受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由

建設会社の事務をしていますが、この先、賃貸不動産の管理もするようになるかもしれないということで、今のうちに資格を取っておこうと思いました

また、実家が小さいアパートを経営しているので、知識を身につけることで何かの役に立てばと思い、受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

不動産分野のことは無知で、知人のアドバイスで過去問をやればいいと聞き、公式テキストを買い求め、過去問を解いていこうと考えましたが、1週間で挫折。

基礎がないと何をしてもダメだと思い、ネットで講座を探しました。決め手はサンプル講義における工藤講師のサクサクした話し方と合格率です。

家のネット環境が整っていなかったので、DVD講座をもっと安い金額でと探していましたが、確実に合格することを目標にすると工藤講師の講義が良いのではと思い、ネット環境を整えました。

学習上の工夫

5月下旬に受験を決め、公式テキストを参考に過去問を解いていこうと思いましたが、不動産の知識がゼロの私には、いきなり公式テキストで学ぶのはハードルが高すぎました。

「公式テキスト」だから、これを1冊読めばなんとかなるのかなと思っていましたが、とんでもなかったです。どんどん時間ばかりが過ぎていく中で、基礎知識を身につけないことにはどうにもならないと思い、6月半ばから受講しました。

「とにかく何周も聴くこと。最初は聞き流すだけでいい」という講師の指示どおり、1周目は動画と同じようにマーカーとアンダーラインを引きながら、聴きました。

2周目は線を引いたり、書き込みをする作業はないので、講師の言葉に耳を傾けることができるようになりました。

3周目はマーカーを引いた箇所以外の、ちょっと小さな文字にまで、目を配る余裕も出てきたと思います。4周目からは、理解できていないと思う項目に絞って、学習するようにしました。

最初は「原状回復ガイドライン」の項目もよくわかりませんでしたが、繰り返すごとに、数字も覚えてくるし、表の内容も自分なりに理解が進んだと思います。

60代という年齢もあり、記憶力に自信なんてありません。5か月もあるではなく、5か月しかないのに、テキスト上下巻を何周もこなせるのかと、不安は大きかったですが「急がば回れ!まずは1周、いってみよう」とがんばってみました。

洗濯物を畳みながら、あるいは、電車やバスでの移動中にも聞き流しました。

総合講義の感想・利用方法

講義動画の画面にテキストが出ているので、どこでも学習できるのがよかったです。机上にテキストを出さなくても、どこでも学習できる手軽さ。速度を調整できること。スキマ時間に学習するのに、ストレスはなかったです。

短い単元で4、5分。長いものでも30分弱くらいで、「今日はここまでにしておこう」と集中力が切れる前に切り上げることができたのも、受講を続けられた要因だったと思います。

難しい専門用語もわかりやすい言葉に言い換えて説明があり、講師が「ここは重要」「ここはだいたいでOK」というアドバイスもよかったです。テキストもカラーで、表や図も入っていたので、わかりやすかったです。

フェイスブックで直接質問ができるので、講師の存在を身近に感じられました。私は勉強方法を1度お尋ねしただけだったのですが、試験が近づくと、受講生の方々が長文で質問されるのを見て「私ももっとがんばらなくては!」と気合を入れていました。疑問を共有できたことは役立ちました。

6月下旬に届いたテキストには「基幹事務」や「9条報告」という言葉が頻繁に出てきていましたが、改正版が届くと、それらの言葉は出てこなくなり、制度が変わって、使用する文言も変わったということを理解するのに少し時間がかかりました(もしかしたら、アガルートアカデミーから説明があったにもかかわらず、私が見逃していたのかもしれませんが)。

過去問解析講座の感想・利用方法

問題集の作りがよかったです。試験直前に書店で他社の問題集を数冊買ってみましたが、どれも解答が巻頭や巻末にまとめてありました。1問ずつ解いていく場合、次の問題の解答まで見てしまってとてもやりにくかったです。

一方、アガルートアカデミーの問題集は、問題文のページをめくると解答と解説があるので、1問ずつ、じっくりと考えることができました

工藤講師から、解説の合間合間に、ケアレスミスの防ぎ方、よくある間違いなどの説明が繰り返しあったこともありがたかったです。

過去問は3回は繰り返し、あとは間違ったところを重点的にやりました。間違えた問題は、テキストに戻って再確認。その時にだんだん、マーカーを引いた箇所以外にも目が向くようになり、理解できていなかったこともわかるようになりました。

直前ヤマ当て模試の感想・利用方法

試験直前の10日間は 直前ヤマ当て模試の1冊を繰り返し学習しました。あれこれ手を付けても、かえって頭がごちゃごちゃしそうだったので。間違えた問題はテキストに戻って復習。何度も繰り返すうちに間違いも少なくなり、自信にもつながりました。

何度も繰り返すと、問題を読む前から答えを覚えていることもありましたが、頭を整理するためにも飛ばさずに、こうだから違う、こうだから正しいと理解を深めていきました。

統計問題が苦手で、「これは常識でわかりますよね」という問題も間違えていました。統計はさまざまな数字が出てくるので、覚えられず、あきらめました。しかし、消去法で解答できる問題もあるので、何とかなるかもと思うことにしました。