受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

私は、宅建の資格を取って30年以上たちますが、不動産業者で勤務しているものの、常にたずさわっていなかったため、重要事項説明をしながら理解できていない事が多々ありモヤモヤしていました。
賃貸不動産管理士について詳しく知りたい、と考えたことも理由のひとつです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

賃貸不動産管理士の講座を受講する際には、基本的な所からわかりやすく、というところを一番重視しました。
アガルートなら、繰り返しチャプターを見る事でわからないところを何度も確認できます。
基礎を学習している体で講座を進められてしまう他社の講座と比べると、アガルート一択でした。

合格体験記・学習上の工夫

私が勉強を開始したのは5月の半ばです。
賃貸不動産管理士はそう難しい試験ではない、と言われながら苦戦してきたのは、理解が足りておらずなんとなく覚えたつもりになっていたことが要因だと思います。
時間がなかなか取れない中、テキストで内容を確認した後、車通勤の間に講座の内容を繰り返し聞くようにしました。
チャプターが短時間で別れているため、わからない講座を1つ1つ丁寧に繰り返し確認し覚えました。
本番直前は、車で音声を聞き、家で問題を繰り返し解きました。
わからないところはチャプターで確認をする事で頭の中が整理されてくるので、知識とのリンクづけが効果的でした。
前回の試験では、試験中に時間が足りなくなり時間配分に苦労したので、模試の際に10問ずつ時間をはかり、焦る事なく問題が解けるようにしました。
模試対策で時間配分を確認する事は重要だと思います。
試験中はベストを尽くすことだけを考えて完全燃焼しました。
試験終了直後、「ようやく終わった……!」という安堵感はあったものの、夜に自己採点をすると選択式30点以上、択一式50点以上ながら当日の基準点割れの結果となりガッカリしました。
各予備校の基準点予想からも間違いなく不合格だと思っていたので、合格発表からしばらく経った今でも合格の実感がありません。
ただ、どんな場面でも諦めずにコツコツやってきてよかった、と思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

6か月にわたる勉強期間のなかで、常に学習の中心となっていたのは総合講義です。
総合講義の特徴は、圧倒的な情報量の多さと情報の質が高いこと。
ボリュームの多さに驚きますが、この講義との相性が良い、と感じていたので総合講義を繰り返すことで学習を進めていきました。
まずは、1.5倍速で講義を1周することからスタートしました。
1周目はゼロからのスタートなので、聴いてもわからないことがたくさんあります。
そのため、あまり悩まずにどんどん進めていきました。
賃貸不動産管理士の試験は関連性が高く、学習が進むにつれて「あの科目のあそこはこういうことだったのか」と思う場面が増えていくので、最初はとにかく見ることが重要だ、と感じています。
講義2周目は、ひたすらテキストを読み込みました。
基本は黙読ですが、重要なポイントは声に出して読みこんで暗記していくことを優先しました。
総合講義を繰り返して理解が深まれば、試験本番も落ち着いて対応できるはずです。
総合講義プラス過去問を繰り返し解く事で、私にとっては「これをやっておけば大丈夫」という安心感が得られ、勉強を乗り切るための精神的な支柱にもなっていたように感じます。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

賃貸不動産管理士の勉強を進めるうえで、過去問対策は必須です。
アガルートの過去問解析講座では重要問題をピックアップして解説しているので、効率よくポイントを掴めるところが魅力でした。

また、各科目が冊子になっていて持ち運びが便利なのも特徴です。
私は、移動中のスキマ時間を使って繰り返し解くことで理解を深めました。
過去問を解きはじめた頃、1周終えるのに想像の倍以上の時間がかかり正直かなりしんどかったです。
しかし、2周目、3周目と回数を重ねるごとに時間が短くなっていき、知識が整理されていく感覚がありました。
基礎知識を身につけるには、過去問を繰り返すことが最短の道だ、と感じています。
ただ過去問だけで慣れてしまい、他の方向からの問題が実際解けないことがありました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

賃貸不動産管理士の総まとめ講座では総合講義を1周、過去問を2周ほどした頃に復習と全体整理という位置づけで受講しました。
とにかくわかったつもりでも、同じ関連の中でこっちじゃなかったとか、問題を解く中でごちゃごちゃになって、前年の試験問題でも、はじめて違う事に気がつき、迷ってしまう事もあり、今回は違いを区別する事に重点をおこう、と肝に命じていて、知識の整理が必要だと感じていました。
そのため、基礎の要点をまとめた総まとめ講座は、復習と全体整理にはぴったりでした。
テキストを持ち歩く事で移動場所でも見る事ができ、見やすく分けられていたので、一から確認しながら覚え直す事が出来ました。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

直前ヤマ当て模試は、本番前の最終確認と腕試しとして取り組みました。
「丁寧に解く」「全速力で解いて見直しに時間を充てる」ということを意識し、ペース配分を考えながら問題を解きました。
模擬試験でも2時間の試験を集中して解くのは難しく、1時間でも難しいと感じるほどでした。
前年の試験でも試験のペース配分が難しく、まず焦りが先に立ちうまく問題が頭に入らなかったので、今回はそこが一番の問題だと思っていました。
結果、後者の「全速力で解いて見直しに時間を充てる」という解き方が私には合っていると感じ、試験本番もそれを実践しました。
そして、2時間ほどで択一式問題をすべて解き終わりました。
あくまで私の感想ですが、模擬試験は適していたと思います。