をこなすようにしました。
▼作図の勉強法
「定規の使い方講座」で動かし方、描き方の基本を確認してから、過去問や答練の座標値を借りて図面を描くだけの練習をしました。 最初のうちは時間を気にせず丁寧に描くことを心掛け、慣れてきたら正確に早く描くように練習しました。
これらがある程度できてきたら、過去問を年度別に通してやったり、答練にチャレンジして本試験対策を始めました。
入門総合講義のご感想・ご利用方法
合格に必要な知識を網羅しており、その内容も非常に充実しています。
勉強の進行具合がトップページで視覚的に分かるのはとても便利ですね。
講義動画の解説はどれも非常に丁寧・親切で、法経時代とは比べ物にならないくらい早く理解が進みました。
特に不動産登記法(令・規則も含めて)は、今まで習ったどの法律よりも読みにくい条文ばかりだったのですが、中山講師が分かりやすく横断的な知識を提供してくれたので本当に助かりました。
入門総合講義ゆえ、書式のアウトプットだけは若干手薄かな?と思いましたが、法経の答練を受けていてその部分がカバーされていたので、私にはちょうど良かったです。
利用方法につきましては、試験日から逆算して、「この日までにこれぐらい終わらせておきたい」という目安をつくり、それに向けて達成度のパーセンテージを使わせて頂きました。
スマートフォンで手軽に見られるため、自宅以外(図書館など)でも解説を見ながら勉強を進めることができるのは非常に便利でした(チャプターごとに見出しが付いているともっと便利かなと思いましたが)。
択一式過去問解析講座のご感想・ご利用方法
全肢について解説の動画があるのは画期的でした。
私がかつて学んだ予備校ではこうした講座はなかったと思います(通学だったせいかもしれませんが・・)。
文字で書かれた解説は往々にして必要最小限しか記載されていないので、理解が薄っぺらくなったり、誤解して覚えてしまうことがありますよね。
過去問は試験対策上最も大事なのですから、その解説には力を入れるべきだと思っていたので、「これは素晴らしい!」と思いました。
動画で解説されると誤解が少なくなりますし、具体例や例え話などによって既知と未知が繋がりやすくなります。
結果として、しっかりした知識が身に付くと思います。
利用方法としては、選択肢の中で、理解できていないもの、間違えたものを中心に確認し、知識を補完していきました。
記述式過去問解析講座のご感想・ご利用方法
テキストの知識を、アウトプットの現場(試験問題)においてどのように応用するかという実践的なプロセスが見られるので、本当に重宝しました。
記述は問題のボリュームも多く、初心者にとってはハードルが高いものです。
問題文のどこから何を読み解くのか?
どう考えればいいのか?
どの点から求めればいいのか?
そうしたことを、無機質な文字の解説で終わらせるだけなく、人が解説してくれるのはとても頼もしく感じました。
私のイメージでは「伴走者」でした。
まず一回解いてみて、解説を見て自分に足りなかった部分を補完し、数日置いてからもう一度解いてみる。
そこでちゃんと解けるようになっているかを確認し、まだ足りない部分があれば改めて解説を見てみる。
そのような形で利用させて頂きました。
定規の使い方講座
定規の形が私が使用しているものと違うため、こちらにつきましては基本的な考え方や動かし方を理解するのに使わせて頂きました。
東京法経学院時代は、図面によって定規の置き方を変えるといったことすら知らなかったので、この講座で知ることができて良かったです。
調査士のように文房具を使用する資格は、こうして講師が実際に使っているところを映しながら解説してもらうとすごく助かりますね。
繰り返し何度でも確認できることも通信の強みだと思います。
ちなみに法経では、小学校にあるような巨大な定規の模型をホワイトボードにマグネットでくっつけて、ズズズッと動かしながら解説するのですが、とにかく動かしづらそうで、全然イメージがつかめませんでした。
複素数で解く測量計算
複素数はぜひマスターしたいと思っていたので、これには非常に助けられました。
というのも東京法経学院では、メインの講師(内堀氏)が複素数が大嫌いで教えてくれなかったからです(ことあるごとに、「三角関数こそ王道。複素数で計算するとズレる」と言っていました。法経の他の講師では教えている方もいるようですが)。
しかし色々調べても、複素数は圧倒的に速いらしいし、合格にとって必要なスキルだと思っていました。
ただ、解説されているブログなどを見てもいまいちピンとこないというか、実際に計算しているところを見ないとやってみる気になれなかったので、それが叶えられたのは嬉しかったです。
動画を見ながら自分もマネしてやってみて、手順を体に染み込ませていきました。
中山講師へのメッセージ
東京法経学院で一度諦めた私が再び「やってみよう」と思えたのは中山先生の分かりやすい講義のおかげです。
結果的に、自分でも驚くような成績で合格できました。
本当に感謝しています。
正直、合格はしたものの、土地家屋調査士の実務に対する興味よりも今は教育に対する興味の方が上回っています。
一緒にお仕事ができたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
中里さんは現在アガルートアカデミー講師として活躍中!
中里さんは合格後実際に教育の途に進まれました。
「中里 ユタカ」の講師ネームでアガルートアカデミー講師として大活躍しています!
受験生時代に苦労した経験を講義に活かしているため、わかりやすいと大好評です!
中里講師の講義にもぜひご注目ください!
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