本コラムでは、土地家屋調査士試験に必要な持ち物や当日の注意事項、持ち込みできない物品などを紹介しています。

土地家屋調査士試験を受ける際は、受験票や筆記用具に加え、関数電卓や三角定規などのさまざまな持ち物が必要です。

試験当日までに持ち込みが禁止されているものや注意事項などを確認し、早めに準備しておきたいですよね。

これから土地家屋調査士試験を受験される方は、ぜひ本コラムを参考になさってください。

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土地家屋調査士試験に必要な持ち物リスト

土地家屋調査士試験当日に必要な持ち物のリストは以下の通りです。

  • 受験票
  • 筆記用具(ボールペン、シャープペンシル、消しゴム、マーカー等)
  • 関数電卓
  • 三角定規
  • 三角スケール
  • 全円分度器
  • コンパス
  • 腕時計やストップウォッチ
  • 飲み物(ペットボトル)
  • 軽食
  • 携帯電話
  • ハンカチ・ポケットティッシュ
  • 財布
  • 勉強してきた教材
  • 膝掛け・上着
  • マスク

受験票

土地家屋調査士試験の当日は、必ず受験票を持参しましょう。

受験票には、試験会場や集合時刻などの受験に必要な情報が記載されています。

受験票を紛失した場合は早めに問い合わせを行い、当日までに対処しておきましょう。

万が一試験当日に受験票を忘れてしまった場合は、試験会場で仮受験票の発行を受けられる場合があります。

そのため、試験当日は本人確認に使用できる写真付きの身分証を持参することがおすすめです。

筆記用具(ボールペン、鉛筆、消しゴム、マーカー等)

土地家屋調査士試験を受ける際は、筆記用具が必要です。

必要な筆記用具は人によって異なりますが、最低でも、黒インクのボールペン、BまたはHBの硬さの鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック製消しゴムの3点は必ず持参しましょう。

万が一なくしたり落としたりしてしまった時のために、それぞれ2セットずつ持っていくことがおすすめです。

シャープペンシルの芯やボールペンのインクの残量なども、事前に確認しておきましょう。

記述式試験の答案用紙に使用できる筆記用具は、黒インクのボールペンまたは万年筆に限られています。

また、記述式試験の答案用紙に図面を作成する場合は、ペン先の太さが細字以下の万年筆または0.5mm以下の太さのボールペンを使用しなければなりません。

対して、択一式試験の答案用紙に使用するシャープペンシルの芯の太さは指定されていないため、マークシートを塗り潰しやすい太めのものを使用するなど、用途に応じて使い分けることが可能です。

問題冊子に限ってはマーカーや色鉛筆を使用できるため、使いたい方は持参しても良いでしょう。

関数電卓

午前の部および午後の部の試験では、関数電卓を使用できます。

ただし、持ち込める関数電卓の数は予備を含めて2台までとなっています。

また、プログラム機能やプリント機能を備えたもの、アルファベットやカナ文字を入力できるもの、電池式以外のものは持ち込めません。

三角定規

土地家屋調査士試験では作図の問題が出題されるため、三角定規が必要です。

試験中に使用できる定規は三角定規のみとなっています。

一般的な三角定規とは異なり、1/250や1/500などの目盛りがある特殊な三角定規が必要であるため、持っていない方は早めに購入しましょう。

早く正確に作図できる三角定規が欲しい方には、アガルートの土地家屋調査士試験専用三角定規「SUGOOOI」がおすすめです。

関連コラム:土地家屋調査士試験におすすめの三角スケール三角定規等の携行用具を紹介!

三角スケール

作図した図面をチェックする際は、三角スケールがあると便利です。

三角スケールには土地家屋調査士用と建築士用のものがあり、目盛りの大きさが異なるため注意しましょう。

土地家屋調査士試験では、三角定規と同様に1/500などの目盛りがあるものを使用します。

全円分度器

土地家屋調査士試験では、全円分度器も必要です。

三角定規や三角スケールよりも使用頻度は低いですが、念のため準備しておきましょう。

コンパス

土地家屋調査士試験を受ける際は、コンパスも持参しておくことがおすすめです。

コンパスも使用頻度は低いですが、念のため持って行くと良いでしょう。

市販のコンパスでも使用できますが、シャープペンシル式のものが使いやすいです。

腕時計やストップウォッチ

土地家屋調査士試験当日は、音の出ない腕時計を持参しましょう。

試験会場によっては、時計が設置されていない場合があります。

また、時計の文字盤が小さかったり、自分の席から見づらい位置に設置されていたりする可能性があるため、腕時計があると安心です。

時間配分が気になる方は、ストップウォッチを使用しても良いでしょう。

ただし、スマートウォッチは使用が禁止されているため、もし持参した場合は試験前に必ず電源を切り、カバンの中に入れておきましょう。

飲み物(ペットボトル)

土地家屋調査士試験の当日は、飲み物を持っていくと良いでしょう。

試験会場に持ち込める飲み物は、キャップ付きのペットボトル飲料に限られています。

アルミ缶など缶飲料の持ち込みは禁止されているため、注意しましょう。

また、机上に置ける飲み物の本数は1本に限られているため、2本以上持参した場合は残りのペットボトルをカバンの中に入れておきましょう。

なお、ペットボトルカバーの使用は禁止されているため、ペットボトルの結露が気になる方は、常温の状態で持ち込むことをおすすめします。

軽食

午前の部から土地家屋調査士試験を受ける方は、昼食を持参しましょう。

また、午後の部から試験を受ける方も、念のため軽食やお菓子を持っておくと安心です。

試験では頭を使うため、休憩時間中に糖分を補給しておくことが望ましいでしょう。

携帯電話

携帯電話があると、試験会場までの道を調べたり、試験後に調べ物をしたりする際に役立ちます。

ただし、試験中の使用は禁じられているため、試験前に必ず電源を切り、カバンの中にしまっておきましょう。

ハンカチ・ポケットティッシュ

試験中は、ハンカチやタオル、およびポケットティッシュやウェットティッシュを机の上に置くことが認められています。

試験中にティッシュなどを使いたい方は、持って行くと良いでしょう。

試験当日は、予期せぬ体調不良に備えて、頭痛薬や胃腸薬を持って行くことをおすすめします。

試験中に薬を服用したい場合は、必ず試験監督員の指示に従いましょう。

財布

試験当日は、財布を持っておくと安心です。

試験会場までの交通費や、飲み物や軽食などを購入する際に役立つでしょう。

勉強してきた教材

土地家屋調査士試験を受ける際は、勉強に使用した教材を持って行くと良いでしょう。

試験中に教材を見ることはできませんが、移動中や試験前の空き時間などの過ごし方は自由です。

使い慣れた教材やノートなどを持って行けば、試験前に最後の確認を行えます。

ただし、試験前の勉強時間は限られているため、要点がコンパクトにまとまった教材を使用することがおすすめです。

膝掛け・上着

試験当日は、念のため膝掛けや上着を持って行くと安心です。

土地家屋調査士試験は10月に行われますが、試験会場によっては冷房が効いている場合があります。

座席の位置によっては、寒いと感じるかもしれません。

試験に集中するためにも、体温を調節できるようにしておくことがおすすめです。

マスク

試験中は、マスクやフェイスシールドを使用できます。

感染症対策をしたい方や、体調面の理由などで必要な方は持って行くと良いでしょう。

ただし、使用する場合は試験開始時刻までに着用してください。

参考:令和6年度土地家屋調査士試験受験案内書

土地家屋調査士試験に持ち込みできないもの

試験中は、以下のものを使用できないため注意しましょう。

  • 六法全書
  • 三角定規以外の定規
  • 付箋やメモ用紙
  • 筆記用具入れ
  • 耳栓

六法全書

試験中は、六法全書を使用できません。

六法全書には試験や実務で必要な法令が記載されていますが、内容の確認は試験前に行いましょう。

もし六法全書を持参した場合、試験中はカバンの中にしまっておいてください。

三角定規以外の定規

土地家屋調査士試験で使用できる定規は三角定規のみであり、ほかの定規は認められていません。

試験会場に持参しても、試験中に使用することはできないため注意しましょう。

付箋やメモ用紙

付箋やメモ用紙はあると便利ですが、試験中に机の上に出しておくことは認められていません。

付箋やメモの使用は、試験前の空き時間などに行いましょう。

筆記具入れ

試験中に筆記具入れを机の上に出すことは認められていません。

筆箱に筆記用具を入れて持参した場合は、試験前に必要なものを取り出し、そのままむき出しの状態で机の上に出しておいてください。

耳栓

試験中の室内では、耳栓を使用することができません。

耳栓がないと集中できない方はご注意ください。

土地家屋調査士試験当日に関するよくある質問&注意点

ここでは、土地家屋調査士試験に関する質問や注意事項を8つ紹介します。

  • 鉛筆やシャーペンの濃さに指定はあるの?
  • 試験中に目薬をしてもいいの?
  • 試験中に手袋をつけられる?
  • 飲み物で答案用紙が汚れてしまった…交換してもらえる?
  • 早めに終わったら途中退出してもいいの?
  • トイレに行きたくなったらどうすればいい?
  • 隣の人の咳が気になって集中できなかった。再受験はできる?
  • 試験問題を持ち帰れる?

鉛筆やシャーペンの濃さに指定はあるの?

多肢択一式用答案用紙に使用できる筆記具は、BまたはHBの鉛筆に限られています。

BまたはHBの鉛筆以外の筆記具を使用すると、採点されない場合があるためご注意ください。

試験中に目薬をしてもいいの?

試験中の目薬の使用は許可されています。

ただし、試験中に目薬をカバンから取り出すことはできないため、あらかじめ目薬を外箱から取り出し、試験開始前の時点で机の上に出しておきましょう。

試験中に手袋をつけられる?

試験中は、透明で音の出ないものに限り手袋の使用も許可されています。

使用する場合は、マスクやフェイスシールドと同様に、試験開始時刻までに着用してください。

飲み物で答案用紙が汚れてしまった…交換してもらえる?

飲み物などで答案用紙が汚れてしまった場合も、答案用紙の交換は受けられません。

答案用紙は試験終了まで汚さないように注意しましょう。

早めに終わったら途中退出してもいいの?

試験時間終了前の途中退席は認められていません。

早めに解き終わった場合も、試験終了時刻になるまで座席で待機してください。

トイレに行きたくなったらどうすればいい?

トイレなどのやむを得ない事情で試験中の離席を希望する場合は、黙って手を挙げ、試験監督の指示に従ってください。

無断で席を立ったり、携帯電話などを持ってトイレに向かったりすると、不正受験と見なされる可能性があります。

また、離席している間も試験は中断されないため、その分試験時間が短くなります。

休憩中のトイレは混雑している場合がありますが、後回しにせず早めに済ませておきましょう。

隣の人の咳が気になって集中できなかった。再受験はできる?

周囲の受験者の咳やくしゃみ、鼻をすする音などは日常的な生活騒音であるため、発生した場合も救済措置は行われません。

集中力に不安がある方は、模試や答練などで本番に近い形の試験を経験しておくと良いでしょう。

試験問題を持ち帰れる?

筆記試験の試験問題は、試験終了後に持ち帰れます。

ただし、試験問題の内容に関する問い合わせへの対応は受けられません。

土地家屋調査士試験当日のタイムスケジュール

令和6年度における土地家屋調査士筆記試験のタイムスケジュールは、以下の通りです。

  • 午前の部
    着席時刻:午前9時
    指定時刻:午前9時15分
    試験時間:午前9時30分~午前11時30分
  • 午後の部
    着席時刻:午後0時30分
    指定時刻:午後0時45分
    試験時間:午後1時~午後3時30分

試験当日は、試験に関する注意事項などが説明されます。

着席時刻までに所定の座席に着席できるよう、余裕を持って試験会場に到着しましょう。

指定時刻までに試験室に入室できなかった場合は、試験を受けられません。

試験会場に到着してから入室にかかるまでの時間や、公共交通機関に遅れが生じる可能性なども考慮し、余裕を持った計画を立てましょう。

参考:令和6年度土地家屋調査士試験受験案内書

まとめ

本コラムでは、土地家屋調査士試験当日の持ち物や、注意事項について解説しました。

本コラムのまとめは、以下の通りです。

  • 試験当日に必ず必要な持ち物は、受験票、筆記用具、関数電卓、三角定規、三角スケール、全円分度器、コンパス、腕時計やストップウォッチなど
  • 必要に応じて持参することがおすすめな持ち物は、ペットボトル入りの飲み物、軽食、携帯電話、ハンカチ・ポケットティッシュ、薬、財布、勉強してきた教材、膝掛け・上着、マスク、手袋など
  • 多肢択一式用答案用紙に使用できる筆記具は、BまたはHBの鉛筆のみ
  • 記述式用答案用紙に使用できる筆記具は、黒インクの万年筆またはボールペンのみ
  • 記述式用答案用紙への図面作成に使用できる筆記具は、ペン先の太さが細字以下の万年筆または0.5mm以下のボールペンのみ
  • 持ち込みが許可された物品以外は試験中に使用できない
  • 試験中に離席したい場合は、試験監督の指示に従う必要がある
  • 土地家屋調査士試験の午前の部は午前9時・午後の部は午後0時30分より実施される
  • 指定時刻をすぎると試験を受けられないため、余裕を持って試験会場に到着することがおすすめ

土地家屋調査士試験を受ける際は、事前に持ち物をチェックしておくことがおすすめです。

本コラムを参考に準備を行い、万全の状態で試験に臨みましょう。

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