合格者の声|過去問で苦手な内容がどこかを確認しながらテキストに戻って補強に努めた 大口 晃二さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
平成30年度行政書士試験に合格後の次の目標として興味をもったため。
諸事情により行政書士としての開業は直ちにはせず、開業に関する情報等を集めていたところ、「ダブルライセンス」について目に留まる。
開業に関する情報と併せて、ダブルライセンスについての情報も検索し、アガルートの動画「ダブルライセンスのススメ」をいくつか視聴。
司法書士をまず考えたが、その時点では気後れして断念。
次の候補となったのが、土地家屋調査士。
以前に土地取引に際して土地家屋調査士の方と関わったことがあるが、特に意識することなく、土地家屋調査士という資格もほとんど印象に残っていなかった。
しかし改めて仕事内容の概略や試験内容を知ると、次第に興味がわいてきた。
資格を多く取りさえすればよいのではなく、それをどのように生かすかが大事ではあるものの、次のステップとして挑戦しようという気持ちが高まり、土地家屋調査士試験を目指すことにした。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
他の資格予備校と比較して低価格であったことが一番の理由。
行政書士試験のときと同様にすべて独学で進めたかったが、市販の基本テキストが少ないうえに難解でとっつきにくかったので、過去問や知識補充は市販の書籍を活用するにしても基本的な知識習得のためのテキストだけは止むを得ず予備校に頼ることにした。
アガルートアカデミーの存在は、行政書士試験の独学を進めていく中で問題演習を深めるべく書籍を検索していた折に、「2018年版 行政書士試験 択一式対策完成への問題 憲法80問 ―他資格試験の重要問題を解く―」「同 民法80問」を見つけることによって知った。
それらを購入して有効に活用したことも踏まえ、土地家屋調査士試験の講座について検討対象とし、他の予備校講座と費用対効果を比較した上で総合的に判断して、アガルートアカデミーの講座の受講を決めた。
学習リズムや学習する上で工夫したこと
◆学習の流れ
2019年1月下旬から、測量士補試験の学習を開始。
完全独学。
3月下旬から、アガルートの入門総合講義を受講開始。
ウェブ動画を視聴しながら、まず不動産登記法・土地家屋調査士法のテキストを4月末ごろまでかかって1回読み通した。
5月は測量士補試験直前期のため、そちらの過去問10年分に取り組むことが中心。
その分、土地家屋調査士試験の学習に時間を割けないため、行政書士試験での学習経験があることを強みとして民法についてこの時期に復習。
また、複素数計算について、講座テキスト・動画を活用して練習を始めた。
測量士補試験終了後から6月にかけて、テキストを再び読むことに取り組む。
また6月中旬から市販の過去問題集を用いて演習に取り組み始め、9月中旬まで続けた。
記述式対策は7月から。
「定規の使い方講座」受講ののち、市販の書式問題集を用いて2回まわり問題演習に取り組む。
さらに引き続き8月中旬ごろから試験直前期にかけて、直近10年分の過去問について年度別に取り組み始める。
9月以降は、条文の言い回しに慣れるべく、不動産登記法および登記令・登記規則、区分所有法、土地家屋調査士法について、実際の条文を読み込むことに取り組み、暗記すべきと思われる事項の定着に努めた。
◆学習上の自分なりの工夫
①行政書士試験の学習の折に、六法から学習を始めるのではなくテキストで学習したのちに試験直前期に条文を読む、という流れが自分にとっては効果的だと実感したので、土地家屋調査士試験においても同様の取り組み方をした。
②過去問については、択一の問題集については2回まわり、年度別の過去問については直近10年分を1回まわり解いてみて、間違えた問題についてのみ抽出し、2回目3回目4回目と次第に的を絞りながら、苦手な内容がどこかを確認しながらテキストに戻って補強に努めた。
この取り組み方は効率的であった。
入門総合講義のご感想・ご利用方法
「不動産登記法・土地家屋調査士法」編
読み始めとなる1回目は、とにかく読み切ることを目標にして、ウェブ動画の解説を頼りに読み進めた。
初めて知る内容だったので、平日1セクション、休日およそ2~3セクションと進め、ひと通り読み終えるのに1か月かかった。
測量士補試験後、2回目の読みを始めたが、このときはマーカー等で書き込みもしながら進めた。
以後は問題演習で必要に応じて活用した。
テキストを初めて見たときはその厚さに不安になったが、例えば登記申請に関わる共通した同じ内容の記述でもその都度記載されていることでページ数が多くなっているのだ、ということが学習を進めるうちに分かってきた。
共通事項も「前に同じ」のような省略をせずに記載されていることで、いちいち調べ直したりする時間を必要とせず、逆にそれらを「これは共通事項なんだな」とあとから自分自身で整理するというステップを踏むことになって、ただ暗記するのではなく自分なりの知識として理解を深めることにつながったと思う。
「民法」編
行政書士試験に向けて学習したのが土台となっている状態のため、測量士補試験対策のために土地家屋調査士試験の学習に時間を割けない時期を活用して、テキスト・動画を軽く1回流して復習した程度。
中山講師へのメッセージ
受験の動機が正直なところそれほど強くなかった分、自分の中でモチベーションの維持がやや心配でしたが、さまざまな動画の視聴などを通して最後までやり抜き、初受験で合格まですることができました。
お世話になりました。