このコラムでは、賃貸不動産経営管理士試験の合格発表について、発表内容の概要を解説します。

また、合格の場合の次に必要な登録手続きなどについて、不合格の場合の次の対策についても解説しています。

ぜひ参考にしてみてください。

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賃貸不動産経営管理士試験の合格発表2024年度はいつ?

令和6年(2024年)度賃貸不動産経営管理士試験の合格発表日程は、令和6年12月26日(木)の予定です。

なお、試験日は令和6年11月17日(日)の予定です。試験日や申込日などを含めた全体のスケジュールなどについては以下のコラムを参考にしてください。

※関連コラム:賃貸不動産経営管理士の試験日2024年(令和6年)!申し込みなども

合格発表の方法は2つ

賃貸不動産経営管理士の合格発表の方法は、2つあります。

  1. 賃貸不動産経営管理士協議会の公式Webサイトに合格者の受験番号が掲載
  2. 合格通知書が合格者に届く

1つ目は、賃貸不動産経営管理士協議会の公式Webサイトに掲載される合格者の受験番号を確認する方法です。

発表日(令和6年12月27日)から掲載されるので、自宅などから素早く結果を確認することができます。

2つ目は、合格者にのみ届く、合格通知書を確認する方法です。

合格証や資格登録のための書類が合わせて発送されます。

【過去分】賃貸不動産経営管理士試験の合格発表 2023年度の概要

2023年12月26日(金)、一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会から、令和5年度 賃貸不動産経営管理士試験合格発表が行われました

今年度の合格者は7,894人で、前年度(令和4年度)の8,774人から880人減少しました。

合格点(合否判定基準点)は36点(50点満点中)*となり、前年度(令和4年度)の34点から2点低下という結果となりました。

*管理士講習修了者は31点(45点満点)

受験者数は28,299名で、前年度の31,687名から3,388名減少しています。

なお、合格率は27.9%でした。

また、合格通知書等は、令和5年1月10日(火)より順次発送することになっています。

令和5年1月17日(火)時点で届いていない場合は、受付センターまで連絡してくださいとのことです。

賃貸不動産経営管理士試験に合格したらすること

賃貸不動産経営管理士試験に合格した方、おめでとうございます。

しかし、賃貸不動産経営管理士に合格したからといって、安心しすぎてはいけません。

例えば賃貸不動産経営管理士として業務を行う場合、試験の合格に加えてその後「登録」をする必要があります。

以下では、賃貸不動産経営管理士試験に合格したらすることについて、主に

  • 予備校を利用した人は合格得点の申請をする
  • 実務講習を受ける(実務経験がない場合)
  • 賃貸不動産経営管理士としての登録手続きをする
  • 会社に報告する、就活・転職で活かす
  • ステップアップとして他の資格取得を検討する

の5つを紹介していきます。

①予備校を利用した人は合格特典の申請をする

予備校・通信講座を利用して合格した方は、合格特典を確認し、申請するのを忘れないようにしましょう。

例えばアガルートアカデミーの賃貸不動産経営管理士講座の場合は、合格特典としては全額返金orAmazonギフト券2万円分がもらえます。

詳しくは下記ページをご確認ください。

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②実務講習を受ける(実務経験がない場合)

賃貸不動産経営管理士と名乗って業務を行う場合、試験合格に加えて「登録」する必要があります。

そして、この登録の要件として

  • 管理業務に関し2年以上の実務の経験を有する者または、その実務の経験を有する者と同等以上の能力を有する者(賃貸住宅管理業務に関する実務講習の修了をもって代える者等を指す。)

というものが設定されています。

要するに、2年以上の実務経験を有しない場合、実務講習を修了してから登録手続きをしてくださいということ。

なお、実務講習の詳細や申し込み方法などについては以下のコラムを参考にしてみてください。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士の実務講習とは?修了試験の難易度や費用いくらかなど解説

賃貸不動産経営管理士としての登録手続きをする

賃貸不動産経営管理士と名乗って業務を行う場合、試験合格に加えて「登録」する必要があります。

自分の知能試しで試験を受けた人などは登録しなくても問題ありませんが、今後賃貸不動産経営管理士を名乗って業務を行うことを考えている多くの人にとって、この登録手続きは必須です。

なお、登録には細かな要件や必要書類など知っておくべきことがいくつかあります。

以下のコラムで詳しく解説していますので参考にしてみてください。

※まずは登録の前に実務講習を受けるという人の場合、このページをブックマークして後で見るのもオススメです!

関連コラム:賃貸不動産経営管理士の登録について!登録講習とは?登録しないとどうなる?

④会社に報告する、就活・転職で活かす

賃貸不動産経営管理士の資格を取得することで、会社でのできる業務が増えたり、資格手当が貰えたりする場合があるので、合格後は速やかに会社への報告をしましょう。

また、賃貸住宅管理業者には業務管理者の設置義務があります。賃貸不動産経営管理士試験合格者は、所定の手続きを経ることでこの業務管理者になることが可能です。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士・業務管理者の違いとなり方2つ!「移行講習」はもうない?

こうした理由などにより、賃貸不動産経営管理士は不動産業者からのニーズが高く、就職や転職が有利になると考えられます。

賃貸不動産経営管理士資格の有無は、業務内容や市場価値に大きな差が出るので、せっかく手に入れた資格を仕事に活かしてください。

なお、就職・転職活動を行う際には、いわゆる「転職エージェント」を活用するのもオススメです。

中でも、資格を活かせる不動産業界への転職を希望する場合は、不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ROOT」がおすすめです。(登録料・利用料無料)

不動産転職ROOTは、不動産業界特化型エージェントならではの豊富な求人が魅力です。

また、専門コンサルタントによるさまざまなサポートを受けられるため、交渉が苦手な方でも、安心して転職活動を進められるでしょう。

賃貸不動産経営管理士を活かした転職を考えている方は、ぜひ不動産転職ROOTを活用してみてください。

⑤ステップアップとして他の資格取得を検討する

賃貸不動産経営管理士に合格した方は、さらなるステップアップとして他の資格の取得を目指してみるのはいかがでしょうか?

ダブルライセンスとして人気なのは、宅地建物取引士です。

2つの資格の学習範囲は重なる部分があるので、少ない学習時間で合格を目指せます。宅建を取ってから賃貸不動産経営管理士資格を取るケースが多いですが、宅建をまだ持っていない方は、取得を検討してみてはいかがでしょうか。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士は宅建を持っていると有利?宅建士とのダブルライセンスについて解説

その他にも、マンション管理士や管理業務主任者、ファイナンシャルプランナーなどもダブルライセンスとしておすすめです。

ダブルライセンスを取得することで、仕事の幅が広がったり、キャリアアップに繋がります。資格取得は、スキルや独占業務の増加に繋がるため、新たな資格取得も検討してみてください。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士とのダブルライセンスにおすすめの資格4選

今回残念ながら不合格であった場合

賃貸不動産経営管理士試験、お疲れ様でした。

今回残念ながら不合格であった場合、戦略の見直しが必要となってくるでしょう。

例えば独学で勉強する中で今回不合格であった場合、翌年の受験に向けて次は予備校を利用するというのも一つの手です。

また、既に予備校を利用してきた場合も、果たして今の予備校で良いのか?もっと良い予備校もあったのではないか?と考えるのも良いでしょう。

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その他の割引について

上記3割引は主に今年賃貸不動産経営管理士試験を受験したが不合格であった人向けとしてピックアップしました。

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賃貸不動産経営管理士試験の難易度

令和5年度の賃貸不動産経営管理士試験の合格率は、27.7%(前年度31.5%)でした。

受験者数は31,687人(前年度32,457人)で、合格者数は8,774人(前年度10,240人)です。

例年合格率は30%程度となっております。

ただし、合格率は国家資格化にともなって年々下がってきており、落ちることも珍しくない試験です。

令和4年度の合格点は、34点(50点満点)でした。

賃貸不動産経営管理士試験の合格点は、以下のように年度によってばらつきがあります。

年度合格点合格率
令和5年度(2023年度)36点(50問中)27.9%
令和4年度(2022年度)34点(50問中)27.7%
令和3年度(2021年度)40点(50問中)31.5%
令和2年度(2020年度)34点(50問中)29.8%
令和元年度(2019年度)29点(40問中)36.8%
平成30年度(2018年度)29点(40問中)50.7%

賃貸不動産経営管理士試験は、「何点以上が取れたら合格」といった明確な基準がない試験ですから、合格発表日当日まで合否が分からない状態が続きます。

賃貸不動産経営管理士試験は、約7割の受験生が落ちる試験ですので、合格するのは素晴らしいことです。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士の難易度はどれくらい?合格点・合格率を確認

まとめ

試験に合格した方は、おめでとうございます。

合格後の進路は様々なので、資格を活かして目指すキャリアに向けて進んでいきましょう。

賃貸不動産経営管理士は他の不動産資格とのダブルライセンスもおすすめです。今回の試験で学んだ知識を活かして、次のステップも目指してみてください。

今回は残念な結果になってしまった方は、お疲れさまでした。努力が報われなかったことは残念ですが、簡単に合格できないからこその国家資格です。自分を責める必要は全くありませんので、まずは一休みして、次年度も受験をするかをじっくりと考えてみましょう。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士試験日&申込方法

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工藤美香講師

この記事の監修者

工藤美香講師

不動産会社への入社をきっかけに、不動産関連資格の学習を開始。

何事も諦めないをモットーに、不動産会社での実務やモデル業と学習を両立させ、マンション管理士試験、管理業務主任者試験、宅建試験、賃貸不動産経営管理士試験全てにストレートで合格。

学習の継続のしやすさに重きを置き、要点の分かりやすいコンパクトな講義、受講生目線に立った使いやすいテキストの制作に心血を注いでいる。

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