受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験｜【2022年合格目標】総合講義／総合カリキュラム

カリキュラムを使った学習期間

５か月

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由

私自身が現業の宅建士で、自社にて少数ながら賃貸管理業務を行っています。

賃貸不動産経営管理士の資格は宅建業の業界紙などで名前を知っていましたが、この度国家資格となったことを踏まえ将来に向けて必要になるであろうと判断し、受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

宅建士資格を取得した際は、大手他社の資格スクールに通って学習をしたのですが、コロナ禍が続く現在の状況では通学による感染リスクが懸念されたため、なるべく自宅学習ができる環境を求めていました。

そこで当講座を見つけ受講に至りました。

学習上の工夫

Web受講が通学学習と比較して優れている点は移動時間のロスが無いことと、すきま時間に学習ができることですが、同時にいつでも学習できる＝自力で学習意欲を維持しないといけないという弱点でもあると思います。

私自身は自己分析としてお尻に火が付かないと動き出せない性分であるため、自主性が問われる自宅学習でいかに学習意欲を維持するかが一番の課題になりました。

通学式の場合は毎週など決まった日時にスクールがあるため、型にはめてある程度自分を強制することができますが、自宅学習の場合はそれが出来ないので「自力で型にはめる」ことでモチベーションの維持に努めました。

内容としてはシンプルに、勉強の意欲が低下している時でも「忙しくても１本は講義動画を見よう」と決めて講義を視聴するルールを設けました。

当講座の講義は１つが短めに構成されているので（少ないものだと５分未満）、とりあえず眺めるだけでもいいかと流して終わるだけでも良かった点が自身のルールとマッチングしたと思います。

テキストを開くのが億劫な時でも、５分だけなら見てみようと視聴を始めると次第に気分が乗ってきて学習が進むということもあり、また一度流し見しておくと後で問題集をやった時に、記憶の片隅に知識が残っていたりするため、そこから思い返して学び直せるという良い循環が生まれたと思います。

総合講義の感想・利用方法

学習上の工夫と内容が被ってしまいますが、講義単位の短さが自分のスタイルに合っていたので、インプットの時期は気軽に学習を進めることが出来ました。

気合を入れて１時間、２時間講義を受けるというのも非常に大事なことだと思いますが、現実は仕事との兼ね合いや時間の制限などもあって、なかなか思うように進められないケースが多くあると思います。

学習が進まないことで気持ち的に落ち込み、取り戻そうと思うと前回の倍意欲が必要になるためにハードルが上がり、さらに学習に着手できなくなる、結果的に試験間近になって焦って学習を始める、というよくある悪循環に陥らないよう、気軽な学習単位で取り組むことができるのは非常に良い点だと思いました。

講義内容については、試験に必要な法令や知識の要素がコンパクトにまとめられていたと思います。

現業で不動産管理を行っている身としては実際の業務と照らし合わせるような感覚で、試験に必要な条文的な知識を取り込むことができたと思います。

現場ではなんとなく慣例的に行っている部分の法的根拠などを改めて補完するような形で学習が進みました。

現業受験者というアドバンテージを活かしながら、試験対策として知識を深めることが出来たのが良かったと思います。

過去問解析講座の感想・利用方法

過去問解析講座については、とりあえず問題集をテキストだけでざーっと解いたうえで間違えた問題についてのピンポイントの解説を見ていこうというスタイルで臨みました。

基本的に問題集テキスト内の解説で間違えた部分の疑問はほぼほぼ解決できていたのであまり出番が無かった感じですが、映像を流すだけで耳に入れておく～という気楽な感覚で復習に使えたと思います。

直前ヤマ当て模試の感想・利用方法

ヤマ宛模試については直前期に１回ずつ実施し、まずテキストで自己採点を行って間違えた点を確認した上で、解説講義を後から一気に流して聞く、という方法で行いました。

模試の問題としては過去問をベースにした内容で、おおよそ目標点はクリアできていました。

また知識が細かく分散する設備系の設問について再確認するが出来たので、流し聞き的に最終段階でもう一度視聴するのも良いと思いました。

講師へのメッセージ

今年の試験結果を見るに、私のような現業受験者が多く受験したことと、現業実務に近い知識を問う問題が多かったことが噛み合って、あのような高得点ボーダーになったような感想です。

私にとってはそれは有利に働きましたが、今後チャレンジされる方には今までとは違う感覚の試験に変わったことを強く印象付ける形になったのではと思います。

来期に向けて、ますます現業系の受験希望者が増えてくると感じますので是非そういった方へのフォローがあると良いなと思います。

当講座の今後にも期待しています。