受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

本試験の結果

34点+5問免除 39点で合格でした。
初めての受験で合格できました。

試験中にOKと書いた問題は26問(正答に自信がある問題)、その内、正答は23問でした。
「勝負」と書いた問題は1つ(本試験中、見直しした時に回答を変更した設問)。
結果は1つ〇でした。

保有資格

中小企業診断士、宅建士、管理業務主任者、1級販売士、ファイナンシャルプランナー2級、第一種衛生管理者 等を保有しています。
この他にも多数の資格を保有しており、ちょっとした資格マニアだと思います。

賃貸不動産経営管理士を目指した理由

宅建士、管理業務主任者を取得し、不動産のおもしろさを学びました。
この時、チンカンシが、国家資格になったことを知り、次資格を目指す場合は、チンカンシだと決めました(国家資格というのが目指した理由)。

私は過去に、マンション管理士を受験しましたが、不合格になっており、再度、マン管を目指すか、チンカンシを目指すか迷いましたが、近年注目の資格ということでチンカンシを選びました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私はこれまで相当数の資格試験を受験していますが、どのような資格であれ、合格率が30%以下の難関資格の場合は、独学では難しいということを自らの経験を通じて感じていました。
そのため、受験予備校を活用することはすぐに決まったのですが、どの予備校で学ぶかは迷いました。
アガルートを選んだ理由の最大の要因は、合格率が高いことです。
HPを見ると、アガルートの合格率は他校よりも高く、さらに受講費も安かったのでアガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

3月にアガルートに申し込みましたが、始めのうちは週末に30分程度、テキストを読む程度でした。
本格的な試験勉強を開始したのは7月です。
ここから(7月以降)は、平日30分、週末は2時間程度は勉強したと思います。
私ならではの勉強法として、休日、始発電車(AM6時)に乗り遠くに出かけます。
この鉄道移動中、ひたすら音楽を聴きながら勉強しました(7月~11月本試験までに10回以上は行いました)。

家にいると、TVを見たり、ゲームをしてしまうので、強制的に勉強する環境に自分を置きました。
これをやった日は、1日あたり6~8時間以上の勉強を行うことができました。
漫画喫茶も何度か使用しました。
こちらも外出し、強制的に勉強を行う環境を作るためです。

私の勉強法

重要なことは、「一書精読すべし」です。
アガルートとともに合格を目指すと決めたら、市販の参考書や他の予備校のテキストに手を出してはいけません。

アガルートのテキストのみをひたすら繰り返し、回転させます。
アガルートのテキストは、合格に十分な内容になっていますので、これを信じて、一緒に心中するくらいの気持ちでアガルートテキストを勉強することが重要です。
また、国家資格の試験の場合、1位で合格しても、ブービーでもビリでも合格は合格です。
100点取っても誰からも褒められません(表彰もされません)。
合格することが尊い、と肝に銘じて、マイナーな箇所まで学習範囲を広げすぎないことが重要です。
私は過去の資格試験で指導して頂いた先生から頂いた言葉を大切にして、賃貸不動産経営管理士の勉強をしました。
それは「君たちは、ライセンスを取得するために学習しているのだ。勉強は、合格後、いくらでもやればよい」です。
資格試験に合格するためには「本試験当日に、ライバルよりも1点、多くとるためにはどうすればよいか」を目指すことなのです(賃貸不動産経営管理士試験も、合格点の調整で合格者数をある程度調整していますよね。この意味では、競争試験だと考えています)。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義の活用方法

  1. まずは工藤先生の動画を視聴します。
    動画は、1.2倍速で視聴しました。

    1.5倍速だと早すぎてついていけないことがあり、動画を一旦停止する必要が出てしまいました。
    結果的には、1.2倍速で止めずに視聴するのが最も自分には合っていました。
  2. 工藤先生の講義で、板書した内容は、全てアガルートのテキストの中に書き込んでいきます。
    たとえ、同じ内容がテキストに記載されていても、手書きでテキスト内に書き込みます。
    これにより、後で見直したときに、手書き板書の内容はとくに重要だということがわかります。
  3. アガルートのテキストは本試験後、アガルートに返却はしませんので(あたりまえですが)、徹底的に書き込み、使い込むことが重要です。
    またテキスト以外のノートに記載することも行いません。
    時間の無駄だと考えています。
    同様に、単語帳なども作りません。
    これも非効率な勉強だと考えています。
    全ての内容は、1冊のテキスト(総合テキスト)に書き込みます。
    テキストさえ見れば、これまでの勉強を全て振り返ることができる状態にしました。

結論:アガルートテキストは4回転させる

  1. 動画の視聴後、テキストを読み始めますが、1回転目は、オレンジのマーカーを使って、気になった個所は徹底的にオレンジで塗ります。
    1回転目は、多少わからない箇所があっても、オレンジで塗りながらどんどん進めます。
    その結果、テキストの1/3はオレンジのマーカーで塗っている状態になります。
  2. 2回転目は、ピンクのマーカーを使います。
    オレンジで塗った個所から、「とくにここは重要だ」と感じた個所を、オレンジの上からピンクで塗ります。
    2回転目は、覚えながら進めるので、1回転目よりは、時間がかかります。
  3. 3回転目は、緑のボールペンを使って、オレンジ+ピンク中からの、さらに重要だと感じた個所を線で引きます。
    3回転目くらいになると、他の章(他の学習箇所)の内容とリンクし始めます。
    先ほどの箇所がこうだったから、こちらはこうなんだ、という感じで、全体像が理解できるようになります。
    点の知識が、線になっていきます。
    自分の実力が大きく伸びていると感じるのはこの頃です。
  4. 4回転目は、本試験の2週間くらい前の直前期に行いました。
    この頃になると、じっくり読み込むというより、忘れている細かい表をおさらいし取りこぼしを無くすような学習になっているはずです。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

結論:アガルートの過去問題は6回転させる

  1. テキストの1回転が終了したら、早速、過去問に取り掛かります。
    私の必勝メソッドは、過去問のテキスト化です。
  2. 実際に解いてみて、間違った選択肢には過去問テキストに「間違った」と記載します。
    その後も再び間違ったら「また間違った」と記載します。
    同様に、難しく感じた問題には「ムズ」と記載。

    ポイントは、後で見返した時に、自分がどの問題を間違えやすいのか難しいと感じたのかを分かるようにしておくことです。
  3. 一方で、過去問というのは、考えて解くものではありません。
    回答解説文も含めて何度も読み、覚えるのです。
    そのため、多くの問題では(自分で解く前に)いきなり回答を見て「〇」「×」を設問文に転記。
    さらに解説文の重要箇所を設問ページの余白に書き写していきます。

以上の作業を行うことで、設問文のページに、解説文も記載してある「一問一答式の学習書」のようなものが完成します。
はっきり申し上げると、ここまで作業すると、総合テキストより合格に近道となる「最短合格テキスト」になります。
これを6回転行えば合格に一気に近づきます。
とにかく、過去問対策は最重要です。
全ての受験生が必ず目を通している問題です。
ライセンス試験というのは「ライバルは知っている問題なのに、自分だけ知らない」をいかに無くすかの戦いです。
逆に言えば、初見で見る、奇問・珍問は落としてもOKなのです。

4回転目あたりになると「いつも間違う問題」「本試験直前にもう一度、見直したい問題」などが出てきます。
そこで4回転目の時に「本試験日の朝に最後に見るページ」がわかるように、付箋をつけていきます(本試験前の最終追い込みは、付箋のページのみ読むようにします)。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講義は、短時間でこれまでの重要ポイントをおさらいするのに活用しました。
私は総まとめ講義テキストを3回転しました。
このテキストには、絶対に覚えておきたい表が沢山入っております。
例えば、相続の順位や相続分はどのくらいかなどです。
ですから、このテキストを使って新たな勉強をするというより、直前期に、かならず覚えなくてはいけない表がまとまっている資料だ、という形で活用しました。
さらに、このテキストを始める時期は、本試験を意識し始める時期なので、いきなり1回転目から「この箇所は、絶対に本試験当日の朝に、もう一度暗記して試験会場に行こう」というページに、付箋をつけながら学習を始めました。
今、改めて数えた結果、20ページ(20か所)に付箋を貼ってありました。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

最初にお詫びします。
私は直前ヤマ当て模試は、ほとんど活用しませんでした。
といいつつ、「直前ヤマ当て模試」は2回転行いましたが…。

なぜなら、私の考える「資格合格メソッド」では、「出るか出ないかわからない問題をやるより、過去に確実に出題された過去問をやるべき」だと考えるからです。
直前ヤマ当てに時間を使うなら、過去問を1回転多く取り組むべきです。
強いてこの模試に取り組む理由を上げるなら、ライバル受験生は目を通している(知っている)のに、自分だけ知らない問題を無くすくらいでしょうか。
ただ、アガルートのヤマ当て模試は、かなり過去問に近い問題だったので、ここに時間をかけても良かったかなとも感じています。
本試験の臨場感を感じるため、どこかの会場を借りて、受験生を集めマークシートを使って本番を意識した時間配分などを学べるなら意味があると思います。
ただ、実際、チンカンシの資格でそこまで気合いの入った受験生はいないかもしれませんね。

自由記載欄

ホームルームについて

アガルートのホームルームは、学習モチベーションの維持に活用しました。
工藤先生が、本試験までの日数や残り時間でどのくらいの学習ができるかなどをアドバイスしてくれました。
これが自分の中では、強いモチベーションになりました。
この他、ホームルームで教えてくれる、本試験の受験テクニックなども大変役立ちました。

本試験の感想

  • この試験は、途中退室は不可です。
    開始後30分~終了30分までは途中退室OKの資格試験が多い中、賃貸不動産経営管理士試験はNGです。
  • 問題用紙は持ち帰りOKでした。
  • 試験は13時~15時ですが、会場に11:40に着いたら入室OKでした。
  • 札幌会場はアパホテルで実施しましたが、男性トイレが大行列。
    20人くらいは並んでいました。
  • 携帯電話、スマホを専用の袋に入れさせます。
    不正対策はかなり厳しい試験です。
  • 50問マークシート試験の場合は、大抵時間が余りますが、この試験は時間ギリギリでした(所定の時間一杯まで使った)。
  • 合っている個数、間違っている個数を問う問題が非常に多く、全ての選択肢を理解していないと正答できない問題が多いです。
  • アガルートの過去問集を完璧にやりきった状態で臨みましたが、それでも初見問題が8問ありました。
    知らない問題が出ても慌てないことが重要な試験です。
  • 他社が本試験会場前で「本試験直前チェックポイント」資料を配っていました。
    私は受け取りましたが、中身は見ませんでした。
    もし自分が知らない内容が書いてあったら、精神衛生上マイナスに働くからです。
  • 本試験終了後、会場の外には会社の同僚と思われる人同士がたくさん集まっており、反省会を兼ねて飲み会に向かう姿をたくさん見ました。
    この試験は、北海道中の管理会社が会社の同僚同士で受験しているのだと確信しました。

この試験に合格するためには

  • 必ず合格したい人は、5問免除は受講すべきです。
    1点の成否で合否が決まる試験(難易度、受験者数)になっています。
    5問確実に正答できるなら、5問免除の受講料(2万円)はケチってはダメな試験だとお考え下さい。
    私はこういう時、もう1年受験勉強を繰り返すのか、2万円払って1年で終了するのかを考えるようにしています。
  • 私は過去問を6回転させました。
    これは正解でした。
    はっきりと申し上げると、この試験は、過去問と同じ内容、似たような問題は100%取らないと合格できません。

    過去問はパーフェクトにした状態で、個数問題や、初見問題をどの程度、正答できるかが勝負になる試験です。
    過去問を完璧にできていない人は、勝ち負けの土俵に上がることができない試験です。

その他

  • 本試験2日前から試験開始までの自分のタイムテーブルを本試験の1週間前に作成しました。
    本試験前日と、本試験当日は、あらかじめ決められたタイムテーブル通りに行動し、本試験以外のことは考えない環境を作ることをオススメします。
    前日は何時まで勉強して就寝するのか、本試験当日は何時に起きて、何時に家を出るのか等の予定を事前に作成します。
  • 本試験の当日に持っていく荷物は、1週間前に準備する。
    この際、「持っていくべきか、持っていかなくてもよいか」迷った場合は、迷わず持っていきます。
    例えば消しゴム。
    試験途中に消しゴムを机から落としたらどうしようなどと感じるくらいなら、3つでも4つでも持っていきます。
    ポイントは「本試験以外のことで悩まないようにする」ことが重要。
    当資格は、取得すれば人生が大きく変わる資格ではないかもしれませんが、俗にいうサムライ業の試験(難関資格)では1年間、この日のために全てをささげるような人もいます。
    ライバルは心配事がないのに、自分だけ心配事があるとそれだけで1点くらいの差につながる可能性があります。
  • 受験票だけは何度もチェック。
    これ以外のものは、お金で解決できると考えよ。
    シャープペンを持っていき忘れたなどは、コンビニで購入すればOK。
    受験票だけはコンビニでは買えないので要注意です。
  • 本試験会場には(下見ではなく)建物の前を通る程度ですが、本試験の2~3週間前に一度、行きました。
    目的は、本試験当日に、万が一にも道に迷わないようにするためと、学習のモチベーションを高めるためです。
  • 今回は、本試験で、見直しの際に回答を変更した問題(私が言う「勝負」の問題が1問あり、結果的には、正答でした(回答を変更して正解だった)。
    しかし、普段のライセンス試験では、よほど自信がある場合を除き、最初に選んだ回答をそのまま活かすことが多いです。
    理由は、本試験の序盤=集中力が残っている時間に解いた答えの方が、正解率が高いからです。
    私の場合、「勝負」で回答を変更しても、成功確率50%程度ということが過去の経験上の結果です。
  • 特定の選択肢に答えが集まっていないかのチェックも、一応行います(おまじない程度)。
    例えば、10問連続で正答が「ア」などは通常ではありえないと考えています。

    これも過去の資格予備校(私、資格マニアなので、過去に他社の色々な予備校にお世話になっています。チンカンシはアガルートのみですが)の先生から学んだことなのですが、仮にも国家資格の試験の場合、適当に全て「ア」を記入した人が、合格してしまうような試験にはしない、と聞いたことがあるからです。
    実際は、私の回答が間違っていることが多いので、私が10問連続「ア」が正解だと感じることもあると考えています。
  • 本試験では、いつもと同じ動作を繰り返す。
    私は民間資格も含めると、相当数、試験を受けています。
    そこで、毎回、本試験では同じ動作を行い、平常心で受験するようにしています。
    具体的には
  1. 本試験の1時間以上前に試験会場に着くようにする。
  2. 自分の席に座ったら、イヤホンをして音楽を聴きながら、最終確認勉強を行う。
  3. 本試験15分前に、自宅から持ってきた栄養ドリンクを1本のみ、チョコレートを4粒程度食べる。
  4. 試験が始まる直前に、トイレに行く。
  5. 本試験が始まったら、名前をゆっくりと丁寧に書く。
  6. 問題冊子の表紙に「13時~15時」のように、試験時間を大きく書く。
  7. 最初のページからパラパラと問題をめくり、なんとなくどのような問題が出題されているか把握。
  8. 心の中で「よし、開始だ」と叫び、問題に取り組みだす。
    資格試験によっては、直前に覚えた知識を、開始のスタートとともに、問題冊子の表紙に書き出(単純暗記した知識、ゴロ合わせで覚えた内容などを記載する)。

問題の解き方

こちらも多数の資格試験を受験してきて、小林メソッドとでもいうようなものを確立させました。
ただ、実際は、工藤先生のアドバイスとほぼ同じでした。

私のやってきたことが正解だったのか、工藤先生のアドバイスが正しいことを証明したのか…参考までに、ご披露させて頂きます。

  • 問題冊子に、設問文の選択肢ごとに内容が合っていれば「〇」。
    間違っていれば「×」を記載する。

    この際、絶対に合っている場合は「〇〇〇」と3つ丸を書く。
    逆に、絶対に間違っていれば「×××」と3つバツを書く。
    なんとなく〇だと思う場合は「〇△」
    なんとなく×だと思う場合は「×△」
    全くわからない場合は「?」
    この他、感じたことを「△△〇」「△△×」のような感じで、最後に判断すべき時に役立つように記載しておく。
    ポイント:問われていることに対し「〇」か「×」ではない。客観的に見て、内容が合っていれば「〇」。間違っていれば「×」と記載。
  • さらに、時間短縮&集中力の無駄遣いを防ぐために以下のことも行う。
    4つ選択肢がある設問で、最初の1つ目の選択肢で「〇〇〇」のように正当に絶対の自信がある場合は選択肢の1つ目と2つ目の間に「太く横線」を引き「OK」と書く。

    いわゆる、この先の選択肢(2番目、3番目、4番目)はこれ以上見なくてよいというマークをつける。
  • 問題を解きながら、「〇〇〇」や「×××」のような、確実に正答にたどり着いた問題の左上には「OK」と大きく書く。
    OKと書いた問題は、見直しの時も飛ばす(また、万が一、試験時間がギリギリになった場合、他の問題の見直しに時間を使い、OK問題は見直さないことにも活用する)。
  • 問題冊子の全ての問題を解いたあと、マークシートを一気に塗っていく。
    問題冊子を解く時は、シャープペンシルを使い、マークシートには、2Bのエンピツを使う。
  • 見直しの際、「最初に出した回答を変える場合」は「勝負」と記載しておく。
    どの答えから、どの答えに変えたかもメモする(A→Bへ勝負 という感じです)。
    賃貸不動産経営管理士試験では関係ないが、予備校の模擬試験を本試験前に、何度も受験するような難関資格の場合はどういう時に回答を変えたら成功するのか、逆に、裏目に出るのかを把握するためにデータを取っておく。
  • とにかく、図や絵を問題冊子に大きく書く。
    問題冊子に絵を描いても試験官に怒られない。
    少しでも理解をしやすいように、大きく絵を書くことが重要。
    恥ずかしくない、問題冊子も返さなくてよいのだから堂々と書かないと損だと考えています。
    とくに、「AさんがBさんに賃貸している」、「甲が乙に貸している」のような問題は必ず図で理解する。
  • 資格試験の必勝法は「限定する」こと。
    今日は何ページまでテキストを読む、今日は○問、過去問を解くという感じで、あらかじめ、ここまでやると目標を立てて勉強を進めることが重要だと感じています。
  • 最初の問題でつまずかない。
    どの問題でも正解すれば1点です。
    今年の賃貸不動産経営管理士試験では、1問目で「難しい」と感じ焦ってしまいました。
    しかし、難問を解いても1点、簡単な問題を解いても1点であることを思い出し2問目以降に取り組み、自分のペースを保ちました。
    賃貸不動産経営管理士試験は、科目(分野)ごとの足切りが無い試験なので、トータルで合格点までたどり着けばOKと考え、たとえ1問目が難問でも焦らないようにすることが必要です(自分が難しいと感じる問題は、他の受験生も難しいと感じるはずと思うようにしました)。
  • 工藤先生が「今年、ここが出そうだ」と講義で指摘した箇所は必ずチェック。
    私は資格予備校に入学する目的の1つに、講師の先生が講義中に何気なく発する一言を聞くことだと考えています。
    学習テキストだけなら、本屋で販売している学習書で対応できます。
    資格予備校は、テキストに載せるほど絶対の自信はないけど、なんとなく押さえておきたい内容を講師の先生が講義中に独り言のように伝えてくれます。
    こういう情報が、ライバルと1点の差を生むと考えています。

余談ですが、通学型の予備校の場合、録画していない時間に、講師が「なんとなくここが出そうなんだよね…」と発言することが多く、これが、予備校の、通学型とDVD型、動画視聴型のメリット・デメリットの差になっていると感じています。
例えば「今年の宅建試験で〇が出たから、賃貸不動産経営管理士では△が出るかも」「今年の作問者の大学教授は、先日の講演会で●●を話していたんだよね、●●出るかも」みたいな内容です。
この他にも、「勉強時間0(ゼロ)の日を作らない」「細切れの時間を有効活用する」などもありますが、まあ、賃貸不動産経営管理士試験でここまでやらなくてもいいかな、と感じています。
実際、私も、ここまでは徹底できませんでした。
最後に、私は賃貸不動産経営管理士の学習を始めた初日から、アガルートに受験感想・合格体験記をどのように伝えようかを考えていました。
今、このように、貴社に合格体験記を伝えることができ幸せに感じております。
合格できたのは、アガルートのおかげです。誠にありがとうございました。