受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由

不動産関連の仕事に就いたことはありませんが、自己啓発とイザという時のために宅建士と管理業務主任の資格を有していたので、今回の「国家資格化」に伴い、久しぶりにチャレンジしてみました。

また、小規模ながら住居一体のアパートを所有しておりその運営にも役立つと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

これまでの資格取得の際は、ほぼ参考書を中心とした「独学」。

今回は久々のチャレンジでもあり、年齢的にも学習のモチベーションを高めるために、それなりの講習料を支払ってオンライン講習を受講しようと思いました。

他校とのオンライン講義サンプルと比較のうえ、また、合格後の返金制度もモチベーションアップにつながりました。

学習上の工夫

これといった工夫もワザもなし

特段これといった工夫はありません。受講も、毎日「コツコツ」ではなく、休日のときなどに集中して受けました。オンライン講義の良いところですよね。

取り組む前にその日の進捗目標を一応は決めましたが、各章の難易度、理解度に合わせて無理はしませんでした。

おおまかに、7月から始めて、9月の事前講習までに1周はしようとの目安だけで取り組みました。

そこまでの2ヶ月間がちょうど試験日までの折り返し点となるので、とにかく1度全体の概要をつかむこと。

そして細かなポイントの一字一句を反芻して覚え込むのは後半の2ヶ月、2周目以降に取り組もうと思いました。(年齢的な厳しさも考慮して…)

アウトプットは大切

自身の過去の経験からも、多くの人が実践されている「アウトプット」を重視した取り組みは大切だと思います。

そのため、別途、アガルートの教材以外に「一問一答」の教材を購入して各編、各章の区切りでチェックをしました。

もちろん、仕上げには「直前ヤマ当て模試」以外にも各社の直前予想問題集を4冊購入、計14回の模試で「試験慣れ」と「自信」を植え付けました。

タイムパフォーマンスの良い資格

すでに、宅建士、管理業務主任の資格を有してはいるものの、管理業務主任の資格取得は13年前、宅建(主任)はさらに昔のことでした。

もちろん実務経験も一切ありません。

とはいえ、民法や各種法令をかじった経験(記憶)はさすがに有効で、全くの不動産資格初学者に比べれば入りやすかったと思います。

したがって、「勉強時間100時間」は初学者に対しての目標だと思います。

油断はなりませんが、少なからずでも不動産資格を持っている人には、もう少しとっつきやすい資格であること(あまり強調すると受講者が減っちゃうかもしれませんが)を訴求しても良いかもしれません。

かける手間のわりに有意義な資格であること=タイムパフォーマンスの良い資格)

総合講義の感想・利用方法

受講申し込み前に他のオンライン講習のサンプルやYouTubeを見ましたが、大手資格学校系では、当然ながら教室での講義をそのまま持ち込んだような構成のものもありました。

それはそれで、講義としてのライブ感、緊張感を感じさせてくれるのを良かれと思う人もいるでしょう。

しかしせっかくのオンライン講義なので、そのメリットを活かしたものが良いと思いました。

かといって、変に映像的なギミック(仕掛け)を凝り過ぎるのもどうかとも思うのですが。

その点、アガルートの講義は、やはり工藤先生の講義が聞きやすく、とっつきやすくて癒やされるところもあり、それだけでもオンライン講習としての価値があると思います。

また、ガイダンスから始まり各章の長さも良かったと思います。いずれも、最初の1周目で概要を掴むのに適切だと思いました。

テキスト

また、テキストの内容、分量感も適切だと思います。内容100%網羅だと、協議会の「公式テキスト」になってしまいますものね。

内容はメリハリをつけて、全体の80~90%のポイントを押さえられていれば良いと思います。(今回の合格判定基準が40点、80%でしたが…)

ただ、アウトプットの設定があればさらに良いと思いました。講義でもテキストでも各章の区切りごとに取り組めるような設定がほしいと思いました。

また、欲を言ってはきりがないのですが、ピンポイントの最重要項目集/数字集のような設定が付録的についていればさらに良かったのではないでしょうか。

利用方法

オンライン講義は1回半視聴しました。もちろん最初の1周目は順に全部受講しました。

2周目は、テキストの熟読、過去問解析と併せて、再確認のために必要な章のみ視聴しました。

過去問解析講座の感想・利用方法

正直、可も不可もなし。総合講座テキストの「付録」としては分量感もこんなものでしょうか。

(もともとの過去問そのものが少なく、似たような設問も多いでしょうから)

ただ使い勝手としては、テキストとの連携感が弱いと思います。

また問題集のページ構成として、設問と回答・解説が見開きになっているものと、表裏になっているものに分かれますが、私は見開きの方が良いのではないかと思いました。

直前ヤマ当て模試の感想・利用方法

なにより、問題用紙が日付入りで「リアル」なのは感心しました。

その辺はもっとアピールしても良いのではないでしょうか。(本番になってはじめてわかることなので)

問題の善し悪し、ましてや受験生にとって的中度合いなどは、他社の直前予想問題集(12回分)と比べてもなんとも言えません。

10月下旬位から取り組み始めましたが、どの問題集も概ね得点は42~45点くらいでしたので、特に難易度の差は感じられませんでした。

間違えた問題は、単に正誤を確認するだけでなく、テキストに立ち戻って関連する事項、背景まで読み解くようにはしました。

その点、設問以上に重要なポイントである、解説冊子の内容についても概ね満足しています。