【土地家屋調査士試験の直前対策】おすすめの勉強法と直前期にやってはいけないこと
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この記事では、土地家屋調査士試験の講師として長年、受講生や合格者を見てきた中山が、合格した人が実際にやってきた勉強法を紹介します。
試験を直前に控えた方が、今何をすべきかが明確になることを願っています。
また、現在土地家屋調査士試験を学習中の方は、直前期に(またはそれに至るまでに)すべきことのイメージを掴むことができます。
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では、さっそく直前期にやっていたことを紹介します。
①いつもどおりの学習をする
これは、中山が受験生のときにやっていた直前期の学習法で、多くの受講生にも勧めているやり方です。
まず、直前期にやるべきことを変える理由はなんでしょうか?
直前に知識を詰め込むのでしょうか?
直前に詰め込むぐらいであれば、もっと余裕をもってやっておくべきではありませんか?という思想が土台になっています。
直前にやった方がいいことなら、もっと前から準備しておいた方がよいです。
常日頃から、本番を意識したルーティンをしっかり組んで、直前であろうとそのルーティンを続けます。
直前にやり方を変えてリズムがくずれることがありません。
②自分が作った弱点ノートを整理する
これは、アガルートの受講生であり、現在は講師をしている中里ユタカ先生が受験生のときにやっていた直前期の学習法です。
それまでに貯めていった、苦手な問題や、最後まで完成しなかった申請書例などを、まとめて直前期にやり、弱点がない状態にもっていきます。
本試験前の時間なども、この弱点ノートを見ていたとのことです。
③答練をやる
これは、独学で一発合格し、現在は講師をしている佐々木治季先生が受験生のときにやっていた直前期の学習法です。
本試験と同じ形式での答練・模試をやり込み、本試験でのイメージを固めます。
また、過去問や答練で分からなかった問題は付箋を貼り(これは中里先生の直前期の学習法と共通しますが)、弱点を潰していったそうです。
もちろん、過去問ができるようになっているのが大前提です。
そのため、本当に直前期には、答練でなく過去問に戻ったそうです。
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今まで学習した過去問知識と併せて学習することで、学習のスキをなくすことができます。
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作図を苦手とする受験生は多くいる一方で、あくまで記述式において作図は問題の一部であり、集中的に学習することは難しい現実がありました。
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直前期にやってはいけない勉強法とは?
それでは、反対に、直前期に避けるべき学習とはなんでしょうか?
まず、「直前期だから」という考えは危険です。
直前期だから、普段とは違うなにかをしなければならないということはありません。
まず、ご自身が直前期にしたいことを考え、それが普段のルーティンに組み込めないかを考えてみてください。
組み込めるのであれば、余裕を持って普段からやっておくと良いです。
それと、これはよく中山が言っていることですが、ご自身が今までやってきたこと、使ってきた教材を最後まで信じぬいてください。
直前期になると、他人の発言・行動や、今までとは違うものが気になってきます。
それはしょうがないことですが、移り気になって別のものに手を広げると、せっかく積み重ねていたものの根底が揺らぎます。
本試験は非常にハードな戦いなので、このような気の揺らぎが絶対的な自信まで揺らがせてしまいます。
例えば、直前期に答練をやり、発展論点に触れたとします。
発展論点が基礎論点とは違う結論になっている場合もあるので、本試験で基礎論点の問題を解いているのに、結論の異なる発展論点が頭をよぎり、誤った解答をしてしまうようなことがあります。
本試験で重要なのは、「基礎論点をしっかり得点できること」だということに注意しましょう。
「誰も知らないマニアックな知識を知っている人が合格する」のではなく、「多くの人が知っている基礎的な知識を本試験の極限環境でも正しく解答できる人が合格する」のです。
それでも不安なら、直前ヤマ当て講座に頼ろう!
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試験直前になりまだ不安が残るという方は、この講座で直前期の試験の総まとめをしてみましょう。
まとめ
直前期に不安になるのは誰でも同じです。
直前期だからという理由だけで普段とは違うことをして、せっかく積み重ねてきたご自身の「普段」を崩さないよう、ご注意ください。
弱点を残して本試験を受験することがないよう、直前期には弱点を潰す学習を心がけましょう。
また、直前期にできることが普段からできないかを改めて考え、ルーティンの見直しも随時していきましょう。
アガルートアカデミーの土地家屋調査士試験対策講座にあります定期カウンセリングでは、講師がご自身にあったルーティンを毎月設定しますので、ぜひ、こちらもご活用ください。
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